姉は女王様

朝霧麗羅

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禁断の関係へ進む二人 近親相姦

 秋の深まりとともに私の女性化プログラムは順調に進んだ。
 秋から冬へと移る頃、初美姉から重要な話を聞かされた。
 それは私が性器の除去手術をしないまでも本格的な女性化が進めば、私は射精が許されないということだった。
 もちろんペニスがある限り射精を無くすことは無理である。
 そのために私は女性ホルモンの投与を受けるのである。
 そしてペニスの快感を忘れれば滅多に射精は起こらないだろう、と姉は考えた。
 とにかく私は永遠に男ではなくなる運命にあった。
 そんな私に初美姉は同情した。
 せめて私が男である間に男としての喜びと快感を体験させてやろう、と彼女は考えた。
 しかし私が風俗などで最初で最後のセックスを行うことなど、姉が許すはずもなかった。
 姉は自らが女として私のセックスの相手となることを決めたのである。

 私が童貞を捨てる日、それは姉と私が近親相姦をする日であった。
 12月に入り寒さが増した或る日の晩のことだった。
 姉と私は全裸になって、ベッドに入った。
 私は少々の期待と喜びを、そして大きな不安と恐怖を感じていた。
「怖がることはないよ。お前は男としての人生を終えるのだから、今のうちに大きな快感を経験する権利があるのよ。近親相姦だなんて、そんなことを気にする必要はないよ。そんなことはお前が男を捨てて女になることに比べると、些細なことだよ。お前は男である間に十分に男の快楽を味わう権利があるんだよ」
 そう言う姉の声は慈悲に溢れていた。
 豊かなその胸に私を抱き寄せ、姉は私のちんぼをつまんで彼女の性器に当てがった。
 いつぞ彼女はおもしろがって私のちんぼを彼女の膣口に触れさせたことがあった。
 それはとても恥ずかしい体験だった。
 そして今夜は姉の性器に私のちんぼを挿入するのである。
 私は気が動転して、何も考えられなかった。

「ちゃんと避妊をしておかないとね」そう言いながら姉は私のペニスにコンドームを着けた。
 彼女はSMクラブにあって射精しやすい男のペニスにコンドームを着けることがあったのだろう。
 セックス経験がないであろう姉であるが、コンドームを着けさせるのが上手だった、
 姉の手で自分のちんぼにコンドームを着けさせられ、私はこれから凄いことが起こるのだと実感した。
 姉と性交することは怖くて不安だった。そして物悲しい気分であった。
 ふと私は気づいた。
 私が物悲しく思っているのであれば、姉はもっと深い悲しみを感じているかもしれない、と。
 自分のことだけに囚われている自分を私は恥じた。
 弟の人生のために自分の処女を捧げる彼女の心の内を思いやり、そうして私は気持ちに余裕が出来た。
「初美お姉球、僕のために相手をしてくれるなんて、感謝に堪えません」
「気を遣わなくてもいいよ。私はお前意外とセックスするなんて、絶対にイヤだからね。だからといって、近親相姦は褒められたものじゃないけど……」
 姉の言うことはあながち嘘ではなかっただろう。 
 しかし、弟の私と交わるのはとても悲しいことであったに違いない。
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