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第十六話 残虐な拷問

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 気絶した二人を村の人たちにたのんで、空いている納屋に連れていく。
 その納屋にはクロネだけを同行させた。
「お兄ちゃん、この二人をどうするのさ」
 クロネが二人を柱に縄でくくりつけながら、そう訊いた。
「ふふっこれからもっとも残虐な拷問が始まるのさ」
 僕は笑顔で答えた。
「うわっ、お兄ちゃん、悪い顔してるわ」
 若干引きぎみにクロネは言う。
 それでも僕の指示通りにクロネは募兵の騎士二人の服を脱がす。
 二人は上半身だけ裸になる。
 サーシャの胸は本当に控えめでザンザはけっこうな巨乳だ。目測だけどサーシャはBカップでザンザはGカップといったところか。

 僕はまず二人のうちサーシャの頬をペチペチと叩く。
 彼女はハッと目を覚ます。
「いやあ、おはよう。サーシャさん」
 僕はにこやかに挨拶する。
「貴様、このような無礼な真似を働いて、ただですむと思うなよ」
 サーシャは言葉を吐き捨てる。
 勝ち気だね。
 まあ、それも今のうちだけどね。
「サーシャさん、僕は君たちと友だちになりたいんだよ」
 僕は言う。
「貴様、男か。悪魔の子の言葉などきかぬ」
 サーシャはぷいっと顔をそむける。
 これは仕方ないね。
 自分の立場をわからせないといけないな。
 しかし、悪魔の子って何だよ。僕はダミアンか。

 僕はさきほど収納箱アイテムボックスにいれておいた駝鳥の羽を取り出す。
 その鳥の羽の匂いをかぐ。
 そんなに動物臭はしないな。
「どのような拷問でも私は耐えてみせる。神の信徒はどのような痛みにも負けぬ」
 口から泡を飛ばしなから、サーシャは言った。

「そんな、ひどいな。これから友だちになるのに痛いことなんかしないよ」
 僕は言った。
「お兄ちゃん、どうするの?」
 クロネも興味津々にのぞきこむ。
「こうするのさ」
 僕は手に持つ羽をサーシャの胸の先端にあてる。さて、また特技スキル淫魔を発動させて感度を三千倍にあげる。
 羽の先でそのピンッと立つピンクの先端を何度もこする。
「うっー♡♡ふっー♡♡」
 どうやらサーシャはあえぎたいのを我慢しているようだ。
 我慢は体に良くないよ。
 羽を下腹部の肌にはわせ、さらにおへその穴をくるくると掘る。
「ひやっー♡♡あんっー♡♡」
 サーシャは涙とよだれを足らして、ぐっと歯を食いしばっている。
 僕はそんなサーシャの涙をぬぐってやる。

「どうだい、気持ちいいだろう。体は正直だ。ほら、びくびくと反応しているじゃないか」
 僕はサーシャの頬を撫でる。
 隣のザンザがうーうーと唸っている。
 彼女には邪魔しないように猿ぐつわと目隠しをしている。

 大丈夫だよ、君の相手はこの後でしてあげるから。

 僕はさらに特技スキルゴールドフィンガーを発動させ、サーシャの下腹部をゆっくりと撫でる。
 それと同時に今度は執拗に胸の先っぽを羽で何度もなでる。

「ひゃあもう、らめえ♡♡頭どうにかなっちゃう♡♡」
 よしよし、いい傾向だぞ。
 止めとばかりにサーシャの大事なところを優しく撫でてあげた。

「もう何でも言うこと聞くから、やめてください♡♡もうイキたくないです♡♡」
 サーシャはぜえぜえと荒い息を吐く。
「じゃあ、僕の友だちになってくれるね」
 僕は手をとめた。
 サーシャは舌をだし、よだれをだらだらと流していた。
 絶頂を何度も味わい、気絶寸前のようだ。
 目の瞳孔が開きかけている。

「わかったわ、私あなたの友だちになる。ご主人様と呼ばせてください……」
 そう言うと顎をガクンとさげ、サーシャは気絶した。

 レベルが25に上がりました。
 特技スキル調教を獲得しました。
 称号「調教師」を獲得しました。
 レベルが25に上がりましたので、鑑定スキルで対象者の好感度をみることができるようになりました。
 視界にテキストが流れていく。
 また、エロ系のスキルと称号をえてしまったな。エロゲーの主人公まっしぐらだ。まあいい、それは望むところだ。
 好感度というのが気になったので試しにクロネを見てみる。
 ステータスバーが一つ増えている。
 一番下にピンク色のバーがある。
 クロネの好感度はマックスの100だった。
「クロネ、僕への好感度が100なんだな」
 僕はクロネを見つめて、そういった。
「当たり前じゃないの、僕お兄ちゃんのこと大好きなんだもの」
 こう面と向かって言われるとひときわ幸せな気分になる。

 さて、気を取り直して次はザンザの番だ。
 クロネに頼み、ザンザの目隠しと猿ぐつわをとってもらう。
 ザンザは僚友のあわれな姿を見て、驚愕し、怒り出した。
「き、貴様!!我が友になにをした!!」
 ザンザは顔を真っ赤にして怒っている。

「サーシャは気持ち良すぎて眠っているんだよ。さあ、今度は君の番だ」
 僕は収納箱アイテムボックスから耳掻きを取り出す。これはアンナさんに作ってもらったものだ。彼女は手先が器用なんだよね。
「さあ、じっとしといてね。動くと鼓膜が破れちゃうよ」
 僕はザムザの耳に木製の耳掻きの先端をあてる。
「うーうー♡♡」
 もちろんザンザの感度も三千倍だ。
 耳掻きって気持ち良いよね。
 奥の方の耳垢がとれるとすっきりと気持ちいい。あんまりやりすぎたらダメみたいだけど癖になるよね。
 戦場に長くいたからだろうか、ザンザの耳はけっこう汚れていた。
 とる方もこうごっそりととれるとやっていて気持ちいい。
「はあっ♡らめぇ♡♡そんなに奥まで入れないで♡♡」
 ザンザは顔を真っ赤にして、涙をだらだらとながしている。
 感度三千倍の耳掻きはさぞ気持ちいいだろう。
 奥の方からごっそりと大きな耳垢がとれた。
「ほらこんなのが君の耳からとれたよ」
 僕はザンザに耳垢を見せる。
「やめてくれ、このような屈辱は……」
 ザンザは泣きながら言った。
「駄目だよ、もう片方もきれいにしないとね。動いちゃいけないよ、鼓膜が破れるからね」
 僕はさらに丁寧にもう片方の耳も掃除してあげた。
 ザンザの耳はすっかりきれいになった。
「もうらめぇ♡♡気持ちよすぎぃ♡♡」
 カクンとザンザも顎をさげ、気絶した。
 ザンザの下半身を見るとしっとりと濡れていた。これはやりすぎたかな。

 サーシャとザンザのステータスを見ると好感度が96となっていた。なるほどね、嫌よ嫌よもなんとやらか。そして二人の名前の下には調教済みの文字が刻まれていた。
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