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七幕 既視感と重要な選択肢(3)
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覆面男は私を無視し、後方へちらりと目をやった。
「正面から入ってきた奴ら、思った以上の手練れのようです。まるで戦闘が終わる気配が有りません。だんだん声が近付いてきますので、ここまで突破されるかも」
「八十人も割いてやったのにやるな。ギルドマスターのケイシーが出てこない限りは余裕だと思ってたんだが……。俺が正面玄関へ回るべきだったな」
元Sランク冒険者の名前は彼らの間でも有名らしい。一つの国に数人居るか居ないかというくらい、Sランクへの昇格は難しいからな。
「撤退を進言します。強敵ならば対峙する前にまず情報を集めるべきです」
「おまえさんはいつも慎重だねぇ」
「だからこそ今日まで生き延びました。こんな所で貴方を失う訳にはいきません」
首領はフッと笑った。
「よし、今日は撤退する。男は二人とも殺せ」
男二人……。マキアと、私のすぐ後ろに居るキースのことだ。振り返らなくても判った。キースは私を心配して追いかけてきたのだ。
ごめんなさい。私が勝手な行動を取らなければキースは安全な場所に居られたのに。
「女は?」
「連れていく。冒険者ギルドの情報を吐いてもらう」
それだけでは済まないだろう。女の私は男の彼らにたぶん死ぬまで凌辱される。
下卑た笑みを顔に貼り付けて、連絡係が私に近付いてきた。
「ロックウィーナに触るなぁっ!」
マキアの瞳に生気が宿った。
「炎よ、敵を遮断せよ!!」
私と連絡係の間に高さ二メートル、幅三メートルほどの炎の壁が発生した。
「キースさん、ロックウィーナを護って! ここから離れて!!」
叫ぶマキアへ連絡係が剣を構えて突進した。
「ガキがぁ、邪魔するな!」
「!」
剣はマキアの胸に深々と刺さった。心臓は外れたようだが、肺を傷付けられたマキアは大量の吐血をした。
「マキアぁっ!!」
思わず駆け寄りそうになった私をキースが引っ張った。普段の彼らしからぬ強い力で、私はマキアとエンから離されていく。
連絡係はマキアの身体から己の剣を抜こうとしたが、それを他ならぬマキア自身が止めた。マキアは連絡係にしがみ付いて奴の動きを封じた。
「なっ……、何のつもりだ!?」
「舐めんなよ……オッサン。テメェも道連れだ」
血だらけの口元で不敵に笑ったマキアは、続いて呪文を詠唱した。
「我が体内を巡る赤き魔力よ、炎の種を発芽させよ」
マキアの身体が徐々に発光していく。これは?
まさか、とキースが小さく呟いた。
「熱っ……!? おい何をする気だ!? 放せ、死にぞこないが!!」
連絡係はマキアの身体を両手でバンバン叩いたが、マキアが腕を緩めることはなかった。
「育て、極限まで。呑み込め、炎の渦に」
「熱い熱い熱い!! 放せぇぇっ!!」
キースに引かれて彼らから二十メートルほど離れた私も焼け付く熱さを体感していた。周囲の空気が息苦しくなるレベルまで温められてしまった。
首領を含めたアンダー・ドラゴン構成員も後退りしているが、マキアにしがみ付かれて逃げられない連絡係は、マキアの腕の中で半狂乱となりのたうち回っていた。火あぶりに処された罪人のように。
「マキア……?」
彼の身体は白く光り輝いていた。マキアは私とキースへ笑顔を向けた後、呪文を完成させた。
「爆ぜ散れぇっ! レンフォード!!!!!!」
閃光が走って私は思わず両目を閉じた。背後のキースに抱きしめられた気配、そして耳をつんざくドガオォォォンという轟音が、高温となった空気を震わせた。
「くぅっ……」
目に続き耳も塞いだ私は外界の情報をシャットダウンすることになった。
「………………」
十秒後、耳に当てていた手を放し恐る恐る瞼を開けた私は、地獄の光景を目にすることとなった。
「え……」
マキアと連絡係が居た地点を中心に、半径八メートルの深くはない穴が空いていた。穴に隣接していた建物の壁が吹き飛ばされており、建物内部が少し覗けるようになっていた。
「マキア……?」
彼は何処へ行ってしまったのだろう? 彼の姿を見つけられない。穴の向こう側で、更にボロボロになったエンとアンダー・ドラゴン構成員達が倒れているのは見えるのに。
「キース先輩、マキアが居ません……何処にも」
私を抱きしめるキースの腕の力が強まった。
「ロックウィーナ、マキアは……」
キースは全て見て知っていた。震え声で残酷な事実を私に告げた。
「……マキアは炎魔法で自爆しました。敵もろとも」
言ってキースは唇を噛んだ。
じ、ばく……?
「自爆って何……。噓……」
私はキースの障壁魔法に護られてダメージを受けなかった。だからこそ実感が湧かなかったのだ。あの円の中心で、マキアが消し炭になってしまったなんて。
「糞が!」
首領がヨロヨロと立ち上がった。覆面の男も。しかし彼らだけだった。
マキアと一緒に燃え尽きた連絡係はもとより、残る二人の構成員も自爆の衝撃波を受けて絶命、もしくは重傷を負って意識が無い模様だ。
立ち上がれた首領と覆面の男も戦える状態ではないらしく、私とキースを放置して建物から小走りで離れて行った。撤退したのだ。
「マキア、エン……!」
私は一縷の望みに賭けて、まず倒れているエンの元へ駆け寄った。彼の身体は傷口から溢れた血と、爆風で発生した砂煙で酷く汚れていた。
「エン、エン……起きて! お願い……」
何度も名前を呼んで彼の身体を揺すった。だけど開いたままのエンの瞳が私を見ることは無かった。
「嫌だ……そんな」
次に私は穴の中心部に向かった。誰も居ない穴の中にはひしゃげた細い鉄の塊が在るだけだった。
それがマキアの身体を貫いた剣だと理解した後、私は両手と両膝を地面に付いて大声で泣いた。
彼は自らの命を使って敵を三人倒し、私とキースを救ってくれたのだ。お調子者のようで、強い意志と覚悟を持った青年だった。
明るいマキア。人懐っこいマキア。友達になれたばかりだったのに。
しばらくはキースが泣き喚く私を無言で抱きしめていてくれた。
ふと、その腕が別の誰かのものに代わった。この逞しい腕はエリアスだ。建物内の構成員を全部倒して裏口までやってきたのだ。ルパートも居る。二人が無事で良かった。
でも、マキアとエンにはもう会えない……!
知るはずのない私の記憶通りになってしまった。切り刻まれたエンと剣で串刺しにされたマキア。そこに自爆まで加わって……。
彼ら二人が殺される未来予測をしていたのに、私は彼らを助けられなかった。
どうすれば良かった? どう行動すれば良かったの?
戻れるなら戻りたい。彼らが存在していたあの時間軸まで。
「正面から入ってきた奴ら、思った以上の手練れのようです。まるで戦闘が終わる気配が有りません。だんだん声が近付いてきますので、ここまで突破されるかも」
「八十人も割いてやったのにやるな。ギルドマスターのケイシーが出てこない限りは余裕だと思ってたんだが……。俺が正面玄関へ回るべきだったな」
元Sランク冒険者の名前は彼らの間でも有名らしい。一つの国に数人居るか居ないかというくらい、Sランクへの昇格は難しいからな。
「撤退を進言します。強敵ならば対峙する前にまず情報を集めるべきです」
「おまえさんはいつも慎重だねぇ」
「だからこそ今日まで生き延びました。こんな所で貴方を失う訳にはいきません」
首領はフッと笑った。
「よし、今日は撤退する。男は二人とも殺せ」
男二人……。マキアと、私のすぐ後ろに居るキースのことだ。振り返らなくても判った。キースは私を心配して追いかけてきたのだ。
ごめんなさい。私が勝手な行動を取らなければキースは安全な場所に居られたのに。
「女は?」
「連れていく。冒険者ギルドの情報を吐いてもらう」
それだけでは済まないだろう。女の私は男の彼らにたぶん死ぬまで凌辱される。
下卑た笑みを顔に貼り付けて、連絡係が私に近付いてきた。
「ロックウィーナに触るなぁっ!」
マキアの瞳に生気が宿った。
「炎よ、敵を遮断せよ!!」
私と連絡係の間に高さ二メートル、幅三メートルほどの炎の壁が発生した。
「キースさん、ロックウィーナを護って! ここから離れて!!」
叫ぶマキアへ連絡係が剣を構えて突進した。
「ガキがぁ、邪魔するな!」
「!」
剣はマキアの胸に深々と刺さった。心臓は外れたようだが、肺を傷付けられたマキアは大量の吐血をした。
「マキアぁっ!!」
思わず駆け寄りそうになった私をキースが引っ張った。普段の彼らしからぬ強い力で、私はマキアとエンから離されていく。
連絡係はマキアの身体から己の剣を抜こうとしたが、それを他ならぬマキア自身が止めた。マキアは連絡係にしがみ付いて奴の動きを封じた。
「なっ……、何のつもりだ!?」
「舐めんなよ……オッサン。テメェも道連れだ」
血だらけの口元で不敵に笑ったマキアは、続いて呪文を詠唱した。
「我が体内を巡る赤き魔力よ、炎の種を発芽させよ」
マキアの身体が徐々に発光していく。これは?
まさか、とキースが小さく呟いた。
「熱っ……!? おい何をする気だ!? 放せ、死にぞこないが!!」
連絡係はマキアの身体を両手でバンバン叩いたが、マキアが腕を緩めることはなかった。
「育て、極限まで。呑み込め、炎の渦に」
「熱い熱い熱い!! 放せぇぇっ!!」
キースに引かれて彼らから二十メートルほど離れた私も焼け付く熱さを体感していた。周囲の空気が息苦しくなるレベルまで温められてしまった。
首領を含めたアンダー・ドラゴン構成員も後退りしているが、マキアにしがみ付かれて逃げられない連絡係は、マキアの腕の中で半狂乱となりのたうち回っていた。火あぶりに処された罪人のように。
「マキア……?」
彼の身体は白く光り輝いていた。マキアは私とキースへ笑顔を向けた後、呪文を完成させた。
「爆ぜ散れぇっ! レンフォード!!!!!!」
閃光が走って私は思わず両目を閉じた。背後のキースに抱きしめられた気配、そして耳をつんざくドガオォォォンという轟音が、高温となった空気を震わせた。
「くぅっ……」
目に続き耳も塞いだ私は外界の情報をシャットダウンすることになった。
「………………」
十秒後、耳に当てていた手を放し恐る恐る瞼を開けた私は、地獄の光景を目にすることとなった。
「え……」
マキアと連絡係が居た地点を中心に、半径八メートルの深くはない穴が空いていた。穴に隣接していた建物の壁が吹き飛ばされており、建物内部が少し覗けるようになっていた。
「マキア……?」
彼は何処へ行ってしまったのだろう? 彼の姿を見つけられない。穴の向こう側で、更にボロボロになったエンとアンダー・ドラゴン構成員達が倒れているのは見えるのに。
「キース先輩、マキアが居ません……何処にも」
私を抱きしめるキースの腕の力が強まった。
「ロックウィーナ、マキアは……」
キースは全て見て知っていた。震え声で残酷な事実を私に告げた。
「……マキアは炎魔法で自爆しました。敵もろとも」
言ってキースは唇を噛んだ。
じ、ばく……?
「自爆って何……。噓……」
私はキースの障壁魔法に護られてダメージを受けなかった。だからこそ実感が湧かなかったのだ。あの円の中心で、マキアが消し炭になってしまったなんて。
「糞が!」
首領がヨロヨロと立ち上がった。覆面の男も。しかし彼らだけだった。
マキアと一緒に燃え尽きた連絡係はもとより、残る二人の構成員も自爆の衝撃波を受けて絶命、もしくは重傷を負って意識が無い模様だ。
立ち上がれた首領と覆面の男も戦える状態ではないらしく、私とキースを放置して建物から小走りで離れて行った。撤退したのだ。
「マキア、エン……!」
私は一縷の望みに賭けて、まず倒れているエンの元へ駆け寄った。彼の身体は傷口から溢れた血と、爆風で発生した砂煙で酷く汚れていた。
「エン、エン……起きて! お願い……」
何度も名前を呼んで彼の身体を揺すった。だけど開いたままのエンの瞳が私を見ることは無かった。
「嫌だ……そんな」
次に私は穴の中心部に向かった。誰も居ない穴の中にはひしゃげた細い鉄の塊が在るだけだった。
それがマキアの身体を貫いた剣だと理解した後、私は両手と両膝を地面に付いて大声で泣いた。
彼は自らの命を使って敵を三人倒し、私とキースを救ってくれたのだ。お調子者のようで、強い意志と覚悟を持った青年だった。
明るいマキア。人懐っこいマキア。友達になれたばかりだったのに。
しばらくはキースが泣き喚く私を無言で抱きしめていてくれた。
ふと、その腕が別の誰かのものに代わった。この逞しい腕はエリアスだ。建物内の構成員を全部倒して裏口までやってきたのだ。ルパートも居る。二人が無事で良かった。
でも、マキアとエンにはもう会えない……!
知るはずのない私の記憶通りになってしまった。切り刻まれたエンと剣で串刺しにされたマキア。そこに自爆まで加わって……。
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どうすれば良かった? どう行動すれば良かったの?
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