姉は女王様

朝霧麗羅

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M見習い 女見習い

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「初美お姉様の間近で仕えることができたことです」
「かしこまらなくていいのよ。姉弟水入らずで年を越すもだから、気を遣わなくていいんだよ。お姉ちゃんと暮らし始めて嬉しかったことは何なの?」
「お姉ちゃんの臭いを思う存分味わうことができたことです……」
 それは正直な思いであったが、改めて口に出すと、私は恥ずかしくなった。
「ずいぶんいやらしい子だね。いいわよ。それだけお姉ちゃんを好きだということだから。ほかにはないの?」
「お姉ちゃんの衣類を洗濯して靴磨きをして、外出の前後に靴を履くのを手伝って爪先にキスをすることです。……ビンタされた後に爪先にキスをすることです。ビンタされた後に肛門に口づけすることです。
 姉にビンタされた後の感謝の口づけにはルールが設けられ、私はそのルールに従って姉の爪先や肛門に恭しく口づけすることになっていた。
 ビンタが1発の時には爪先への口づけ、2発の時はパンツやパンティ越しの肛門への口づけ、3発以上の時は肛門への直の口づけである。
 姉としては直接肛門に口づけさせたいだろうが、その都度パンティを下ろすのが面倒なのであろう。直接的なアナルキスは割と少なかった。
「それだけかしら?」
「お姉ちゃんに女の子にさせられることです。女物の服を着せられたり、肛門に指を突っ込まれたり」
 そう言いながら私は頬が赤くなるのを感じた。
「満男くん、これからはお前の女性化を本格的に進めるからね。覚悟しなさい。楽しみにしておきなさい」
「はい、初美お姉様」
「今夜は気を遣わなくいいって言ったのに、お前は本当に私に服従するの好きなんだね。マゾのお前としてはお姉ちゃんにお仕置されることが大きな喜びなんだよね?お尻を叩かれるのも、ビンタされるのも、鞭で打たれるのも」
 姉にお尻を叩かれ、ビンタされ、鞭打たれることは確かに大きな喜びとなるが、その喜びは姉に折檻されるという関係が喜ばしいのであり、具体的な折檻は痛くて怖いものであり、即座に喜びとはなりがたい物であった。  
 私が複雑な気持ちを感じていると、姉は言った。
「お前はまだまだ子どもだから苦痛や屈辱や恐怖を快感に変える働きが未熟なんだろうね。言わばお前はマゾ見習いっていうところだね。これからお姉ちゃんがお前をしっかり調教して立派なMに育ててやるからね。それとMの修行と並行して、女性化の調教もして行くからね。女の子になる覚悟をしておきなさい」
「はい。初美お姉様、よろしくお願いします」
「ずいぶん殊勝だね。でも、今のお前には問題があるよ。私のアナル挿入で興奮して勃起してしまのだからね」
「申し訳ありません、お姉様」
「いいよ。謝らなくても。Mの教育をすると、どうしても肛門挿入で性的に興奮するからね。挿入されて女の子のように喜び、興奮できるようになれば素晴らしいけど、それはむつかしいだろうね」
 私は自分の中に男の性欲があるのが悪いような気がした。そして女の子になりきりたい、と思った。
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