紙威奇譚

くらっしゃー原

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紙ってる!!

第拾壱話

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ぱーん!
………………
「ツ」

ばたっ☆

ちり太が倒れた。

「パーンツパーンツパーンツ」

アホな姉が奇声を発している中、
この物語に似合わぬ、
シリアスになっている弟。
「に…」
「兄ちゃーーーん」
と言おうとしたその時!
「…銃、逆だよ。」
「は?」
「だーかーら、逆だっつーの。無視しやがって。ぶっころがすぞ!」
「………あ、ホンマやー!」
説明しよう!強盗は、持ち手の部分と玉が出る方を間違えて持ってしまっていたのだ!だから、弾は地面に向かって放たれたのだ!
「あー、もー、ビックリしたー。しんぞー止まったかと思った…」
「何だよこのクソみてーなオチ!分かりにくいオチはやめて!」
「……ありがとな…」
「え?」
「ありがとな、作者…!」
何言ってんだ、アホ。オレはただ、シリアスな展開が死ぬ程苦手なだけだ。
「あぁ、そーだな。」

「(なんなんだよ…)」
「それはさておき、兄ちゃん、だいじょーぶ?」
「元気1倍アンポンタン!」
「それはよかった。」


……どかんどかんどかんどかん…!
「ん?何の音?!」
「さっきの爆発かなー。」
「ヤバいな。」
「よし、逃げよう」
「うわぁぁぁ!!」


「…はぁ…はぁ…」
何とか外まで逃げた3個と1人(?)。
「はぁ…、助かった…。」
「……さぁ強盗よ、覚悟するんだな。」
「くっ…こうなったら…」
「……………」
「……………」
どげざっ!

「すまなかった!許せ!」
「えー?!」
「こんな感じで良いの?!」
「俺の名前はブルボンちえあき。
とある御方を探していたのだ。
その名も、シャ…」

「…待てよ、強盗よー。
銃刀法違反で2年以下の懲役又は
30万円以下の罰金だよー。」
「さらに殺人未遂罪で5年未満の懲役。」
「ぐ…」
「あとお前名前すげーな」
「…まぁ、わたしだって鬼じゃあない。」
「こんなに罪を犯したら、訳が分かんない。とりあえず刑は1個にしておこう。」
「うーん…とりあえず…死刑だねー。」
「おかしいだろ」
「…わたし、おかしいですか?」
「何で敬語なんですか(敬語)」

…どん…どかん…どん…どん…!
「…何の音?」
「知らぬ存ぜぬ」
「…まさか…ねーちゃんがいってた、さっきの…」

どっかぁぁぁあん!!!
お城が丸ごと大爆発。
魔王(たぶん)も死んで、めでたしめでたし。
ちなみに、タッチペンは家の中のどこかの
引き出しに眠っていたとさ☆

紙ってる!!~完~
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