紙威奇譚

くらっしゃー原

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紙ってる!!

第漆話

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~数時間後~(朝)
3人は、こたつを囲んでお雑煮を食べていた。
「おいしー」
「さすがねーちゃん!
毎日ごはん作ってくれてるもんね。」
「隠し味は青酸カリだよー。」
ぶーっ!!

ゴミが吐いた。

「ウソウソ!ねーちゃんジョークだよー。あっははははー!」
「ゴミ、こんなジョークにいちいち引っかかってたら生きていけないぜー。」
「うるさいなー。
……じゃない!世界終わるんだ!」
「そーいえばそーだったねー。」
「…あ、そーいえばさ、〘地図を託す〙って書いてあるけど、地図、どこにあるんだ?」
と、ゴミが紙を持って喋っていると、正面に座っていたりんが何かに気付いた。
「何か裏に書いてあるよー。」
「え?」

ぺらっ
「地図だ‼」
なぜ気付かなかったのか…今世紀最大の謎である。
地図には、四角形がいくつも書いてあって、その1つには星がついている。そして、中央より少し左上にはお城のような絵が描いてある。
「分かった!この四角は大陸で、星がついている大陸が今僕らが住んでいる大陸だ。」
「ふん、ゴミにしてはなかなかの発想だな。」
「…んー、そうかなー。わたしはご近所の
地図に見えるー。」
「え?」
「……確かに、言われてみれば。」
「ふはは、残念だったな、ゴミ!貴様の知能などその程度よ!」
「でも、うちの近所にそんなお城あったっけ?!」
「うっせー!」
「そうと決まれば行ってQー!」



「…この辺りのはずなんだけど…」
「ほらみろ、無いじゃんか」
「あったー!」
りんが叫んだ。
「どこにあるの」
「目の前ー。」
「いやいや、ニャオンじゃん。」

説明しよう!ニャオンとは、
『ニャオンモール』の略であり、
ニャオングループが運営、所有する
ニャオンを中心に構成された
ショッピングモールである!

「ちがうよ、うえうえー。」
「は?」
「何言って…
……は?!何コレ?!」

ニャオンの屋上に、怪しげな城が建っていたのだ!

「おーっし、潜入開始!」
「うぇーい」
「待てい!」
「何だよ」
「危険を…顧みようよ?」
「バカヤローッ!!」

ばきっ☆
「ぎゃー!!」

ちり太がゴミをぶん殴った。

「それでも男かー!」
「にーちゃん…」
「話が進まねーだろーが!」
「だよね」

うぃーん…

自動ドアを抜けた。…でも、自動ドアが開く音って、『うぃーん…』ではないよね。『す…ずがが…』って感じだよね!

てくてくてく…
「お、エレベーター。」
ぽちっ
がーっ…
「開いたぜ」

「…何だコレ?!」
エレベーターの中の、階の数字のボタンの横に、

  ┏━━━┓
  ┃ 魔 ┃
  ┗━━━┛

という不自然なボタンがある。

「多分コレだな」
「コレしかないね」
「ポチッとな」
「ブタもおだてりゃ木に登る~」
「ブ~」
「(懐かしい…。)」

ごごごごごご…
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