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第十六話 王都脱出
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牢屋を出た僕たちはジルたちを救出するために歩き出す。リリムが言うには別の地下牢獄にいるという。
「どこかわかるかい?」
僕はリリムに尋ねる。
生まれてからずっと王宮にすんでいるが、地下牢獄のことはさっぱりわからない。地下に牢獄があるとは知っていたが、こんなにも広いとは思ってもみなかった。
「ここはもともと魔王の城だったからね。エルディア城は魔王の城を取り潰してその上に建てられたんだよ」
リリムが自慢げに巨乳をはる。
それは前に聞いたことのある話だ。
勇者ハヤトとその仲間たちによってうち滅ぼされた魔王の城に二度と魔族たちがあつまらないように聖女エルデがこの地に城を築いたのだ。それは今から約千年間前の物語でエルディア王国の建国神話でもある。
「リリムはここにくわしいの?」
もう一つ聞いてみる。
リリムはジルたちの匂いで居場所が分かるようで鼻をひくひくさせている。
「当り前よ。アタシはなんたって魔王軍最強の四天王の一人だったんだから」
リリムは再び巨乳をはる。ピンクの乳首が魅力的だ。
道を何度かまがり、さらに階段を降りる。
なんだか騒がしい声が聞こえてきた。
「亜人が貴族に抱かれるのだからありがたく思え」
その言葉の内容はなんだかぶっそうなものだった。
「反逆者シオンの一味などが我らのなぐさみものになれるのだ光栄に思え」
もしかしてジルたちが襲われようとしているのか。
僕は端正なリリムの顔を見る。彼女は軽くうなずいて早足になる。
すぐにジルたちが捕らわれている牢屋に到着した。
鉄格子の向こうにジルとエルクが捕らわれていた。
エルクは抵抗できないように鎖でその体をぐるぐる巻きにされていた。
ジルはドレスを引きはがされ、下着姿で地面に座っていた。
くそっその女は、ジルは僕のものだ。
僕は胸の中の炎の力に点火しようとする。
牢屋の中には三人の男たちがいる。
王宮でみたことがある青年貴族たちだ。そしてシリウスに味方するものたちだ。
今にも駈け出そうとする僕をリリムは手をのばして制する。
一人悠然と牢屋の前に立つ。
いきなり全裸の女が牢屋の前にあわわれたので、青年貴族たちは驚愕の表情をとる。
その牢屋の前でリリムは自分の巨乳を手で鷲つかみして、もみだした。
「うんっあんっあふんっ」
それは獣欲をそそられる喘ぎ声だ。
三人の青年貴族たちはリリムに釘付けだ。
「さあ、あながたを夢幻の世界にご招待させてさしあげますわ」
リリムの瞳が髪の毛と同じように赤く輝く。
青年貴族たちは泡をふいて、倒れていく。
「ひいぃ気持ちいい……」
彼らは白目をむいて、気絶している。股間のあたりがあっというまに濡れている。
「あなたがたはそこで一生夢精してなさい」
リリムが勝ち誇ったように青年貴族たちを見おろす。
牢屋の扉に手をあてて、リリムは開錠する。
「助けに来たよジル」
僕はジルを抱き起す。
「殿下、殿下、殿下……」
ジルは涙ながらに僕に抱きつく。少しの間でもジルを心配させたことに僕は憤りを感じる。
結果的にジルを泣かせたシリウスたちをゆるせない。
僕がジルの涙を指でぬぐっているとバリバリと何かがさける音がする。
エルクが手足を縛っていた鎖を引きちぎったのだ。巨人族の末裔たるエルクをこの程度で拘束できると思うとはなんとも浅はかなやつらだ。
僕の大事な家臣たちにこのようなひどいことをしたのだから、それ相応の報いを受けさせてやる。
シリウスのことは別に憎いなんて思っていなかったけど、このようなをいわれのない仕打ちを受けて黙っているほど僕は優しくはない。
向こうがその気なら、こちらもやってやる。
「殿下、よくご無事で」
手首につく鎖の破片を払い、エルクは僕に抱きつく。顔にあたる彼女の爆乳の柔らかさが心地よい。
「エルクもよく我慢してくれたね」
僕はエルクを褒める。
彼女ならここにいる全員をくびり殺すことなど容易い。だが、前後関係が分からない以上、彼女は軽はずみな行動を取らなかったのだ。
「王都を出よう」
僕はジル、エルク、リリムの順番に顔を見る。
このまま王宮さらに王都にいてもらちがあかない。
シリウスに思い知らせるにはここを出て、力をつけなければいけない。
空中分解しつつあったシオン派を集めなおして、シリウスにこの暴挙の責任をとらさないといけない。
「シオン殿下、ならば我が故郷にお越しください」
ジルが立ち上がる
ジルの故郷と言えば西のフェリオス地方だ。
たしかジルの姉が銀鱗族の族長で辺土伯爵の爵位を与えられ、その地を治めていたはずだ。
ジルのお姉さんに力になってもらおう。
「殿下、エレノア様はいかがなされますか?」
エルクが尋ねる。
うーん、エレノア公爵令嬢はこのままなら死罪は免れないだろう。国家反逆罪は死罪というのがエルディア王国の法だ。
あっということはシリウスは僕のことも殺そうとしていたのか。
さすがに王族だからすぐに殺しはしないと思うけど。こうなるとますますシリウスのことが許せないな。
「エレノアの居場所はわかるか?」
僕はリリムに訊く。
僕の言葉のあと、リリムは鼻をひくひくさせる。
「うん、わかるよ」
ふふんっと何度目かの自慢気に巨乳をはる。
「そんなに遠くはないね。ここからちょっと上がったところだね」
僕たちはエレノアを助け出すために牢屋を出た。
エレノア公爵令嬢もシリウスの暴挙の被害者だ。彼女を見捨てるときっと寝覚めが悪くなるだろう。
僕は無能な王子だけど冷酷にはなれないんだよな。
それに彼女を助けだせばハルトムート家を味方にできるだろう。
ハルトムート家はこのエルディア王国で最大の領土を持つ有力貴族だ。たしか王国の十分の一がかの家の領土だ。
だからこそ王太子シリウスと婚約したのだ。
そんな大貴族の令嬢を婚約破棄して、シリウスのやつ狂っていると言わざる終えない。
ジルたちが閉じ込められていた牢屋を出て、リリムの案内でエレノアが捕らえられていると思われる牢屋にたどり着いた。
「おうっ…あうんっ……おうっおうっ……」
女の苦しそうな喘ぎ声が聞こえる
「ぐへへっ公爵令嬢様のあそこはしまりがいいな。くっまた出る!!」
下品な男の声がする。
「ほら、下民の精液を飲め!!」
エレノア公爵令嬢は顔の歪んだ男に口を犯され、さらに秘所も別の太った男に後ろからつらぬかれていた。
「どこかわかるかい?」
僕はリリムに尋ねる。
生まれてからずっと王宮にすんでいるが、地下牢獄のことはさっぱりわからない。地下に牢獄があるとは知っていたが、こんなにも広いとは思ってもみなかった。
「ここはもともと魔王の城だったからね。エルディア城は魔王の城を取り潰してその上に建てられたんだよ」
リリムが自慢げに巨乳をはる。
それは前に聞いたことのある話だ。
勇者ハヤトとその仲間たちによってうち滅ぼされた魔王の城に二度と魔族たちがあつまらないように聖女エルデがこの地に城を築いたのだ。それは今から約千年間前の物語でエルディア王国の建国神話でもある。
「リリムはここにくわしいの?」
もう一つ聞いてみる。
リリムはジルたちの匂いで居場所が分かるようで鼻をひくひくさせている。
「当り前よ。アタシはなんたって魔王軍最強の四天王の一人だったんだから」
リリムは再び巨乳をはる。ピンクの乳首が魅力的だ。
道を何度かまがり、さらに階段を降りる。
なんだか騒がしい声が聞こえてきた。
「亜人が貴族に抱かれるのだからありがたく思え」
その言葉の内容はなんだかぶっそうなものだった。
「反逆者シオンの一味などが我らのなぐさみものになれるのだ光栄に思え」
もしかしてジルたちが襲われようとしているのか。
僕は端正なリリムの顔を見る。彼女は軽くうなずいて早足になる。
すぐにジルたちが捕らわれている牢屋に到着した。
鉄格子の向こうにジルとエルクが捕らわれていた。
エルクは抵抗できないように鎖でその体をぐるぐる巻きにされていた。
ジルはドレスを引きはがされ、下着姿で地面に座っていた。
くそっその女は、ジルは僕のものだ。
僕は胸の中の炎の力に点火しようとする。
牢屋の中には三人の男たちがいる。
王宮でみたことがある青年貴族たちだ。そしてシリウスに味方するものたちだ。
今にも駈け出そうとする僕をリリムは手をのばして制する。
一人悠然と牢屋の前に立つ。
いきなり全裸の女が牢屋の前にあわわれたので、青年貴族たちは驚愕の表情をとる。
その牢屋の前でリリムは自分の巨乳を手で鷲つかみして、もみだした。
「うんっあんっあふんっ」
それは獣欲をそそられる喘ぎ声だ。
三人の青年貴族たちはリリムに釘付けだ。
「さあ、あながたを夢幻の世界にご招待させてさしあげますわ」
リリムの瞳が髪の毛と同じように赤く輝く。
青年貴族たちは泡をふいて、倒れていく。
「ひいぃ気持ちいい……」
彼らは白目をむいて、気絶している。股間のあたりがあっというまに濡れている。
「あなたがたはそこで一生夢精してなさい」
リリムが勝ち誇ったように青年貴族たちを見おろす。
牢屋の扉に手をあてて、リリムは開錠する。
「助けに来たよジル」
僕はジルを抱き起す。
「殿下、殿下、殿下……」
ジルは涙ながらに僕に抱きつく。少しの間でもジルを心配させたことに僕は憤りを感じる。
結果的にジルを泣かせたシリウスたちをゆるせない。
僕がジルの涙を指でぬぐっているとバリバリと何かがさける音がする。
エルクが手足を縛っていた鎖を引きちぎったのだ。巨人族の末裔たるエルクをこの程度で拘束できると思うとはなんとも浅はかなやつらだ。
僕の大事な家臣たちにこのようなひどいことをしたのだから、それ相応の報いを受けさせてやる。
シリウスのことは別に憎いなんて思っていなかったけど、このようなをいわれのない仕打ちを受けて黙っているほど僕は優しくはない。
向こうがその気なら、こちらもやってやる。
「殿下、よくご無事で」
手首につく鎖の破片を払い、エルクは僕に抱きつく。顔にあたる彼女の爆乳の柔らかさが心地よい。
「エルクもよく我慢してくれたね」
僕はエルクを褒める。
彼女ならここにいる全員をくびり殺すことなど容易い。だが、前後関係が分からない以上、彼女は軽はずみな行動を取らなかったのだ。
「王都を出よう」
僕はジル、エルク、リリムの順番に顔を見る。
このまま王宮さらに王都にいてもらちがあかない。
シリウスに思い知らせるにはここを出て、力をつけなければいけない。
空中分解しつつあったシオン派を集めなおして、シリウスにこの暴挙の責任をとらさないといけない。
「シオン殿下、ならば我が故郷にお越しください」
ジルが立ち上がる
ジルの故郷と言えば西のフェリオス地方だ。
たしかジルの姉が銀鱗族の族長で辺土伯爵の爵位を与えられ、その地を治めていたはずだ。
ジルのお姉さんに力になってもらおう。
「殿下、エレノア様はいかがなされますか?」
エルクが尋ねる。
うーん、エレノア公爵令嬢はこのままなら死罪は免れないだろう。国家反逆罪は死罪というのがエルディア王国の法だ。
あっということはシリウスは僕のことも殺そうとしていたのか。
さすがに王族だからすぐに殺しはしないと思うけど。こうなるとますますシリウスのことが許せないな。
「エレノアの居場所はわかるか?」
僕はリリムに訊く。
僕の言葉のあと、リリムは鼻をひくひくさせる。
「うん、わかるよ」
ふふんっと何度目かの自慢気に巨乳をはる。
「そんなに遠くはないね。ここからちょっと上がったところだね」
僕たちはエレノアを助け出すために牢屋を出た。
エレノア公爵令嬢もシリウスの暴挙の被害者だ。彼女を見捨てるときっと寝覚めが悪くなるだろう。
僕は無能な王子だけど冷酷にはなれないんだよな。
それに彼女を助けだせばハルトムート家を味方にできるだろう。
ハルトムート家はこのエルディア王国で最大の領土を持つ有力貴族だ。たしか王国の十分の一がかの家の領土だ。
だからこそ王太子シリウスと婚約したのだ。
そんな大貴族の令嬢を婚約破棄して、シリウスのやつ狂っていると言わざる終えない。
ジルたちが閉じ込められていた牢屋を出て、リリムの案内でエレノアが捕らえられていると思われる牢屋にたどり着いた。
「おうっ…あうんっ……おうっおうっ……」
女の苦しそうな喘ぎ声が聞こえる
「ぐへへっ公爵令嬢様のあそこはしまりがいいな。くっまた出る!!」
下品な男の声がする。
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