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The Pope
しおりを挟む俺は 「僕」に手紙を出した。
本当に届くのかは 分からない。
だって窓は あいつが「うすくなっている」と言っていたし
その「うすくなっている」「僕」が
手紙なんて受け取れるのか、読めるのかどうか、分からないからな。
そして 俺には疑問に思っている事が ある。
あの時 窓は 「てばなした」と言っていた。
と、いう事は、だ。
俺は 「僕」が
何かヘマをしてここを追い出された
と思っていたが
いや、これは「報告書」にも書いてあった。
そもそも「僕」が そう思っていたんだ。
「何か」を 「やらかして」
もう、この森に居られなくなった、と。
そして、このまま甘いのが尽きると
何故だか「僕」は 自分が死ぬと 思っていた。
でも
もしか したら
「報告書」を書く 魔力
がなくなるだけなのかもな。
アレなんか あぶり出しみたいに 出てくるし。
しかしどうやら
俺が窓から得た情報を整理すると。
物凄く 俺の希望的観測部分が占められる事は致し方ないとしてだな。
まあ それは 俺の頭の中だから、な。
うむ。
多分 甘いのは 「僕」の事を大切に思っていて
ここにこのまま 「僕」が居て
そのうち あの おりを喰らって
しぬ
であろう 事実
それを回避する為に 「僕」を帰したんじゃ
なかろうか。
窓も 「なぜ もどった」と 言っていたしな。
そんな事とは露知らず のこのこ
森へ戻ってきた 俺
しかし では なぜ
俺を拾ったのだろう 俺の 甘いのは。
きっと「僕」と甘いのは
「ひかるなにか」を見付けられなかったのだろう
もしかしたら
甘いのは ひとりで 探したのかも知れん
「僕」の事を考えると それはあり得る。
だってきっと
「僕」は
俺の何倍も殻を被り
自分の中でだけぐちぐちものを考え実行したいと思うのだけど思うだけで出来ずそれがまた悔しくてきっともっと君が喋ったらいいのにとかもしかしたら君のせいにすらしていたかも
く、黒歴史 ?
でもきっと
思っている事を言えず
行動にも移せない
きっと君を 見つめて 少し何か手伝う
そのくらいの事しか出来なかったろう「僕」を
何故君が 大切にしてくれたのかは
解らない
でもきっと 君と「僕」にしか分からない
なにか
があったのかも知れないな
チッ
だが 結局 戻ってきてしまった 俺
それを受け入れてくれた 君
でもなんでか 俺が「僕」を つかまえて
俺たちが繋がらないと
きっと 世界は 綻んで
やはり 物語は終わりへ向かうのだろうよ。
なんでか それは 解る
そういう
も の
で セオリー だからな。
「物語」 とは。
俺にとっては現実以外の何物でもないが
きっと ここは
「世界の窓」の中
掻き混ぜられながら それを理解した俺
それならば
その
手のひらで
その
広く
深く
浅い
眩しく 暗い
おまえの 世界の 中で
精一杯 踊って見せようぞ
なぁ 窓よ
俺は お前と
彼女 現実と
幻想
この世の 不思議
世界の 狭間
宇宙の 何処か
この世の 端で
ひっそりと 在る
全てを持っていて
しかし何も持たない
全てを望み
何も手に入れる事のない
ただ
この世を 傍観するお前
何の為に 在るのか ただただ
世界のおりを
喰らって 生き 死んでゆく お前
そのお前と 彼女
それをここに
繋ぎ止める役目が 俺
そうでありたい 願望
だって しかし
そうでなければ
あまりにも
あまりにも
俺に出来る事は そう 無い
がしかし
例えそれが お前の一時の気紛れであろうとも
それでも あの 森で 俺を
拾ってくれて ありがとう
それだけは言える。
今日も 俺の隣で眠る 君と窓
さっき迄開いていた窓は
夢中で甘い彼女の それを 餮 俺を
甘く 軽く 穢らわしい 恍惚 侮蔑 歓喜
蔑み 哀れ 愛 慈 深く 嫌悪 欲望 無
色々なものを映しながら 見て いる。
俺はその君の真ん中の瞳に 一喜一憂するのだけど
しかし そんなことを 考えていられるのも
始めのうち だけ。
すぐに 甘いのの虜になって
何もかも 目に入らなく なるのさ。
しかし世界の窓と 交わった俺は
そのままオネンネする事なく
こうして ものを考える事が出来る様になった。
進歩。
そうして明日も
俺たちの物語を紡いでいくべく
程々に
頑張るのだ。
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