【本編完結済】【R18】異世界でセカンドライフ~俺様エルフに拾われました~

暁月

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12章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米の国へ出発編~

皆で楽しく船内プール2*

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確かに魔力をもらうということで、キスくらいは覚悟してたよ?
木陰で周囲の人から少し見えづらい場所だから、ちょっといちゃいちゃするくらいは良いかなとも思ってた。



でもさ、でもね・・・



「・・・ぁ、や、エル、それダメ・・・んんっ」
「お前の“ダメ”は“イイ”の間違いであろう?・・・ほら、ココは悦んでいるみたいだぞ」
「~~~~~~~~っ」

エルと一緒に木の影へ移動したまでは良かった。
けど、移動してから「欲しいモノがあるだろう?」と言われ、素直に「魔力をちょっとだけ下さい」って言っただけなのに、どうしてこうなった??


今あたし、エルとプールの中でえっちしてます。


もちろん全裸などではなく、水着をちょっとずらしてるし繋がっている部分は水中なので、見てすぐにえっちしてますってのはわからないと思う。・・・たぶん。

でもいくら木陰に隠れたからって、ここはプールであって利用客が周囲にたくさんいるのだ。
それに、いくら繋がっているトコロが見えないとはいえ、あたしやエルの様子でバレバレじゃないか?!と思うのですよ!


もちろん最初からこんな感じだったわけじゃない。
最初は抱き合って、触れるような優しいバードキスだけだったのだ。

口唇を優しく啄んだり甘噛みするような、あたしの大好きなキス。
もちろんキスには魔力が込められているため、魔力の甘さとキスの気持ち良さにあたしはすぐ蕩けてしまった。

そういえばこのキスって「えっちするよ」の合図だよな・・・と思った頃には、時すでに遅し。

周囲に人の気配がないことを確認したらしいエルは、あたしをプールサイドに横たわらせ、指と口でぐちゅぐちゅとあたしのイイトコロばかりを刺激しながら甘い言葉を囁き誘惑した。
お色気大魔王様こと、エルの色っぽい瞳や声にめっぽう弱いあたしは、気付いた時にはすでにエルのすべてを受け入れていた。

甘い言葉はだんだんあたしをはずかしめる言葉へと変わっているのに、エルにされることもささやかれることもすべて甘い快楽へと変換され、エルの一つ一つの行動があたしを虜にしていた。

「やぁっ、水、入っちゃぅ・・・あぁっ」
「水中で身体が浮いているから、・・・っく、いつもと角度も感触も違うな」

現在はプールサイドに手を付いて、後ろから抱きしめられるような体勢で水中で深く繋がるあたしとエル。
頭のどこかで”こんな場所でこんなコト、誰かに見られたらどうしよう”って思ってるのに、”このまま最後までシテ欲しい”と思ってる自分もいる。


ダメなのに・・・
こんな場所でこんな・・・誰がいつ来てもおかしくないのに・・・――――――――


「エル、お願、い・・・もぅ・・・」
「あぁ、そろそろイクぞ」
「!!・・・っ、あぁぁっ、激しっ、声出ちゃ・・・やっ、ぁぁぁ」

今まであたしのナカを味わうように動いていたエルが、ラストスパートだからと激しく攻め立ててきて、思わず大きな声が出てしまう。

エルの事だから何かしら結界を張ってるのかもしれないけど、意地悪からなのか何も言ってくれない。
大丈夫なんだよね?ちゃんと結界張ってるんだよね??


(ドクンッ、ドクンッ)

「・・・っく」
「~~~~~~~~~~~っ」

(ビクンッ、ビクンッ)

最奥で熱いエルの吐精を感じながら、あたしも身体を大きく痙攣させ一緒に達した。
魔力補給を兼ねた予想外の激しい情事で、完全にプールサイドで伸びてしまっているあたしに、エルが覆いかぶさり優しくキスをする。

「・・・ん、こんなトコロで、バカ・・・エルのえっち」
「お前の水着姿など、他の奴らに見せる気はない」

いやいやいや。水着以前にこんな場所でえっちしてたら、水着を見られるより恥ずかしい思いをすると思うんだけど、そこら辺どうなの?
ここだって、いつ人が通りがかるかわかったもんじゃ・・・――――――

(ガサッ、ガサガサッ)

「!!」
「そこにいるのは誰だ」

エルが声をあげたと同時に人の気配がする茂みの方へ魔法を放つと、「うわっ」という声と共に一人の男性が茂みから転がってきた。

「え?・・・第二、王子・・・??」
「お前、ここで何をしている?」
「なっ、それはこっちの台詞だ!バカ者っ!!お前達こそ、こんなトコロで、あ、あんな・・・」
「!!!!」

当初は青ざめていた顔を、今度は耳まで真っ赤にする第二王子。

この反応は、もしかしなくてもさっきのアレを見られてたってこと??!!
ってか、今も実は挿入はいったままじゃないかっ!!エルのバカぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!


うぅ・・・もう二度と、公共の場で流されたりなんかしない・・・流されるもんか・・・
あたしは心の中で、固く誓いました。





「あれ?まま・・・とリリたん?どしたの??」
「ここ、レオたんと、くーのおへやよ?」
「今日はレオンやサクラと一緒に寝ようかなと思って・・・良いかな?」
「あきゃっ、だぁー!」
「「もちろんっ!!わぁ~い♪ままと、リリたんと、いっしょ~☆」」


その日の夜、あたしはリリアを連れてレオンとサクラの寝室で眠る事にした。

これは、あの後いろいろあった結果に対して、あたしなりの”もうあんな場所であんなコト、絶対にイヤです!”という、ささやかな怒りと恥ずかしさのアピール・・・というか抗議みたいなモノでもある。
・・・うぅ、思い出すだけでも顔から火が出そう・・・


もちろん流されてしまったあたしも悪いので、あくまで今夜だけ。
明日からはいつもどおり、普通に仲良くするつもりだ。



・・・正直なトコロ、今日の事をネタに今夜もエルに辱められたら、開けてはいけない扉をそろそろ開けてしまいそうで・・・と思っているのは、エルに内緒です。





「ふふっ、サーヤってば相当怒ってる・・・というか恥ずかしがってるみたいだね☆」
「・・・」
「だってさ、サーヤの水着姿に我を忘れて結界張らずにシちゃってたんでしょ?途中でボクが気付いて遮音の結界張ってあげたけど、一部の人間は気付いちゃったんじゃない??」
「・・・うるさい。黙れセイル」
「ふふっ☆ホントにサーヤに夢中になり過ぎというかなんというか・・・あ、初恋だから仕方な・・・」
「うるさいっ!いいからお前はさっさと森へ帰れ!!」
「はいはい・・・ぷっ、今夜のエリュシオンは寂しく一人寝かぁ♪明日はいよいよフェイフォンの港町、ルーアに着くんだからそれまでに仲直りしてよね☆」
「・・・わかっている」



フェイフォン行きの船で過ごす最後の夜、エルと別々に眠る選択をした自分の判断を、あたしはこの後ものすごく後悔することになるのだった・・・―――――――
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