僕の『甘い魔女の報告書』 worth a thousand words.

美黎

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シロと日常

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俺たちの  すいーとほーむ♡には

新しい なかまが

出来た。うむ。


シロだ。  え?知ってる?あら。

そうなの。   ふーん。


               え?モウイイ?



はい。とりあえず。



俺は次の日から シロの世話を 甲斐甲斐しく

始めた。


つっても  甘いのが 作ってくれる

シロのご飯兼おくすり を

小さな 匙で  ホイ  ホホイ と

クチバシに 入れる だけ♡

という お手軽な世話だけどな。



風呂に入れるワケにもいかねーし

食わないと 羽も生えない

とりあえずは  飯 食わして

オネンネ させて

回復を 待つ    それ だけだけど


まあ  毎日 少しずつ 羽が生えそろい

元気になってゆく シロ

結構 可愛い♡


    ヤベエ  可愛い可愛いゆって俺の甘い

    あの甘い君が餅を焼いたらどーしよっかなぁぁ



「 オイ」

え?

「 オ オイ」

うん??


俺は 現実を認めたくなかった。

「オマエ だよ アリガト な」

う、うん。


やはり   声は  この 白い  白くて


         可愛い


シロから する。


オカシイ。 俺の 予定では。

可愛い声で囀る予定だったんだがな??

いつからおっさん声で「オイ」とか言っちゃう設定に??!



いやでも それ 仕方なし

シロ 悪くない 俺の勝手な思い込みであるので


       とりあえずそっと  藁を足しといた

                うん オツカレ






君が 作る  ハーブチンキの匂い

午後の ダイニング

少し 黄色い 光


机の上から 何かの煙

たまに差し出される 乳鉢

            俺はソレを ゴリゴリ


机の片隅 小さな箱に  収まってるシロ

 まるく なってる  少しフワッとしてきた

             影は 少し

             シロを 遠巻き

                 なんでだ


声は オッサンだったけど

すぐに 馴染んで  シロは

うちに住み着いた


まあ 帰るところも 無いしな

そこは 結局  俺たちと 同じ で。



しかしまた この

なんでもない 午後

更に 少し翳る  陽

暗くなる前に  薪を取りに行かなきゃ

   最近 夕飯 手伝う 影

   早めの支度を  するようだ

君は もう一通  おてがみを 開けて

働きもの  俺の 好きな 君
                    キャッ



そうして 夜の   帳が降りて

 影 作  スープ

 俺 作  マリネ風  ハーブ漬野菜

 甘いのは  メインの  トリ
             ↑殺してねーよ

そうして  シンプルな食事

贅沢 は    必要ない

それが  贅沢



沢山の  木で造られたこの家は

静かに  呼吸  していて

なんとも言えない  包まれ てる  感覚

呼吸 するものの  なか に  いる 心地よさよ


絶妙に狭い  部屋の中

すれ違う君の  甘い  匂い

夕飯から   また   風呂上りの   その


うむ。


静かに  夜の  支度は過ぎて

影は   夜と  同じくなり

シロは 多分   寝てる


それを確認すると  俺は 寝室へ

君は        まだ




今日は  どちらが出るのか


最近の俺の  一番の  関心ごと

もしくは   楽しみ♡




ま、どっちでも   アタリ       には


          違いないのだけど な。



うむ。





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