紙威奇譚

くらっしゃー原

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家電戦隊家電ジャー

第二話 グリーン奪還大作戦

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「はぁ~。平和だなー。」
「司令が用事で出かけてくれたおかげだね。」

「…何が平和よ!こんな、The・秘密基地 みたいな所で赤の他人と生活するなんて!」
「オレ赤の他人ー!」
「わたしピンクの他人ー!」
「じゃあ僕青の他人!」
「……………」
「うっさい。」
「黙れ。」
「帰れ。」
「燃えろ!」
「…うぅ…何で…」

「……………」

…ぺらっ…ぺらっ…
ぼりぼりぼり…

「…!!」
びゅんっ!

「おー、どーしたんだろ、グリーン。いきなりワープして。」
「どーせ、美味しい食べ物のお店の情報でもゲットしたんでしょ。」
「一理ある」

~数時間後~
「…おそいねグリーンくん!」
「うん、何してんだろーな」
「ごめん、よく分かんない。」
「うーん…」
「…司令、グリーンがどこにワープしたか分かるー?」
「ん?ちょっと待っとれ。」

かち…かちかち…かち…

「よし、リモコンチェンジャーに入れといたぞい。ワープすれば、おおよその場所には着くぞ。」
「サンキュー!」
びゅんっ☆

ぱっ☆
「さてと、この近くに怪しい所は…」

レッド達の視線の先には、謎の建物があった。
真四角の真っ白い建物で、『らーめーそ屋さん』と大きく書いてあり、…気持ちが悪い。

「うわ…何だココ…」
「怪しいの極みだー。」

「…よく来たな、家電ジャー。」
「誰だ?!」
「よく分かんないけど、ヤバい奴だー!!」
「よく分かんねーなら言うなよ!
…つーか読者の方が分かんねーだろ」
「何コイツ?!読者の心配しやがった!」
「俺様はシーチキン阿部。
シャルロット様の忠実な下僕だ。」
「…シャルロットって何だ?」
「お姫様かなんか?」
「そっちの緑の冷蔵庫は俺様が預かっている。」
「かえせ!」
「ことわる」
「いじわる」
「知ってる」
    ↑
   るるる

「うるせーな!いいから勝負だ!」
「よし、家電チェン…」
ぼこずかどこめき!
「待ってって…」
めりずこどこめこ!
「ちょ…」
ずがめきどかーん!
「ぎゃぁぁぁあ!」
どっかぁーん☆
びゅんっ☆

ぱっ☆
「へー、殺られると勝手に基地に戻るんだねー。」
「便利!」
「すごいねー。」
「…変身する前でも戦ったわたし達を
褒めて…」
「…というか、レッド達は何してたのさ…」
「見てたよ。」
「なめてるの!?」
「うるさい、ツッコミ!」
「ツッコミ?!アホのくせに!」
「なんだオマエ、悪口の常習犯か!!」
「なんて?!長州藩?!」
「オマエがボケてんじゃねーよ!!」
「なんだとー!いいじゃんか!」
「はぁ~?!世の中お前が思ってるほど甘くねーんだよ!」
「お前が言…」
ぼこめきずがどこ!
「ほらー、甘くないでしょー‪♡」
「うるさいよ!」
「何だよ、お前。作者に頼んでお前の存在を消してもらおうか?」
「鬼か、お前!てか、作者を出すな!」
「…黙らんか!!」
「わ!ジジィ、いつからココに?!」
「13行前から。」
「長州藩!?」
「…それはそうとして、…何をふざけておるのじゃ!」
「………」
「わしは、何百年もおヌシら家電が現れるのを待っておった。」
「そんなに?」
「そんなにじゃ。…いや、もっとかもしれん。」
「ふぇー。」
「『暗黒の巨脚が復活し、世界が破滅へ向かう時、5機(人みたいなモンです)の家電が立ち上がり、世界を救う』という言い伝えを信じ、何百年も、何千年も生きてきたのじゃ。」
「なるほど、分かったぜ。
…でもさ、司令、何千年なんて有り得ないと思うぞ。ウソだろ。」
「…わしは嘘などつかん。」
「ハイハイ。」
つづく♨

「まだ終わるなよー!」


~らーめーそ屋 牢獄~
「あぁ、お腹空いた…」
「…しじみ汁飲みたい…」
「…しじみ…汁…」
「……シジミ…ジル……!」
ごごごごごご…!


「よーっし、いざ、ラーメーソ屋へ!」
びゅんっ☆

ぱっ☆
「1度行った事がある所にはワープ出来るんだね。」

どっかぁーん☆
「何だ何だ?!」
「ラーメーソ屋が爆発した?!」
「いや、見ろ!」
「はっ!」
「グリーンが…ぼ、暴走を始めている…!」

「…コオラシテ…殺ス…!」
ひゅおぉぉぉぉ…
「ぎゃあぁぁぁぁあ!」
がちがちがちがち…

「うわぁー、阿部さんかわいそー…」

ぱきっ☆
どっかーん☆
「あ、死んだ」

ごごごごごご…
「…家電ジャー…殺す…!」
「あ!阿部さんがでっかくなっちゃった!」
「シジミ…ジル…シジミ…!」
「なるほど、しじみ汁が食いたくて暴走してしまったのか。」
「空腹とは恐ろしいものだな…」
「スィーズィームィー!!!」
「アイツ、何をする気だ?!」

きゅいぃぃぃーん…
「ズィルルルルルゥ!!!」
どごおぉぉぉぉお…!!
「ギャァァァア!!」

どっかぁぁぁあん!!!

きらきらきら…
「シジミー!」
「ぎゃぁぁー!町を破壊してる!」
「やめろー!後でカップラーメン作ってやるからー!」
「…カップ…ラー…メン…?」

…がく

「ふぅ…一件落着…と。」
「さてと、エレキ玉を取らなければ。」

たったったっ…

「待て!」

「誰だよ?」
「エレキ玉は俺が貰う。」
「なんだと!なんだよ、テメー!」
「俺か?……
…家電ライダー、とでも
言っておくかな。」

さっ…
きらきらきら…

エレキ玉を取られてしまった。
エレキ玉は、キラキラと煌めきながら“家電ライダー”へ流れていった。

「くっそー…、なら、力ずくで!」



「…負けた…」
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