クラスみんなで異世界転生

サン

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みんなの能力8

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夢に出て来た男に喧嘩をふっかけてしまった。その男はこのギルドのエースらしい。
確かにかなり強そうだ。
「そーだなぁ、一人相手するのはつまらん、全員でかかって来ていいゼェ!!」
「誰がそんな卑怯なことするもんか!一対一の真剣勝負!!おまえにだけはまけるわけにはいかねぇーーー!!!」
「お前以外の話だから。お前は俺がギタギタにしてやる。」
この人と話すと胸の奥が熱くなる。夢の中で友達を殺されたから?

「そう簡単にはギタギタにされん!舐めるな!!」
「舐めるに決まってんだろ!お前まだガキだし、レベルもそこまで高くねえだろ?俺が今までどれだけの敵倒して来たと思ってんだ?お前らなんかとは比べものにならねえくらい倒して来たぜ。まあ、お前みたいにスライムは倒したことねぇがなぁ。」
「なんで知ってるか知らないけど確かに戦いの上でレベルと経験の差は計り知れないほど勝負に関わる。それを補えるほどの実力は僕たちにはない。だから殺しは無しにしてください。お願いします。」
「いいねぇ!!仲間思いじゃねぇか。分かったよ!武器は木刀、どちらかが戦闘不能になったら勝負終了だ。俺が勝ったらお前らはこのギルドに入れさせねぇ。分かったな?」
「分かりました。では早速始めましょう!!」

「オラァァァァァ、どうしたぁ?その程度かぁ?そんなんでこのギルドに入れると思ってたのか!!!?」
強い。その一言に尽きる。確かに、みんなレベル1だし経験もほとんどない。でも、みんなチート能力持ちのはずだ。なのに、攻撃を一撃当てられた奴は誰もいない。
「ふぅ、あと三人か、さっさと終わらせようゼェ?」
「真奈くん次はわたしがやってくるね。」
瀬奈さんが立ち上がる。異世界に来る前は剣道部主将全国大会準優勝の実力を持っている。
「頑張って!」
勝負開始の笛が鳴る。
両者にらみ合い、冷たい空気が二人の間を行き来する。
「テヤァァァァァ!!!」
気合いの乗った叫び声をあげて瀬奈さんが一気に相手に斬りかかる。
それを剣で弾き、回転、ジャンプして上から斬りかかる。
それを右に転がって避けた美由紀さんは立ち上がり、背後を取る。
「やった!チャンスだ!!」
「ハァァァァア!!」
背後から斬りかかった。
しかしそれを予想してたかのように左にひらりと避け、瀬奈さんの手を木刀で叩く。
痛みに顔を歪ませ剣から手が離れ、最後首のあたりを強く殴られ気絶。
一撃も加えることができなかった。


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