THE NEW GATE

風波しのぎ

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3巻

3-15

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 とはいえ、現状受けているダメージ量としては、シンもジラートもそれほど差があるわけではない。
 ただ、シンの発していた気配がわずかに変化したのをジラートは感じていた。今の一撃からも、シンが何かを決意したことが伝わってくる。

「……く、くくく、そうこなくては」

 大の大人でも逃げ出すような、獰猛な笑みを浮かべながらジラートはつぶやく。今この瞬間も死に向かっているというのに、楽しくてたまらない。
 もっと速く、もっと強く。その身に牙を突き立てるまで。

「ルァァアアアアアアッ!!」

 大地を割って走る。
【天斬】もまた、【絶佳】と同じく反動の大きい技だ。当然生じる隙も大きい。それを狙ってジラートは突き進む。今のジラートなら、攻撃可能範囲にシンを捉えるまで2秒とかからない。

「うらぁあああああああ!!」

 そこに響く、シンの咆哮。
 ジラートの拳が届くよりわずかに早く、反動で硬直しているはずのシンの腕が、その意を受けて跳ね上がった。
 刃が閃き、ジラートの拳と火花を散らす。それは、ゲームの頃なら不可能だった動き。
 そしてその刃がひるがえる。反動を抑え込む方法がわかったわけではない。ステータスにものをいわせた強引な制動だ。
 だが、それこそが正解。反動を無効にすることなどできない。ならば、あとは力尽くしかないのだ。
 弧を描いて走る刃にシンの発動した刀術系武芸スキル【燕返し】の動きが加わる。空中で急加速した刃がまた1つ、ジラートの体に傷をつけた。
 ――――お前ができるんだ。俺にできないはずがないよな?
 ――――ああ、むしろ遅かったくらいだ。
 互いの笑みが深まる。発せられることのない言葉が、武器を通して伝わってくる。
 そして、決着が近いことを悟らせる。

「――ッ!!」

 笑みを消し、構えたのは同時。
 シンは【真月】を上段に掲げ、ジラートは腰だめに拳を構える。まるで次に何を繰り出してくるのかわかっていたかのように、準備が整うのも同時だった。
 交差する視線が、静かに別れを告げる。

『至伝――』

 これが最後。それを、互いに理解していた。
 放つのは至伝。最後を飾るのに、これ以上の武技はない。

「絶佳!!」
「天斬!!」

 スキルの発動とともに、2人の姿が霞んで消える。刹那ののち、空間を震わせる衝撃とともに、激しい激突音が響き渡った。
 至近距離での至伝の激突。シンとジラートを中心として放射状に地面が陥没する。
 ぶつかり合う力は際限なく高まり、弾かれたわずかなエネルギーが周囲を完膚かんぷなきまでに破壊していく。
 強すぎる力の反発で弾かれることもあるが、どちらも当然のように至伝を繰り出し続けた。
 ゲームではありえなかった至伝クラスの技の応酬。それは使用者のみならず、互いの武器にも多大な負担をかけていく。
 ピシリと、ひびの入る音が響く。それは果たして、どちらの武器からなのか。
 いくら互いの武器に武器破壊攻撃無効の効果が付与されていたとしても、耐久力というものは確かに存在する。ゆえに、たとえ古代エンシェント級の武器であろうと決して壊れないわけではない。
 しかし、互いの武器が悲鳴を上げているのを聞いても、どちらも力を緩めることはしない。少しでも引けば、その瞬間に打ち負けることがわかるからだ。

「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!」


 ぶつかり、離れ、またぶつかる。
 一見、拮抗しているかのような戦いのなか、徐々にシンが押していく。
 当然だ、2人の能力は互角ではないのだから。一撃一撃の重さと体への負担、それが明確な差となって表れる。
 だからこそ、ジラートは最後の札を切る。

「至伝!!」

 それは、もはや命を捨てているがゆえの技。
 ジラートの全身から色が抜けていく。そして、それに合わせるように、至近距離でシンの【真月】と競り合っている右拳の力が増し、左拳にも力が集まっていく。
 拳を覆う白い光はジラートの生命力そのもの。命の終わりの最後の煌きが、今この瞬間牙をむく。

「――括穿甲かっ せん こう!!」

 それは鎧や甲殻に大ダメージを与える技。閃光のごとき一撃がシンの持つ【真月】へと炸裂する。
 徐々に大きくなる、何かの砕ける音。
 至伝の多重発動による負担を一身に受けてなお、ジラートは力を込め続けた。

「至伝の同時使用か、反則だな」

 ジラートの一撃を受け止めながらシンは悪態をつく。だが下がらない。お返しとばかりに至伝を発動しながら、【真月】に【術式付与エンチャント斬撃強化ハイエッジ】を重ねがけする。
 荒れ狂う力を打ち合わせ、互いに今出せる最高の一撃を放つ。
 終わりを悟ったのは、どちらが先だっただろう。
 拮抗したのは一瞬か、数秒か。それとも数分か。

「――ッ!!」

 先に限界に達したのは、互いの武器だった。【真月】の刃が砕け、【崩月】の装甲もまた砕ける。
 しかし、武器が砕けても使用者は止まらなかった。
 残された柄を握ったままのシンは、両手を下げた状態でジラートの方へと足を踏み出す。
 対してジラートは、両の拳を突き出したまま、ただ一心にシンへと突き進む。
 シンは咄嗟にジラートの両手を撥ね上げようとした。
 しかし、拳自体にスキルを纏う【絶佳】と【括穿甲】を前に、何のスキルも纏っていない柄だけになった【真月】では、さすがのシンも防ぎようがなかった。

「とったぁああああ!!」

 シンの腕を左拳で弾き、がら空きになったその胴体にジラートの右拳が炸裂する。
 唸りを上げる拳がシンのコートを引き裂き、鳩尾みぞおちに触れ――ポスンッと音を立てて動きを止めた。

「くっ!! ――――――?」

 やられた、そう思ったシンは、ジラートの拳の予想外の軽さに一歩下がって、怪訝な顔を浮かべた。
 ステータスの高さから即死することはないが、それなりのダメージを覚悟していた。しかし、その身を打ったのはまるで威力のない拳。
 シンは突き出された拳に向けていた視線を上げ、改めてジラートを見て――納得した。

「……ジラート」
「…………」

 ジラートは何も答えない。ただ、拳を突き出した状態で硬直している。

「ジラ――」
「聞こえ、とるわ……かはっ」

 もう一度呼びかけようとしたシンの言葉を、ジラートが遮る。同時にわずかに血を吐いて、その場に膝を突いた。

「おいジラート!」
「ぬ、ぅ。どうやら……ここまでらしい」

 駆け寄ろうとしたシンを、ジラートは片手を上げて制止する。回復など意味がないことはわかっていた。

「……最後に一発、くらっちまったか。さすがジラートだ」
「くく、伊達だてに500年、生きとらんわ。確かにこの牙、届かせてやったぞ」

 あおい顔をしながらも、ジラートは牙をき出しにして笑う。この身はついに主に届いたと、誇るような笑顔だった。

「くっ……と。さて、積年の願いはなった。シンよ。一撃入れた褒美ほうびに、最後に1つ、頼まれてくれんか?」

 よろよろと立ちあがったジラートは、最後の願いを口にする。それを聞いたシンはわずかな逡巡の後、それを受諾した。
 立つのがやっとのジラートから、10メルほどの距離を取る。そして、静かに【制限リミット】を解放した。
 同時に巻き起こる力の奔流。ジラートと打ち合っていたときの力が生ぬるく思えるほどの、異様な圧力が周囲にほとばしる。

「これほどとは、な……」

 シンから発せられる圧力プレッシャーを受けてなお、ジラートはその場に立ち続けた。最後の願い、それはシンのすべての力を解放した一撃による『とどめ』だ。
 ジラートにあらがう力など残っていない。ゆえに最後の試練を乗り越えたシンの力を、目に焼き付けておきたかった。
 シンが構える。砕けた【真月】は柄のみアイテムボックスに収納し、手には何もない。そもそも武器など必要ない。
 シンのとった構えは【絶佳】のため動作。なんとも皮肉なものだと、ジラートは思った。

「……じゃあな」
「さらばだ」

 短い言葉をかわし、シンが一歩を踏み出す。その速度はまさに神速。ジラートの目では、すでにシンが捉えられない。
 だがわかる。その身に迫る一撃を前にして、刹那の世界でジラートはシンを知覚する。
 圧倒的な力と、ほとばしる魔力。すべてを置き去りにする速度。
 その姿は、まさにジラートの憧れた主の姿。記憶にあったかつての姿よりも今のシンは力強かった。
 いつか牙を届かせたい。最上の存在であってほしい。相反する願いは今、形をもってジラートの前にあった。

(ああ、それでこそ、我が――)

 最後の思考は、響き渡った轟音ごうおんの中に溶けていった。


「終わったようですね」

 わずかな静寂と、その後の一際大きな爆発。木々を薙ぎ倒し、森を横断するのではないかという勢いで突き進んだ衝撃波が止む。
 シュニーだけでなく、丘の上にいた誰もが勝負の決着を悟っていた。

「…………」

 高いステータスを誇るウォルフガングやカゲロウも、何も言わない。否、言えない。
 全身の毛を逆立てながら警戒していた。
 最後の一撃。そのあまりにも強大な圧力に言葉を失っているのだ。誰が放ったのかはわかっているが、それでも楽観できないほどの力の波動。戦わずして敗北を悟らせる、覇者はしゃとしての存在を感じずにはいられなかった。
 出会ってから日の浅い者は、普段のシンという人物からは想像もできない荒々しい気配に息を呑んでいた。
 だからだろう。沈黙の只中にあって、シュニーだけが平然としていた。

「いつまでも呆けているわけにはいきませんよ」

 その一言で、一同がハッと我に返る。自らの王が最期を遂げたのだ。呆けている時間などあるはずがない。

「誰か、こっちに来る」
「あれはおそらく……」

 慌てて周囲に気を張れば、自分たちの方へと近づいてくる者がいることにクオーレとウォルフガングが気づく。いつの間に接近していたのか、丘の下にその姿があった。
 現れた影は1つ。何かを背負ったまま丘の上に向かって歩いてくる。
 言うまでもなく、シンとジラートだ。眠るように目を閉じたジラートをシンが背負っていた。
 到着を待たず、皆が丘を下る。

「シン、その服……」
「ああ、ジラートにな」

 裂け目の入ったコートを見て心配そうにティエラが言うが、シンの仕草しぐさに深刻なダメージはないとわかり、ほっとしたように頷いていた。

「馬車を出す。ジラートを頼む」
「承知」

 アイテムボックスを操作するために、ジラートの遺体をヴァンとラジムに任せる。馬車を取り出した後は荷台後方に寝かせ、動かないように固定した。

「ジラート様……」

 横たえられた遺体を見て、クオーレが湿った声をもらす。力なく肩を落とし、いつもはピンと張った耳も今はペタリと頭に張り付いていた。
 態度にこそ表れていないが、ウォルフガングもどこか意気消沈した様子だ。
 たとえ本人が望んだ最後だったとしても、残される者が抱く悲しみだけはどうにもならない。

「顔を上げろよ。お前ら」

 そんな2人にシンは声をかける。今までとは違う。どこか威厳のある声で。

「シン殿?」
「お前たちの王は俺に、ハイヒューマンに牙を届かせた。あいつは確かに俺たちと同じ領域に至ったんだ」

 それはこの世界に生きる者にとって不可能と同義。
 限界のその果て。決して辿り着けぬと言われる境地。
 戦いを生業なりわいにするものならば、一度は夢見る至高の頂き。

「誇れ! たたえろ! お前たちの王は頂きへと至った戦士だ。泣くのなら、自分の責務を果たしてからにしろ!!」

 悲しんでもいい。泣いてもいい。だが、それは今ではない。
 ウォルフガングはこれからジラートの死を国に、民に伝えなければならない。葬儀も大々的なものになるだろう。クオーレとて現獣王の娘としての役目がある。
 一度悲しみに沈めば、立ち上がるのは容易ではない。当事者にとって、死者が心深くにいればいるほどその身をさいなむのだ。
 大切な人を失う痛みも苦しみも、喪失感もシンは知っている。
 だからこそ、言う。今はまだ、そのときではないと。今はジラートの生き様をたたえ、送り出すときだと。

「ジラートなら、そう言うぜ?」

 ウォルフガングとクオーレが顔を上げた。

「……シン、殿……」
「お心遣い、痛み入る」

 こくなことを言っているという自覚はある。感謝されるようなことではない。それでも、ここは自分が言うべきだと思ったのだ。

「お嬢も、ウルもそう気を落とすな。王の顔を見てみろ」

 今度はヴァンが2人に声をかける。余談だが、ウルというのは親しい者がウォルフガングを呼ぶときの愛称らしい。

「満足したという顔をしておる。これを見て未練が残ったなどとは、誰も思うまい」

 ラジムもまた、2人を元気づけるために声をかける。ラジムの言う通り、ジラートの顔には仄かな笑みが浮かんでいた。
 長い時間を共にしたヴァンとラジムには、ジラートが何を思って逝ったのか、考えるまでもなく理解できた。
 悲しいという感情は確かにある。しかし、それ以上に安堵の気持ちが強かった。
 ジラートが寿命のことを隠していたのは知っていた。だからこそ、未練を残したまま逝かずにすんだ喜びの方が大きかったのだ。
 おめおめと生き長らえるくらいなら、思うがままに戦い死ぬ。それが戦士として生きてきた者の生き様なのだから。

「そう、ね。めそめそしてたら、笑われちゃう」
「ああ、そうだな」

 最もジラートの近くにいた2人の言葉に、クオーレとウォルフガングも自分を取り戻したようだ。
 2人からはしっかりとジラートの死と向き合い、踏み出す決意が見て取れた。


         †


 さほど時間をかけずに馬車はエリデンのジラートの屋敷へと到着した。
 ヴァンとラジムによって遺体は安置され、ウォルフガングの指示で各部署の責任者や幹部たちが集められる。ジラートの死が告げられると、驚く者、悲しむ者、どこか安堵の表情を見せる者など反応は様々だった。
 ラルア大森林で何か起こっていると、察していた者もいたようだ。どうやらファルニッドまで戦いの音が響いていたらしい。
 それとジラートの死をつなぎ合わせ、誰と戦ったのだと言う者までいた。

「初代の最後に、相応しいお方だ」

 ウォルフガングはシンの名前は告げなかった。ただ、ジラートの最後の戦いにこれ以上の適役はいないと、はっきりと宣言した。
 それは誰なのかといぶかしむ者も当然いたが、大半の者が、同じハイヒューマン配下の内の誰かだろうとあたりをつけた。シュニーとシュバイドの両名とよくやり取りをしていたのは周囲も知っていたし、それ以外のメンバーも実力に疑いはない。
 納得のいっていなかった者たちも、実際にジラートの遺体と対面してその死に顔を見ると、ウォルフガングの言葉が正しいものだと理解した。
 これは武人気質の者が多いファルニッドだからこその反応だろう。
 全員が納得してからは、とにかく早かった。その日のうちに、ここエリデンで暮らす犬族以外の各コミュニティーに連絡を飛ばし、一致団結して葬儀の準備に取り掛かっていく。
 隠居していたとしてもジラートは紛れもない建国の父。国を挙げての大々的な葬儀となるのは必然だった。
 1週間もしないうちに様々な人が、物がファルニッドへと集まり、葬儀というよりはお祭り騒ぎのようになっていた。
 ファルニッドの部族以外にも国交のある国からも使者が来ているようだ。
 シンは葬儀の準備中、特にやることもないので、資料館へと通う日々を過ごしていた。


 そして、ジラートの死から10日後。ファルニッド獣連合犬族の首都エリデンにて、初代獣王ジラート・エストレアの葬儀が行われた。
 シンとシュニーも参加している。
 シュニーはジラートの死の報を聞いてきたと伝え、何の疑いもなく受け入れられた。シンはシュニーとは別枠で、全身鎧フルプレートを装備してジラートを見送る列に並んだ。
 参列者の中には戦場を共にした装備を身に付けてきている者も多く、歴戦の勇士と見紛う鎧を着たシンも、さぞかし有名な戦士なのだろうと思われていた。ジラートの戦歴は長く、戦場を共にした者同士でも顔見知りでないということが意外と多いのだ。
 葬儀には国の上層部の面々、各部族の長やその息子、引退した元将軍など凄まじい面子がそろっていた。エルフやピクシーの集落からの代表までいる。
 最前列には王であるウォルフガングと娘のクオーレ。
 その隣にはシュニーともう1人――ファルニッドの同盟国である竜皇国キルモントの代表として、シンのサポートキャラクターナンバー4のシュバイド・エトラックがいた。
 黒曜石のような鱗と赤い瞳のハイドラグニル。国を創った者同士、ともにシンのパーティで前衛を務めた者同士として、深い交流があったとシンは聞いていた。両国間はかなりの距離があるはずだったが、どうやら間に合ったらしい。
 シンはその姿を見て懐かしさを覚え、落ち着き次第、直接会いに行こうと考えた。
 葬儀は粛々と進み、トラブル1つなく静かに終了した。ジラートの遺体は歴代の王が眠る地へと埋葬されるらしい。
 大地に生まれ、大地に生かされ、大地に帰る。それが、ビーストの多くが持つ死生観だった。
 式典の最後、狼型タイプ・ウルフ犬型タイプ・ドッグ狐型タイプ・フォックスなどのビーストが一斉に遠吠えを行う。最後まで戦い抜いた戦士を送る、葬送の調べだ。
 多くの人々に見送られる中、ジラートの遺体は王の墓へと埋葬された。
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