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桃太郎 ─episode.0─
第7話 〜お供の幽霊〜
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桃太郎一行は、マーツタウンへ着いて、町を散策していました。
「いやー、真っ暗だなー。」
「マーツ暗!…なんちゃって」
「…フレーバー。」
「ぐぁ」
がじがじがじ…
「痛い痛い!破れる!やめて!」
「参ったか」
「…ふぅー、シャチの顎力舐めてたわ。」
「…って、あれ?」
「お、ココどこだ?」
しょーもない会話をしているうちに、町の外れの方に来てしまいました。
「え、ココ墓地じゃん。気味悪~。」
「オバケなんてなーいさ!オバケなんてウーソさ!」
「うっせー!右目と左目を入れ替えるぞ!」
「やめろ!」
「…うっせーな!」
「…ん?キール、今喋った?」
「そっちこそ喋ったろ?」
「………」
「…よし、今夜はシャチ鍋だー!」
「わーい」
「がぐ!ぎぎゃ‼」
「…なになに、俺は喋ってない、ってさ。」
「なんで分かるの、ねぇ。」
「…喋ったのは俺だが。」
「ん?」
桃太郎達の目の前に、青白く微かな光を灯したモノが浮いていた。
「…ゆーれーだーっ!」
「殺れ、キール!」
「おう!」
びゅごぉぉぉぉ…
ずごごごごごご…!!!
…すかっ…
「え?」
「実体が無いと殴れないよな、そりゃ。」
幽霊が当然のように言った。
「クソ、ここまでか……。」
「いやいやいや!何なんすか、アンタたち!」
「いやー、常識的に殺そうとしちゃって…」
「何だよ、常識的って!全然常識じゃねーし!あとアレやめろ! お前喋った?っての!」
「ゆーれーお前、何なの?」
「知らん」
「何で知らねーんだよ!」
「こっちが聞きてーわ!」
まぁ、いろいろあって、
亡霊が仲間に加わりましたとさ。
めでたしめでたし。
「終わらせんな!!」
「このギャグ好きだな、作者。」
幽霊含む桃太郎一行は、マーツタウンを散策していた。
「………てな訳で旅してんだ」
「へー。」
「…お前、なんて呼べばいーの?」
「幽霊って呼べばいいか?」
「うーん、俺に名前無いからなー。」
「よし!じゃあ、オレが付けてやる!」
と桃太郎がほざく。
「おー、頼んだ」
「…お前の名前は……
………ブルボンちえあきだ!」
「なんじゃそりゃ」
「いんすぴれーしょんってヤツだ」
「…さぁ、ちえあき!なりきれ!ブルボンちえあきに!」
「何を言っているんだ」
「そーいや、ちえあきは、何故さっき話しかけてきたの?」
「あー、あれかー。…いや、右目と左目を入れ替えるとか何とか言ってたじゃん?」
「うん」
「フツーの人ならそんな会話しねーじゃん。」
「え?しねーの?」
「しねーの!しねーんだっつってんの!」
「うっせーな…」
「…ちょっと気になったから。暇から、暇潰しに話しかけてみただけだ。」
「へー」
「…そーいや今何時だ?」
「えーっと、もう夜の8時ぐらいだな。」
「ホント何時か分かんねーな。」
…どっかぁーん!
「?!」
『ぎゃーっ、魔物だぁーッ‼』
「おー、また攻めて来たか」
「ちえあき、『また』って、最近よくあんの?」
「あぁ。…まぁ、とは言っても俺は何もできないけどな。」
「まぁ暇だし行ってみっか」
たったったったっ…
「…うわぁー、すげー」
「おー、火ぃつけやがったな」
マーツタウンには、炎が立ち昇り、空まで赤く染まっていた。
「どーするよ、これ」
「そーだ、桃太郎殿、体使わせてくれ」
「はぁ?」
「憑依するんだ。そしたらでっかい魔法が使える。そしたら魔法で火が消せるかも」
「分かった、
よく分かんねーけどやってみて」
「どっちだよ」
「…いくぞ、…憑依!」
すっ……
ちえあきが桃太郎の中に入った。
「…よし、成功だ」
「うわ、何か気持ち悪い」
「魔法ってどーやるんだ?」
「え?お前、魔法出せねーの?」
「…なんか、体の奥から魔力を手の方に押し出す感じで…」
「ぐ……」
ぽわんっ…
「今だ、出せ!」
「ほっ!」
「いやー、真っ暗だなー。」
「マーツ暗!…なんちゃって」
「…フレーバー。」
「ぐぁ」
がじがじがじ…
「痛い痛い!破れる!やめて!」
「参ったか」
「…ふぅー、シャチの顎力舐めてたわ。」
「…って、あれ?」
「お、ココどこだ?」
しょーもない会話をしているうちに、町の外れの方に来てしまいました。
「え、ココ墓地じゃん。気味悪~。」
「オバケなんてなーいさ!オバケなんてウーソさ!」
「うっせー!右目と左目を入れ替えるぞ!」
「やめろ!」
「…うっせーな!」
「…ん?キール、今喋った?」
「そっちこそ喋ったろ?」
「………」
「…よし、今夜はシャチ鍋だー!」
「わーい」
「がぐ!ぎぎゃ‼」
「…なになに、俺は喋ってない、ってさ。」
「なんで分かるの、ねぇ。」
「…喋ったのは俺だが。」
「ん?」
桃太郎達の目の前に、青白く微かな光を灯したモノが浮いていた。
「…ゆーれーだーっ!」
「殺れ、キール!」
「おう!」
びゅごぉぉぉぉ…
ずごごごごごご…!!!
…すかっ…
「え?」
「実体が無いと殴れないよな、そりゃ。」
幽霊が当然のように言った。
「クソ、ここまでか……。」
「いやいやいや!何なんすか、アンタたち!」
「いやー、常識的に殺そうとしちゃって…」
「何だよ、常識的って!全然常識じゃねーし!あとアレやめろ! お前喋った?っての!」
「ゆーれーお前、何なの?」
「知らん」
「何で知らねーんだよ!」
「こっちが聞きてーわ!」
まぁ、いろいろあって、
亡霊が仲間に加わりましたとさ。
めでたしめでたし。
「終わらせんな!!」
「このギャグ好きだな、作者。」
幽霊含む桃太郎一行は、マーツタウンを散策していた。
「………てな訳で旅してんだ」
「へー。」
「…お前、なんて呼べばいーの?」
「幽霊って呼べばいいか?」
「うーん、俺に名前無いからなー。」
「よし!じゃあ、オレが付けてやる!」
と桃太郎がほざく。
「おー、頼んだ」
「…お前の名前は……
………ブルボンちえあきだ!」
「なんじゃそりゃ」
「いんすぴれーしょんってヤツだ」
「…さぁ、ちえあき!なりきれ!ブルボンちえあきに!」
「何を言っているんだ」
「そーいや、ちえあきは、何故さっき話しかけてきたの?」
「あー、あれかー。…いや、右目と左目を入れ替えるとか何とか言ってたじゃん?」
「うん」
「フツーの人ならそんな会話しねーじゃん。」
「え?しねーの?」
「しねーの!しねーんだっつってんの!」
「うっせーな…」
「…ちょっと気になったから。暇から、暇潰しに話しかけてみただけだ。」
「へー」
「…そーいや今何時だ?」
「えーっと、もう夜の8時ぐらいだな。」
「ホント何時か分かんねーな。」
…どっかぁーん!
「?!」
『ぎゃーっ、魔物だぁーッ‼』
「おー、また攻めて来たか」
「ちえあき、『また』って、最近よくあんの?」
「あぁ。…まぁ、とは言っても俺は何もできないけどな。」
「まぁ暇だし行ってみっか」
たったったったっ…
「…うわぁー、すげー」
「おー、火ぃつけやがったな」
マーツタウンには、炎が立ち昇り、空まで赤く染まっていた。
「どーするよ、これ」
「そーだ、桃太郎殿、体使わせてくれ」
「はぁ?」
「憑依するんだ。そしたらでっかい魔法が使える。そしたら魔法で火が消せるかも」
「分かった、
よく分かんねーけどやってみて」
「どっちだよ」
「…いくぞ、…憑依!」
すっ……
ちえあきが桃太郎の中に入った。
「…よし、成功だ」
「うわ、何か気持ち悪い」
「魔法ってどーやるんだ?」
「え?お前、魔法出せねーの?」
「…なんか、体の奥から魔力を手の方に押し出す感じで…」
「ぐ……」
ぽわんっ…
「今だ、出せ!」
「ほっ!」
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