魔☆かるちゃ~魔王はこたつで茶をすする~

浜柔

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1399.気持ち

 翌朝妻は夫に言った。

「あれは子供に聞かせられないわ」
「そ、そうか……」

 夫は妻の意見に反論しなかった。
 元より子供に聞かせるつもりは無いし、聞かせられないと思うのは同じ。
 むしろ妻の疑う様子が消えたことに罪悪感を抱いた。
 何せ妻が睨んだ通りにいかがわしい気分で聞いていたのだ。
 その罪悪感が口を滑らせたりもする。

「ほ、他に聞きたいのがあるなら俺が買って来るよ」
「……」

 妻は暫し考える。

「自分で買うからいいわ」

 少し頬を赤らめながら断った。
 妻が夫の気持ちを少し解った瞬間でもあった。

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