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俺の知りたいこと
しおりを挟むそうなんだ。
俺が 知りたいのは
むしろ
そ れ し か
無い
と言っても 過言ではないだろうよ。
しかし
しかしだな
しかしだよ きみ
しかしながら
そう、いつものアレよ
聞けたら 死ににきてない やつな
それな
うん。
だが。 だが俺は
気が付いたのよ
あのさ、家でさ、俺読んだじゃん
あれ。
あの「報告書」さぁ、アレ読んで
多分
いや
絶対
どう考えても
今まで通りの俺だと
キャーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
てな事に
なるワケで。
それな。
なのよ。
だから、多分、てか絶対、このまま彼女にちゃんと、ちゃんと聞けなかったら。
俺はきっとこの森には
いずれ
いられなくなる事が分かっているのだ。
げに 恐ろし。
ぶるぶる ぶるぶる
いや 震えてても しゃーないからな。
決意を新たにした所で
ちゃんと。ちゃんと考えるべし。
しかしあのさ
夢 ゆめだと 結構
す き
とか
言えんだよ。
意外と。 俺も。
え?みんな夢なら言えるって?マジ??
そっか。そうかぁ うん。
じゃあ~
いや、直接言わんと駄目よね。うん わかる。
わかってるよ。
そゆとこだよね うんうん。
しかしさ、実際さ、みんなさ、どうやって聞いてんの??世の中の
か かっ ぷる
とかはさ、どうやって
どうやってさ
「すき」とか
言ってるワケ???????
おれ
ぜんぜんわかんない。
想像 出来ない のよ
だってさ、そもそもさ、おんな
おんな
という 未知の生物 あの
ぐるぐるさんですら
理 解 不 能
と サジを投げた あの その
おんな
という いきもの
その 生態なぞ 俺が知る由もなし
それな。
俺が知ってることといえば 母さんは
うるさいとか あったかいとか
美味しいものくれるとか うるさいとか
そゆこと ばかりよ。
おんなと話したのは
母さん以外 ん?
いや、あるよ
あるある 多分 た 多分
しかし
あれは かいわ というものだったか
ジャッジが必要かもしれぬ。
いや、やめて。そしたら「それは会話ではありません。はい、終了。次!」とか言われちゃうから。俺泣いちゃうかもしんないから。
てかさ、朝さ、起きてさ、
「俺のこと、どう思ってる?」
とか
訊くの???????????
いやいやいやいやいやいやいやいやいや
そんな事出来ん てか オカシイだろ
タイミング
ぜん ぜん わかんねぇな。
世の モテ たちよ。
俺に伝授してくれ。
いやしかし いやいやしかし
俺がさ、そのさ、モテテクをさ、伝授してもらって実行出来てりゃさ………以下略。
えー
ちょ 真面目に考えろし 俺
あの あの俺の甘いの もう 啜れ
すす 啜れなくなったら
お ま え
どーーーーーーーーーーーーーすんだよ
いろんな意味で 死ねるな。
うん。それは間違いないな。うん。
しかし
俺は
直球しか 投げれないおとこ
変化球とか無理無理 そんなん 初心者だから
じゃあ いっちょ
真っ直ぐ
投げてみっかね???
ちょ おうえん して。
マジで。
……………………………………
「おは よう。」
「 う」
おおおおおとおととたたおおおおおお?
おま おまおま おまおまおまおまおま?
聞いたか??
甘 甘いの 甘いのが
「 う」言うたで?????
おれ 俺 これ
いけんじゃね??????
ちょ まて 落ち着け 落ち着くんだ俺
そうしてチロリと目をやった 部屋の隅
今日も甘いのは 隙間に挟まってる
挟まってても 可愛 可愛 どゆこと
なんなの
あの いきものは
これは これはやはり 手放しては
いけないもの
きっと
手放したら
こんな幸運は
に ど と
訪れない かも しれない
ぐぉっ
頑張れ 俺
負けるな 俺よ
まず
今日も俺の一等好きな 若草の彼女
前に立つよ いいかな
俺が また 血の滲むような←比喩な
努力の末 勝ち取った この きょり
俺より 小さく 細くて 可愛
いや太くても 可愛
いやデカくても 可愛
いや、進まねぇから。
あれ?今日 シャツが違う
スカートはいつもの ズルズル
シャツが リネンの なんか
なんだ おんなの服 よく分からんが
「それ、今日の可愛。」
あ
また つるっと口から出た
おいおい また甘いの 甘いの
壁と仲良くし始めたぞ おまおま お前
まぁ
時間はある
ちょっと待つ
俺も こころを 落ち着ける
うんそれ大事な。えーと なんて 言おう
なんだ?「好きだ」じゃ、答えがかえってくっか
わかんねぇぞ?
それな。
しかし
「きみは俺の事が好きか」と
訊いても いいものだろうか。
それは 俺の
自己満足で
強要かも
しれないじゃないか?
甘いのが それを
言いたいかどうか
それも ある。
言いたくない かも しれない。
俺の
俺の こころの 安寧の為だけに
訊いても いいことなの??
分からん。
きっと 俺には 一生 分からんかもしれん
しかし
しかし
甘いのよ。
とりあえず
しつもん
する事は 赦されるだろうか?
その時、くるりと振り返った若草の瞳は
い え す
の色を宿していたんだ。
だからおれは 死ぬ時よりも
あの 死にたかった時の
何倍も 何千倍も
勇気を出して 訊いたんだ。
「俺は きみが 」
すき? 大事? 渡したくない?
好き………なんかピンとこないのよね
あい は 分かんない
好きよりは 大きい 多分
なんかこう
全部 ぜんぶさ ぜーーーーーーーーーーんぶ
俺の おれのなかに
入れて
食べちゃいたい んだよね
で
もう 出さない。
誰にも 見せない。
とか
駄目だよね???
じっと見ている 若草のビー玉
誰もいない 多分 影もいない
今日も パチパチ 爆ぜる暖炉
「俺の 一部に ならないか。」
「俺も きみの 一部になるから。」
変なことを 言っている。
そんな自覚はあった。
が
しかし
それは
俺が 俺の為に
初めて 俺が心から欲しいものを
欲した時に 口から出てきた
ことば
だったんだ。
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