20 / 72
これが幸せオーラ
しおりを挟む
「ねぇそれわざと?それについて触れた方がいい?」
功刀が目の前の席に座っていた。
「え?」
それってなんだろう?
「永瀬先輩と一緒に登校して、明らかにサイズの合っていないワイシャツ、更には隠す気の無い首筋のキスマーク、朝からニヤけきった表情」
功刀が俺の首を指す。
「えっ」
首を両手で隠した。
キスマーク?そんなの有った?
いつの間に。
「あの先輩って独占欲強いんだね」
「ぇぇええ、おっ、な、な…せん」
驚いた。
バレて無いとは思わないが功刀にその事を聞かれるとは思っていなかったら。
不意打ち過ぎる。
「まぁポヤっとしている瀬里崎君には先輩みたいな人が丁度良いのかな~」
「なっななな、じじ自分だって国司田君と雨宮君と仲良いみたいじゃない」
功刀は委員会がなくても昼休み教室にいないことが増えていた。
それと比例するように別のクラスの国司田と雨宮と急速に仲が深まっているように感じる。
「はぁ。なに言ってんの」
少し焦った功刀の顔はいつもと違って感情が見える。
ちょっと可愛い。
「彼らってわかりやすいよね」
あの二人は確実に功刀の事を。
功刀は一切認めないというよりは避けてる。
それでも最近はちょこっと、ほんのちょこっと変わったと思う。
出会った頃なら先程程度のからかいに動じなかったと思う。
功刀にも幸せになって欲しいな。
「なっ、違うから」
フフ、今凄く幸せだからかな周囲の人皆幸せになって欲しいって思える。
お昼休み。
はっきり言って大変浮かれてます。
自分でも分かる。
顔を押さえて冷静になろうと必死だけど、ニヤけちゃう。
いつもの空き部屋に着くと既に先輩がいた。
前と変わらず日が射す暖かい場所に座っている。
俺は先輩の横に座り膝枕の準備。
いつもなら先輩はすぐ横になるのに、座ったまま。
どうしたんだろう。
沈黙が流れる。
ゆっくり先輩の手が伸び俺の頬を撫でる。
無意識に先輩の手を追ってしまう。
先輩と視線が絡むと自然と引き合いキスを交わす。
あ~幸せだな。
功刀が目の前の席に座っていた。
「え?」
それってなんだろう?
「永瀬先輩と一緒に登校して、明らかにサイズの合っていないワイシャツ、更には隠す気の無い首筋のキスマーク、朝からニヤけきった表情」
功刀が俺の首を指す。
「えっ」
首を両手で隠した。
キスマーク?そんなの有った?
いつの間に。
「あの先輩って独占欲強いんだね」
「ぇぇええ、おっ、な、な…せん」
驚いた。
バレて無いとは思わないが功刀にその事を聞かれるとは思っていなかったら。
不意打ち過ぎる。
「まぁポヤっとしている瀬里崎君には先輩みたいな人が丁度良いのかな~」
「なっななな、じじ自分だって国司田君と雨宮君と仲良いみたいじゃない」
功刀は委員会がなくても昼休み教室にいないことが増えていた。
それと比例するように別のクラスの国司田と雨宮と急速に仲が深まっているように感じる。
「はぁ。なに言ってんの」
少し焦った功刀の顔はいつもと違って感情が見える。
ちょっと可愛い。
「彼らってわかりやすいよね」
あの二人は確実に功刀の事を。
功刀は一切認めないというよりは避けてる。
それでも最近はちょこっと、ほんのちょこっと変わったと思う。
出会った頃なら先程程度のからかいに動じなかったと思う。
功刀にも幸せになって欲しいな。
「なっ、違うから」
フフ、今凄く幸せだからかな周囲の人皆幸せになって欲しいって思える。
お昼休み。
はっきり言って大変浮かれてます。
自分でも分かる。
顔を押さえて冷静になろうと必死だけど、ニヤけちゃう。
いつもの空き部屋に着くと既に先輩がいた。
前と変わらず日が射す暖かい場所に座っている。
俺は先輩の横に座り膝枕の準備。
いつもなら先輩はすぐ横になるのに、座ったまま。
どうしたんだろう。
沈黙が流れる。
ゆっくり先輩の手が伸び俺の頬を撫でる。
無意識に先輩の手を追ってしまう。
先輩と視線が絡むと自然と引き合いキスを交わす。
あ~幸せだな。
17
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
どうせ全部、知ってるくせに。
楽川楽
BL
【腹黒美形×単純平凡】
親友と、飲み会の悪ふざけでキスをした。単なる罰ゲームだったのに、どうしてもあのキスが忘れられない…。
飲み会のノリでしたキスで、親友を意識し始めてしまった単純な受けが、まんまと腹黒攻めに捕まるお話。
※fujossyさんの属性コンテスト『ノンケ受け』部門にて優秀賞をいただいた作品です。
言い逃げしたら5年後捕まった件について。
なるせ
BL
「ずっと、好きだよ。」
…長年ずっと一緒にいた幼馴染に告白をした。
もちろん、アイツがオレをそういう目で見てないのは百も承知だし、返事なんて求めてない。
ただ、これからはもう一緒にいないから…想いを伝えるぐらい、許してくれ。
そう思って告白したのが高校三年生の最後の登校日。……あれから5年経ったんだけど…
なんでアイツに馬乗りにされてるわけ!?
ーーーーー
美形×平凡っていいですよね、、、、
親友が虎視眈々と僕を囲い込む準備をしていた
こたま
BL
西井朔空(さく)は24歳。IT企業で社会人生活を送っていた。朔空には、高校時代の親友で今も交流のある鹿島絢斗(あやと)がいる。大学時代に起業して財を成したイケメンである。賃貸マンションの配管故障のため部屋が水浸しになり使えなくなった日、絢斗に助けを求めると…美形×平凡と思っている美人の社会人ハッピーエンドBLです。
αが離してくれない
雪兎
BL
運命の番じゃないのに、αの彼は僕を離さない――。
Ωとして生まれた僕は、発情期を抑える薬を使いながら、普通の生活を目指していた。
でもある日、隣の席の無口なαが、僕の香りに気づいてしまって……。
これは、番じゃないふたりの、近すぎる距離で始まる、運命から少しはずれた恋の話。
息の合うゲーム友達とリア凸した結果プロポーズされました。
ふわりんしず。
BL
“じゃあ会ってみる?今度の日曜日”
ゲーム内で1番気の合う相棒に突然誘われた。リアルで会ったことはなく、
ただゲーム中にボイスを付けて遊ぶ仲だった
一瞬の葛藤とほんの少しのワクワク。
結局俺が選んだのは、
“いいね!あそぼーよ”
もし人生の分岐点があるのなら、きっとこと時だったのかもしれないと
後から思うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる