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第三章 めざすは運動会!
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朝だ。
昨日早く寝たおかげで、スッキリ目が覚めた。
「まだ早いけど……ちょっとリビングでゆっくりしよう、かな」
わたしはドキドキしながら部屋を出る。
そろりそろりと足を進めて、うっすらと陽の光が入るリビングに入る。
ソファのところに来ると、何やら塊がもぞりと動いた。
「っ⁉︎」
わたしは口に手を当てて、叫び声を上げないようにする。
びっっくりした……!
全身の毛が逆立つくらい驚いた。
ゴロリと動いたのは、ソファの上で丸くなっていた蒼太くんだった。
心臓がバクバクしたまま見下ろしていると、蒼太くんの目がうっすらと開く。
「お、おはよう……蒼太くん」
「……おはよう……ひな」
眠そうな蒼太くんを見てわたしは何度か瞬きをする。
蒼太くん、いつからここにいるんだろう。
「もう体はいいの?」
「うん、ありがとう。プリントとか……」
「そっか、良かった……」
安心したのようにふわりと笑った蒼太くんは、そのままクッションに顔をうずめた。
そうしたら、またスースーという寝息が聞こえてくる。
「……蒼太くん、寝たの……?」
「……すー」
「……ふふ、寝てる」
クッションを抱き寄せた蒼太くんは、もうすっかり寝てしまった。
わたしはズレ落ちているお布団を蒼太くんに掛け直す。
また「ひな」って呼んでくれた。
むかしみたいに。
「ふわあぁ~」
蒼太くんを見ていたら、うしろから声がする。
眠たそうにしている紫音くんが、あくびを噛み殺しながら近付いてきた。
「あ、ひなちゃん、おはよー。体はもうヘーキ?」
「おはよう、紫音くん。もう大丈夫だよ。プリンもありがとう」
「へへ、食べられたなら良かった。……って、蒼太ここにいたのか」
「あ、うん。わたしが来た時にはもうここにいて」
「ふふ。きっと夢見が悪かったんだろうな~。あ、ひなちゃん。昨日配信見てくれた?」
「うん、見た……。蒼太くん、ゾンビのゲーム苦手そうだったのにってわたしがハラハラしちゃった」
「途中から目ぇ瞑ってたからね。くく。でも、がんばってた。苦手を克服するって」
「苦手を……?」
「それで、こわい夢でも見たのかもね。ひなちゃん見て安心したんだろう」
紫音くんはそういうと、蒼太くんのほおをツンツンし出した。
目を閉じているものの、何かをされていると言うのはわかるらしく、すごく嫌そうな顔をしている。
「……元気出た?」
紫音くんがそう尋ねてくるのに、わたしは笑顔で頷いた。
「うん、ありがとう」
そして蒼太くんはほっぺをつつかれて、まだ難しい顔をしている。
なんだか赤ちゃんみたいでかわいい。
「ひなちゃんもやってみる?」
「え!」
「ぷにぷに~」
ど、どうしよう……!
正直、めちゃくちゃやってみたい……!
わたしは紫音くんをそっと見上げる。
紫音くんは、わかっているよという顔でゆっくりと頷いた。
「大丈夫。絶対起きないと思うし」
「じ、じゃあちょっとだけ……!」
ぷに。
わたしは震える手で蒼太くんのほおに触れた。
柔らかい。
ぷにぷに。
シュッとしている蒼太くんなのに、ほっぺはモチモチなんだ。かわいい~!
「……何してんの」
調子にのってニコニコと頬に触れていると、いつの間にか蒼太くんの両目はしっかりと開いていた。
ジロリと見られて、あわててうしろに飛び退ける。
「ひゃ! ご、ごめんなさい。あんまり気持ち良さそうに寝てるから、つい……!」
すがるように紫音くんの方を見ると、紫音くんは顔を隠してしゃがみこんでいた。
ぷるぷると揺れている。
笑ってる……これは……!
だってだって、絶対に起きないって言ってたのに……!
もう一度蒼太くんの方に視線を戻すと、蒼太くんはむくりと起き上がって、頭をぼりぼりとかいていた。
「はあ……またどうせ兄ちゃんが何か言ったんだろ」
「えー? そんなことないけどなっ」
「めちゃめちゃ笑ってるだろ、それ」
蒼太くんの呆れた声は、紫音くんに向けられている。
顔を上げた紫音くんの口は明らかにゆるゆると笑っていた。
「……おはよう、市山」
「おはよう……!」
昨日の朝会わなかっただけなのに、随分と久しぶりに感じる。
ちょっぴり泣きそうな気持ちになりながら、わたしは笑顔になった。
「蒼太くん、ほっぺやわらかいね」
「なっ……! それは別に言わなくていいだろ」
「でっでも、せっかく触らせてもらったんだから、感想を言わないきゃかなって思って……!」
「ああ~~もう」
ほっぺの感想を伝えると、蒼太くんは恥ずかしそうにしている。
それは言わなくて良かったらしい。
「あらみんなもう起きてるの? おはよう~。じゃあ早くごはんにするわね。ひなちゃん、今日は学校に行けそう?」
アキさんも起きてきて、ここに勢揃いしていることに驚いている。
――学校……。
学校のことを考えると、またあの手紙のことが頭によぎってしまう。
怖い気持ちはまだある。
でも、みんなに心配をかけたくないし、なによりもわたしはわたしで、学校を楽しみたいから。
「はい、大丈夫です」
「そう。無理はしないでね」
「ありがとうございます」
アキさんにお礼を言って、わたしも学校の用意をしようと立ち上がる。
「ほら蒼ちゃん。お布団はお部屋に持っていってね~。こわい夢を見たら、ママのところに来ていいっていってるのに」
「……片付ける」
蒼太くんはそそくさと布団をかき集めると、リビングから出ていった。
わたしも部屋に戻る用事があるから、あわててその背中を追いかける。
昨日早く寝たおかげで、スッキリ目が覚めた。
「まだ早いけど……ちょっとリビングでゆっくりしよう、かな」
わたしはドキドキしながら部屋を出る。
そろりそろりと足を進めて、うっすらと陽の光が入るリビングに入る。
ソファのところに来ると、何やら塊がもぞりと動いた。
「っ⁉︎」
わたしは口に手を当てて、叫び声を上げないようにする。
びっっくりした……!
全身の毛が逆立つくらい驚いた。
ゴロリと動いたのは、ソファの上で丸くなっていた蒼太くんだった。
心臓がバクバクしたまま見下ろしていると、蒼太くんの目がうっすらと開く。
「お、おはよう……蒼太くん」
「……おはよう……ひな」
眠そうな蒼太くんを見てわたしは何度か瞬きをする。
蒼太くん、いつからここにいるんだろう。
「もう体はいいの?」
「うん、ありがとう。プリントとか……」
「そっか、良かった……」
安心したのようにふわりと笑った蒼太くんは、そのままクッションに顔をうずめた。
そうしたら、またスースーという寝息が聞こえてくる。
「……蒼太くん、寝たの……?」
「……すー」
「……ふふ、寝てる」
クッションを抱き寄せた蒼太くんは、もうすっかり寝てしまった。
わたしはズレ落ちているお布団を蒼太くんに掛け直す。
また「ひな」って呼んでくれた。
むかしみたいに。
「ふわあぁ~」
蒼太くんを見ていたら、うしろから声がする。
眠たそうにしている紫音くんが、あくびを噛み殺しながら近付いてきた。
「あ、ひなちゃん、おはよー。体はもうヘーキ?」
「おはよう、紫音くん。もう大丈夫だよ。プリンもありがとう」
「へへ、食べられたなら良かった。……って、蒼太ここにいたのか」
「あ、うん。わたしが来た時にはもうここにいて」
「ふふ。きっと夢見が悪かったんだろうな~。あ、ひなちゃん。昨日配信見てくれた?」
「うん、見た……。蒼太くん、ゾンビのゲーム苦手そうだったのにってわたしがハラハラしちゃった」
「途中から目ぇ瞑ってたからね。くく。でも、がんばってた。苦手を克服するって」
「苦手を……?」
「それで、こわい夢でも見たのかもね。ひなちゃん見て安心したんだろう」
紫音くんはそういうと、蒼太くんのほおをツンツンし出した。
目を閉じているものの、何かをされていると言うのはわかるらしく、すごく嫌そうな顔をしている。
「……元気出た?」
紫音くんがそう尋ねてくるのに、わたしは笑顔で頷いた。
「うん、ありがとう」
そして蒼太くんはほっぺをつつかれて、まだ難しい顔をしている。
なんだか赤ちゃんみたいでかわいい。
「ひなちゃんもやってみる?」
「え!」
「ぷにぷに~」
ど、どうしよう……!
正直、めちゃくちゃやってみたい……!
わたしは紫音くんをそっと見上げる。
紫音くんは、わかっているよという顔でゆっくりと頷いた。
「大丈夫。絶対起きないと思うし」
「じ、じゃあちょっとだけ……!」
ぷに。
わたしは震える手で蒼太くんのほおに触れた。
柔らかい。
ぷにぷに。
シュッとしている蒼太くんなのに、ほっぺはモチモチなんだ。かわいい~!
「……何してんの」
調子にのってニコニコと頬に触れていると、いつの間にか蒼太くんの両目はしっかりと開いていた。
ジロリと見られて、あわててうしろに飛び退ける。
「ひゃ! ご、ごめんなさい。あんまり気持ち良さそうに寝てるから、つい……!」
すがるように紫音くんの方を見ると、紫音くんは顔を隠してしゃがみこんでいた。
ぷるぷると揺れている。
笑ってる……これは……!
だってだって、絶対に起きないって言ってたのに……!
もう一度蒼太くんの方に視線を戻すと、蒼太くんはむくりと起き上がって、頭をぼりぼりとかいていた。
「はあ……またどうせ兄ちゃんが何か言ったんだろ」
「えー? そんなことないけどなっ」
「めちゃめちゃ笑ってるだろ、それ」
蒼太くんの呆れた声は、紫音くんに向けられている。
顔を上げた紫音くんの口は明らかにゆるゆると笑っていた。
「……おはよう、市山」
「おはよう……!」
昨日の朝会わなかっただけなのに、随分と久しぶりに感じる。
ちょっぴり泣きそうな気持ちになりながら、わたしは笑顔になった。
「蒼太くん、ほっぺやわらかいね」
「なっ……! それは別に言わなくていいだろ」
「でっでも、せっかく触らせてもらったんだから、感想を言わないきゃかなって思って……!」
「ああ~~もう」
ほっぺの感想を伝えると、蒼太くんは恥ずかしそうにしている。
それは言わなくて良かったらしい。
「あらみんなもう起きてるの? おはよう~。じゃあ早くごはんにするわね。ひなちゃん、今日は学校に行けそう?」
アキさんも起きてきて、ここに勢揃いしていることに驚いている。
――学校……。
学校のことを考えると、またあの手紙のことが頭によぎってしまう。
怖い気持ちはまだある。
でも、みんなに心配をかけたくないし、なによりもわたしはわたしで、学校を楽しみたいから。
「はい、大丈夫です」
「そう。無理はしないでね」
「ありがとうございます」
アキさんにお礼を言って、わたしも学校の用意をしようと立ち上がる。
「ほら蒼ちゃん。お布団はお部屋に持っていってね~。こわい夢を見たら、ママのところに来ていいっていってるのに」
「……片付ける」
蒼太くんはそそくさと布団をかき集めると、リビングから出ていった。
わたしも部屋に戻る用事があるから、あわててその背中を追いかける。
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