32 / 57
第三章 めざすは運動会!
3
しおりを挟む
「……えと、左右にステップをしながら、両手をクロスしたり開いたりする……?」
早速ダンスに取り掛かってみたはいいものの、詰んでいる。
授業の時はもう少しできた気がするのに、一人でやってみるとよくわからなくなってしまった。
圧倒的にリズム感がない気もしてきた。
「ええ……ここでターン、ひやっつ!」
足がもつれてしまって、わたしはその場に転んでしまった。
これはもう動きが小さくなるとかそういう問題ではなく、必然的に注目を集めてしまう。
そんなの絶対にイヤ……!
恥ずかしがらずに、胡桃沢……千明くんに教えて貰えばよかったかもしれない。
でも、あの集団の輪に入っていくこと自体、わたしには難易度が高すぎる。
そう思ったとき、部屋の扉がノックされた。
「……市山、いる?」
蒼太くんの声だ。
「うん、いるよ」
「今から時間ある?」
なんだろう。
蒼太くんの言葉に首を傾げながら、
わたしはドアに駆け寄った。
ガチャリとドアを開けると、蒼太くんが少し驚いた顔をしている。
「……ダンスの練習してたんだな」
わたしの後ろでは、タブレットから音楽が流れている。
「そうなんだ。でも、全然上手に出来なくて……蒼太くんの用事はなあに?」
「これから千明の家に行くから、市山もどうかなと思って」
「千明くんのおうち?」
「ダンスの練習。するから来ないかって言ってたから。……どうする?」
「えっと……みんないるのかな?」
本音を言えばすごく行きたい。
でも、あの休み時間や放課後の状況からしたら、千明くんはみんなにワッと囲まれてしまうだろう。
だったら家で練習していた方がマシのような……
いやでも、全っ然上達する気配はないから、だったら行った方がいいような……
「誘われてんのは俺と市山だけだから。市山があんまりにも不安そうでプルプルしてたから、教えてやりたいんだって」
蒼太くんの言葉に、うんうんと唸っていたわたしはパッと顔を上げた。
あれ、蒼太くん、なんか笑ってない……?
「……なんで笑ってるの?」
「ふ、いや……本当に……捨てられた子犬みたいにプルプルしてたなって、思って……クク」
「見てたの!?」
蒼太くんの言葉にわたしは顔が一気に赤くなった。
ダンスの授業で戸惑っていたところをバッチリしっかり見られていたなんて……!
ああもう、穴があったら入りたい。
「や、でも、かわい……」
「えっ?」
「ゴホッ、ゴホッ!!」
「蒼太くん大丈夫!?」
笑ったからなのか、蒼太くんは急に咳き込んでしゃがんでしまった。
わたしは慌てて背中をさする。
風邪をひいた時、お母さんがいつもしてくれたみたいに。
そうしていると、蒼太くんの咳も落ち着いたようだ。
「……行く? 千明の家。ここからわりと近いから、五分もあればつくけど」
「是非、お願いします……!」
千明くんと蒼太くんに心配されるほどのわたしのプルプルダンス。
身長が恥ずかしいとか、そういうレベルではないのでは……?
そうしてわたしは、冷静さを取り戻した蒼太くんと千明くんの家を目指した。
「やあ、いらっしゃい~」
千明くんのおうちは大きな一軒家で、なんとお母さんがヨガの講師をしていて、スタジオが併設されているらしい。
すごすぎる。
そして蒼太くんが言うとおり、本当に他の子は誰もいなかった。
「千明くん、みんなは呼んでないの?」
「あー、うん。みんなとは、明日の昼休みに練習しようって話になったから大丈夫だよ」
「そ、そうなんだ……!」
千明くんにキラキラの王子様スマイルを向けられ、わたしもその眩しさに目が眩むかと思った。
なんだか本当に王子さまみたいですごい。
「じゃ、早速やってみようか。ひなさんはどこが苦手?」
「あっ、えーっと、全部、かな……?」
「さっき、ターンで足がもつれてた」
「蒼太くん!!!! なんで知ってるの!?」
それだけ千明くんに告げ口をすると、蒼太くんはベッと舌を出して悪戯っぽく笑った。
それから端の方に座って、ゲー厶をしている。
えっ、蒼太くんはやらないの……!?
わたしが蒼太くんと千明くんを見比べてワタワタとしていると、千明くんがクスリと笑う。
「ああ。蒼太は見守りだよ。ひなさんが一人で僕の家に来るのはむずかしいだろうからって」
「そうなんだ」
「まあある意味、見張りでもあるかもしれないね」
「見張り……?」
「フフっ。さあやろうか。苦手なところが全部なら、ひとつずつ動きを分解してがんばろうね。基本ステップを覚えたら、割と簡単だから」
「よろしくお願いします……!」
まずはストレッチから。
千明くんとわたしと蒼太くんの秘密の特訓が開始した。
──そして、練習開始から約一時間後。
「……じゃあひなさん。毎日ストレッチとステップの練習がんばってね!」
「はい……」
千明くんから案外スパルタなレッスンを受け、わたしは蒼太くんと家に戻る。
それにしても、一回通しで踊ってくれた千明くん、とっても上手だったな。
ダイナミックな手足の動きに加え、キレのあるパフォーマンスに思わず見とれてしまった。
なんと蒼太くんも最後は踊りを見せてくれて、ずっとゲームをしていたはずなのに、もうダンスの振りが頭に入っていた。
「……はあ。みんな色々できてすごいね」
わたしはポツリとこぼした。
夕焼け空をカラスが飛んでいる。
遠くに鳴き声が聞こえて、物寂しい空気だ。
「千明くんも蒼太くんも、紫音くんもだし、結愛ちゃんも……それにカネちさんもみんなすごいよね。尊敬しちゃうな」
わたしの周りにはすごい人がいっぱいいる。
みんなすごいなぁ。
「俺は、市山もすごいと思うけど」
「えっ?」
「そうやって周りのこと素直に誉めるし、誰の悪口も言わないだろ」
蒼太くんが真剣な顔でわたしを見ている。
そんなことを考えたこともなかったわたしは、思わず目を見開いた。
「そういうのも、すごいと思う」
「あ、ありがとう……!」
「……」
「……」
お互にちょっとだけ俯いて、言葉少なにマンションへと急ぐ。
そろそろアキさんや紫音くんが帰っていそうだ。
まさか蒼太くんに褒めてもらえると思っていなかったから、わたしはずっと口元がにやけていた。
蒼太くんがこっちを向いていなくて良かった。
「……でもダンスはもうちょっと頑張った方がいいと思う」
「う、頑張るね……!」
玄関に到着したら、蒼太くんに気まずそうにそう言われた。
が、がんばります……!
早速ダンスに取り掛かってみたはいいものの、詰んでいる。
授業の時はもう少しできた気がするのに、一人でやってみるとよくわからなくなってしまった。
圧倒的にリズム感がない気もしてきた。
「ええ……ここでターン、ひやっつ!」
足がもつれてしまって、わたしはその場に転んでしまった。
これはもう動きが小さくなるとかそういう問題ではなく、必然的に注目を集めてしまう。
そんなの絶対にイヤ……!
恥ずかしがらずに、胡桃沢……千明くんに教えて貰えばよかったかもしれない。
でも、あの集団の輪に入っていくこと自体、わたしには難易度が高すぎる。
そう思ったとき、部屋の扉がノックされた。
「……市山、いる?」
蒼太くんの声だ。
「うん、いるよ」
「今から時間ある?」
なんだろう。
蒼太くんの言葉に首を傾げながら、
わたしはドアに駆け寄った。
ガチャリとドアを開けると、蒼太くんが少し驚いた顔をしている。
「……ダンスの練習してたんだな」
わたしの後ろでは、タブレットから音楽が流れている。
「そうなんだ。でも、全然上手に出来なくて……蒼太くんの用事はなあに?」
「これから千明の家に行くから、市山もどうかなと思って」
「千明くんのおうち?」
「ダンスの練習。するから来ないかって言ってたから。……どうする?」
「えっと……みんないるのかな?」
本音を言えばすごく行きたい。
でも、あの休み時間や放課後の状況からしたら、千明くんはみんなにワッと囲まれてしまうだろう。
だったら家で練習していた方がマシのような……
いやでも、全っ然上達する気配はないから、だったら行った方がいいような……
「誘われてんのは俺と市山だけだから。市山があんまりにも不安そうでプルプルしてたから、教えてやりたいんだって」
蒼太くんの言葉に、うんうんと唸っていたわたしはパッと顔を上げた。
あれ、蒼太くん、なんか笑ってない……?
「……なんで笑ってるの?」
「ふ、いや……本当に……捨てられた子犬みたいにプルプルしてたなって、思って……クク」
「見てたの!?」
蒼太くんの言葉にわたしは顔が一気に赤くなった。
ダンスの授業で戸惑っていたところをバッチリしっかり見られていたなんて……!
ああもう、穴があったら入りたい。
「や、でも、かわい……」
「えっ?」
「ゴホッ、ゴホッ!!」
「蒼太くん大丈夫!?」
笑ったからなのか、蒼太くんは急に咳き込んでしゃがんでしまった。
わたしは慌てて背中をさする。
風邪をひいた時、お母さんがいつもしてくれたみたいに。
そうしていると、蒼太くんの咳も落ち着いたようだ。
「……行く? 千明の家。ここからわりと近いから、五分もあればつくけど」
「是非、お願いします……!」
千明くんと蒼太くんに心配されるほどのわたしのプルプルダンス。
身長が恥ずかしいとか、そういうレベルではないのでは……?
そうしてわたしは、冷静さを取り戻した蒼太くんと千明くんの家を目指した。
「やあ、いらっしゃい~」
千明くんのおうちは大きな一軒家で、なんとお母さんがヨガの講師をしていて、スタジオが併設されているらしい。
すごすぎる。
そして蒼太くんが言うとおり、本当に他の子は誰もいなかった。
「千明くん、みんなは呼んでないの?」
「あー、うん。みんなとは、明日の昼休みに練習しようって話になったから大丈夫だよ」
「そ、そうなんだ……!」
千明くんにキラキラの王子様スマイルを向けられ、わたしもその眩しさに目が眩むかと思った。
なんだか本当に王子さまみたいですごい。
「じゃ、早速やってみようか。ひなさんはどこが苦手?」
「あっ、えーっと、全部、かな……?」
「さっき、ターンで足がもつれてた」
「蒼太くん!!!! なんで知ってるの!?」
それだけ千明くんに告げ口をすると、蒼太くんはベッと舌を出して悪戯っぽく笑った。
それから端の方に座って、ゲー厶をしている。
えっ、蒼太くんはやらないの……!?
わたしが蒼太くんと千明くんを見比べてワタワタとしていると、千明くんがクスリと笑う。
「ああ。蒼太は見守りだよ。ひなさんが一人で僕の家に来るのはむずかしいだろうからって」
「そうなんだ」
「まあある意味、見張りでもあるかもしれないね」
「見張り……?」
「フフっ。さあやろうか。苦手なところが全部なら、ひとつずつ動きを分解してがんばろうね。基本ステップを覚えたら、割と簡単だから」
「よろしくお願いします……!」
まずはストレッチから。
千明くんとわたしと蒼太くんの秘密の特訓が開始した。
──そして、練習開始から約一時間後。
「……じゃあひなさん。毎日ストレッチとステップの練習がんばってね!」
「はい……」
千明くんから案外スパルタなレッスンを受け、わたしは蒼太くんと家に戻る。
それにしても、一回通しで踊ってくれた千明くん、とっても上手だったな。
ダイナミックな手足の動きに加え、キレのあるパフォーマンスに思わず見とれてしまった。
なんと蒼太くんも最後は踊りを見せてくれて、ずっとゲームをしていたはずなのに、もうダンスの振りが頭に入っていた。
「……はあ。みんな色々できてすごいね」
わたしはポツリとこぼした。
夕焼け空をカラスが飛んでいる。
遠くに鳴き声が聞こえて、物寂しい空気だ。
「千明くんも蒼太くんも、紫音くんもだし、結愛ちゃんも……それにカネちさんもみんなすごいよね。尊敬しちゃうな」
わたしの周りにはすごい人がいっぱいいる。
みんなすごいなぁ。
「俺は、市山もすごいと思うけど」
「えっ?」
「そうやって周りのこと素直に誉めるし、誰の悪口も言わないだろ」
蒼太くんが真剣な顔でわたしを見ている。
そんなことを考えたこともなかったわたしは、思わず目を見開いた。
「そういうのも、すごいと思う」
「あ、ありがとう……!」
「……」
「……」
お互にちょっとだけ俯いて、言葉少なにマンションへと急ぐ。
そろそろアキさんや紫音くんが帰っていそうだ。
まさか蒼太くんに褒めてもらえると思っていなかったから、わたしはずっと口元がにやけていた。
蒼太くんがこっちを向いていなくて良かった。
「……でもダンスはもうちょっと頑張った方がいいと思う」
「う、頑張るね……!」
玄関に到着したら、蒼太くんに気まずそうにそう言われた。
が、がんばります……!
11
あなたにおすすめの小説
9日間
柏木みのり
児童書・童話
サマーキャンプから友達の健太と一緒に隣の世界に迷い込んだ竜(リョウ)は文武両道の11歳。魔法との出会い。人々との出会い。初めて経験する様々な気持ち。そして究極の選択——夢か友情か。
(also @ なろう)
四尾がつむぐえにし、そこかしこ
月芝
児童書・童話
その日、小学校に激震が走った。
憧れのキラキラ王子さまが転校する。
女子たちの嘆きはひとしお。
彼に淡い想いを抱いていたユイもまた動揺を隠せない。
だからとてどうこうする勇気もない。
うつむき複雑な気持ちを抱えたままの帰り道。
家の近所に見覚えのない小路を見つけたユイは、少し寄り道してみることにする。
まさかそんな小さな冒険が、あんなに大ごとになるなんて……。
ひょんなことから石の祠に祀られた三尾の稲荷にコンコン見込まれて、
三つのお仕事を手伝うことになったユイ。
達成すれば、なんと一つだけ何でも願い事を叶えてくれるという。
もしかしたら、もしかしちゃうかも?
そこかしこにて泡沫のごとくあらわれては消えてゆく、えにしたち。
結んで、切って、ほどいて、繋いで、笑って、泣いて。
いろんな不思議を知り、数多のえにしを目にし、触れた先にて、
はたしてユイは何を求め願うのか。
少女のちょっと不思議な冒険譚。
ここに開幕。
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
こわモテ男子と激あま婚!? 〜2人を繋ぐ1on1〜
おうぎまちこ(あきたこまち)
児童書・童話
お母さんを失くし、ひとりぼっちになってしまったワケアリ女子高生の百合(ゆり)。
とある事情で百合が一緒に住むことになったのは、学校で一番人気、百合の推しに似ているんだけど偉そうで怖いイケメン・瀬戸先輩だった。
最初は怖くて仕方がなかったけれど、「好きなものは好きでいて良い」って言って励ましてくれたり、困った時には優しいし、「俺から離れるなよ」って、いつも一緒にいてくれる先輩から段々目が離せなくなっていって……。
先輩、毎日バスケをするくせに「バスケが嫌い」だっていうのは、どうして――?
推しによく似た こわモテ不良イケメン御曹司×真面目なワケアリ貧乏女子高生との、大豪邸で繰り広げられる溺愛同居生活開幕!
※じれじれ?
※ヒーローは第2話から登場。
※5万字前後で完結予定。
※1日1話更新。
※noichigoさんに転載。
※ブザービートからはじまる恋
極甘独占欲持ち王子様は、優しくて甘すぎて。
猫菜こん
児童書・童話
私は人より目立たずに、ひっそりと生きていたい。
だから大きな伊達眼鏡で、毎日を静かに過ごしていたのに――……。
「それじゃあこの子は、俺がもらうよ。」
優しく引き寄せられ、“王子様”の腕の中に閉じ込められ。
……これは一体どういう状況なんですか!?
静かな場所が好きで大人しめな地味子ちゃん
できるだけ目立たないように過ごしたい
湖宮結衣(こみやゆい)
×
文武両道な学園の王子様
実は、好きな子を誰よりも独り占めしたがり……?
氷堂秦斗(ひょうどうかなと)
最初は【仮】のはずだった。
「結衣さん……って呼んでもいい?
だから、俺のことも名前で呼んでほしいな。」
「さっきので嫉妬したから、ちょっとだけ抱きしめられてて。」
「俺は前から結衣さんのことが好きだったし、
今もどうしようもないくらい好きなんだ。」
……でもいつの間にか、どうしようもないくらい溺れていた。
アリアさんの幽閉教室
柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。
「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」
招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。
招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。
『恋の以心伝心ゲーム』
私たちならこんなの楽勝!
夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。
アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。
心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……??
『呪いの人形』
この人形、何度捨てても戻ってくる
体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。
人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。
陽菜にずっと付き纏う理由とは――。
『恐怖の鬼ごっこ』
アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。
突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。
仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――?
『招かれざる人』
新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。
アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。
強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。
しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。
ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。
最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。
【奨励賞】おとぎの店の白雪姫
ゆちば
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 奨励賞】
母親を亡くした小学生、白雪ましろは、おとぎ商店街でレストランを経営する叔父、白雪凛悟(りんごおじさん)に引き取られる。
ぎこちない二人の生活が始まるが、ひょんなことからりんごおじさんのお店――ファミリーレストラン《りんごの木》のお手伝いをすることになったましろ。パティシエ高校生、最速のパート主婦、そしてイケメンだけど料理脳のりんごおじさんと共に、一癖も二癖もあるお客さんをおもてなし!
そしてめくるめく日常の中で、ましろはりんごおじさんとの『家族』の形を見出していく――。
小さな白雪姫が『家族』のために奔走する、おいしいほっこり物語。はじまりはじまり!
他のサイトにも掲載しています。
表紙イラストは今市阿寒様です。
絵本児童書大賞で奨励賞をいただきました。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる