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第十四話 無敵の計画
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アヴァロン王国を手に入れると言ったはいいが、具体的にはどうすればいいのだろうか?
元社畜なのでまるで思いつかない。
僕はジョアンナさんがいれたハーブティーを飲みながら考える。
独立戦争でもしかけるか?
僕が中心となり、軍を結成し、王国に対して反旗をひるがえす。
なかなかにロマンあふれる計画だけどなんか違う。僕がやりたいのは殺しあいじゃあないんだよね。
かわいい女の子やきれいなお姉さんとイチャイチャラブラブエッチなことをしたいんだ。
そこはぶれたらいけない。
そう、僕の人生のログラインはこれだ。これを主軸に思考して、計画するんだ。
ということは味方を増やして、最後には全員を味方にするというのはどうだ。
僕は自問自答してみる。
すでにドンレミ村とヨーク村の人たちは僕の味方と考えていいだろう。
なにせ、向こうから領主になってくれとたのんできたんだから。
これでもし裏切られたら、それは僕のみる目がなかっただけだ。
味方……。
そうだ、味方は他にもいるぞ。
僕は視界に浮かぶマップをチェックしてみる。
村長の家から少し離れたところに誰かいる。
そこは防風用の木が何本か植えているところだ。
こんなところで僕を見張るのは盗賊アルタイルしかいない。
僕は少し考え事をしたいと言い、村長の家を出る。
昼食までにはお戻りくださいとアンナさんが言った。
猫娘のクロネは朝寝を楽しんでいる。
僕は周りに人がいないことを確認して、防風林に近づく。
「アルタイル、いるんだろう」
僕は特技の一つ闇語りを使用する。
この特技は対象者にだけ聞こえるように話す技術だ。僕の声は他のものには聞こえない。盗賊が秘密の話をするための特技だ。
「はい、あなたのアルタイルはここにいます」
木の後ろから声が聞こえる。
「決めたよ、僕はこの国の王になる」
僕はあらためて、そう宣言した。
僕の言葉を聞いたアルタイルはしくしくと泣き出した。
「やはり、旦那様は……王の器だったのですね。このアルタイル、我が君に身命をとしてお仕えいたします」
我が君だなんて古風な呼び方されて、僕は感動していた。
「よかった、アルタイルにも味方になってほしかったんだよね」
僕は木陰に隠れるアルタイルのもとに歩み寄る。そっとそのひきしまった体を抱きしめる。
大人のキスをし、お互いの信頼を確かめあう。
「君の部下たちも協力してもらえるようにお願いできるかな」
僕はアルタイルの茶色みがかった瞳を見つめる。
アルタイルはぼうっとした表情を浮かべている。
「もちろんです、私の配下のものたちも我が君に忠誠を誓わせます。だから、だからまたあれを……」
期待の瞳でアルタイルは僕をみつめる。
仕方ないね、何かをやってもらうにはそれ相応のお返しをしなくてはね。
アルタイルの感度を千倍にし、耳の穴を舌できれいにしてあげる。
「あうっ♡♡愛しい我が君の舌が……私の中に♡♡」
アルタイルは僕の腕の中でヘナヘナと脱力する。
「はあっはあっ♡♡我が君、ご褒美ありがとうございます♡♡」
僕はアルタイルの赤い髪をなでる。
「君はすでに街道の警備もしてくれているんだね。ありがとう。アルタイル、君には僕の影となってもらうよ」
僕はさらにアルタイルのお尻を撫でる。
お尻の割れ目に手のひらをはわせるとアルタイルはびくびくとけいれんする。
「は、はいっ♡♡アルタイルは我が君のお側につねに控えます。いつでもそのたぎったものをそそぎ込んでください♡♡」
良い反応だ。
これで従順な家臣が一人できたぞ。
こうやって味方を増やしていき、最後には敵をいない状態にするんだ。
これが僕の無敵の計画だ。
「それじゃあ、また用ができたら呼ぶね」
僕は言う。
アルタイルは名残惜しそうに僕を見つめていた。
ジョアンナ村長の家に戻るとアンナさんがお昼ごはんの用意をしてくれていた。
野菜のシチューと黒パンというメニューだ。
黒パンは固いけどシチューに浸すとちょうどいい食べやすさになる。
「アンナさん、ヨーク村への街道はもう安全です。安心して行き来してください」
僕はアンナさんにそう告げた。
「ありがとうございます、アーサー様。ですがどのように街道の安全を保てる手だてをたてたのですか?」
アンナさんは僕に尋ねた。
「ふふっ、街道の盗賊団を味方にしたのさ」
僕は言った。
「まさかもうすでにあの凶悪なものたちを味方に……」
そう口を挟んだのはシーアだった。
その顔はわかりやすいぐらいの驚愕の色をしている。
「アーサー様の手腕、お見それいたしました」
シーアは目をキラキラして僕をみていた。
そんなに感心することでもないと思うけどね。
「アーサー様、そこで相談があるのですが?」
次にそう言葉を発するのはジョシュアさんだった。
「それは何だい?」
さっそく新たなる課題か。
「あと数日もすればガラハット辺境伯の部下がこのドンレミ村とヨーク村に募兵に来るのです……」
ジョシュアさんは真剣な顔で僕に言った。
前に聞いたけどこの辺りをおさめるガラハット辺境伯とやらは西隣のガヴェイン子爵と領地のことで争っているんだっけ。
それで兵士が足らなくなってこの村からも兵を募ろうというわけか。
大事な働き手をとられるのは二つの村としても避けたいところだろう。
「わかったよ、その募兵、僕が断ってあげるよ」
僕はジョアンナさんとジョシュアさんにそう約束した。
依頼 募兵の拒否を受けました。
視界にテキストが浮かんだ。
元社畜なのでまるで思いつかない。
僕はジョアンナさんがいれたハーブティーを飲みながら考える。
独立戦争でもしかけるか?
僕が中心となり、軍を結成し、王国に対して反旗をひるがえす。
なかなかにロマンあふれる計画だけどなんか違う。僕がやりたいのは殺しあいじゃあないんだよね。
かわいい女の子やきれいなお姉さんとイチャイチャラブラブエッチなことをしたいんだ。
そこはぶれたらいけない。
そう、僕の人生のログラインはこれだ。これを主軸に思考して、計画するんだ。
ということは味方を増やして、最後には全員を味方にするというのはどうだ。
僕は自問自答してみる。
すでにドンレミ村とヨーク村の人たちは僕の味方と考えていいだろう。
なにせ、向こうから領主になってくれとたのんできたんだから。
これでもし裏切られたら、それは僕のみる目がなかっただけだ。
味方……。
そうだ、味方は他にもいるぞ。
僕は視界に浮かぶマップをチェックしてみる。
村長の家から少し離れたところに誰かいる。
そこは防風用の木が何本か植えているところだ。
こんなところで僕を見張るのは盗賊アルタイルしかいない。
僕は少し考え事をしたいと言い、村長の家を出る。
昼食までにはお戻りくださいとアンナさんが言った。
猫娘のクロネは朝寝を楽しんでいる。
僕は周りに人がいないことを確認して、防風林に近づく。
「アルタイル、いるんだろう」
僕は特技の一つ闇語りを使用する。
この特技は対象者にだけ聞こえるように話す技術だ。僕の声は他のものには聞こえない。盗賊が秘密の話をするための特技だ。
「はい、あなたのアルタイルはここにいます」
木の後ろから声が聞こえる。
「決めたよ、僕はこの国の王になる」
僕はあらためて、そう宣言した。
僕の言葉を聞いたアルタイルはしくしくと泣き出した。
「やはり、旦那様は……王の器だったのですね。このアルタイル、我が君に身命をとしてお仕えいたします」
我が君だなんて古風な呼び方されて、僕は感動していた。
「よかった、アルタイルにも味方になってほしかったんだよね」
僕は木陰に隠れるアルタイルのもとに歩み寄る。そっとそのひきしまった体を抱きしめる。
大人のキスをし、お互いの信頼を確かめあう。
「君の部下たちも協力してもらえるようにお願いできるかな」
僕はアルタイルの茶色みがかった瞳を見つめる。
アルタイルはぼうっとした表情を浮かべている。
「もちろんです、私の配下のものたちも我が君に忠誠を誓わせます。だから、だからまたあれを……」
期待の瞳でアルタイルは僕をみつめる。
仕方ないね、何かをやってもらうにはそれ相応のお返しをしなくてはね。
アルタイルの感度を千倍にし、耳の穴を舌できれいにしてあげる。
「あうっ♡♡愛しい我が君の舌が……私の中に♡♡」
アルタイルは僕の腕の中でヘナヘナと脱力する。
「はあっはあっ♡♡我が君、ご褒美ありがとうございます♡♡」
僕はアルタイルの赤い髪をなでる。
「君はすでに街道の警備もしてくれているんだね。ありがとう。アルタイル、君には僕の影となってもらうよ」
僕はさらにアルタイルのお尻を撫でる。
お尻の割れ目に手のひらをはわせるとアルタイルはびくびくとけいれんする。
「は、はいっ♡♡アルタイルは我が君のお側につねに控えます。いつでもそのたぎったものをそそぎ込んでください♡♡」
良い反応だ。
これで従順な家臣が一人できたぞ。
こうやって味方を増やしていき、最後には敵をいない状態にするんだ。
これが僕の無敵の計画だ。
「それじゃあ、また用ができたら呼ぶね」
僕は言う。
アルタイルは名残惜しそうに僕を見つめていた。
ジョアンナ村長の家に戻るとアンナさんがお昼ごはんの用意をしてくれていた。
野菜のシチューと黒パンというメニューだ。
黒パンは固いけどシチューに浸すとちょうどいい食べやすさになる。
「アンナさん、ヨーク村への街道はもう安全です。安心して行き来してください」
僕はアンナさんにそう告げた。
「ありがとうございます、アーサー様。ですがどのように街道の安全を保てる手だてをたてたのですか?」
アンナさんは僕に尋ねた。
「ふふっ、街道の盗賊団を味方にしたのさ」
僕は言った。
「まさかもうすでにあの凶悪なものたちを味方に……」
そう口を挟んだのはシーアだった。
その顔はわかりやすいぐらいの驚愕の色をしている。
「アーサー様の手腕、お見それいたしました」
シーアは目をキラキラして僕をみていた。
そんなに感心することでもないと思うけどね。
「アーサー様、そこで相談があるのですが?」
次にそう言葉を発するのはジョシュアさんだった。
「それは何だい?」
さっそく新たなる課題か。
「あと数日もすればガラハット辺境伯の部下がこのドンレミ村とヨーク村に募兵に来るのです……」
ジョシュアさんは真剣な顔で僕に言った。
前に聞いたけどこの辺りをおさめるガラハット辺境伯とやらは西隣のガヴェイン子爵と領地のことで争っているんだっけ。
それで兵士が足らなくなってこの村からも兵を募ろうというわけか。
大事な働き手をとられるのは二つの村としても避けたいところだろう。
「わかったよ、その募兵、僕が断ってあげるよ」
僕はジョアンナさんとジョシュアさんにそう約束した。
依頼 募兵の拒否を受けました。
視界にテキストが浮かんだ。
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