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これは現実?
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夢。
まだ陽が出る前ふと目覚めると、凛と一緒に寝てるときのように誰かが俺にくっついてる。
だけど身体が凛より遥かに大きい。
誰か覗き込むと先輩だった。
先輩が俺に抱き付くように眠っていた。
すごく可愛い。俺も抱き締め返した。
とても幸福だった。
先輩の額にキスをし、また眠りに着く。
目覚めると俺は一人ベッドにいた。
先輩は居なかった。
やはりあれは夢だった。
扉が開き既に身支度を整えた先輩が現れる。
「起きてたか。学校行けるか?」
昨日の事で心配されるのは嬉しいが恥ずかしくもある。
「…はい……行きます」
制服制服?…お風呂場だ。
どうしよう、裸で移動?
ヴ~どうしよう
「シャツ俺の着ろ」
渡されたシャツをいそいそと着る。
フフフ、また先輩のシャツだ。
んー下は履いてないが、先輩のシャツ大きいから多分大丈夫。
お風呂場までだし。
ベッドから降り、急いでお風呂場へ。
身支度を整え顔を洗った。
前回泊まった時にくれた歯ブラシも洗面台に置いてあった。
先輩、捨てないでくれてたんだ。
一つ一つが嬉しくて顔がニヤけてしまう。
なかなか顔が戻ってくれなくて困るよ~。
漸く落ち着いて、急いでリビングへ。
今日も先輩の手料理。
一緒にご飯を食べ、一緒に登校する。
俺達の関係は全く変わってないけど、これだけでいい。
幸せだから。
登校する他の生徒に注目されるも気にしない。
恥ずかしさより嬉しさのが勝る。
隣を歩けるだけで充分。
あれ?隣歩いてる。
前は先輩の歩くペースが早くて追い付くので精一杯だったのに、今は普通に歩けている。
先輩、ゆっくり歩いてくれてるのかな?
俺の為?
勘違いなのかな?
これ、喜んで良いのかな?
「あっ」
おれの教室は四階で先輩は三階。
会話もなく別れてしまいそうになり寂しく何かをと思ったけどこれ以上は欲張りだと気付いた。
先輩に迷惑かけたくないと思い大人しく別れた。
「また、昼な」
先輩が頭をポンと撫で、初めて誘ってくれた。
嬉しい、嬉しすぎる
「はい」
やったぁ~。
先輩と別れ、教室に入っても顔が元に戻らない。
フフフ。
まだ陽が出る前ふと目覚めると、凛と一緒に寝てるときのように誰かが俺にくっついてる。
だけど身体が凛より遥かに大きい。
誰か覗き込むと先輩だった。
先輩が俺に抱き付くように眠っていた。
すごく可愛い。俺も抱き締め返した。
とても幸福だった。
先輩の額にキスをし、また眠りに着く。
目覚めると俺は一人ベッドにいた。
先輩は居なかった。
やはりあれは夢だった。
扉が開き既に身支度を整えた先輩が現れる。
「起きてたか。学校行けるか?」
昨日の事で心配されるのは嬉しいが恥ずかしくもある。
「…はい……行きます」
制服制服?…お風呂場だ。
どうしよう、裸で移動?
ヴ~どうしよう
「シャツ俺の着ろ」
渡されたシャツをいそいそと着る。
フフフ、また先輩のシャツだ。
んー下は履いてないが、先輩のシャツ大きいから多分大丈夫。
お風呂場までだし。
ベッドから降り、急いでお風呂場へ。
身支度を整え顔を洗った。
前回泊まった時にくれた歯ブラシも洗面台に置いてあった。
先輩、捨てないでくれてたんだ。
一つ一つが嬉しくて顔がニヤけてしまう。
なかなか顔が戻ってくれなくて困るよ~。
漸く落ち着いて、急いでリビングへ。
今日も先輩の手料理。
一緒にご飯を食べ、一緒に登校する。
俺達の関係は全く変わってないけど、これだけでいい。
幸せだから。
登校する他の生徒に注目されるも気にしない。
恥ずかしさより嬉しさのが勝る。
隣を歩けるだけで充分。
あれ?隣歩いてる。
前は先輩の歩くペースが早くて追い付くので精一杯だったのに、今は普通に歩けている。
先輩、ゆっくり歩いてくれてるのかな?
俺の為?
勘違いなのかな?
これ、喜んで良いのかな?
「あっ」
おれの教室は四階で先輩は三階。
会話もなく別れてしまいそうになり寂しく何かをと思ったけどこれ以上は欲張りだと気付いた。
先輩に迷惑かけたくないと思い大人しく別れた。
「また、昼な」
先輩が頭をポンと撫で、初めて誘ってくれた。
嬉しい、嬉しすぎる
「はい」
やったぁ~。
先輩と別れ、教室に入っても顔が元に戻らない。
フフフ。
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