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四章 物語は終盤へ
禁止しないと
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(再びシャルマン フィンコック目線)
僕は新米でありながら五人のお母さんになった。
皆との共同生活は本当に楽しくて、毎日が慌ただしくも充実していた。
赤ちゃんを代わる代わる抱っこしたり母乳をあげたりお風呂に入れてとかなり運動していると思う。
シーヴぁが生まれた頃にはアドルフとアリエルは離乳食になっていた。
学園を卒業したのが遠い昔なように感じる。
皆がサンチェスター伯爵領から自身の領地や王都にある学園や屋敷に顔を出すので皆が揃うことは少なく、時間が取れた時や旦那様の順番の日に合わせて来るのでお昼は僕と赤ちゃんと使用人と護衛の騎士だけになる。
淋しいと感じるかもと不安だったが赤ちゃんが五人もいるので淋しいと感じる余裕はなかった。
あっという間に月日が経ちもうすぐ一年が経とうとしている。
「お父様やお母様、お兄様は元気かな?会いたいなぁ。」
クッションソファで寛いでいると眠る気がなかったのに座った瞬間眠りにはいってズルズルと横になってしまった。
僕が離れたことで不安に思った赤ちゃんが騒ぎだしたので、使用人が僕の隣に赤ちゃんを寝かせた所皆大人しくなり落ち着いた。
眠る僕の脇腹にくっついていたり腕に触れたり指をおしゃぶりしたりと各々僕を求めてくれていたらしい。
使用人も騎士も眠る僕達を見つめ、少し離れた場所で見守っていてくれた。
がちゃ
「赤………は?そう……ン……は?」
誰かの会話が聞こえるも瞼を開けることも叶わないくらい心地いい。
胸の辺りも暖かくてちょっと擽ったい。
「…ン……?」
僕の…旦那様の声…。
「エドガー、お前も胸が好きなのか?」
胸?急に引き離され寒さを感じた。
子供の体温は暖かいと聞いたことがあったのを思い出し、エドガーは僕の上に居たことを知る。
温もりを奪われ自分の身体を暖めるべく自身で抱きしめた。
「……ン………ん?寒いのか?」
何かが覆い被さるのと同時に、胸が暖かく声を出してしまいそうになる程気持ち良くなった。
この温もりを奪われたくなくて、抱き止めていた。
「んぁあんっんんっあんっん」
胸…気持ちいい…もっとして…止めないで…。
「声…我慢できそうにないか?」
「………。」
意味は理解できていたが返事が出来ない…眠さと快感を追いかけるのに必死で…。
「んっふぅっんんはぁんっんあっんっやぁっ」
胸を掴まれツンと尖っている部分を摘ままれた。
絞り取るように強制的に母乳を出され口に含まれる。
赤ちゃんとは全く違うエッチな吸い方、それで声を我慢しろっていうのは無理だよ。
だって…気持ちいいから。
僕がいつ迄たっても声を我慢しないので唇を塞がれ、胸にも柔らかい刺激が送られる。
さっきまでとは違い、必死に胸を吸われる。
キスしてるのに胸も何かに…?
漸く僕は瞼を開け状況を確認した。
目の前にはスティーヴンがいて僕とキスをしている…なのに胸も吸われてる…。
スティーヴンの肩を押しキスの終わりを伝えれば唇が離れ、空いた隙間から胸を確認すると小さな赤ちゃんが僕の胸に吸い付いていた…アドルフとアリエルだった。
アドルフは母乳を卒業して離乳食に移っているのに僕の胸に吸い付いていた。
これはきっと僕の旦那さん達が胸に吸い付いているのを目撃しているからで、大人がやっているのに赤ちゃんに「ダメだよ」何て言えない。
今後は旦那様達には赤ちゃんのいる前では禁止しないと。
僕は新米でありながら五人のお母さんになった。
皆との共同生活は本当に楽しくて、毎日が慌ただしくも充実していた。
赤ちゃんを代わる代わる抱っこしたり母乳をあげたりお風呂に入れてとかなり運動していると思う。
シーヴぁが生まれた頃にはアドルフとアリエルは離乳食になっていた。
学園を卒業したのが遠い昔なように感じる。
皆がサンチェスター伯爵領から自身の領地や王都にある学園や屋敷に顔を出すので皆が揃うことは少なく、時間が取れた時や旦那様の順番の日に合わせて来るのでお昼は僕と赤ちゃんと使用人と護衛の騎士だけになる。
淋しいと感じるかもと不安だったが赤ちゃんが五人もいるので淋しいと感じる余裕はなかった。
あっという間に月日が経ちもうすぐ一年が経とうとしている。
「お父様やお母様、お兄様は元気かな?会いたいなぁ。」
クッションソファで寛いでいると眠る気がなかったのに座った瞬間眠りにはいってズルズルと横になってしまった。
僕が離れたことで不安に思った赤ちゃんが騒ぎだしたので、使用人が僕の隣に赤ちゃんを寝かせた所皆大人しくなり落ち着いた。
眠る僕の脇腹にくっついていたり腕に触れたり指をおしゃぶりしたりと各々僕を求めてくれていたらしい。
使用人も騎士も眠る僕達を見つめ、少し離れた場所で見守っていてくれた。
がちゃ
「赤………は?そう……ン……は?」
誰かの会話が聞こえるも瞼を開けることも叶わないくらい心地いい。
胸の辺りも暖かくてちょっと擽ったい。
「…ン……?」
僕の…旦那様の声…。
「エドガー、お前も胸が好きなのか?」
胸?急に引き離され寒さを感じた。
子供の体温は暖かいと聞いたことがあったのを思い出し、エドガーは僕の上に居たことを知る。
温もりを奪われ自分の身体を暖めるべく自身で抱きしめた。
「……ン………ん?寒いのか?」
何かが覆い被さるのと同時に、胸が暖かく声を出してしまいそうになる程気持ち良くなった。
この温もりを奪われたくなくて、抱き止めていた。
「んぁあんっんんっあんっん」
胸…気持ちいい…もっとして…止めないで…。
「声…我慢できそうにないか?」
「………。」
意味は理解できていたが返事が出来ない…眠さと快感を追いかけるのに必死で…。
「んっふぅっんんはぁんっんあっんっやぁっ」
胸を掴まれツンと尖っている部分を摘ままれた。
絞り取るように強制的に母乳を出され口に含まれる。
赤ちゃんとは全く違うエッチな吸い方、それで声を我慢しろっていうのは無理だよ。
だって…気持ちいいから。
僕がいつ迄たっても声を我慢しないので唇を塞がれ、胸にも柔らかい刺激が送られる。
さっきまでとは違い、必死に胸を吸われる。
キスしてるのに胸も何かに…?
漸く僕は瞼を開け状況を確認した。
目の前にはスティーヴンがいて僕とキスをしている…なのに胸も吸われてる…。
スティーヴンの肩を押しキスの終わりを伝えれば唇が離れ、空いた隙間から胸を確認すると小さな赤ちゃんが僕の胸に吸い付いていた…アドルフとアリエルだった。
アドルフは母乳を卒業して離乳食に移っているのに僕の胸に吸い付いていた。
これはきっと僕の旦那さん達が胸に吸い付いているのを目撃しているからで、大人がやっているのに赤ちゃんに「ダメだよ」何て言えない。
今後は旦那様達には赤ちゃんのいる前では禁止しないと。
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