13 / 89
一章 精霊の愛し子
13.おいしそうな匂い-2※
しおりを挟む
手の中のモノがどんどん熱く硬くなっていく。
気づいたら何かがルルティアの手を濡らしていて、動かすたびに手の中のモノがヌチャヌチャと水音をたてていた。
ルルティアの肩に乗せられたままのアミルの頭の方からハッハッと荒い息づかいが聞こえる。
肌に触れるアミルの息もどんどん早くなって熱を帯びていく。
「うっ」
アミルが身体を硬くしたと思ったら、すぐに手の中のソレがドクドクと脈打ちながら熱い液体を放った。
「ハッ……ハァッ……」
アミルが肩を上下させながら短く息を吐く。
ルルティアの目の端では尻尾がパタ、パタ、とわずかに動いているのが見えた。
ルルティアもなんだか身体が火照ってうっすら汗ばんでしまい、息もハァハァと上がっている。
初めて嗅ぐ変わった匂いが握った手の方から立ち上がってきて、ルルティアのお腹の奥がじくじくと熱を持ちながらキュンとうずいた。
(こんな、こんなの、どうしたら良いの!?)
すると手の中にあるアミルのモノがピクリと震えた。
「あ、あの、アミル……」
「は……もっと……」
「え?」
「ダメだ、一回出しただけじゃおさまらない……。もう一回……」
「えぇ!!」
手の中の塊が再び芯を持って勃ちあがってくる。
アミルはルルティアの首の後ろに手を回して頭を抱えるようにしてグッと抱きよせると、耳元で掠れた声でささやいた。
「頼むよ……」
そのあまりにも切実な声と、ルルティアを抱えこむアミルの身体が熱を持ちながらバクバクと鼓動を刻んでいるのがわかってルルティアは覚悟を決めた。
(えぇい、ここまでくれば一度も二度も同じだ!!)
アミルに柔らかく抱きしめられながら、ルルティアは再び手を上下に動かす。
「……ん、あ……っく」
アミルが身をよじるたびに唇が肌にわずかに触れ吐息が耳をくすぐる。
時おり口から漏れる声もさっきより熱を帯びているように聞こえる。
背中に回されたアミルの手がチューブトップとスカートの隙間の肌に触れるたび、ルルティアはゾクゾクと震えて小さく声を漏らした。
「ん……」
ルルティアは必死になって手を動かした。
アミルをよく見て、ピクリと震えたり、声を漏らしたりと反応が良さそうなところを重点的に攻めた。
「そう……そう上手だ……」
甘く蕩けるような声でアミルがつぶやくたびに、胸が大きく高鳴る。
アミルの声と匂いが一緒になってルルティアの頭の奥をしびれさせていく。
「はぁっ……くっ……」
アミルのルルティアを抱きしめる手に力がこめられ、もう一度手の中に熱い液体が放たれた。
アミルは潤んだ目をしながらルルティアをボーッと見つめた。
「もっと、する……?」
見つめかえすルルティアの声は少し震えてしまったが、その甘くとろけたような声色はまるで自分のものではないように聞こえた。
「あぁ……頼む……」
アミルのモノはルルティアの手の中でもう一度勃ちあがり始めていた。
気づいたら何かがルルティアの手を濡らしていて、動かすたびに手の中のモノがヌチャヌチャと水音をたてていた。
ルルティアの肩に乗せられたままのアミルの頭の方からハッハッと荒い息づかいが聞こえる。
肌に触れるアミルの息もどんどん早くなって熱を帯びていく。
「うっ」
アミルが身体を硬くしたと思ったら、すぐに手の中のソレがドクドクと脈打ちながら熱い液体を放った。
「ハッ……ハァッ……」
アミルが肩を上下させながら短く息を吐く。
ルルティアの目の端では尻尾がパタ、パタ、とわずかに動いているのが見えた。
ルルティアもなんだか身体が火照ってうっすら汗ばんでしまい、息もハァハァと上がっている。
初めて嗅ぐ変わった匂いが握った手の方から立ち上がってきて、ルルティアのお腹の奥がじくじくと熱を持ちながらキュンとうずいた。
(こんな、こんなの、どうしたら良いの!?)
すると手の中にあるアミルのモノがピクリと震えた。
「あ、あの、アミル……」
「は……もっと……」
「え?」
「ダメだ、一回出しただけじゃおさまらない……。もう一回……」
「えぇ!!」
手の中の塊が再び芯を持って勃ちあがってくる。
アミルはルルティアの首の後ろに手を回して頭を抱えるようにしてグッと抱きよせると、耳元で掠れた声でささやいた。
「頼むよ……」
そのあまりにも切実な声と、ルルティアを抱えこむアミルの身体が熱を持ちながらバクバクと鼓動を刻んでいるのがわかってルルティアは覚悟を決めた。
(えぇい、ここまでくれば一度も二度も同じだ!!)
アミルに柔らかく抱きしめられながら、ルルティアは再び手を上下に動かす。
「……ん、あ……っく」
アミルが身をよじるたびに唇が肌にわずかに触れ吐息が耳をくすぐる。
時おり口から漏れる声もさっきより熱を帯びているように聞こえる。
背中に回されたアミルの手がチューブトップとスカートの隙間の肌に触れるたび、ルルティアはゾクゾクと震えて小さく声を漏らした。
「ん……」
ルルティアは必死になって手を動かした。
アミルをよく見て、ピクリと震えたり、声を漏らしたりと反応が良さそうなところを重点的に攻めた。
「そう……そう上手だ……」
甘く蕩けるような声でアミルがつぶやくたびに、胸が大きく高鳴る。
アミルの声と匂いが一緒になってルルティアの頭の奥をしびれさせていく。
「はぁっ……くっ……」
アミルのルルティアを抱きしめる手に力がこめられ、もう一度手の中に熱い液体が放たれた。
アミルは潤んだ目をしながらルルティアをボーッと見つめた。
「もっと、する……?」
見つめかえすルルティアの声は少し震えてしまったが、その甘くとろけたような声色はまるで自分のものではないように聞こえた。
「あぁ……頼む……」
アミルのモノはルルティアの手の中でもう一度勃ちあがり始めていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
兄みたいな騎士団長の愛が実は重すぎでした
鳥花風星
恋愛
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になり、
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そんなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。兄としてしか思われていないと思っているアスールはレティシアへの思いを拗らせながらどんどん膨らませていく。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。拗らせ溺愛が激しい、じれじれだけどハッピーエンドです。
☆他投稿サイトにも掲載しています。
☆番外編はアスールの同僚ノアールがメインの話になっています。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ハイスぺ幼馴染の執着過剰愛~30までに相手がいなかったら、結婚しようと言ったから~
cheeery
恋愛
パイロットのエリート幼馴染とワケあって同棲することになった私。
同棲はかれこれもう7年目。
お互いにいい人がいたら解消しようと約束しているのだけど……。
合コンは撃沈。連絡さえ来ない始末。
焦るものの、幼なじみ隼人との生活は、なんの不満もなく……っというよりも、至極の生活だった。
何かあったら話も聞いてくれるし、なぐさめてくれる。
美味しい料理に、髪を乾かしてくれたり、買い物に連れ出してくれたり……しかも家賃はいらないと受け取ってもくれない。
私……こんなに甘えっぱなしでいいのかな?
そしてわたしの30歳の誕生日。
「美羽、お誕生日おめでとう。結婚しようか」
「なに言ってるの?」
優しかったはずの隼人が豹変。
「30になってお互いに相手がいなかったら、結婚しようって美羽が言ったんだよね?」
彼の秘密を知ったら、もう逃げることは出来ない。
「絶対に逃がさないよ?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる