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第七六話 鯵の開き
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累造が作った転送装置は送り出し側と受け取り側の二つ一組の箱で出来ている。その大きさは外形で縦横が約四〇センチメートル、高さが約六〇センチメートルの組み立て式だ。側面に扉が有り、扉を閉めなければ魔法が発動しない仕組みも設けている。具体的にはスイッチを二つ設けて一つを扉に連動させ、もう一つを手で動かすものにしている。その二つのスイッチがオンにならなければ魔法が動かない。送り出し側と受け取り側とでスイッチが都合四つ有り、全てがオンになって初めて魔法が動くのである。
その大きさと組み立て式である理由は空間接続の魔法陣の大きさが約四〇センチメートル角なためだ。一つの平面上に描けない以上、魔法陣を紙に描くしかない。紙のようなもので魔法陣を大きくし過ぎると、不慮の事故の可能性が高くなってしまう。そうなれば部品の受け渡しに危険だ。一方で小さくし過ぎると実用性が無くなる。妥協点がその大きさだった。当然ながら箱の形にしてしまっては更に小さな装置しか送れないため、箱を部品に分けて空間接続の魔法陣を通すのである。
転送装置自体は空間接続の魔法の実験を行う前には完成していた。空間接続の魔法を使うと決めた時点で累造がテンダーに発注していたのだ。ニナーレもその存在は知っていたものの「持ち運びに便利」くらいに考えていて、受け渡しの段になって初めて理由を知った経緯も有る。
そうしたことからニナーレが少しどたばたしてもいたが、元々組み立てが簡単とは言えなかったため、累造的には説明不足を反省せざるを得なかった。組み立ての説明にかなりの時間を要したのだ。その結果、ニナーレの故郷で組み立て終わる迄に三日程が必要だった。
空間接続で送ったのは転送装置だけではない。何かを転送するのであれば連絡が必要なため、双方向の通信装置も送っている。原理は遠見の魔法陣と変わらない。遠見の魔法陣が座標で位置を指定するのに対し、この通信装置は対になる魔法陣に位置を固定している点と、双方向に利用できる点が異なっているだけである。位置の指定が簡素になった分だけ魔法陣も小さくなり、魔法陣本体部分だけなら約四〇センチメートル角の板に納まっている。その横にスイッチを二つ置くため、使う時の全体像としてはもう少し大きくなるが、板に彫っているので多少大きくなっても信頼性に問題は無い。
累造はその通信装置と転送装置をニナーレに預けた。累造としては醤油を始めとした食材だけ送って貰えれば良く、先方と連絡を取るのにはニナーレの助けが必要だ。それに、ニナーレが自由に故郷と連絡が取れる方が良いだろうとも考えたのだ。
それによって三日も経たずに「ぐへへ」と言う不気味な笑い声が夜の雑貨店に響いたのは言うまでもない。
不気味な笑い声が響いた翌朝は決まってチーナとニナーレが大欠伸である。特に、朝食の仕度で早めに起きるチーナの欠伸が酷い。
そんな日が二、三日続いた日のことだった。
「ふあああああ」
「夜更かしは身体に良くないですよ」
累造は一応忠告するのだが、他人の事を言えない累造に説得力は無い。
「判ってはいるんですけどねー」
首筋を掻きながらチーナは答えた。夜更かしを言ってどうにかなるようであれば誰も苦労はしないものである。
「どうせ薄い本なんでしょうから、昼間読めばいいじゃないですか」
「夜に読むのがいいんじゃないですか」
チーナは腰に手を当てて胸を張る。「別に威張ることじゃないんだけど」と思わざるを得ない累造である。
お昼時、チーナは食堂のテーブルで居眠りをするに至っていた。涎がテーブルに広がっていて美人が台無しである。
一二月ともなると気温も低くなり、テーブルで居眠りをすれば普通なら風邪を引いてもおかしくない。だが、雑貨店の食堂は累造の魔法陣で暖房されているので、その心配は不要だった。
「これは俺に『昼飯を用意しろ』と言うお告げでしょうか?」
「そうかもしれませんの」
答えるニナーレもこっくりこっくりと船を漕ぎ気味だ。危なくてしょうがない。
「ニナーレさんも仮眠を取ってください」
ニナーレはぼやんと累造へと顔を向けると、カクンと頷いた。のそのそとテーブルに着いて突っ伏してしまう。
累造は黙って首を横に振り、食堂の暖房の温度を少し上げた後、昼食の準備に取り掛かった。
メニューは鯵の開き、豆腐とワカメの味噌汁、白ご飯だけだ。累造は自分自身に多くを期待していない。食材は全て今朝方届いたもので、夕飯に供する予定でいた。チーナが寝転けていて役に立たないので前倒しなのである。
「ふーん、それで昼飯がこうなっているのか。チーナ、何か言いたいことは?」
今日のルゼは仕入れに出掛けているショウの代わりで店頭に立っていた。そのため、チーナの失態を昼食になって初めて知ったのだ。見慣れないメニューに困惑したのが、理由を追及した発端である。
「うう……、面目ありません」
朝には踏ん反り返っていながらの失態だ。チーナは消え入りそうな返事をして項垂れるだけだった。
「累造とニナーレの使っている二本の棒は何だ?」
「箸ですが?」
累造とニナーレはキョトンと首を傾げた。二人にとっては当たり前の道具である。だが、考えてみれば雑貨店に住むようになって以降、今日食材と共にニナーレの故郷から届くまで、箸は食卓に存在すらしなかったのだ。ルゼが知らないのも当然である。
「俺の故郷では極一般的な道具なんですよ。大抵の物ならこれだけで食べます」
「棒でどうやって?」
「こんな風にです」
累造は鯵の開きの身を解して見せた。
「随分、器用に使うんだな」
「これでも下手な方ですよ」
「その通りですの。累造さんの箸の持ち方はなってませんの」
そう言うニナーレの箸の持ち方も箸使いも実に流麗だ。累造は感心する他ない。
「随分練習も必要だったんでしょうね」
「そうなんですの。こんなところには神官長が厳しいんですの!」
箸を握り締めて力説するニナーレは若干涙目になっている。ペシペシと何度も手を叩かれて矯正させられた過去を思い出してしまったのだった。
「美味しい! これ普段の一皿にしたいです!」
三人の話を余所に、チーナは失態の件で若干落ち込んでいたため、黙々とフォークで鯵の開きと格闘していた。そして何とか一口食べた途端、落ち込んでいたのも忘れて叫んだのだ。
「そうしたいのはやまやまですが、カレー粉が対価になるかどうかに掛かってます」
「カレー粉が対価になるかどうかですか?」
「需要が無ければ対価になりませんから」
「む、ほんとに美味いな」
そう言いつつルゼは指を舐めている。チーナの声に釣られて鯵の開きを食べようとしたものの、フォークでは上手く身をほぐせずに最後は手掴みしてしまったのだ。
「まあ、ねだる訳にはいかないから、物々交換できる範囲で話をしてみてくれ」
ルゼも気に入ったようで、即、累造に一任してしまった。累造の方は目が点である。
累造は交渉を一任されてしまった格好だが、結局はニナーレに丸投げだ。対価にできるものを想像できない累造には交渉なんて無理だったのである。それでもルゼに任されてしまった以上、交渉には一応でも同席しなければならない。故に、累造の部屋での交渉となった。
そして交渉の結果、売る程の干物が入手可能となった。
その大きさと組み立て式である理由は空間接続の魔法陣の大きさが約四〇センチメートル角なためだ。一つの平面上に描けない以上、魔法陣を紙に描くしかない。紙のようなもので魔法陣を大きくし過ぎると、不慮の事故の可能性が高くなってしまう。そうなれば部品の受け渡しに危険だ。一方で小さくし過ぎると実用性が無くなる。妥協点がその大きさだった。当然ながら箱の形にしてしまっては更に小さな装置しか送れないため、箱を部品に分けて空間接続の魔法陣を通すのである。
転送装置自体は空間接続の魔法の実験を行う前には完成していた。空間接続の魔法を使うと決めた時点で累造がテンダーに発注していたのだ。ニナーレもその存在は知っていたものの「持ち運びに便利」くらいに考えていて、受け渡しの段になって初めて理由を知った経緯も有る。
そうしたことからニナーレが少しどたばたしてもいたが、元々組み立てが簡単とは言えなかったため、累造的には説明不足を反省せざるを得なかった。組み立ての説明にかなりの時間を要したのだ。その結果、ニナーレの故郷で組み立て終わる迄に三日程が必要だった。
空間接続で送ったのは転送装置だけではない。何かを転送するのであれば連絡が必要なため、双方向の通信装置も送っている。原理は遠見の魔法陣と変わらない。遠見の魔法陣が座標で位置を指定するのに対し、この通信装置は対になる魔法陣に位置を固定している点と、双方向に利用できる点が異なっているだけである。位置の指定が簡素になった分だけ魔法陣も小さくなり、魔法陣本体部分だけなら約四〇センチメートル角の板に納まっている。その横にスイッチを二つ置くため、使う時の全体像としてはもう少し大きくなるが、板に彫っているので多少大きくなっても信頼性に問題は無い。
累造はその通信装置と転送装置をニナーレに預けた。累造としては醤油を始めとした食材だけ送って貰えれば良く、先方と連絡を取るのにはニナーレの助けが必要だ。それに、ニナーレが自由に故郷と連絡が取れる方が良いだろうとも考えたのだ。
それによって三日も経たずに「ぐへへ」と言う不気味な笑い声が夜の雑貨店に響いたのは言うまでもない。
不気味な笑い声が響いた翌朝は決まってチーナとニナーレが大欠伸である。特に、朝食の仕度で早めに起きるチーナの欠伸が酷い。
そんな日が二、三日続いた日のことだった。
「ふあああああ」
「夜更かしは身体に良くないですよ」
累造は一応忠告するのだが、他人の事を言えない累造に説得力は無い。
「判ってはいるんですけどねー」
首筋を掻きながらチーナは答えた。夜更かしを言ってどうにかなるようであれば誰も苦労はしないものである。
「どうせ薄い本なんでしょうから、昼間読めばいいじゃないですか」
「夜に読むのがいいんじゃないですか」
チーナは腰に手を当てて胸を張る。「別に威張ることじゃないんだけど」と思わざるを得ない累造である。
お昼時、チーナは食堂のテーブルで居眠りをするに至っていた。涎がテーブルに広がっていて美人が台無しである。
一二月ともなると気温も低くなり、テーブルで居眠りをすれば普通なら風邪を引いてもおかしくない。だが、雑貨店の食堂は累造の魔法陣で暖房されているので、その心配は不要だった。
「これは俺に『昼飯を用意しろ』と言うお告げでしょうか?」
「そうかもしれませんの」
答えるニナーレもこっくりこっくりと船を漕ぎ気味だ。危なくてしょうがない。
「ニナーレさんも仮眠を取ってください」
ニナーレはぼやんと累造へと顔を向けると、カクンと頷いた。のそのそとテーブルに着いて突っ伏してしまう。
累造は黙って首を横に振り、食堂の暖房の温度を少し上げた後、昼食の準備に取り掛かった。
メニューは鯵の開き、豆腐とワカメの味噌汁、白ご飯だけだ。累造は自分自身に多くを期待していない。食材は全て今朝方届いたもので、夕飯に供する予定でいた。チーナが寝転けていて役に立たないので前倒しなのである。
「ふーん、それで昼飯がこうなっているのか。チーナ、何か言いたいことは?」
今日のルゼは仕入れに出掛けているショウの代わりで店頭に立っていた。そのため、チーナの失態を昼食になって初めて知ったのだ。見慣れないメニューに困惑したのが、理由を追及した発端である。
「うう……、面目ありません」
朝には踏ん反り返っていながらの失態だ。チーナは消え入りそうな返事をして項垂れるだけだった。
「累造とニナーレの使っている二本の棒は何だ?」
「箸ですが?」
累造とニナーレはキョトンと首を傾げた。二人にとっては当たり前の道具である。だが、考えてみれば雑貨店に住むようになって以降、今日食材と共にニナーレの故郷から届くまで、箸は食卓に存在すらしなかったのだ。ルゼが知らないのも当然である。
「俺の故郷では極一般的な道具なんですよ。大抵の物ならこれだけで食べます」
「棒でどうやって?」
「こんな風にです」
累造は鯵の開きの身を解して見せた。
「随分、器用に使うんだな」
「これでも下手な方ですよ」
「その通りですの。累造さんの箸の持ち方はなってませんの」
そう言うニナーレの箸の持ち方も箸使いも実に流麗だ。累造は感心する他ない。
「随分練習も必要だったんでしょうね」
「そうなんですの。こんなところには神官長が厳しいんですの!」
箸を握り締めて力説するニナーレは若干涙目になっている。ペシペシと何度も手を叩かれて矯正させられた過去を思い出してしまったのだった。
「美味しい! これ普段の一皿にしたいです!」
三人の話を余所に、チーナは失態の件で若干落ち込んでいたため、黙々とフォークで鯵の開きと格闘していた。そして何とか一口食べた途端、落ち込んでいたのも忘れて叫んだのだ。
「そうしたいのはやまやまですが、カレー粉が対価になるかどうかに掛かってます」
「カレー粉が対価になるかどうかですか?」
「需要が無ければ対価になりませんから」
「む、ほんとに美味いな」
そう言いつつルゼは指を舐めている。チーナの声に釣られて鯵の開きを食べようとしたものの、フォークでは上手く身をほぐせずに最後は手掴みしてしまったのだ。
「まあ、ねだる訳にはいかないから、物々交換できる範囲で話をしてみてくれ」
ルゼも気に入ったようで、即、累造に一任してしまった。累造の方は目が点である。
累造は交渉を一任されてしまった格好だが、結局はニナーレに丸投げだ。対価にできるものを想像できない累造には交渉なんて無理だったのである。それでもルゼに任されてしまった以上、交渉には一応でも同席しなければならない。故に、累造の部屋での交渉となった。
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※本作は他サイトでも掲載しています
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