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482.どこから
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男はいつものように冒険者ギルドを訪れるオリエに鼻の下を伸ばした。この頃のオリエは決まって昼下がりと夕方の中間くらいの時間に訪れるので待ち伏せもし易い。
ところが男は違和感を感じた。暫くそれが何か判らなかったが、オリエの揺れる乳首を凝視ながら気が付いた。
肉を持ってない!
オリエはいつも肉を抱えて訪れていた。その肉のせいで来る時に乳首までは見えない。見ようと思えば帰りを待たなければならない。それが今日は待つ必要も無く拝めたのだ。
不思議に思って冒険者ギルドの中まで跡を付ける。するとオリエはどこからともなく肉をカウンターに置いた。
「どこから出した!?」
突然の大声に、さすがのオリエも気になって振り向いた。
「なあ、その肉はどこから出したんだ!?」
面と向かって問われれば、自分の事かとオリエにも判る。いつも自分を取り巻いている人と態度が違うので無視しないことにした。
「え? これ?」
男はぶんぶんと首を縦に振った。
「アイテムボックスだけど」
「アイテムボックス?」
「エーンの交換リストに有るよ」
「何……だと……」
男は慌てて交換リストを確かめる。
「おお……。これか……」
男は交換リストとオリエの裸身を交互に見ながらオリエに「ありがとよ」とお礼を言う。
オリエもそれで用は済んだと、冒険者ギルドを後にする。その姿を見送った男は早速狩りに出掛けるのであった。
ところが男は違和感を感じた。暫くそれが何か判らなかったが、オリエの揺れる乳首を凝視ながら気が付いた。
肉を持ってない!
オリエはいつも肉を抱えて訪れていた。その肉のせいで来る時に乳首までは見えない。見ようと思えば帰りを待たなければならない。それが今日は待つ必要も無く拝めたのだ。
不思議に思って冒険者ギルドの中まで跡を付ける。するとオリエはどこからともなく肉をカウンターに置いた。
「どこから出した!?」
突然の大声に、さすがのオリエも気になって振り向いた。
「なあ、その肉はどこから出したんだ!?」
面と向かって問われれば、自分の事かとオリエにも判る。いつも自分を取り巻いている人と態度が違うので無視しないことにした。
「え? これ?」
男はぶんぶんと首を縦に振った。
「アイテムボックスだけど」
「アイテムボックス?」
「エーンの交換リストに有るよ」
「何……だと……」
男は慌てて交換リストを確かめる。
「おお……。これか……」
男は交換リストとオリエの裸身を交互に見ながらオリエに「ありがとよ」とお礼を言う。
オリエもそれで用は済んだと、冒険者ギルドを後にする。その姿を見送った男は早速狩りに出掛けるのであった。
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