僕の『甘い魔女の報告書』 worth a thousand words.

美黎

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甘いのの さがしもの

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ねぇ

聞いてよ?


え?

言わなくてもわかる?


そろそろきみも  俺 

なっちゃった感じ???



う、嬉しいよ。   うん。




チッ
そんな事より俺の甘いのが俺ツウ♡になって俺ちゃんの望むアレコレなんかをさーびすしてくれたりなんかする方が全然いいんだけど



あ、ごめんごめん。





そうそう   それで   それでな、きみよ。



おさっし の とおり



俺はまだ   手を   繋いでいない。


俺はまだ   手を   繋いでいない。



駄目だよカッコつけて  二回言っても。




  ヘ      タ       レ



という事実は  覆せないのだよ、ちみ。




まぁ  いいの。  二人で歩くだけでも楽しいから!!いいの!!寂しくなんかないから!!!


はい、出ました、できないやつのいいワケ。

で、すぐキレる。

はい、ダメーーーー




しくしく   しくしく









俺が ある意味  いつもの様に


一人 脳内  しゅみれーしょん を

してる間も  

俺達♡は   森をずんずん進んでいた。







と言うよりは  なんだか  彷徨っている


       に ちかい







森は  春の粧ひ  花の香りときどき

茂る葉っぱたち  ときどき 木漏れ日

道という 道は無いが   少し

オネンネしている 草の道を

フラフラ  ふらふらと




たまに  小さな池


美しい  水中のようす

  水草  苔  古い大木  沈んだ木々

緑と茶の 縁を泳ぐ  小さな魚

   光を  反射する  水の鏡

揺れる  草         風の  波紋





少し開けた  草原


遠くに 見える 岩肌  大きな  崖

ポッカリと拡がる その 恵の空間




甘いのは  少し

草を摘む


俺はどれがどれだか  わからんので

それを 観察♡

文字や  勉強を覚えるのと違い


   自然 の  その  様を

そのときどきで  変わる  その様を

覚えるのは とても難しくて


俺ちゃんに できるのかと  チラリ 思うけど


       出来ないと思えば

何事もできないし

       出来ると思えば



可能性は   ゼロではない




それ 即ち  ゼロと  無限大と


     未知 ということに関して言えば


  同 じ   なのではないか



うむ。


とりあえず 観察は続ける 俺

そもそも 甘く 甘い なにしてても 甘い

きみを  観察♡

してるだけだなんて


これ  人間の世界ならば



きっと       有料



                  でっせ。





あいつら



すぐ





カネカネカネカネカネかねかねかねかねかねかねかねカネカネカネカネカネカネ金金金金金金金金金金金金金金金金金金金カネカネカネカネカネカネカネカネカネ



    だからな。




おまえ




カネで    どのくらい   しあわせに


なれると思う?




そもそも  「しあわせ」の定義が

難しんだけど。



その人にとっての、「しあわせ」な  ワケよ。




まあ



カネがあれば   しあわせなやつもいるかもしんない


うん。



まぁ  無いよりは  いいかもな。



しかし



しあわせ  とは   どういうものだろうか



きみは    いま    しあわせか?





ちなみに俺は     ♡                  だ♡




まぁ

この話 長くなりそうだから割愛するけど
↑大事なところじゃねーのかよ




   「しあわせ」の難しいところは




「あの人の幸せ」と「私のしあわせ」が


         ちがう


   という   ところで    



それを 見ずに   




こうじゃないから しあわせじゃない

アレがないから しあわせじゃない


と 決めつけてしまう



     こ    と       よ






  お前のしあわせは お前にしかわからない


           し



 お前のしあわせに ケチをつけてくるやつは
    お前に嫉妬しているだけなのだと




気が付かないことで  生じる矛盾の 多さ


やな。




げに。


難しきこと なり。








ま、俺も   ここに   これなきゃ


気が付かんかったけどな??




とりあえず     確実に 言えることは






        お前にとっての





たった                ひとり







  が



          見つかれば。







それは






もう         ほとんど




       おまえの        勝ち






と    いうことだな。


うん。

誰と勝負してんのか 知んねーけど。

まぁ

言うなれば   俺達を  支配している


        

         運命♡



とか かな?  





とりあえず



俺は  まだ  彷徨う彼女の後を

ただ  ひたすら       ついて行った。




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