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逆転
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明日は終業式の為、今日は午前授業でした。
そして、今は先輩と一緒に先輩のマンションに向かっている最中です。
今日も先輩はバイト。
それでもバイトまでの時間がある為、先輩のマンションに寄ることにした。
寄ったらどうなるかは分かってるけど…あの日から全然してないし。
明日はどうせ終業式で終わりだから、いっかなって。
それにお預けし過ぎると、久しぶりの時何されるか…。
先輩手加減とかしてくれないし。
俺の身体のためにも、小出しにしてもらわないと。
うん、だから今日行くのは仕方がないの。
全然言い訳とかじゃないから。
それよりも、陽射しが日増しに強くなってきた。
あーん、早く建物の中に入りたいよ。
帰る途中、二人で飲み物を買った。
ただ飲んでいるだけなのに、先輩の色気ヤバい。
喉仏とかエロすぎる。
首筋とかなんで舐めるんだろ?って思ってたけど、今なら分かる。
超エロい。
そこには、大人の男の色気が有った。
やっぱり俺もキスマーク付けたい。
先輩は俺のって印付けておかないと危険。
夏でいろんな人が寄ってくる予感がする。
先輩はきっと男だけでなく女姓にもモテるはず。
男子校ということですっかり忘れてたけど、先輩めっちゃ格好いいよね?
背も高いし、モテないハズがない。
先程すれ違った女子高生達も、振り返って先輩を見ていた。
これは、エッチ禁止している場合じゃないのかも。
先輩のマンションに着き、玄関に入った瞬間俺からキスをした。
背伸びをして、先輩の首に腕を回した。
驚いていた先輩も俺を抱き締め返しながらキスに答えてくれる。
二人とも靴を脱ぎ散らかし、鞄をその場で手放す。
「熱烈だな」
唇が離れると挑発的な先輩がいたが、俺からまた唇を塞いだ。
唇が数センチでも離れることを許さず、先輩の部屋まで移動した。
ベッドに座らされるも、先輩の腕をつかみ引き寄せながら俺が先輩を押し倒した。
先輩に跨がりながら見下ろす。
普段とは違う体勢で、俺から先輩に覆い被さりキスを繰り返す。
先輩の手が俺のワイシャツのボタンに手が掛かるが、制止させる。
「ダメ、今日は俺がするから先輩は俺に触っちゃダメ」
先輩のワイシャツのボタンを外しに掛かる。
全て外しはだけた先輩の身体は、俺とは違い筋肉があり逞しさを感じる。
引き寄せられるように先輩の胸に口付けていく。
その間、先輩は俺の言葉通り何もせず俺の好きなようにさせてくれる。
胸の至るところに口付けてはいくものの、キスマークは全く付かない。
軽く噛んではみるものの、先輩が着けてくれる痕とは程遠い。
胸が難しいのかと思い、首へ移動するも全く付かない。
納得のいかない顔で先輩と見つめ合う。
「つかない」
「…ん」
「痕が付かない」
「………」
「キスマーク…どうやってつけるの」
仏頂面に聞く俺に対して、フッと笑う先輩が悔しい。
「来いよ、首貸してみな」
命令をされるが、素直に先輩の口元に無防備な首を差し出す。
先輩の大きな手で頭の側面を抑えられ反対側からカプリと首を咥えられ、強く吸われた。
数秒吸われた後、同じところを舐められた。
「付いた、鏡で見てこいよ」
先輩に促され洗面所の鏡に走った。
確認すると首には確りと痕がついていた。
「あっ、キスマークだ」
キスマークは吸うんだと理解し、先輩の元へ走る。
ベッドの上に起き上がって、座っている先輩がいた。
今度こそは絶対に付ける。
脇目も振らず先輩の首にかぶり付いた。
教わった通り沢山吸った。
口を離すとくっきりと痣かついた。
キスマークだ。
嬉しくて何度も吸い付いた。
首や胸に。
「ぅあっ」
キスマークを付けることに夢中になり過ぎてしまい、先輩が俺を抱き締めた状態でベッドへ倒れた。
まるで俺が押し倒したような格好になっている。
「キスマーク付けるだけかよ」
…わかってる。
先輩はその先をしたいことを。
それは、俺もしたい。
そして、今は先輩と一緒に先輩のマンションに向かっている最中です。
今日も先輩はバイト。
それでもバイトまでの時間がある為、先輩のマンションに寄ることにした。
寄ったらどうなるかは分かってるけど…あの日から全然してないし。
明日はどうせ終業式で終わりだから、いっかなって。
それにお預けし過ぎると、久しぶりの時何されるか…。
先輩手加減とかしてくれないし。
俺の身体のためにも、小出しにしてもらわないと。
うん、だから今日行くのは仕方がないの。
全然言い訳とかじゃないから。
それよりも、陽射しが日増しに強くなってきた。
あーん、早く建物の中に入りたいよ。
帰る途中、二人で飲み物を買った。
ただ飲んでいるだけなのに、先輩の色気ヤバい。
喉仏とかエロすぎる。
首筋とかなんで舐めるんだろ?って思ってたけど、今なら分かる。
超エロい。
そこには、大人の男の色気が有った。
やっぱり俺もキスマーク付けたい。
先輩は俺のって印付けておかないと危険。
夏でいろんな人が寄ってくる予感がする。
先輩はきっと男だけでなく女姓にもモテるはず。
男子校ということですっかり忘れてたけど、先輩めっちゃ格好いいよね?
背も高いし、モテないハズがない。
先程すれ違った女子高生達も、振り返って先輩を見ていた。
これは、エッチ禁止している場合じゃないのかも。
先輩のマンションに着き、玄関に入った瞬間俺からキスをした。
背伸びをして、先輩の首に腕を回した。
驚いていた先輩も俺を抱き締め返しながらキスに答えてくれる。
二人とも靴を脱ぎ散らかし、鞄をその場で手放す。
「熱烈だな」
唇が離れると挑発的な先輩がいたが、俺からまた唇を塞いだ。
唇が数センチでも離れることを許さず、先輩の部屋まで移動した。
ベッドに座らされるも、先輩の腕をつかみ引き寄せながら俺が先輩を押し倒した。
先輩に跨がりながら見下ろす。
普段とは違う体勢で、俺から先輩に覆い被さりキスを繰り返す。
先輩の手が俺のワイシャツのボタンに手が掛かるが、制止させる。
「ダメ、今日は俺がするから先輩は俺に触っちゃダメ」
先輩のワイシャツのボタンを外しに掛かる。
全て外しはだけた先輩の身体は、俺とは違い筋肉があり逞しさを感じる。
引き寄せられるように先輩の胸に口付けていく。
その間、先輩は俺の言葉通り何もせず俺の好きなようにさせてくれる。
胸の至るところに口付けてはいくものの、キスマークは全く付かない。
軽く噛んではみるものの、先輩が着けてくれる痕とは程遠い。
胸が難しいのかと思い、首へ移動するも全く付かない。
納得のいかない顔で先輩と見つめ合う。
「つかない」
「…ん」
「痕が付かない」
「………」
「キスマーク…どうやってつけるの」
仏頂面に聞く俺に対して、フッと笑う先輩が悔しい。
「来いよ、首貸してみな」
命令をされるが、素直に先輩の口元に無防備な首を差し出す。
先輩の大きな手で頭の側面を抑えられ反対側からカプリと首を咥えられ、強く吸われた。
数秒吸われた後、同じところを舐められた。
「付いた、鏡で見てこいよ」
先輩に促され洗面所の鏡に走った。
確認すると首には確りと痕がついていた。
「あっ、キスマークだ」
キスマークは吸うんだと理解し、先輩の元へ走る。
ベッドの上に起き上がって、座っている先輩がいた。
今度こそは絶対に付ける。
脇目も振らず先輩の首にかぶり付いた。
教わった通り沢山吸った。
口を離すとくっきりと痣かついた。
キスマークだ。
嬉しくて何度も吸い付いた。
首や胸に。
「ぅあっ」
キスマークを付けることに夢中になり過ぎてしまい、先輩が俺を抱き締めた状態でベッドへ倒れた。
まるで俺が押し倒したような格好になっている。
「キスマーク付けるだけかよ」
…わかってる。
先輩はその先をしたいことを。
それは、俺もしたい。
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