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男子校も悪くないかも。
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先輩と一緒に通う学校。
今までにも一緒に登校したが今日は特別に嬉しい。
浮かれすぎなのは自覚してる。
だけど、どうしようもない程嬉しいんだ。
すぐに学校についてしまった。
早すぎる。
別れる間際、先輩から軽いキスをされた。
廊下にいた人達が驚きと共に足を止めた。
見られてることには気付いていたけど、そんなのどうでも良くなるくらい先輩からのキスが嬉しかった。
抱擁してから別れた。
あー早く昼休みにならないかな。
今登校したばかりだけど、もう先輩に逢いたいよ。
教室でウダウダしていると視界に功刀を捉えた。
こちらに向かってくるも一定の距離で立ち止まった。
不思議に功刀を見つめるも、一向に近づいてこない。
なに?
「功刀君どうしたの?」
声かけても返事がない。
シカト?
この距離で聞こえなかったとか?
見つめ合ったまま数秒がたった。
えっ今どういう状況?
「もう、態となんだよね?」
やっと喋ってくれた、よかった。
ちょっと本気で怖かった。
何の事だろう。
…あっ、まさか
首?
急いで両手で首を押さえた。
功刀は無言で頷いていた。
あ~やっぱり。
功刀が漸く近づいてきた。
「別に良いんだけど、目のやり場に困る。それとニヤニヤし過ぎて気持ち悪い」
気持ち悪いってハッキリ言い過ぎだと思うけど反論出来ない。
自覚が有るんだもん。
「気を付けます」
先輩のワイシャツの為、第一ボタンをしっかり閉めてもゆとりがある。
ネクタイでちょっときつめに閉めても多分キスマークは見えちゃってる気がする。
これからはもうちょっと気を付けなきゃ。
「もうすぐ期末だけどそんな浮かれてて大丈夫なの?」
「あー嫌な響き」
忘れてた訳じゃないけど意識しないようにしてた。
勉強はちゃんとしていたような。
「当然だけと赤点になったら夏休みは補習だからね」
「っう゛」
折角先輩と上手くいき始めたのに距離を置くのは不安。
だけど夏休みに逢えなくなるのはもっと嫌。
「ちなみな永瀬先輩は悪くはないよ、補習に出たなんて聞いたこと無いから」
…頑張んなきゃ。
「因みになんだけどさっ期末っていつからだっけ?」
「後三週間」
間に合うかな。
今までにも一緒に登校したが今日は特別に嬉しい。
浮かれすぎなのは自覚してる。
だけど、どうしようもない程嬉しいんだ。
すぐに学校についてしまった。
早すぎる。
別れる間際、先輩から軽いキスをされた。
廊下にいた人達が驚きと共に足を止めた。
見られてることには気付いていたけど、そんなのどうでも良くなるくらい先輩からのキスが嬉しかった。
抱擁してから別れた。
あー早く昼休みにならないかな。
今登校したばかりだけど、もう先輩に逢いたいよ。
教室でウダウダしていると視界に功刀を捉えた。
こちらに向かってくるも一定の距離で立ち止まった。
不思議に功刀を見つめるも、一向に近づいてこない。
なに?
「功刀君どうしたの?」
声かけても返事がない。
シカト?
この距離で聞こえなかったとか?
見つめ合ったまま数秒がたった。
えっ今どういう状況?
「もう、態となんだよね?」
やっと喋ってくれた、よかった。
ちょっと本気で怖かった。
何の事だろう。
…あっ、まさか
首?
急いで両手で首を押さえた。
功刀は無言で頷いていた。
あ~やっぱり。
功刀が漸く近づいてきた。
「別に良いんだけど、目のやり場に困る。それとニヤニヤし過ぎて気持ち悪い」
気持ち悪いってハッキリ言い過ぎだと思うけど反論出来ない。
自覚が有るんだもん。
「気を付けます」
先輩のワイシャツの為、第一ボタンをしっかり閉めてもゆとりがある。
ネクタイでちょっときつめに閉めても多分キスマークは見えちゃってる気がする。
これからはもうちょっと気を付けなきゃ。
「もうすぐ期末だけどそんな浮かれてて大丈夫なの?」
「あー嫌な響き」
忘れてた訳じゃないけど意識しないようにしてた。
勉強はちゃんとしていたような。
「当然だけと赤点になったら夏休みは補習だからね」
「っう゛」
折角先輩と上手くいき始めたのに距離を置くのは不安。
だけど夏休みに逢えなくなるのはもっと嫌。
「ちなみな永瀬先輩は悪くはないよ、補習に出たなんて聞いたこと無いから」
…頑張んなきゃ。
「因みになんだけどさっ期末っていつからだっけ?」
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