最狂公爵閣下のお気に入り

白乃いちじく

文字の大きさ
108 / 137
第五章 コウノトリと受胎告知

第百八十七話 ペアのアクセサリー

しおりを挟む
「ティナー、もう語学の授業終わったわよ、何して……んんっ?」

 セレスティナの手元を覗き込んだのは銀髪美少女のシャーロットだ。双子の兄であるイザークは婚約者のジャネットを迎えに行っていて、既に教室から姿を消している。

「ティナが落書き? めっずらしーっと思ったら、もしかして魔道具の開発?」

 ノートにびっしり描き込まれた魔道数式に頭痛がするとでもいいたげな表情だ。

「ん……結婚記念日が近い、から」

 セレスティナがもじもじと恥じらい、シャーロットの美麗な顔がぱっと輝いた。

「そう言えばそうだったわね。で、初めての結婚記念日に魔道具をプレゼントするの? うふふ、いいんじゃない? パパ、きっとすっごく喜ぶわよ。で、これの効果は何?」
「呪力の封印よ。呪物の力を吸い取って無効化してくれるの」
「へえ? あ、もしかして例のミサンガも無効化出来る?」

 セレスティナがこくんと頷く。

「ええ。ノーブス卿のように解呪できたらいいなって思ったのだけれど、存在する呪術の種類は千差万別で、残念ながらどの呪力にも有効な解呪魔法ってないのよね。だったら封印してしまうのはどうかしらって思ったの。ただし、呪力が強力になればなるほど吸いとるのに相応の魔力を必要とするから、使用者によって効果は変わってしまうけれど」

 シャーロットがくすりと笑う。

「ふふっ、なら、底なしの魔力を持つパパが使えば無敵ね。凄いわ、ティナ! あ、そう言えば、パパも呪いの無効化……じゃなくて、呪い返しを作ってたわね」
「え……」

 呪い返し?
 なにやら物騒な言葉である。
 セレスティナの動揺も知らぬげに、シャーロットが言った。

「ほら、例の事件の直後、研究室に籠もったことがあったでしょう? あの時開発したのが……確か倍返し、じゃなかった、十倍返しじゃなかったかしら?」
「十倍返し……」

 シャーロットの言葉をセレスティナが繰り返す。
 ミサンガの事件の後、確かにシリウスは研究室に丸々一週間籠もったわ。チラ見した魔工式は確かに反射作用があるもので……もしかして呪いの反射? しかも威力が十倍?
 気もそぞろになったセレスティナにシャーロットがたたみかける。

「そう、呪いの効果が十倍になって術者に返るって奴。パパってば相変わらずやることエグいわ。ティナが呪われたのが相当腹立たしかったのね。開発中に漏らした『うふふふふふふふふふ』ってパパの悪巧み満載の笑いがそりゃあもう不気味で……」

 ちょ、ちょっと待ってぇ!

「シャルお姉様、私が開発する魔道具を推進して、お願い! こっちの方が安全だし!」

 シャーロットが目をパチパチさせる。

「まぁ、そうね。ティナの場合は呪術の無効化、だものね? んふふー、いい手があるわよ?」

 そう言って妖艶な笑みを浮かべたシャーロットが提案したのは、今回開発した魔道具を、ペアのアクセサリーにするというものだ。

「ペ、ペアのアクセサリー?」

 セレスティナの声が裏返る。
 シャーロットが嬉々として言った。

「そうよう。ほら、ティナとペアのアクセなら、絶対パパは身に付けるでしょ? そ、れ、に、ティナも自分の身が守れて一石二鳥だし」

 ペ、ペアのアクセサリーって……
 セレスティナは恥じらった。

「さっきも言ったように、その、使用者の魔力によって効果は変わるの。私が身に付けても大した効果は期待出来な……」
「ああ、そこはいいから、いいから。ラブラブアピールが出来ればそれでいいんだもの。そうだ! 魔道具に使用する魔石は、お祖父様のところにもらいに行きましょう!」
「アルゴンさんのところへ?」

 確かに、竜王国なら質のいい竜晶石が手に入りそうだけれど……

「そそ。竜王国ドルトランから竜晶石を直接ぶんど……げほっ! 貰ってくるのよ。わたくしがお祖父様からもらった竜晶石はめったに手に入らない希少品だったわよ?」

 セレスティナの瞳が迷いに揺れる。

「……ご迷惑じゃないかしら?」
「まっさかぁ! 可愛い孫が遊びに行くんだから、逆に喜ぶわよ。前に顔を出した時だってそうだったでしょ?」

 確かに大歓迎されたけれど、シャーロットの手料理で目を回したアルゴンを思い出し、セレスティナは苦笑いだ。顔を引きつらせながら美味しかったと言ってくれたけれど……

「『妖精のイタズラ』を使えばひとっ飛びでドルトランまで行けるわよ?」

 セレスティナの顔がぱっと輝いた。

「連れて行ってくれるの?」
「もちろん、可愛い可愛い妹の為だもの。パパには内緒よね? うふふ、大丈夫、言わないわ」

 口元に指を一本当てるシャーロットの仕草が可愛らしい、というより色っぽい。



「竜晶石が欲しいとな?」

 そう答えたのは竜王アルゴンだ。竜王の間にいるので部下のドラゴンたちがずらりと並んでいるせいか、竜王らしい厳めしい顔つきを崩さない。
 進み出たセレスティナがドレスをつまみ、淑女の礼をする。

「は、はい、お願いします。人間のお金には興味ないとお聞きしていますので、その、アルゴンさんが欲しい物と物々交換ということで如何でしょう?」
「ふーむ? 人間が所有する物で欲しいものなんぞ……」

 ないなぁと言いかけたアルゴンの言葉の先をシャーロットが遮る。

「お祖父様、お、ね、が、い?」

 シャーロットが甘えた声を出すと、アルゴンの鼻息がぶふぉうと荒くなる。すかさず偉そうにふんぞり返るが、妙に可愛いく見えるのは黄金竜の尻尾がパタパタ揺れているからだろうか。

「そうじゃなぁああああああ、まぁ、そうまで頼まれれば嫌とは言えんな。半竜とは言え、可愛い可愛い孫じゃしな、無下にするわけにもいくまいて」
「で、では!」
「うむ。物々交換か、何がええかのぅ」
「わたくしの手料理は……」

 言いかけたシャーロットの言葉を慌ててセレスティナが遮った。

「アルゴンさん、な、仲良し家族写真とかは如何でしょう!」

 シャーロットの芋煮を食べてひっくり返った記憶のあるアルゴンは、急ぎセレスティナの提案に乗った。

「そ、そうじゃな! シャーロットとイザーク、わしを含めた三体のドラゴンが、格好良く大空を舞う映像記録とやらでもいいぞう!」
「いっそ、家族全員でピクニックなんかは!」
「おおう、ええのう、ええのう!」
「なら、必要なのはお弁当よね! やっぱりわたくしが腕をふるって……」

 シャルお姉様、それは駄目ぇえええええ! アルゴンさんが、アルゴンさんがぁ!
 にっこり笑うシャーロットに、セレスティナが気力を振り絞る。

「ど、どこにいても、お孫さんとお話が出来る魔道具なんかは!」
「おう、それがいい! 是非ともそれで!」

 わはははははははと、アルゴンが笑うも、シャーロットがぽつりと言う。

「却下」
「え、どうして?」

 セレスティナが目を丸くし、シャーロットが憮然と腕を組む。

「以前、パパがお祖父様に通信機を渡したことがあるのよ。そうしたら、お祖父様は面白がったのかしら? ところ構わずパパに繋げて、くっだらない話を延々くっちゃべられて、お祖父様から通信機を取り上げたって聞いたわ。だから、ピクシーで連絡をよこせってパパは言うのよ。通信機を渡したくないからよね? わたくしも勘弁して欲しいわ」

 あ、そうなの、ね……
 セレスティナは苦笑いだ。

「な、なら……まだ、制作段階でいつお渡しできるか分からないんですが、果物を入れるだけでお酒が出来る魔道具は如何でしょう? ここでは蜂蜜酒が主流ですよね? ピクシーが集める蜂蜜を入れれば、たちどころにお酒になる魔道具を……」
「わぁ!」
「素敵素敵!」
「欲しいわぁ!」

 そう答えたのはアルゴンではなく、周囲を飛び回っていたピクシー達だ。羽の生えた小妖精達はなんとも愛らしい。ちっちゃなピクシーがセレスティナの肩にちょんっと止まる。

「ここにはね、桃もあるのよ」
「そうそう、私達が育てるの」
「桃のお酒も作れる?」
「ええ、作れるわ?」

 セレスティナが微笑むと、ピクシー達が興奮し、周囲をぶんぶん飛び回った。

「アルゴン様、お願い!」
「竜王様」
「竜王様」

「うむ、そうじゃな。酒はわしらドラゴンの大好物じゃ。よし、人間の小娘、それでよい」

 わーい、わーい、わーい、とピクシー達は大喜びだ。

「では、ここにある竜晶石を持っていくが良い」
「あのう、それなんですが……グリーンとブルーの竜晶石が欲しいんです」

 グリーンはセレスティナの瞳の色で、ブルーはシリウスの瞳の色である。だが、竜王の間にある竜晶石は見事に黄金色だ。きらっきらしていて目に眩しい。

「ふむ……緑竜と青竜の竜晶石か。なら、王の間ではなく大広間の方がよかろうて」

 そこへピクシー達が割り込んだ。

「ね、精霊石はどうかしら?」

 周囲のピクシー達が口々に言う。

「精霊王様の力が宿った精霊石はね、とっても綺麗なグリーンよ?」
「そうそう、大地を覆う緑の色なの」
「あなたの瞳のように綺麗な色よ? きっと気に入るわ?」

 セレスティナの瞳の色は、もえいずる春を思わせる新緑である。それによく似ていると言う。とても綺麗だと褒められて、セレスティナは恥ずかしくて俯いた。

「い、いただいてもいいのかしら?」
「ええ、喜んで」

 そこここでピクシー達が答える。ぶんぶん飛び回っていたピクシー達が運んで来た石は、とてもとても綺麗な新緑の石だった。喜びでセレスティナの心臓が跳ね上がる。
 これで素敵なカフスボタンを作ろう。シリウスの為に……

「ありがとう」

 セレスティナが顔をほころばせると、どういたしましてという囁きがあちこちで起こる。ブルーの竜晶石は竜王アルゴンの提案通り、大広間から貰った。魔道具で切り取った青い竜晶石を手に、セレスティナは目を細める。
 綺麗なブルーだわ。晴れ渡った空の色……シリウスの色ね。
 シリウスの瞳を思い出せば、どうしても頬が火照る。
 作成予定のカフス型魔道具は、シリウスの瞳の色とセレスティナの瞳の色を組み合わせたデザインだ。セレスティナには同じデザインのイヤリングである。

「なんか、あからさま過ぎて恥ずかしいんだけれど」

 セレスティナがもじもじと恥じらった。

「何言ってるの、そこがいいんじゃないの。ラブラブアピールなんて、絶対パパは浮かれるわ。あ、これを上げる時は、ちゃんと自分の分は身につけて行くのよ?」
「え……」
「もう。じゃないと意味ないでしょお?」

 シャーロットにつんっと頬をつつかれる。
 ドラゴンの住処から外に出ると、岩山が乱立している殺風景な光景が広がっている。雨が殆ど降らないので緑が極端に少ないのだ。炎の申し子と言われるドラゴンは大量の水が苦手なので、彼らには好ましい環境なのだろう。
 と、突如、上空から野太い声が響いた。

「待ってくれよ、サマンサ!」

 サマンサさん?
 セレスティナはひやりとする。

しおりを挟む
感想 2,169

あなたにおすすめの小説

私の息子を“愛人の子の下”にすると言った夫へ──その瞬間、正妻の役目は終わりました

放浪人
恋愛
政略結婚で伯爵家に嫁いだ侯爵令嬢リディアは、愛のない夫婦関係を「正妻の務め」と割り切り、赤字だらけの領地を立て直してきた。帳簿を整え、税の徴収を正し、交易路を広げ、収穫が不安定な年には備蓄を回す――伯爵家の体裁を保ってきたのは、いつも彼女の実務だった。 だがある日、夫オスヴァルドが屋敷に連れ帰ったのは“幼馴染”の女とその息子。 「彼女は可哀想なんだ」 「この子を跡取りにする」 そして人前で、平然と言い放つ。 ――「君の息子は、愛人の子の“下”で学べばいい」 その瞬間、リディアの中で何かが静かに終わった。怒鳴らない。泣かない。微笑みすら崩さない。 「承知しました。では――正妻の役目は終わりましたね」

勝手にサインしろと仰いましたので、廃嫡書類に国璽を押して差し上げました

鷹 綾
恋愛
「確認? 面倒だ。適当にサインして国璽を押しておけ」 そう言ったのは、王太子アレス。 そう言われたのは、公爵令嬢レイナ・アルヴェルト。 外交も財政も軍備も―― すべてを裏で処理してきたのは彼女だった。 けれど功績はすべて王太子のもの。 感謝も敬意も、ただの一度もない。 そして迎えた舞踏会の夜。 「便利だったが、飾りには向かん」 公開婚約破棄。 それならば、とレイナは微笑む。 「では業務も終了でよろしいですね?」 王太子が望んだ通り、 彼女は“確認”をやめた。 保証を外し、責任を返し、 そして最後に―― 「ご確認を」と差し出した書類に、 彼は何も読まずに署名した。 国は契約で成り立っている。 確認しない者に、王の資格はない。 働きたくない公爵令嬢と、 責任を理解しなかった王太子。 静かな契約ざまぁ劇、開幕。 ---

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】

皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」 「っ――――!!」 「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」 クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。 ****** ・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。

存在感のない聖女が姿を消した後 [完]

風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは 永く仕えた国を捨てた。 何故って? それは新たに現れた聖女が ヒロインだったから。 ディアターナは いつの日からか新聖女と比べられ 人々の心が離れていった事を悟った。 もう私の役目は終わったわ… 神託を受けたディアターナは 手紙を残して消えた。 残された国は天災に見舞われ てしまった。 しかし聖女は戻る事はなかった。 ディアターナは西帝国にて 初代聖女のコリーアンナに出会い 運命を切り開いて 自分自身の幸せをみつけるのだった。

侯爵家の婚約者

やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。 7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。 その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。 カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。 家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。 だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。 17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。 そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。 全86話+番外編の予定

【完結】これをもちまして、終了とさせていただきます

楽歩
恋愛
異世界から王宮に現れたという“女神の使徒”サラ。公爵令嬢のルシアーナの婚約者である王太子は、簡単に心奪われた。 伝承に語られる“女神の使徒”は時代ごとに現れ、国に奇跡をもたらす存在と言われている。婚約解消を告げる王、口々にルシアーナの処遇を言い合う重臣。 そんな混乱の中、ルシアーナは冷静に状況を見据えていた。 「王妃教育には、国の内部機密が含まれている。君がそれを知ったまま他家に嫁ぐことは……困難だ。女神アウレリア様を祀る神殿にて、王家の監視のもと、一生を女神に仕えて過ごすことになる」 神殿に閉じ込められて一生を過ごす? 冗談じゃないわ。 「お話はもうよろしいかしら?」 王族や重臣たち、誰もが自分の思惑通りに動くと考えている中で、ルシアーナは静かに、己の存在感を突きつける。 ※39話、約9万字で完結予定です。最後までお付き合いいただけると嬉しいですm(__)m

【完結】赤ちゃんが生まれたら殺されるようです

白崎りか
恋愛
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。 ドレスの上から、ふくらんだお腹をなでる。 「はやく出ておいで。私の赤ちゃん」 ある日、アリシアは見てしまう。 夫が、ベッドの上で、メイドと口づけをしているのを! 「どうして、メイドのお腹にも、赤ちゃんがいるの?!」 「赤ちゃんが生まれたら、私は殺されるの?」 夫とメイドは、アリシアの殺害を計画していた。 自分たちの子供を跡継ぎにして、辺境伯家を乗っ取ろうとしているのだ。 ドラゴンの力で、前世の記憶を取り戻したアリシアは、自由を手に入れるために裁判で戦う。 ※1話と2話は短編版と内容は同じですが、設定を少し変えています。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。