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記念小話やSS
【記念小説】SS たまにはドレスでお姫様気分(?)*
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暁月です。
やっと双子が生まれた記念に久々にヒロインとエル様のらぶらぶエピソードです。
ちょっと長くてすみません。
※【200話記念SS】の後くらいのお話です。
----------------------
◇
「コレで良いのか?」
「うん!バッチリだよ!!きゃ~~~~~~~~~~っ!やっぱりかっこいいっ、エルの正装♡♡」
ただ今あたしとエルは、お城から帰って来てようやく落ち着いたから、家を空けている最中に大掃除をしたり、その途中ちょっとしたハプニングがあったり、お城でもらった物の整理をしたりと平穏(?)な生活がようやく戻ってきた。
今日は寝室で、お城に滞在してた時に晩餐で着ていたエルの正装を「片づける前にもう一度着て欲しい!」とリクエストして、着てもらっている最中なのだ。
見るのは2回目だけど、濃紺の膝丈くらいある中世貴族のようなディナージャケット姿のエルは、超カッコ良くてずっと見ていたい!!・・・でも実際は、カッコ良すぎてずっと見ていられない。
さっきから顔を手で覆って、たまに指の隙間から見てはまた覆っての繰り返しで、さすがのエルもあたしの行動に呆れていた。
「さて、次はお前の番だが・・・今着ている服も俺が脱がせた方が良いのか?」
「やっ、待って!自分でっ、自分で着替えてくるからっ!!」
「くくっ、何を今さら恥ずかしがるのだ」
「うっ、うるさいやぃっ!!」
ただでさえ正装姿のエルを直視できないのに、今のエルに着替えもお願いしちゃったらドキドキしすぎて何もできなくなっちゃう!
エルの正装に合わせてドレスを着たいし、着た後いちゃいちゃするのもわかるんだけど、わかってるんだけど・・・・
着替えスペースもあるクローゼットにイブニングドレスを持って移動しようとしたら、エルにぐいっと引っぱられ耳元でこう告げられた。
「ちゃんと俺の言った通りにしてこいよ?・・・守らなければ、お仕置きだ」
「!!・・・ひゃっ」
耳元で囁いた後、耳たぶをあむっと甘噛みされて変な声が出てしまった。
ここ最近は毎日いちゃいちゃしてるけど、お城から帰ってきたエルはドSで鬼畜な面ももちろんあるけど、それ以上に甘いと言うか愛を感じると言うか・・・とにかくドキドキしすぎて心臓が持たない。
なんとかクローゼットに避難したけど、すぐに着替え始めることができず思わずその場でしゃがみ込んでしまう。
「・・・どうしよう。あたし、いろんな意味で絶対持たない気がする・・・」
とりあえずこのまましゃがみ込んでいても埒が明かないから、エルに言われたことを守りつつのそのそと着替えを開始した。
◇
「エル、あの・・・」
「随分と遅かったな。やっと着替え終わったのか?」
「それが、その・・・」
「ん、どうした?」
「せ、背中の、ファスナーが・・・」
一人で着替えると意気込んだものの、背中のファスナーとコルセットのように後ろでぎゅっと編み上げたリボンを綺麗にセットすることがどうしても一人でできなくて、諦めてエルにお願いすることにした。
前はメイドさんが着付けからメイクまでしてくれたから、まさか一人で着脱できないモノとは思わなかった。
「くくっ、もっと早くに言えば手伝ってやったのに」
「・・・手伝うだけじゃ終わらないくせに」
「手伝いながらお前を味わうか、着替え終わってから味わうかの違いでしかないだろうが」
「!!!」
いや、確かに大して変わらないかもしれないけどさっ!!
でも・・・
「・・・ちゃんと着替えた状態で、正装したエルと向き合いたかったんだもん」
「!」
俯きながらボソッと呟いた言葉はしっかりとエルに聞こえたらしく、着替え終わるまでエルはあたしにいたずらすることはなかった。
「ほら、結び終わったぞ」
「ホント?!・・・わぁ~、やっぱりこのドレスすごく綺麗・・・」
エルが綺麗仕上げてくれた後、寝室にある姿見の鏡の前でくるっと回転しながら全身を確認する。
マゼンダさんのお店で買った既製品だけど、後ろのリボンとコルセットである程度サイズ調整ができ、デザイン的にも凄くお洒落なのにとても画期的なドレスだった。
ドレスと一緒に用意してもらったパンプスも履いているが、この世界でパンプスはほとんど履かないため、くるくる回ってるうちに自分の足で躓いて倒れそうになってしまった。
「ひゃっ」
「サーヤっ」
(もにゅん)
「きゃぅっ」
倒れそうになったあたしの身体をエルの腕が支えてくれたけど、ちょうどエルの腕があたしの胸に当たってしまい、驚きと感触に思わず変な声を出してしまった。
「くくっ、約束通り下着は身につけていないようだな」
「うぅっ、やっぱり下着付けないのってなんか変だよぅ・・・」
「良いではないか、下着はすぐに用なしになる」
「そ、そうかもしれないけど・・・んんっ」
エルの腕に支えられたまま、身体を引き寄せられてキスされる。
キスされながら、視界の隅には鏡に映った正装姿のエルと自分がキスしている姿がちょうど見え、素敵な王子様に口づけされているようなシチュエーションに思えてドキドキしてしまう。
・・・実際は王子様のような優しいフレンチキスなどではなく、鬼畜な魔王様にクラクラしそうなくらい濃厚なキスをされてる状態なんだけどね。
「んぁっ、はぁっ、エル、も、立っていられな・・・ぁふ、んんっ」
「ん、口づけだけでコレとは相変わらず感じやすい奴め・・・仕方ない」
エルは仕方ないと言いながらも、優しくあたしをお姫様抱っこしてそのままベッドにそっとあたしを降ろす。
正装のめちゃくちゃカッコいいエルにお姫様扱いされるというこのシチュエーションが、なんだか夢みたいで嬉しい。
もしかして、今夜はこのまま優しく甘い時間が・・・―――
「くくっ、お前のココは今どうなっているだろうなぁ・・・」
うん、わかってた。
エルのことだもの。甘く夢見る時間なんて一瞬で終わるよね。
エルはあたしのドレスの腰にあったリボンをシュルっと解くと、上半身部分とドレスのフレア部分が分離した。
そのため、ドレスを捲し上げるのではなく横に逸らすことでドレスに隠れていたはずのあたしの下半身が露わになってしまった。
「え?えぇ??!!何これ・・・」
「くくっ、貴族のドレスは着るのが難しい分、着たままデキるようなドレスが多いのだ。知らなかったのか?」
知らないわっ、そんなエロ仕様っ!!
お貴族様って実はけっこう破廉恥だったんですか!!!
くちゅん
「ひゃぁんっ」
「ふっ、やはりな。もうこんなに溢れさせおって」
下着を身につけていない下半身は、ゆっくりと秘裂をなぞるだけで溢れた蜜がエルの指を濡らし、くちゅ、くちゅっと水音を奏でる。
すでに感じて濡れている事も恥ずかしいけど、それ以上に上品な正装姿のエルが欲情しきった雄の顔で、あたしにいやらしい事をしているというギャップに興奮してしまい、いつも以上に蜜が溢れてきてしまう。
「くくっ、俺はまだ触れただけなのになぜどんどん溢れてくるのだ?」
「ぁっ、やぁっ、だって・・・んんっ、ぁ、はぁっ、あれ、エル・・・?」
蜜口に指を抜き差しされながら、甘い快感に酔い痴れていたら視界からエルが消えた。
すると、突如足をぐいっと広げられ、指の抽挿と同時に敏感なクリトリスを舌で転がしたり甘噛みされた。
「きゃぅっ、や、そんな同時に・・・ぁ、やぁっ、それダメ、あぁぁぁぁっ、ぁぁっぁぁっ」
「ん、ココはやはり特に敏感なようだな・・・くくっ、足もココもさっきから痙攣し続けておるわ」
溢れかえった蜜を舌で舐めとられたかと思ったら、そのまま秘部全体をあむっと咥えられ、じゅるじゅると溢れた蜜をエルに吸われる。
口でされるのは気持ち良さより恥ずかしさの方が未だに強く、しかも今は音が恥ずかしすぎるのでやめてもらおうとエルの頭に手を伸ばすも、軽い痙攣が止まらなくて力が入らない。
「あぅっ、はぁっ、や、エル・・・それ、音、やぁっ、はぁっ、お願い・・・も、ちょうだい・・・」
「じゅるっ、ん、もう欲しがるか。ホントに仕方のない奴だ・・・よっ、と」
「ひゃっ」
抱き起きされた後、エルの上に向かい合って座るような体勢にされた。
これって・・・
「あの、エル・・・この体勢って」
「あぁ、せっかくのドレスがしわになるのはお前としてもイヤだろう?・・・ほら、手伝ってやるからゆっくり腰を降ろせ」
正装を着崩したエルが、前をはだけさせたまましがみ付いてるあたしに自分のモノが挿入るよう宛がい、腰を少しずつ落とさせる。
ずぶずぶといやらしい音を響かせながら、エルのモノがあたしの膣内を押し広げるように挿入ってくるのが、自分が正装のエルを襲っているようでなんともいやらしい。
「ぁ、や・・・挿入って、んっ、ぁぁ・・・」
「・・・っ、ナカが熱いな、溶かされそうだ」
全部挿入ったところで、エルがうっとりした顔であたしに舌を絡める濃厚なキスをする。
キスをされながら腰をしっかりと引き寄せられ、結合部がぴったり密着するくらいしっかりと奥まで挿入されたままぐりぐりとゆっくり掻き混ぜられる。
「んっ、ぁ、ぁぁっ、奥、当たって・・・んんっ、はぁ」
「ん、ぁむ、・・・奥、好きだろう?・・・ふっ、奥に当たるたびに締め付けおって」
「ぁ、そんな、勝手になっちゃ・・・んぁっ」
何度もこの体勢で抱かれてるはずなのに、いつもと違う服というだけでいつも以上にドキドキして、あそこもキュンキュンしてしまう。こんなドレスを着たままエッチしちゃう人達が多いとは、貴族とはなんていやらしいんだろうか・・・
エルは深く挿入したまま、ドレスからこぼれたあたしの胸を掴んでそのまま舐めしゃぶる。
何をされても軽くイキっぱなしみたいで、ピクン、ピクンっとしてしまうあたしは、エルに必死にしがみ付いて喘ぎ声しか出すことができなかった。
「あぁぁっ、そんな吸っちゃ、んんっ・・・も、ぁ、ダメ、気持ち、良すぎておかしくなっちゃ・・・んんっ」
「ん、はぁっ・・・いくらでもおかしくなれば良いさ・・・っく、一度射精すぞ」
「あぁ、やらっ、深っ、そんなぐりぐりしちゃ・・・ぁぁっ、奥、それ以上ムリっ、あぁっ、~~~~~~~っ」
ドクン、ドクンっと最奥でエルが弾けて、ナカが熱く満たされたと同時にビクンッ、ビクンッとあたしも激しく痙攣してイってしまう。
そして、まだイッてる最中のあたしにエルは魔力を含んだ甘いキスをして、もう上も下も気持ち良すぎて蕩けてしまう。
「んんっ、ぁむ、ふぁ・・・はぁっ、はふ、んちゅ、ぁ、エル・・・」
「はぁっ、はぁ・・・サーヤ、んっ、ぁむ、はぁ・・・」
エルは深く挿入れて魔力を含んだキスをしたり、逆にあたしから奪ったりと魔力与奪を繰り返す。
魔力過多にならないよう与奪を繰り替えしてくれてるのかもしれないけど、あたしは魔力を与えられると魔力の甘さで力が抜けて蕩けそうになるし、魔力を奪われると普通に力が抜けてしまうので、繰り返されるほどしがみ付く力すらも抜けてきてしまう・・・エルはわかってるんだろうか?
「エル・・・ん、これ、ダメ・・・もう」
「ん、俺が支えてやるから大丈夫だ。ドレスを着たまま乱れるお前はいつも以上にクるな・・・お前も俺を離すまいとずっと締め付けおって、可愛い奴め」
いやいやいや、全然大丈夫じゃないからっ!
意識的にやってるわけじゃなくて、気持ち良いのが止まらなくて締め付けちゃってるだけだからっ!!
お願いだから、そろそろあたしの感じる場所じゃなく体力的に限界のラインがどこかに気付いてっ!!!!
相変わらず鬼畜でドSなエルの暴走は、止まるどころかどんどん加速する一方だった。
「今日もココがいっぱいになるまでたっぷり可愛がってやる。くくっ、存分に乱れろ、サーヤ」
ゾクリとしつつもエルの言葉に感じてしまい、またきゅうっと締め付けてしまうあたし。
見た目は王子様、中身はドSで鬼畜な俺様魔王様は、意地悪な笑みを浮かべながらこの後もさらに激しく攻めてきそうな感じだ。
さぁ、どうしよう。
→ 諦める
受け入れる
むしろどんとこい
ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!選択肢がどんどんおかしな方向にいってるの気のせいじゃないよねっ??!!
最後の“むしろどんとこい“ってあたしはMかっ!!ついにそっちの扉を開きつつあるのか??!!
心の中でぐるぐる葛藤しているあたしを見かねたエルは、深く挿入れたまま腰をグラインドさせぐじゅっ、じゅぶっと音が響くくらい激しく掻き回し始めた。
「やっ、あぁぁぁぁぁっ、激し、ぁぅっ」
「余計な事を考える余裕があるなら、もう少し激しくしても問題なかろう?」
待って待って!!余裕なんかないからっ!!
すでに十分激しいのに、これ以上激しくされたらホントにもうおかしくなっちゃうからぁぁぁ!!!
結局あたしの心の声は魔王様に届かないまま、この後騎乗位のままで数回。
完全に力尽きて倒れた後は、正常位からバックまでいろんな角度で激しく奥まで攻め立てられました。
激しすぎなかったからか、最近そっちの体力が少し付いたからなのか、気を失う事ができなかったあたしはその快楽をすべて受け止めひたすら喘ぎ、最後には声が完全に枯れていた。
結局、最後まで着たままだったあたしのドレスもエルの正装も、ひとしきりえっちが終えた頃にはしわしわだわいろんな液でぐちゃぐちゃだわで酷いことになっていました。
ドレスを着たら少しだけお姫様気分を味わえるかもしれないと思ったけど、あたしとエルの場合は、ドレスや正装を着てもお姫様や王子様のようないちゃらぶになるのではなく、いつもより欲情した魔王様にいつも以上に激しく攻め立てられてしまう結果になるようです。
・・・貴族のドレスは実は破廉恥仕様。
綺麗なドレスは綺麗なだけじゃありませんでした・・・―――
やっと双子が生まれた記念に久々にヒロインとエル様のらぶらぶエピソードです。
ちょっと長くてすみません。
※【200話記念SS】の後くらいのお話です。
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◇
「コレで良いのか?」
「うん!バッチリだよ!!きゃ~~~~~~~~~~っ!やっぱりかっこいいっ、エルの正装♡♡」
ただ今あたしとエルは、お城から帰って来てようやく落ち着いたから、家を空けている最中に大掃除をしたり、その途中ちょっとしたハプニングがあったり、お城でもらった物の整理をしたりと平穏(?)な生活がようやく戻ってきた。
今日は寝室で、お城に滞在してた時に晩餐で着ていたエルの正装を「片づける前にもう一度着て欲しい!」とリクエストして、着てもらっている最中なのだ。
見るのは2回目だけど、濃紺の膝丈くらいある中世貴族のようなディナージャケット姿のエルは、超カッコ良くてずっと見ていたい!!・・・でも実際は、カッコ良すぎてずっと見ていられない。
さっきから顔を手で覆って、たまに指の隙間から見てはまた覆っての繰り返しで、さすがのエルもあたしの行動に呆れていた。
「さて、次はお前の番だが・・・今着ている服も俺が脱がせた方が良いのか?」
「やっ、待って!自分でっ、自分で着替えてくるからっ!!」
「くくっ、何を今さら恥ずかしがるのだ」
「うっ、うるさいやぃっ!!」
ただでさえ正装姿のエルを直視できないのに、今のエルに着替えもお願いしちゃったらドキドキしすぎて何もできなくなっちゃう!
エルの正装に合わせてドレスを着たいし、着た後いちゃいちゃするのもわかるんだけど、わかってるんだけど・・・・
着替えスペースもあるクローゼットにイブニングドレスを持って移動しようとしたら、エルにぐいっと引っぱられ耳元でこう告げられた。
「ちゃんと俺の言った通りにしてこいよ?・・・守らなければ、お仕置きだ」
「!!・・・ひゃっ」
耳元で囁いた後、耳たぶをあむっと甘噛みされて変な声が出てしまった。
ここ最近は毎日いちゃいちゃしてるけど、お城から帰ってきたエルはドSで鬼畜な面ももちろんあるけど、それ以上に甘いと言うか愛を感じると言うか・・・とにかくドキドキしすぎて心臓が持たない。
なんとかクローゼットに避難したけど、すぐに着替え始めることができず思わずその場でしゃがみ込んでしまう。
「・・・どうしよう。あたし、いろんな意味で絶対持たない気がする・・・」
とりあえずこのまましゃがみ込んでいても埒が明かないから、エルに言われたことを守りつつのそのそと着替えを開始した。
◇
「エル、あの・・・」
「随分と遅かったな。やっと着替え終わったのか?」
「それが、その・・・」
「ん、どうした?」
「せ、背中の、ファスナーが・・・」
一人で着替えると意気込んだものの、背中のファスナーとコルセットのように後ろでぎゅっと編み上げたリボンを綺麗にセットすることがどうしても一人でできなくて、諦めてエルにお願いすることにした。
前はメイドさんが着付けからメイクまでしてくれたから、まさか一人で着脱できないモノとは思わなかった。
「くくっ、もっと早くに言えば手伝ってやったのに」
「・・・手伝うだけじゃ終わらないくせに」
「手伝いながらお前を味わうか、着替え終わってから味わうかの違いでしかないだろうが」
「!!!」
いや、確かに大して変わらないかもしれないけどさっ!!
でも・・・
「・・・ちゃんと着替えた状態で、正装したエルと向き合いたかったんだもん」
「!」
俯きながらボソッと呟いた言葉はしっかりとエルに聞こえたらしく、着替え終わるまでエルはあたしにいたずらすることはなかった。
「ほら、結び終わったぞ」
「ホント?!・・・わぁ~、やっぱりこのドレスすごく綺麗・・・」
エルが綺麗仕上げてくれた後、寝室にある姿見の鏡の前でくるっと回転しながら全身を確認する。
マゼンダさんのお店で買った既製品だけど、後ろのリボンとコルセットである程度サイズ調整ができ、デザイン的にも凄くお洒落なのにとても画期的なドレスだった。
ドレスと一緒に用意してもらったパンプスも履いているが、この世界でパンプスはほとんど履かないため、くるくる回ってるうちに自分の足で躓いて倒れそうになってしまった。
「ひゃっ」
「サーヤっ」
(もにゅん)
「きゃぅっ」
倒れそうになったあたしの身体をエルの腕が支えてくれたけど、ちょうどエルの腕があたしの胸に当たってしまい、驚きと感触に思わず変な声を出してしまった。
「くくっ、約束通り下着は身につけていないようだな」
「うぅっ、やっぱり下着付けないのってなんか変だよぅ・・・」
「良いではないか、下着はすぐに用なしになる」
「そ、そうかもしれないけど・・・んんっ」
エルの腕に支えられたまま、身体を引き寄せられてキスされる。
キスされながら、視界の隅には鏡に映った正装姿のエルと自分がキスしている姿がちょうど見え、素敵な王子様に口づけされているようなシチュエーションに思えてドキドキしてしまう。
・・・実際は王子様のような優しいフレンチキスなどではなく、鬼畜な魔王様にクラクラしそうなくらい濃厚なキスをされてる状態なんだけどね。
「んぁっ、はぁっ、エル、も、立っていられな・・・ぁふ、んんっ」
「ん、口づけだけでコレとは相変わらず感じやすい奴め・・・仕方ない」
エルは仕方ないと言いながらも、優しくあたしをお姫様抱っこしてそのままベッドにそっとあたしを降ろす。
正装のめちゃくちゃカッコいいエルにお姫様扱いされるというこのシチュエーションが、なんだか夢みたいで嬉しい。
もしかして、今夜はこのまま優しく甘い時間が・・・―――
「くくっ、お前のココは今どうなっているだろうなぁ・・・」
うん、わかってた。
エルのことだもの。甘く夢見る時間なんて一瞬で終わるよね。
エルはあたしのドレスの腰にあったリボンをシュルっと解くと、上半身部分とドレスのフレア部分が分離した。
そのため、ドレスを捲し上げるのではなく横に逸らすことでドレスに隠れていたはずのあたしの下半身が露わになってしまった。
「え?えぇ??!!何これ・・・」
「くくっ、貴族のドレスは着るのが難しい分、着たままデキるようなドレスが多いのだ。知らなかったのか?」
知らないわっ、そんなエロ仕様っ!!
お貴族様って実はけっこう破廉恥だったんですか!!!
くちゅん
「ひゃぁんっ」
「ふっ、やはりな。もうこんなに溢れさせおって」
下着を身につけていない下半身は、ゆっくりと秘裂をなぞるだけで溢れた蜜がエルの指を濡らし、くちゅ、くちゅっと水音を奏でる。
すでに感じて濡れている事も恥ずかしいけど、それ以上に上品な正装姿のエルが欲情しきった雄の顔で、あたしにいやらしい事をしているというギャップに興奮してしまい、いつも以上に蜜が溢れてきてしまう。
「くくっ、俺はまだ触れただけなのになぜどんどん溢れてくるのだ?」
「ぁっ、やぁっ、だって・・・んんっ、ぁ、はぁっ、あれ、エル・・・?」
蜜口に指を抜き差しされながら、甘い快感に酔い痴れていたら視界からエルが消えた。
すると、突如足をぐいっと広げられ、指の抽挿と同時に敏感なクリトリスを舌で転がしたり甘噛みされた。
「きゃぅっ、や、そんな同時に・・・ぁ、やぁっ、それダメ、あぁぁぁぁっ、ぁぁっぁぁっ」
「ん、ココはやはり特に敏感なようだな・・・くくっ、足もココもさっきから痙攣し続けておるわ」
溢れかえった蜜を舌で舐めとられたかと思ったら、そのまま秘部全体をあむっと咥えられ、じゅるじゅると溢れた蜜をエルに吸われる。
口でされるのは気持ち良さより恥ずかしさの方が未だに強く、しかも今は音が恥ずかしすぎるのでやめてもらおうとエルの頭に手を伸ばすも、軽い痙攣が止まらなくて力が入らない。
「あぅっ、はぁっ、や、エル・・・それ、音、やぁっ、はぁっ、お願い・・・も、ちょうだい・・・」
「じゅるっ、ん、もう欲しがるか。ホントに仕方のない奴だ・・・よっ、と」
「ひゃっ」
抱き起きされた後、エルの上に向かい合って座るような体勢にされた。
これって・・・
「あの、エル・・・この体勢って」
「あぁ、せっかくのドレスがしわになるのはお前としてもイヤだろう?・・・ほら、手伝ってやるからゆっくり腰を降ろせ」
正装を着崩したエルが、前をはだけさせたまましがみ付いてるあたしに自分のモノが挿入るよう宛がい、腰を少しずつ落とさせる。
ずぶずぶといやらしい音を響かせながら、エルのモノがあたしの膣内を押し広げるように挿入ってくるのが、自分が正装のエルを襲っているようでなんともいやらしい。
「ぁ、や・・・挿入って、んっ、ぁぁ・・・」
「・・・っ、ナカが熱いな、溶かされそうだ」
全部挿入ったところで、エルがうっとりした顔であたしに舌を絡める濃厚なキスをする。
キスをされながら腰をしっかりと引き寄せられ、結合部がぴったり密着するくらいしっかりと奥まで挿入されたままぐりぐりとゆっくり掻き混ぜられる。
「んっ、ぁ、ぁぁっ、奥、当たって・・・んんっ、はぁ」
「ん、ぁむ、・・・奥、好きだろう?・・・ふっ、奥に当たるたびに締め付けおって」
「ぁ、そんな、勝手になっちゃ・・・んぁっ」
何度もこの体勢で抱かれてるはずなのに、いつもと違う服というだけでいつも以上にドキドキして、あそこもキュンキュンしてしまう。こんなドレスを着たままエッチしちゃう人達が多いとは、貴族とはなんていやらしいんだろうか・・・
エルは深く挿入したまま、ドレスからこぼれたあたしの胸を掴んでそのまま舐めしゃぶる。
何をされても軽くイキっぱなしみたいで、ピクン、ピクンっとしてしまうあたしは、エルに必死にしがみ付いて喘ぎ声しか出すことができなかった。
「あぁぁっ、そんな吸っちゃ、んんっ・・・も、ぁ、ダメ、気持ち、良すぎておかしくなっちゃ・・・んんっ」
「ん、はぁっ・・・いくらでもおかしくなれば良いさ・・・っく、一度射精すぞ」
「あぁ、やらっ、深っ、そんなぐりぐりしちゃ・・・ぁぁっ、奥、それ以上ムリっ、あぁっ、~~~~~~~っ」
ドクン、ドクンっと最奥でエルが弾けて、ナカが熱く満たされたと同時にビクンッ、ビクンッとあたしも激しく痙攣してイってしまう。
そして、まだイッてる最中のあたしにエルは魔力を含んだ甘いキスをして、もう上も下も気持ち良すぎて蕩けてしまう。
「んんっ、ぁむ、ふぁ・・・はぁっ、はふ、んちゅ、ぁ、エル・・・」
「はぁっ、はぁ・・・サーヤ、んっ、ぁむ、はぁ・・・」
エルは深く挿入れて魔力を含んだキスをしたり、逆にあたしから奪ったりと魔力与奪を繰り返す。
魔力過多にならないよう与奪を繰り替えしてくれてるのかもしれないけど、あたしは魔力を与えられると魔力の甘さで力が抜けて蕩けそうになるし、魔力を奪われると普通に力が抜けてしまうので、繰り返されるほどしがみ付く力すらも抜けてきてしまう・・・エルはわかってるんだろうか?
「エル・・・ん、これ、ダメ・・・もう」
「ん、俺が支えてやるから大丈夫だ。ドレスを着たまま乱れるお前はいつも以上にクるな・・・お前も俺を離すまいとずっと締め付けおって、可愛い奴め」
いやいやいや、全然大丈夫じゃないからっ!
意識的にやってるわけじゃなくて、気持ち良いのが止まらなくて締め付けちゃってるだけだからっ!!
お願いだから、そろそろあたしの感じる場所じゃなく体力的に限界のラインがどこかに気付いてっ!!!!
相変わらず鬼畜でドSなエルの暴走は、止まるどころかどんどん加速する一方だった。
「今日もココがいっぱいになるまでたっぷり可愛がってやる。くくっ、存分に乱れろ、サーヤ」
ゾクリとしつつもエルの言葉に感じてしまい、またきゅうっと締め付けてしまうあたし。
見た目は王子様、中身はドSで鬼畜な俺様魔王様は、意地悪な笑みを浮かべながらこの後もさらに激しく攻めてきそうな感じだ。
さぁ、どうしよう。
→ 諦める
受け入れる
むしろどんとこい
ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!選択肢がどんどんおかしな方向にいってるの気のせいじゃないよねっ??!!
最後の“むしろどんとこい“ってあたしはMかっ!!ついにそっちの扉を開きつつあるのか??!!
心の中でぐるぐる葛藤しているあたしを見かねたエルは、深く挿入れたまま腰をグラインドさせぐじゅっ、じゅぶっと音が響くくらい激しく掻き回し始めた。
「やっ、あぁぁぁぁぁっ、激し、ぁぅっ」
「余計な事を考える余裕があるなら、もう少し激しくしても問題なかろう?」
待って待って!!余裕なんかないからっ!!
すでに十分激しいのに、これ以上激しくされたらホントにもうおかしくなっちゃうからぁぁぁ!!!
結局あたしの心の声は魔王様に届かないまま、この後騎乗位のままで数回。
完全に力尽きて倒れた後は、正常位からバックまでいろんな角度で激しく奥まで攻め立てられました。
激しすぎなかったからか、最近そっちの体力が少し付いたからなのか、気を失う事ができなかったあたしはその快楽をすべて受け止めひたすら喘ぎ、最後には声が完全に枯れていた。
結局、最後まで着たままだったあたしのドレスもエルの正装も、ひとしきりえっちが終えた頃にはしわしわだわいろんな液でぐちゃぐちゃだわで酷いことになっていました。
ドレスを着たら少しだけお姫様気分を味わえるかもしれないと思ったけど、あたしとエルの場合は、ドレスや正装を着てもお姫様や王子様のようないちゃらぶになるのではなく、いつもより欲情した魔王様にいつも以上に激しく攻め立てられてしまう結果になるようです。
・・・貴族のドレスは実は破廉恥仕様。
綺麗なドレスは綺麗なだけじゃありませんでした・・・―――
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