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第四章『ファースト・ブラッド/A-311小隊、やがて少年たちは戦火の中へ』
Int.03:夏の夕暮れ、集う少女たちは今日もまた彼らの元へ
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「にしたって、夏休みかあ」
放課後。珍しく教室に残ったまま、一真と瀬那の机の周りに群がる形でいつもの面々がだらだらとたむろしている中で、何気なくそんなことを言い出したのは。行儀悪く椅子の背もたれに両腕を預けながら逆さに座る白井――――白井彰の阿呆みたいに開けたその口だった。
「なんか、実感ねえんだよなあどうにも」
「そうかい?」
きょとんとしたエマが訊き返せば、白井は「そうそう」と彼女の方を向きながら頷き、
「色々ありすぎてさ、ここ来てから。それに皆、夏休みもずっとここに居るっていうもんだから、余計にそう思うんだよ」
「何よ、まだ始まってもいないじゃない」
そんな白井の言葉に、何処かぶっきらぼうに。それでいて刺々しい語気で言い返すのはステラ・レーヴェンスだ。パッと彼女が手先で払う真っ赤なツーサイドアップの髪がふわっと宙に舞うと、白井は「ステラちゃん、それ言っちゃう?」なんて苦々しい笑みを浮かべる。
「だって、そもそも始まってすらいないんですもの。それで実感がどうのって言う白井、アンタの方がおかしいんじゃなくて?」
「そりゃあ、そうだけどさあ」
「と・に・か・く!」白井の方にピッと立てた人差し指を向けながら、ステラは強引に話を押し切ろうとする。
「今はそんな話題じゃないでしょうに。夏休み入ってから、アタシたちがどうするかって話よ」
「まあ、遊ぶんだけどね」
あはは、なんて呑気な笑顔を浮かべながらエマが付け足すみたいに言えば、ステラは「そうよっ!」と続けて、
「そう、遊ぶの。何てったって折角の夏休みですもの。たかだか一ヶ月ばかし、そこの馬鹿みたいにボケーっと阿呆面してると、すぐに終わっちゃうわよ?」
「うう、相変わらずステラちゃんは辛辣だあ」
いつもの涙目を浮かべる白井のそんな呟きを右から左へ華麗に受け流しつつ、ステラは更に言葉を続けた。
「とはいえ、私も特にこれがしたいとか、そういうことを思い付かないってのもあるんだけれどね……」
思い悩むように腕組みをしながら、ステラが深々と唸る。「瀬那、アンタはなんか案ないの?」
「ううむ、私に振られてもな……」
話題を振られた瀬那だったが、しかし何をしていいものか一番分かっていない彼女だ。瀬那も難しい顔を浮かべながら、ううむと腕組みをして唸るのみで、特にこれといって良い案は出てこない。
「じゃあ、カズマは?」
続けて、今度はエマにそうやって訊かれて一真に話題が飛んでくる。しかし一真もまた、「俺もなあ、特にこれといっては思い付かないんだよね」なんて風に、大袈裟な手振りを交えつつお手上げといった雰囲気を示した。
「参ったわね、これ」
腕を組んで唸り続けるステラに、「まあ、今すぐ決める必要もないし。ゆっくり考えよ?」なんて風に、にこやかに笑うエマが言えば。
「……ふふふ……我に、名案あり…………」
そんな風に、周りの視線を一気に集める妙なことを口走った少女がいた。
妙な口調に無表情めいた薄い表情、そして何よりも、年中何を考えているかまるで分からない、奥行きの深すぎる瞳――――。短く切り揃えた黒い髪を、窓から吹き込む風に揺らしながら。東谷霧香はそう言って、今までの沈黙を破ったのだった。
「本当か、孔明っ!」
悪乗りして白井が霧香に言うが、しかし直後にステラから「馬鹿はちょっと黙ってなさい」と軽い裏拳を喰らう。
「ありがとうございますっ!!」
何故かそんなことを言いながら倒れる白井に「アキラ……君って奴は」なんて苦笑いしながら介抱に向かうエマを一瞥しつつ、霧香は「ふふふ……」とまた妙な笑みをその薄い無表情に浮かべていた。
「して、霧香よ。其方の申す名案とは、如何様なものなのだ?」
そうやって瀬那が訊けば、霧香は「名案……名案だよ……」と前置きをして、一同の視線を自分に集める。
「…………」
しかし、当の霧香が中々言い出さないものだから。ここに集まった皆々はただ、霧香が口を開く瞬間を今か今かと待ちわびながら、ゴクリと生唾を呑む。
「……霧香、早く言いなさいよ」
だが、いつまでたっても霧香が勿体ぶって核心に触れないもので。いい加減痺れを切らしたステラが、眉間に皺を寄せながらそう言う。
「慌てない、慌てない……」
それに霧香が眼を細め、一見眠そうにも見える顔を形作りながら、ふわふわとした口調で言い返す。するとステラは「……はぁ」と溜息をついて、
「アンタ、ホントに言う気あんの……?」
疲れた顔でそう訊けば、霧香は「……うん」と頷く。
「ニンジャだからね、嘘はつかないよ……?」
「また始まったわ、霧香のソレ……。いいから、勿体ぶらずに早く言いなさいって」
「分かった、分かったよ……」
今一度ステラに急かされれば、いい加減霧香も頷いて。一呼吸を置くと、漸く口を開いた。そんな霧香の口から、出てきた言葉は――――。
「――――滝行……」
フッ、と、あからさまなキメ顔で霧香が口走ったのは…………そんなことだった。
「…………」
そんなキメ顔の霧香の方を眺めたまま、一同は言葉も出せないままに大口を開けて固まり。エマや、そして白井でさえもが同じ反応を示して、霧香の方を見ながら固まっていた。
「…………?」
そんな皆の反応を、霧香はまるで分かっていない顔で首を傾げつつ。「……どうか、した?」なんてさも当然なように訊いてくるものだから、
「……アンタに訊いた、アタシたちが馬鹿だったわ…………」
ステラは至極疲れた顔で、そんな霧香に向けてそう言った。
「あは、あははは……」
「流石だぜ、霧香ちゃんはブレねえや……。俺っち、ある意味尊敬しちゃうかも」
「霧香よ、其方という奴は本当に……」
すると、エマは苦笑いをして白井は何故か感嘆とした顔を浮かべ。そして瀬那は参ったように、恥じるように指で眉間を押さえるといった具合に、他の面々の反応は三者三様。しかも当の霧香本人に至っては「……?」と首を傾げ、未だに意味が分かっていない様子なのがまた何とも言えない。
「そういや、美弥はどうしたんだ?」
主に霧香のせいで漂い始めた超微妙な空気をなんとか切り替えようと、そう言って一真が完全に別の方向に話題の舵を切れば、「ああ、その件か」と真っ先に反応を示したのはエマだった。
「美弥なら、今頃オペレータ部門の補習を受けてるんじゃないかな? 確か今日の担当は、西條教官だった気がするけど」
「ああ、そういえばそうだったな」
エマにそう説明され、一真は至極納得したみたいにうんうんと独りで頷く。
――――美弥、壬生谷美弥。この場に唯一人だけ居ない彼女は、一真の提案もあって現在、パイロット部門から後方職種であるオペレータ部門への転向を志しているのだ。
ちなみにオペレータ部門というと分かりにくいが、要はCPなんかの通信を担当するオペレータ士官だ。一真たちパイロットに指示を下す、まさに頭脳といったところか。
そんなオペレータ部門へ転向する為に、美弥は放課後になると毎日のように補習を受けているらしい。どうやらそれは夏休み中にまで食い込むらしく、しかもそれに対し美弥が嫌な顔ひとつせず、寧ろ自ら進んで受けに行っているものだから、一真は彼女に対しては本当に頭が下がる思いだった。自分が言い出しっぺなだけに、果たしてこれが本当に美弥にとって正解だったのか……それが、どうしても気がかりだったのだ。
とはいえ、どうやらそれは杞憂らしい。前にチラリと西條から聞いた話によれば、美弥はかなり才能がある方だという。パイロットの方が教官たちから本気で心配されていたぐらいに適性が壊滅的だっただけに、それを聞いて一真は安心したのを覚えている。
そんな具合で、美弥が補習づくしの日々だったのを、一真は今こうしてエマに言われるまですっかり失念していたのだ。だが、一度思い出してしまえば納得がいく。
「それに、カズマ。僕たちもそろそろ行かないと」
「おっ? もうそんな時間か」
エマに言われて時計を見ると、すっかり時刻も遅くなっていたことに一真は気付いた。どうやら、思ったより随分と長く話し込んでしまっていたらしい。
「じゃあ皆、僕らはこの辺で失礼させて貰うよ。瀬那、カズマ借りてくね」
そう言いながらエマが立ち上がると、一真も続けて席を立つ。
「うむ、相分かった。ではなカズマ、また部屋で」
立ち上がった彼に向けて瀬那がそう言えば、一真は「ほいほい。瀬那、また後でな」と振り返りながら言って、軽く後ろ手に振りながら皆の輪の中から抜け出していく。
「急ごう、カズマ。そろそろ時間だ」
「分かってる。今日もお手柔らかに頼むぜ、エマ?」
「ふふっ……♪ 手加減できるかは、君次第かな?」
エマに急かされながら、そんな言葉を交わしながら、そうして一真は放課後のA組教室を後にしていった。
放課後。珍しく教室に残ったまま、一真と瀬那の机の周りに群がる形でいつもの面々がだらだらとたむろしている中で、何気なくそんなことを言い出したのは。行儀悪く椅子の背もたれに両腕を預けながら逆さに座る白井――――白井彰の阿呆みたいに開けたその口だった。
「なんか、実感ねえんだよなあどうにも」
「そうかい?」
きょとんとしたエマが訊き返せば、白井は「そうそう」と彼女の方を向きながら頷き、
「色々ありすぎてさ、ここ来てから。それに皆、夏休みもずっとここに居るっていうもんだから、余計にそう思うんだよ」
「何よ、まだ始まってもいないじゃない」
そんな白井の言葉に、何処かぶっきらぼうに。それでいて刺々しい語気で言い返すのはステラ・レーヴェンスだ。パッと彼女が手先で払う真っ赤なツーサイドアップの髪がふわっと宙に舞うと、白井は「ステラちゃん、それ言っちゃう?」なんて苦々しい笑みを浮かべる。
「だって、そもそも始まってすらいないんですもの。それで実感がどうのって言う白井、アンタの方がおかしいんじゃなくて?」
「そりゃあ、そうだけどさあ」
「と・に・か・く!」白井の方にピッと立てた人差し指を向けながら、ステラは強引に話を押し切ろうとする。
「今はそんな話題じゃないでしょうに。夏休み入ってから、アタシたちがどうするかって話よ」
「まあ、遊ぶんだけどね」
あはは、なんて呑気な笑顔を浮かべながらエマが付け足すみたいに言えば、ステラは「そうよっ!」と続けて、
「そう、遊ぶの。何てったって折角の夏休みですもの。たかだか一ヶ月ばかし、そこの馬鹿みたいにボケーっと阿呆面してると、すぐに終わっちゃうわよ?」
「うう、相変わらずステラちゃんは辛辣だあ」
いつもの涙目を浮かべる白井のそんな呟きを右から左へ華麗に受け流しつつ、ステラは更に言葉を続けた。
「とはいえ、私も特にこれがしたいとか、そういうことを思い付かないってのもあるんだけれどね……」
思い悩むように腕組みをしながら、ステラが深々と唸る。「瀬那、アンタはなんか案ないの?」
「ううむ、私に振られてもな……」
話題を振られた瀬那だったが、しかし何をしていいものか一番分かっていない彼女だ。瀬那も難しい顔を浮かべながら、ううむと腕組みをして唸るのみで、特にこれといって良い案は出てこない。
「じゃあ、カズマは?」
続けて、今度はエマにそうやって訊かれて一真に話題が飛んでくる。しかし一真もまた、「俺もなあ、特にこれといっては思い付かないんだよね」なんて風に、大袈裟な手振りを交えつつお手上げといった雰囲気を示した。
「参ったわね、これ」
腕を組んで唸り続けるステラに、「まあ、今すぐ決める必要もないし。ゆっくり考えよ?」なんて風に、にこやかに笑うエマが言えば。
「……ふふふ……我に、名案あり…………」
そんな風に、周りの視線を一気に集める妙なことを口走った少女がいた。
妙な口調に無表情めいた薄い表情、そして何よりも、年中何を考えているかまるで分からない、奥行きの深すぎる瞳――――。短く切り揃えた黒い髪を、窓から吹き込む風に揺らしながら。東谷霧香はそう言って、今までの沈黙を破ったのだった。
「本当か、孔明っ!」
悪乗りして白井が霧香に言うが、しかし直後にステラから「馬鹿はちょっと黙ってなさい」と軽い裏拳を喰らう。
「ありがとうございますっ!!」
何故かそんなことを言いながら倒れる白井に「アキラ……君って奴は」なんて苦笑いしながら介抱に向かうエマを一瞥しつつ、霧香は「ふふふ……」とまた妙な笑みをその薄い無表情に浮かべていた。
「して、霧香よ。其方の申す名案とは、如何様なものなのだ?」
そうやって瀬那が訊けば、霧香は「名案……名案だよ……」と前置きをして、一同の視線を自分に集める。
「…………」
しかし、当の霧香が中々言い出さないものだから。ここに集まった皆々はただ、霧香が口を開く瞬間を今か今かと待ちわびながら、ゴクリと生唾を呑む。
「……霧香、早く言いなさいよ」
だが、いつまでたっても霧香が勿体ぶって核心に触れないもので。いい加減痺れを切らしたステラが、眉間に皺を寄せながらそう言う。
「慌てない、慌てない……」
それに霧香が眼を細め、一見眠そうにも見える顔を形作りながら、ふわふわとした口調で言い返す。するとステラは「……はぁ」と溜息をついて、
「アンタ、ホントに言う気あんの……?」
疲れた顔でそう訊けば、霧香は「……うん」と頷く。
「ニンジャだからね、嘘はつかないよ……?」
「また始まったわ、霧香のソレ……。いいから、勿体ぶらずに早く言いなさいって」
「分かった、分かったよ……」
今一度ステラに急かされれば、いい加減霧香も頷いて。一呼吸を置くと、漸く口を開いた。そんな霧香の口から、出てきた言葉は――――。
「――――滝行……」
フッ、と、あからさまなキメ顔で霧香が口走ったのは…………そんなことだった。
「…………」
そんなキメ顔の霧香の方を眺めたまま、一同は言葉も出せないままに大口を開けて固まり。エマや、そして白井でさえもが同じ反応を示して、霧香の方を見ながら固まっていた。
「…………?」
そんな皆の反応を、霧香はまるで分かっていない顔で首を傾げつつ。「……どうか、した?」なんてさも当然なように訊いてくるものだから、
「……アンタに訊いた、アタシたちが馬鹿だったわ…………」
ステラは至極疲れた顔で、そんな霧香に向けてそう言った。
「あは、あははは……」
「流石だぜ、霧香ちゃんはブレねえや……。俺っち、ある意味尊敬しちゃうかも」
「霧香よ、其方という奴は本当に……」
すると、エマは苦笑いをして白井は何故か感嘆とした顔を浮かべ。そして瀬那は参ったように、恥じるように指で眉間を押さえるといった具合に、他の面々の反応は三者三様。しかも当の霧香本人に至っては「……?」と首を傾げ、未だに意味が分かっていない様子なのがまた何とも言えない。
「そういや、美弥はどうしたんだ?」
主に霧香のせいで漂い始めた超微妙な空気をなんとか切り替えようと、そう言って一真が完全に別の方向に話題の舵を切れば、「ああ、その件か」と真っ先に反応を示したのはエマだった。
「美弥なら、今頃オペレータ部門の補習を受けてるんじゃないかな? 確か今日の担当は、西條教官だった気がするけど」
「ああ、そういえばそうだったな」
エマにそう説明され、一真は至極納得したみたいにうんうんと独りで頷く。
――――美弥、壬生谷美弥。この場に唯一人だけ居ない彼女は、一真の提案もあって現在、パイロット部門から後方職種であるオペレータ部門への転向を志しているのだ。
ちなみにオペレータ部門というと分かりにくいが、要はCPなんかの通信を担当するオペレータ士官だ。一真たちパイロットに指示を下す、まさに頭脳といったところか。
そんなオペレータ部門へ転向する為に、美弥は放課後になると毎日のように補習を受けているらしい。どうやらそれは夏休み中にまで食い込むらしく、しかもそれに対し美弥が嫌な顔ひとつせず、寧ろ自ら進んで受けに行っているものだから、一真は彼女に対しては本当に頭が下がる思いだった。自分が言い出しっぺなだけに、果たしてこれが本当に美弥にとって正解だったのか……それが、どうしても気がかりだったのだ。
とはいえ、どうやらそれは杞憂らしい。前にチラリと西條から聞いた話によれば、美弥はかなり才能がある方だという。パイロットの方が教官たちから本気で心配されていたぐらいに適性が壊滅的だっただけに、それを聞いて一真は安心したのを覚えている。
そんな具合で、美弥が補習づくしの日々だったのを、一真は今こうしてエマに言われるまですっかり失念していたのだ。だが、一度思い出してしまえば納得がいく。
「それに、カズマ。僕たちもそろそろ行かないと」
「おっ? もうそんな時間か」
エマに言われて時計を見ると、すっかり時刻も遅くなっていたことに一真は気付いた。どうやら、思ったより随分と長く話し込んでしまっていたらしい。
「じゃあ皆、僕らはこの辺で失礼させて貰うよ。瀬那、カズマ借りてくね」
そう言いながらエマが立ち上がると、一真も続けて席を立つ。
「うむ、相分かった。ではなカズマ、また部屋で」
立ち上がった彼に向けて瀬那がそう言えば、一真は「ほいほい。瀬那、また後でな」と振り返りながら言って、軽く後ろ手に振りながら皆の輪の中から抜け出していく。
「急ごう、カズマ。そろそろ時間だ」
「分かってる。今日もお手柔らかに頼むぜ、エマ?」
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