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番外編置き場
幸せに暮らしました【コミックス完結巻発売記念SS】
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ある日のバートリッジ家の夜のことだ。
いつもどおりの楽しい夕食の時間が終わり、ミラとレグルスは暖炉のあるあたたかな部屋でのんびりとした時を過ごしている。
(……楽しかったなあ)
ミラはゆったりとした気持ちでお茶を飲みながら、手元の薄紫色のカップを見て思わず笑みを零した。
これはミラとレグルスの婚姻の記念に、とダムマイアー商会から贈られた記念品である。
婚約後に学園生活を終えると、しばらくの期間を経てミラとレグルスはバートリッジ領で結婚式を挙げた。
その日のことに、ミラは思いを馳せる。
あの日、ミラはこの屋敷のお庭でアンナとアナベルが育てた花々に囲まれて式当日を迎えた。
花嫁が料理を用意するという特殊なパーティーだったけれど、そのことすら二人らしいと皆を喜ばせた。
知り合いだけの結婚式ーーそうは言っていたが、ミラとレグルスの知り合いなのだからものすごい顔ぶれだ。
元バートリッジ公爵夫妻に始まり、王太子夫妻、まもなく宰相に就任するクルス伯爵夫妻。
それからなんと国王夫妻までお忍びで現れたものだから、ミラよりもレグルスが口をあんぐりと開けて驚いていた。
『ミラ、おめでとう。本当に、大きくなったわね……ううっ、立派に……』
ベールを下げてくれたのは、母のマーサだった。
そして緊張の面持ちの父カファルが少し先で待っている。
その手を取ったミラは、花道のさらに先にいるレグルスの元へと父と共にゆっくりと歩いた。
参列者はみな一様に弾ける笑顔をミラたちに向けている。
祖父母と伯父夫妻──ペルファル伯爵家の皆も集まっている。
それから、イザルさんとメラクたちダムマイアー商会一家とリタさんもにこにことミラたちを見つめている。
『ミラ、幸せにな。養子に行っても、俺たちは家族たから。嫌になったらいつでも帰ってこい』
レグルスに引き渡される直前に父がそんなことを言うものだから、ミラは涙腺が崩壊しそうになったが、せっかくの化粧を落とす訳にはいかないとなんとか堪えた。
『ミラ、いこう』
カファルにそっと背中を押されたミラは、そう言ってこちらに手を差し伸べるレグルスの手を取る。
それから二人で進んでゆけば、すでにぼろぼろと号泣しながら拍手をしているスピカがいる。
『うぐっ、ミラ……とっても綺麗だよ! おめでとう~~ううっ』
『スピカ、落ち着いてね。まだ始まったばかりだよ』
そしてそれを夫のアークツルスが優しく宥めている姿を見て、ミラの緊張はふっとほぐれた。
あれから仲良くなったシャウラは、騎士のカストルと共にいる。近いうちに、二人も結婚するのだとか。
反対側を見れば、ベラトリクスとアルデバランが笑顔で弟夫婦の門出を祝福している。その傍に、アナベルとシリウスもいる。
さらには、隣国の公爵夫人ヴァイオレットも娘のバーベナと共に参列していた。これにはミラも驚いたけれど、サプライズなところがかつての親友らしいと嬉しくなった。
これまで二人を見守ってきた皆に祝福されながら、ミラとレグルスは一生の誓いを交わしたのだ。
「どうかしたか?」
カップを見つめて微笑んでいるミラを不思議に思ったのか、レグルスがそう聞いてくる。
その手には青色のカップがある。
ダムマイアー商会が手掛けた婚礼品セットはあの後大変な人気になり、相手の瞳の色を模したカップをそれぞれが持つというブームが王都に巻き起こった。
その話を聞いた時、ブイサインをするメラクの顔が頭に浮かんだ。商魂たくましい子なのだ、メラクは。
「結婚式のことを考えていたの。とっても楽しかったなって」
「ああ……まさか父上たちまで来るとは思わなかったな」
「ふふ。お父さんも友人の方とまた会えて嬉しそうだったから良かった」
目を細めたミラは、お茶をひと口飲み、それから心を落ち着かせるようにして一度息を吐いた。
「ねえ、レオ。新しいお菓子を作ってみたの。ようやくココアが沢山手に入るようになってきたから。ガトーショコラっていう、焼き菓子なんだけど」
まずは、テーブルにあるケーキを取り分けて彼に手渡す。
「いい香りがするから、ずっと気になっていたんだ。食べてもいいか?」
「ええ、もちろん」
レグルスがガトーショコラにフォークを入れると、しっとりどっしりとした感触があった。見るからに濃厚そうだ。
そのまま口に運ぶと、口の中でとろりと解けて芳醇なカカオの風味が広がる。
「しっとりしていて、ほろ苦いけど、甘くて美味しい……。ワインにも合いそうだ。そういえばカストルの領地で、質のいいワインが仕上がったらしくて、先日もらったんだが一緒に飲まないか?」
レグルスがそう言ってミラを見る。
ミラはどきどきとしながら、真っ直ぐにその紫の瞳を見つめた。
(言うなら今だよね、絶対……!)
「私、お酒は飲めないの」
「っ、ミラ、体調が悪いのか!? すぐに医者を呼ぼう。そういえば顔色も悪い気がする。すまない、すぐに気が付かなくて。それなのに菓子まで作ってくれてありがとう。さあ、すぐに横になろう」
「あ、あの、レオ、違うの!」
今にもこの部屋を飛び出して医者を呼ぼうとするレグルスに、慌てたのはミラの方だ。
引き留めるためにレグルスの手を取って、それからその手を自らのお腹に誘導する。
「み、ミラ、何を……」
突然のことにレグルスが目を白黒とさせている。
「あのねレオ、私──」
このときミラが懐妊を告げると、レグルスはぴしりと真っ白に固まった。
それから次に喜びを爆発させると、「ありがとう」と愛おしそうにお腹を撫でた。
そしてやっぱりミラは寝室に強制連行され、この日から厨房に立とうとすると過保護な旦那様がその様子をそわそわと見つめることになったという。
********************
大国シュテンメルには、とても有名な港町がある。
隣国との貿易港を有するバートリッジ領のその町は、美味しいもので溢れている。旅人は必ずそこに立ち寄ったほうがいい。
皆の間でそう言われている。
市場にほど近い場所にあるその店の扉を開けると、すぐに食欲を誘う香りに包まれることだろう。
優しい笑顔の女性に迎え入れられてそこに足を踏み入れると、オープンキッチンに設置された鉄板はじゅうじゅうと湯気を立てている。
そこに立つ料理人の男性は、器用な手捌きで丸いものをくるくると焼き上げていく。それだけでも一見の価値がある。
八本の足をもつ不思議な形状のその食材が悪魔と言われていたのはもう過去のこと。
今ではその食材をとるために、漁師たちは躍起になって小さい壺のようなものを海に放り投げるのだ。
旅人は、海鮮がふんだんに使われた料理に満足して店を出る。
そしてその店で腕をふるっている女主人が、公爵夫人その人であるということを市場の者たちから聞き、再び衝撃を受けるのだ。
話によると、この公爵領には貴族も大勢訪れる。
そして夏になれば、この国の王太子夫妻や宰相の一家も避暑のためにやってくるというから驚きだ。
隣国からの来客も多く、元々この国出身の隣国の王妃や、前公爵夫人の古くからの友人も度々やって来てはこの店の料理に舌鼓を打つのだという。
旅人は大いに驚きながらも宿を取り、ベッドに寝転びながら考える。
明日は何を食べようか。
まだまだ知らない料理や美味しいものがありそうだ。食堂のメニューを制覇するまでは、とてもじゃないが気になってこの町を離れられそうにない。
働く場所も探さないとな、と考えているうちに、ゆっくりと眠りについた。
若き公爵と料理人の公爵夫人、仲睦まじいふたりを迎えた公爵領はいつまでも栄え、いつでも美味しい香りが漂っている。
そしてこれから、家族が増えても、それは変わらない。ずっと繋がっていくのだ。
おしまい
――――――――
お読みいただきありがとうございます。
先月12月22日発売のコミックス第3巻とこの番外編更新をもって、ミラが奮闘するモブ巻きの世界は完結となります。
このエピローグは以前掲載していたものですが、書籍発売にあたり非公開になっていました。
お気に入りなのでエピソードを追加して改稿して再掲しています!
きっと幸せが続いてゆくバートリッジ公爵領に思いを馳せながら、このお話がこうして書籍になりコミックスにもしていただいたことに感謝しています。
連載中も読者の皆様方に支えられていました。
いつも感想ありがとうございました。好きです。
これまでご愛読いただき、本当にありがとうございました。
コミックス全3巻もよろしくお願いします^^
1月19日には電子版も配信されますよーーーー!
ではみなさま、寒い日が続いていますのでお身体ご自愛くださいませ。
2024.1.13 ミズメ
いつもどおりの楽しい夕食の時間が終わり、ミラとレグルスは暖炉のあるあたたかな部屋でのんびりとした時を過ごしている。
(……楽しかったなあ)
ミラはゆったりとした気持ちでお茶を飲みながら、手元の薄紫色のカップを見て思わず笑みを零した。
これはミラとレグルスの婚姻の記念に、とダムマイアー商会から贈られた記念品である。
婚約後に学園生活を終えると、しばらくの期間を経てミラとレグルスはバートリッジ領で結婚式を挙げた。
その日のことに、ミラは思いを馳せる。
あの日、ミラはこの屋敷のお庭でアンナとアナベルが育てた花々に囲まれて式当日を迎えた。
花嫁が料理を用意するという特殊なパーティーだったけれど、そのことすら二人らしいと皆を喜ばせた。
知り合いだけの結婚式ーーそうは言っていたが、ミラとレグルスの知り合いなのだからものすごい顔ぶれだ。
元バートリッジ公爵夫妻に始まり、王太子夫妻、まもなく宰相に就任するクルス伯爵夫妻。
それからなんと国王夫妻までお忍びで現れたものだから、ミラよりもレグルスが口をあんぐりと開けて驚いていた。
『ミラ、おめでとう。本当に、大きくなったわね……ううっ、立派に……』
ベールを下げてくれたのは、母のマーサだった。
そして緊張の面持ちの父カファルが少し先で待っている。
その手を取ったミラは、花道のさらに先にいるレグルスの元へと父と共にゆっくりと歩いた。
参列者はみな一様に弾ける笑顔をミラたちに向けている。
祖父母と伯父夫妻──ペルファル伯爵家の皆も集まっている。
それから、イザルさんとメラクたちダムマイアー商会一家とリタさんもにこにことミラたちを見つめている。
『ミラ、幸せにな。養子に行っても、俺たちは家族たから。嫌になったらいつでも帰ってこい』
レグルスに引き渡される直前に父がそんなことを言うものだから、ミラは涙腺が崩壊しそうになったが、せっかくの化粧を落とす訳にはいかないとなんとか堪えた。
『ミラ、いこう』
カファルにそっと背中を押されたミラは、そう言ってこちらに手を差し伸べるレグルスの手を取る。
それから二人で進んでゆけば、すでにぼろぼろと号泣しながら拍手をしているスピカがいる。
『うぐっ、ミラ……とっても綺麗だよ! おめでとう~~ううっ』
『スピカ、落ち着いてね。まだ始まったばかりだよ』
そしてそれを夫のアークツルスが優しく宥めている姿を見て、ミラの緊張はふっとほぐれた。
あれから仲良くなったシャウラは、騎士のカストルと共にいる。近いうちに、二人も結婚するのだとか。
反対側を見れば、ベラトリクスとアルデバランが笑顔で弟夫婦の門出を祝福している。その傍に、アナベルとシリウスもいる。
さらには、隣国の公爵夫人ヴァイオレットも娘のバーベナと共に参列していた。これにはミラも驚いたけれど、サプライズなところがかつての親友らしいと嬉しくなった。
これまで二人を見守ってきた皆に祝福されながら、ミラとレグルスは一生の誓いを交わしたのだ。
「どうかしたか?」
カップを見つめて微笑んでいるミラを不思議に思ったのか、レグルスがそう聞いてくる。
その手には青色のカップがある。
ダムマイアー商会が手掛けた婚礼品セットはあの後大変な人気になり、相手の瞳の色を模したカップをそれぞれが持つというブームが王都に巻き起こった。
その話を聞いた時、ブイサインをするメラクの顔が頭に浮かんだ。商魂たくましい子なのだ、メラクは。
「結婚式のことを考えていたの。とっても楽しかったなって」
「ああ……まさか父上たちまで来るとは思わなかったな」
「ふふ。お父さんも友人の方とまた会えて嬉しそうだったから良かった」
目を細めたミラは、お茶をひと口飲み、それから心を落ち着かせるようにして一度息を吐いた。
「ねえ、レオ。新しいお菓子を作ってみたの。ようやくココアが沢山手に入るようになってきたから。ガトーショコラっていう、焼き菓子なんだけど」
まずは、テーブルにあるケーキを取り分けて彼に手渡す。
「いい香りがするから、ずっと気になっていたんだ。食べてもいいか?」
「ええ、もちろん」
レグルスがガトーショコラにフォークを入れると、しっとりどっしりとした感触があった。見るからに濃厚そうだ。
そのまま口に運ぶと、口の中でとろりと解けて芳醇なカカオの風味が広がる。
「しっとりしていて、ほろ苦いけど、甘くて美味しい……。ワインにも合いそうだ。そういえばカストルの領地で、質のいいワインが仕上がったらしくて、先日もらったんだが一緒に飲まないか?」
レグルスがそう言ってミラを見る。
ミラはどきどきとしながら、真っ直ぐにその紫の瞳を見つめた。
(言うなら今だよね、絶対……!)
「私、お酒は飲めないの」
「っ、ミラ、体調が悪いのか!? すぐに医者を呼ぼう。そういえば顔色も悪い気がする。すまない、すぐに気が付かなくて。それなのに菓子まで作ってくれてありがとう。さあ、すぐに横になろう」
「あ、あの、レオ、違うの!」
今にもこの部屋を飛び出して医者を呼ぼうとするレグルスに、慌てたのはミラの方だ。
引き留めるためにレグルスの手を取って、それからその手を自らのお腹に誘導する。
「み、ミラ、何を……」
突然のことにレグルスが目を白黒とさせている。
「あのねレオ、私──」
このときミラが懐妊を告げると、レグルスはぴしりと真っ白に固まった。
それから次に喜びを爆発させると、「ありがとう」と愛おしそうにお腹を撫でた。
そしてやっぱりミラは寝室に強制連行され、この日から厨房に立とうとすると過保護な旦那様がその様子をそわそわと見つめることになったという。
********************
大国シュテンメルには、とても有名な港町がある。
隣国との貿易港を有するバートリッジ領のその町は、美味しいもので溢れている。旅人は必ずそこに立ち寄ったほうがいい。
皆の間でそう言われている。
市場にほど近い場所にあるその店の扉を開けると、すぐに食欲を誘う香りに包まれることだろう。
優しい笑顔の女性に迎え入れられてそこに足を踏み入れると、オープンキッチンに設置された鉄板はじゅうじゅうと湯気を立てている。
そこに立つ料理人の男性は、器用な手捌きで丸いものをくるくると焼き上げていく。それだけでも一見の価値がある。
八本の足をもつ不思議な形状のその食材が悪魔と言われていたのはもう過去のこと。
今ではその食材をとるために、漁師たちは躍起になって小さい壺のようなものを海に放り投げるのだ。
旅人は、海鮮がふんだんに使われた料理に満足して店を出る。
そしてその店で腕をふるっている女主人が、公爵夫人その人であるということを市場の者たちから聞き、再び衝撃を受けるのだ。
話によると、この公爵領には貴族も大勢訪れる。
そして夏になれば、この国の王太子夫妻や宰相の一家も避暑のためにやってくるというから驚きだ。
隣国からの来客も多く、元々この国出身の隣国の王妃や、前公爵夫人の古くからの友人も度々やって来てはこの店の料理に舌鼓を打つのだという。
旅人は大いに驚きながらも宿を取り、ベッドに寝転びながら考える。
明日は何を食べようか。
まだまだ知らない料理や美味しいものがありそうだ。食堂のメニューを制覇するまでは、とてもじゃないが気になってこの町を離れられそうにない。
働く場所も探さないとな、と考えているうちに、ゆっくりと眠りについた。
若き公爵と料理人の公爵夫人、仲睦まじいふたりを迎えた公爵領はいつまでも栄え、いつでも美味しい香りが漂っている。
そしてこれから、家族が増えても、それは変わらない。ずっと繋がっていくのだ。
おしまい
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お読みいただきありがとうございます。
先月12月22日発売のコミックス第3巻とこの番外編更新をもって、ミラが奮闘するモブ巻きの世界は完結となります。
このエピローグは以前掲載していたものですが、書籍発売にあたり非公開になっていました。
お気に入りなのでエピソードを追加して改稿して再掲しています!
きっと幸せが続いてゆくバートリッジ公爵領に思いを馳せながら、このお話がこうして書籍になりコミックスにもしていただいたことに感謝しています。
連載中も読者の皆様方に支えられていました。
いつも感想ありがとうございました。好きです。
これまでご愛読いただき、本当にありがとうございました。
コミックス全3巻もよろしくお願いします^^
1月19日には電子版も配信されますよーーーー!
ではみなさま、寒い日が続いていますのでお身体ご自愛くださいませ。
2024.1.13 ミズメ
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