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番外編置き場
彼女たちの作戦
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○卒業パーティーから3月後
とある作戦を実行するミラとスピカ
ーーーーーーーーーー
「――ほら見て、あのつまんなそーな顔。あれがレオ様のスタンダードだから!」
「……確かに、怖い顔してる、ね……?」
ミラとスピカは給仕のメイドに扮しながらこそこそと会話をする。
スピカの輝くような金髪は陰を潜め、ふたり揃って黒髪なのはこの変装を指導した人の趣味だろう。
前世が懐かしいとかで、その王太子の婚約者はやたら黒髪の鬘を大量に所有しているのだ。
汚れたお皿を取り替えたり飲み物を運んだり、潜入の割に普通に働いていて何かと忙しいが、その合間合間にミラはこの宴の中心にいる銀髪の王子の姿を窺い知ることが出来る。
あの卒業パーティーから3月ほど経った今夜、ロットナー侯爵家で娘の誕生日を祝う夜会が行われている。まだ学園を卒業しておらず、デビュタント前であるミラとスピカは夜会に出席する事は出来ない。
それにお互いの婚約者からまだ夜会には出るなと念を押されているのだ。
『……ねえねえ、レオ様のツン、見たくない?』
そんなスピカの甘言に乗ってしまったのを、ミラは後悔していた。皆が口を揃えて言う"ミラの前とは違うレオ"の姿に興味があった事は事実で、主役であるベラトリクスまでも巻き込んで3人で準備をしている時はものすごく楽しかったのだが。
いざこうして潜入してみると、居心地が悪くて仕方がない。
婚約者との約束を破った事になるのだから。
「ああっ、お兄さまに知らない女がくっついてる! 一度わたしがいない夜会の様子を見てみたかったのよ……!」
目敏く婚約者のアークツルスを見つけたスピカは、ふつふつと湧き上がる怒りを抑えきれないようだ。
もしかしなくとも、ミラは口実で、本当は彼女自身のためにこの場に来たかったのではなかろうか。
「もう、いいんじゃない? あんまりここでうろうろしてたら見つかっちゃうよ。もう控室に戻ろう」
スピカの手を引きながら、ミラはそう訴える。
確かに夜会で見るレオは、笑顔がない分いつになく冷淡そうに見える。そこもまあ素敵だからいいとして、問題は別のところにある。
彼の周りには、知らない女の人たちが集まっていて、無愛想な顔をしながらも、彼はダンスに応じているのだ。
その様子を見ていると、ミラはちりりと胸の奥が痛む思いがした。
やはり同い年でも、王子であれば卒業は関係なくこのような場に出る事はよくあるのだろう。端的に言って――慣れている。
周りの人たちも根っからの貴族だけあって、ドレスの着こなしや所作などはとても優雅だ。
以前彼と踊った時、とりあえずくるくる回っていただけだったミラには、踊る彼らがとても眩しく思えた。
「あれ? お兄さまはどこ?」
「え、もう見失っちゃったの?」
ミラもずっとレオを見ていたからアークツルスについては全く分からない。
一緒にきょろきょろと夜会の中心を見渡してみたが、それらしい人はいない。
「も、もしかして……夜会からこっそり庭園に出るという噂のふしだらコースなんじゃ……!」
「おや。スピカは私のことをそんな男だと思っていたんだね」
「「!!!!」」
後ろから聞こえて来た声に、びくりと体が震える。
ミラとスピカが共に振り返ると、いつもどおり綺麗な笑顔を浮かべるアークツルスがそこにいた。
「2人で何をしているのかな? 夜会に忍び込むなんて……これは、ベラトリクス嬢も一枚噛んでいるのだろうね」
メイドふたりはじりじりと壁際に詰め寄られていく。
ミラがちらりと会場を見ると、首謀者のひとりであるベラトリクスはアルデバランに手を引かれて楽しそうに踊っていた。
仲睦まじいふたりの様子に、以前の不仲説は完全に払拭されたと言ってもいいだろう。
「お、お兄さま、あの……」
「アーク、だろう。君には兄はもういないはずだよ」
どうやらアークツルスの標的はスピカひとりに移ったらしい。
笑顔ではあるが、有無を言わせない様子の彼に、ついにスピカは壁に背を完全にくっつける状態になってしまった。
そしてそんな彼女の前には、アークツルスが覆い被さるように壁に手をついている。
ーーこれは……見ない方がいいわね。うん。
ミラはそう結論付けてその場から離れた。
元々の計画どおり、控室に戻ってベラトリクスが来るのを待つのだ。今日は元々、スピカと一緒にお泊まりする予定なのだから。
◇
「ーーレグルス殿下、少しいいですか」
辟易としながらも貴族令嬢や夫人たちとの会話等々を終えたレグルスが飲み物を飲んでいるところに、アークツルスがやってきた。
夜会中に彼に話しかけられるなんて珍しいことだ。何か急ぎの用だろうかと不思議に思いながら言われるがままに耳を貸すと、「ミラ嬢が来ています」と衝撃的な事が告げられた。
「どうやらベラトリクス嬢の手引きで、うちのスピカと共に忍び込んでいたようです」
「えへ……ごめんなさい」
アークツルスの後ろには黒髪のメイドが居て、よく見ると確かに造形はスピカだ。
慌ててレグルスは会場を見渡すが、それらしき人物はいない。ぼおっと過ごしていた事が仇となったらしく、ミラの存在に気が付けなかった事が口惜しい。
「私はこれからベラトリクス嬢の所へ行って、スピカを連れ帰ると話をして来ます。……ああ、ミラ嬢なら、控室に戻っていると思いますよ。では」
にっこりと笑顔のアークツルスは、後ろの少女の手をしっかりと掴むと足早に去っていく。去り際に、お仕置きだよ、という言葉が聞こえた気がするが、聞こえなかった事にしてレグルスは急いで会場を後にした。
事情を知っているらしい侯爵家の執事は、レグルスの姿を見かけると迷いなくある一室へと案内した。
レグルスがその扉を開くと、メイド服の少女がソファーで横になっている。
待っている内に寝てしまったのだろう。
彼女のその姿に、レグルスはあの卒業パーティーの日のことを思い出した。
「……ミラ。こんな所で寝たらダメだ」
近づいて肩を揺らすと、小さく声を漏らした彼女がゆっくりと目を開けた。いまだに焦点が合わないのか、どこかぼんやりとしている。
「ミラ、俺が分かる?」
「……レオ? ほんもの? ふふふ」
しゃがみ込んだレグルスは、ミラに優しく声をかける。寝ぼけ眼でとろりとした瞳のミラは、手を伸ばすとレグルスの銀髪に触れて、撫でた。
試されているのだろうか、とレグルスがぴしりと固まっていると、にこにことしていたミラの表情が急に曇る。
「レオ……香水くさい……」
「え、あ、そう……かな」
レグルスが自身の腕を鼻に近づけてみると、確かに何かの匂いがする気がする。あの場には色々な香りが立ち込めていて、鼻が少し麻痺しているのかもしれない。
「女の人と、あんなにぴったりくっついて踊るからだよ」
いつもよりも眉を吊り上げるミラは、怒っているのかもしれない。
だが、レグルスの胸中は喜びで満たされてゆく。
ミラがこうして気持ちを露わにする事は珍しい。
それに、嫉妬を向けられるのも、初めてだ。
ーーだから、レグルスが思わず彼女の唇を奪ってしまったのは不可抗力……なのかもしれない。
息苦しさにようやくしっかりと覚醒したミラがレグルスを突き飛ばすまで、それは続いたのだった。
後日、ベラトリクスの元に再び集まったミラとスピカが、顔を真っ赤にして「もう潜入はしない」と反省しているのを見て、一部始終を執事のウィリアムから聞いていたベラトリクスはやれやれと肩を竦めた。
「……ある意味、成功……なのかしら?」
「まあ、彼らにしては、そうかもしれませんね……」
ミラの羞恥心をぶつけたであろう新作のレアチーズケーキを食べながら呟くベラトリクスに、ウィリアムは遠い目をしてそう応えたのだった。
ーーーーーーー
ミラがレオのツンを見に忍び込む、スピカとアーク、ミラの嫉妬、糖分、おしおき……等々盛り込みました。
あとは脳内補完お願いします!笑
とある作戦を実行するミラとスピカ
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「――ほら見て、あのつまんなそーな顔。あれがレオ様のスタンダードだから!」
「……確かに、怖い顔してる、ね……?」
ミラとスピカは給仕のメイドに扮しながらこそこそと会話をする。
スピカの輝くような金髪は陰を潜め、ふたり揃って黒髪なのはこの変装を指導した人の趣味だろう。
前世が懐かしいとかで、その王太子の婚約者はやたら黒髪の鬘を大量に所有しているのだ。
汚れたお皿を取り替えたり飲み物を運んだり、潜入の割に普通に働いていて何かと忙しいが、その合間合間にミラはこの宴の中心にいる銀髪の王子の姿を窺い知ることが出来る。
あの卒業パーティーから3月ほど経った今夜、ロットナー侯爵家で娘の誕生日を祝う夜会が行われている。まだ学園を卒業しておらず、デビュタント前であるミラとスピカは夜会に出席する事は出来ない。
それにお互いの婚約者からまだ夜会には出るなと念を押されているのだ。
『……ねえねえ、レオ様のツン、見たくない?』
そんなスピカの甘言に乗ってしまったのを、ミラは後悔していた。皆が口を揃えて言う"ミラの前とは違うレオ"の姿に興味があった事は事実で、主役であるベラトリクスまでも巻き込んで3人で準備をしている時はものすごく楽しかったのだが。
いざこうして潜入してみると、居心地が悪くて仕方がない。
婚約者との約束を破った事になるのだから。
「ああっ、お兄さまに知らない女がくっついてる! 一度わたしがいない夜会の様子を見てみたかったのよ……!」
目敏く婚約者のアークツルスを見つけたスピカは、ふつふつと湧き上がる怒りを抑えきれないようだ。
もしかしなくとも、ミラは口実で、本当は彼女自身のためにこの場に来たかったのではなかろうか。
「もう、いいんじゃない? あんまりここでうろうろしてたら見つかっちゃうよ。もう控室に戻ろう」
スピカの手を引きながら、ミラはそう訴える。
確かに夜会で見るレオは、笑顔がない分いつになく冷淡そうに見える。そこもまあ素敵だからいいとして、問題は別のところにある。
彼の周りには、知らない女の人たちが集まっていて、無愛想な顔をしながらも、彼はダンスに応じているのだ。
その様子を見ていると、ミラはちりりと胸の奥が痛む思いがした。
やはり同い年でも、王子であれば卒業は関係なくこのような場に出る事はよくあるのだろう。端的に言って――慣れている。
周りの人たちも根っからの貴族だけあって、ドレスの着こなしや所作などはとても優雅だ。
以前彼と踊った時、とりあえずくるくる回っていただけだったミラには、踊る彼らがとても眩しく思えた。
「あれ? お兄さまはどこ?」
「え、もう見失っちゃったの?」
ミラもずっとレオを見ていたからアークツルスについては全く分からない。
一緒にきょろきょろと夜会の中心を見渡してみたが、それらしい人はいない。
「も、もしかして……夜会からこっそり庭園に出るという噂のふしだらコースなんじゃ……!」
「おや。スピカは私のことをそんな男だと思っていたんだね」
「「!!!!」」
後ろから聞こえて来た声に、びくりと体が震える。
ミラとスピカが共に振り返ると、いつもどおり綺麗な笑顔を浮かべるアークツルスがそこにいた。
「2人で何をしているのかな? 夜会に忍び込むなんて……これは、ベラトリクス嬢も一枚噛んでいるのだろうね」
メイドふたりはじりじりと壁際に詰め寄られていく。
ミラがちらりと会場を見ると、首謀者のひとりであるベラトリクスはアルデバランに手を引かれて楽しそうに踊っていた。
仲睦まじいふたりの様子に、以前の不仲説は完全に払拭されたと言ってもいいだろう。
「お、お兄さま、あの……」
「アーク、だろう。君には兄はもういないはずだよ」
どうやらアークツルスの標的はスピカひとりに移ったらしい。
笑顔ではあるが、有無を言わせない様子の彼に、ついにスピカは壁に背を完全にくっつける状態になってしまった。
そしてそんな彼女の前には、アークツルスが覆い被さるように壁に手をついている。
ーーこれは……見ない方がいいわね。うん。
ミラはそう結論付けてその場から離れた。
元々の計画どおり、控室に戻ってベラトリクスが来るのを待つのだ。今日は元々、スピカと一緒にお泊まりする予定なのだから。
◇
「ーーレグルス殿下、少しいいですか」
辟易としながらも貴族令嬢や夫人たちとの会話等々を終えたレグルスが飲み物を飲んでいるところに、アークツルスがやってきた。
夜会中に彼に話しかけられるなんて珍しいことだ。何か急ぎの用だろうかと不思議に思いながら言われるがままに耳を貸すと、「ミラ嬢が来ています」と衝撃的な事が告げられた。
「どうやらベラトリクス嬢の手引きで、うちのスピカと共に忍び込んでいたようです」
「えへ……ごめんなさい」
アークツルスの後ろには黒髪のメイドが居て、よく見ると確かに造形はスピカだ。
慌ててレグルスは会場を見渡すが、それらしき人物はいない。ぼおっと過ごしていた事が仇となったらしく、ミラの存在に気が付けなかった事が口惜しい。
「私はこれからベラトリクス嬢の所へ行って、スピカを連れ帰ると話をして来ます。……ああ、ミラ嬢なら、控室に戻っていると思いますよ。では」
にっこりと笑顔のアークツルスは、後ろの少女の手をしっかりと掴むと足早に去っていく。去り際に、お仕置きだよ、という言葉が聞こえた気がするが、聞こえなかった事にしてレグルスは急いで会場を後にした。
事情を知っているらしい侯爵家の執事は、レグルスの姿を見かけると迷いなくある一室へと案内した。
レグルスがその扉を開くと、メイド服の少女がソファーで横になっている。
待っている内に寝てしまったのだろう。
彼女のその姿に、レグルスはあの卒業パーティーの日のことを思い出した。
「……ミラ。こんな所で寝たらダメだ」
近づいて肩を揺らすと、小さく声を漏らした彼女がゆっくりと目を開けた。いまだに焦点が合わないのか、どこかぼんやりとしている。
「ミラ、俺が分かる?」
「……レオ? ほんもの? ふふふ」
しゃがみ込んだレグルスは、ミラに優しく声をかける。寝ぼけ眼でとろりとした瞳のミラは、手を伸ばすとレグルスの銀髪に触れて、撫でた。
試されているのだろうか、とレグルスがぴしりと固まっていると、にこにことしていたミラの表情が急に曇る。
「レオ……香水くさい……」
「え、あ、そう……かな」
レグルスが自身の腕を鼻に近づけてみると、確かに何かの匂いがする気がする。あの場には色々な香りが立ち込めていて、鼻が少し麻痺しているのかもしれない。
「女の人と、あんなにぴったりくっついて踊るからだよ」
いつもよりも眉を吊り上げるミラは、怒っているのかもしれない。
だが、レグルスの胸中は喜びで満たされてゆく。
ミラがこうして気持ちを露わにする事は珍しい。
それに、嫉妬を向けられるのも、初めてだ。
ーーだから、レグルスが思わず彼女の唇を奪ってしまったのは不可抗力……なのかもしれない。
息苦しさにようやくしっかりと覚醒したミラがレグルスを突き飛ばすまで、それは続いたのだった。
後日、ベラトリクスの元に再び集まったミラとスピカが、顔を真っ赤にして「もう潜入はしない」と反省しているのを見て、一部始終を執事のウィリアムから聞いていたベラトリクスはやれやれと肩を竦めた。
「……ある意味、成功……なのかしら?」
「まあ、彼らにしては、そうかもしれませんね……」
ミラの羞恥心をぶつけたであろう新作のレアチーズケーキを食べながら呟くベラトリクスに、ウィリアムは遠い目をしてそう応えたのだった。
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