252 / 1,381
596.一番安い
しおりを挟む
「しょうがねぇだろ! 一番安い魔剣なんだからよ!」
剣士は拗ねた。
「それにしたって交換する前に性能くらい判らなかったの?」
「『炎が飛ぶ』だの『小さい炎が飛ぶ』だの『中くらいの炎が飛ぶ』なんて書いてあるだけだ」
「ええ……。『炎が飛ぶ』とは別に『中くらいの炎が飛ぶ』があるの?」
「そうだ」
「それ、どっちが強いの?」
「聞いてなかったな……」
「魔王にでも何でも聞きなさいよ」
「そうすっか……」
と言うことで、2人は魔王に尋ねた。
「『大きい炎が飛ぶ』『炎が飛ぶ』『中くらいの炎が飛ぶ』『小さい炎が飛ぶ』の順だ」
「ほう」
「……値段で判ろう?」
「「あ……」」
剣士は拗ねた。
「それにしたって交換する前に性能くらい判らなかったの?」
「『炎が飛ぶ』だの『小さい炎が飛ぶ』だの『中くらいの炎が飛ぶ』なんて書いてあるだけだ」
「ええ……。『炎が飛ぶ』とは別に『中くらいの炎が飛ぶ』があるの?」
「そうだ」
「それ、どっちが強いの?」
「聞いてなかったな……」
「魔王にでも何でも聞きなさいよ」
「そうすっか……」
と言うことで、2人は魔王に尋ねた。
「『大きい炎が飛ぶ』『炎が飛ぶ』『中くらいの炎が飛ぶ』『小さい炎が飛ぶ』の順だ」
「ほう」
「……値段で判ろう?」
「「あ……」」
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
38
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる