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桃太郎 ─episode.0─
第16話 鬼編・伍 〜一蓮托生〜
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てくてくてく…
「さてと、次は何処へ行く?」
「うーん……あ、そろそろ遊園地があるよ。とりあえずそこ行ってみようよ。」
「鬼もいっぱいいそうだな。」
「殺しがいが」
ばきっ!!
「あ"ーーーッ!! 」
ばたっ☆
「そうかー、スマッシャーは普通に金棒としても使えるんだな。」
「…あーもークソ痛てぇ!!」
「よく生きてたなー。」
「こんなところでこの物語終わらせてたまるか!」
「でもたまるしかないんだよね…」
「怖い怖い龍之介」
「…あ、ほら。ちょっと見えてる」
森の上端から観覧車がはみ出している。
「早く行こーぜー」
たったったっ…
桃太郎一行は、遊園地へ到着した。
「…着いたけど、門が閉まってる。」
「下がれ」
桃太郎は斬光丸を構えた。
じゃきーん☆
がらがらがら…!
「切れたよー。」
「えぇ~…」
「乱暴!」
「やかましいわ!」
「ちょっと、公共物を壊すのは…」
「ごめんなさい!」
「それにしてもキレーだなー。」
「カラフルー。」
「やってるのかな。」
「よし、しょうがない。」
「遊んで確かめるぞー!」
「うぇーい!」
「もーハッキリ、遊ぶって言ってるし!」14
「いやー、広いなー。」
「こーいうのはドーム何個分かで表すんだよな。」
「何個分なんだ?」
「さぁ?」
いつの間にか、かなり暗くなっている。多分夜だろう。故にカラフルな光が綺麗だ。
「まずはあれ、観覧車乗ろうぜ。」
「えー、観覧車は最後だろー。」
「まずは敵地を知らなければならぬが故。」
「ただ乗りたいだけだろ。」
「認める」
「まぁ、さっきの言い訳も一理あるけど」
「まぁ乗ろうぜ。」
「許可が出たー♡」
「やったなー、桃太郎殿」
「まー、別にいいけどね。」
「どーでもいい」
「わー、高ーい。」
「結局アイツらは来ねーのかよ…」
桃太郎とちえあきは二人で観覧車に乗っていた。
「天然っつーかなんつーか…」
「頭がおかしい」
「それだ!」
「…なぁ、ちえあき」
「呼んだか」
「…オレって、人間か?」
「おー、唐突!」
「オレは、桃から生まれるわ、魔力も無いわ、色々と変だよなー、と思いまして」
「ちえあきはどー思う?」
「…俺は長い間この世界にいるけどな、人間が人間という存在かを確認する必要があるよーな事は、1度も無かったぞ」
「へー。」
「…で、けっきょくオレって人間なの?」
「分かってねーじゃんか」
てくてくてく…
「いやー、キレーだったなー。」
「町がゴミの様だった」
「ゴミじゃなくて豆な。」
「ゴミといえば、松村たちどこ行った?」
「ゴミじゃなくてクズな。」
「…あ、あっちで声がする」
「やかましいヤツらがいそーだな」
「…ん?何してんだ、アイツら。」
「アイツら…」
「鬼に囲まれてね?」
「そのようだな」
「ちえあき、斬光丸」
にゅっ
「取れ」
すっ…
「いくか」
ぼこばきぐちゃ…
「これは流石にいちいち洗脳網取ってる場合じゃないね」
「良かったぜ、王子の許可が出て」
「いやー、疲れてきたー。」
「…グガァ!」
ぶんっ!
「おい、龍之介後ろ!!」
「え?!」
ざくぐちゃっ!
「グ…ガ…」
ばたっ☆
「桃太郎!!」
「俺もいるぜ」
「いやー、怪しいとは思ったんだよねー。よく考えればおかしいよねー。遊園地に誰も居ないんだもんねー。罠だよねー。」
「おい、声が弾んでるぞ」
「鬼が賢いのはもうよーく分かったから。」
ざくぐちゃ!
「出ました、ざくぐちゃ!お懐かしい!」
「お喧しい」
ざくぐちゃざくぐちゃ
「2連続ざくぐちゃー!決まったー!」
「いやー、もはやプロです!プロザクグチャーです!」
ざくぐちゃざくぐちゃざくぐちゃ
「3連続ざくぐちゃ!もう神の領域です!」
「乗るな乗るな。調子に乗るな。」
「…あれ、けっこー減ってきたんじゃない?」
「3連ざくぐちゃのおかげだね」
…びーっ びーっ びーっ…
「なした」
「分からん」
どしどしどしどし…
「もしやあれは…」
「第10話で出てきた鬼ロボ!」
「そーゆー言い方をするんじゃない!!」
「あと、鬼ロボって何だよ。」
「鬼のロボだよ!!」
「それは分かるよ!」
「いっぱいいるねー」
「10体ぐらいかなー?」
「すごいねぇ」
「強そうだねぇ」
「嬉しそうにゆーなっちゅーに」
「はぁ…。」
「…やるか」
「おー」
たったったっ…
「斬光丸なめんなよ…!」
がりがりがり…
ぎぃぃぃぃ…!!
「うるせー!やめろー!」
「ガ…ガ…」
ぶんっ☆
↑この効果音は、主にパンチや金棒みたいな、
大きな物理攻撃の時に出るよん☆
「っぶな!」
びゅごぉぉぉ…!
「やべぇ」
「一撃で吹っ飛ぶな、こりゃ」
「ちえあき、1回だけお願いします」
「…よかろう」
「憑依!」
「…えー、どーしよっかなー。
…よし!必殺!
ウォーターフロー・エターナル!!」
ずどーん!
「ダセぇ!」
「ダサいな」
「あーうるさいな、ダサいよ!」
「…あのー、それは効かないと思うよ」
「何で」
「多分防水だと思うから…」
「ウォーターフローは水流、エターナルは、永遠、永久 という意味をもっている。水魔法だな。」
「毎度毎度ありがたい」
がしゃ…がしゃ…
「何体か、吹っ飛んだ衝撃でぶっ壊れたな。」
「はぁ……」
「龍之介、落ち込むな。怒るぞ」
…びびびびびび…
「誰だ、屁ぇこいてんの」
「うん、絶対違うね」
「何か、鬼ロボ達の方から聞こえるな…」
「悪い予感がする」
「悪い予感がした時点でもう悪いよね」
「勘づいたところで何も出来ぬのが生き物の悲しい所だ」
「ちえあき、やっぱりかっこいいな」
「名言的な?」
…っどーん!
「なんか来た!」
「ミサイル的な⁉」
「ミサイル的な‼」
どっかぁーん☆
「ミサイルやべーぞ!!」
「逃げろ!」
「さてと、次は何処へ行く?」
「うーん……あ、そろそろ遊園地があるよ。とりあえずそこ行ってみようよ。」
「鬼もいっぱいいそうだな。」
「殺しがいが」
ばきっ!!
「あ"ーーーッ!! 」
ばたっ☆
「そうかー、スマッシャーは普通に金棒としても使えるんだな。」
「…あーもークソ痛てぇ!!」
「よく生きてたなー。」
「こんなところでこの物語終わらせてたまるか!」
「でもたまるしかないんだよね…」
「怖い怖い龍之介」
「…あ、ほら。ちょっと見えてる」
森の上端から観覧車がはみ出している。
「早く行こーぜー」
たったったっ…
桃太郎一行は、遊園地へ到着した。
「…着いたけど、門が閉まってる。」
「下がれ」
桃太郎は斬光丸を構えた。
じゃきーん☆
がらがらがら…!
「切れたよー。」
「えぇ~…」
「乱暴!」
「やかましいわ!」
「ちょっと、公共物を壊すのは…」
「ごめんなさい!」
「それにしてもキレーだなー。」
「カラフルー。」
「やってるのかな。」
「よし、しょうがない。」
「遊んで確かめるぞー!」
「うぇーい!」
「もーハッキリ、遊ぶって言ってるし!」14
「いやー、広いなー。」
「こーいうのはドーム何個分かで表すんだよな。」
「何個分なんだ?」
「さぁ?」
いつの間にか、かなり暗くなっている。多分夜だろう。故にカラフルな光が綺麗だ。
「まずはあれ、観覧車乗ろうぜ。」
「えー、観覧車は最後だろー。」
「まずは敵地を知らなければならぬが故。」
「ただ乗りたいだけだろ。」
「認める」
「まぁ、さっきの言い訳も一理あるけど」
「まぁ乗ろうぜ。」
「許可が出たー♡」
「やったなー、桃太郎殿」
「まー、別にいいけどね。」
「どーでもいい」
「わー、高ーい。」
「結局アイツらは来ねーのかよ…」
桃太郎とちえあきは二人で観覧車に乗っていた。
「天然っつーかなんつーか…」
「頭がおかしい」
「それだ!」
「…なぁ、ちえあき」
「呼んだか」
「…オレって、人間か?」
「おー、唐突!」
「オレは、桃から生まれるわ、魔力も無いわ、色々と変だよなー、と思いまして」
「ちえあきはどー思う?」
「…俺は長い間この世界にいるけどな、人間が人間という存在かを確認する必要があるよーな事は、1度も無かったぞ」
「へー。」
「…で、けっきょくオレって人間なの?」
「分かってねーじゃんか」
てくてくてく…
「いやー、キレーだったなー。」
「町がゴミの様だった」
「ゴミじゃなくて豆な。」
「ゴミといえば、松村たちどこ行った?」
「ゴミじゃなくてクズな。」
「…あ、あっちで声がする」
「やかましいヤツらがいそーだな」
「…ん?何してんだ、アイツら。」
「アイツら…」
「鬼に囲まれてね?」
「そのようだな」
「ちえあき、斬光丸」
にゅっ
「取れ」
すっ…
「いくか」
ぼこばきぐちゃ…
「これは流石にいちいち洗脳網取ってる場合じゃないね」
「良かったぜ、王子の許可が出て」
「いやー、疲れてきたー。」
「…グガァ!」
ぶんっ!
「おい、龍之介後ろ!!」
「え?!」
ざくぐちゃっ!
「グ…ガ…」
ばたっ☆
「桃太郎!!」
「俺もいるぜ」
「いやー、怪しいとは思ったんだよねー。よく考えればおかしいよねー。遊園地に誰も居ないんだもんねー。罠だよねー。」
「おい、声が弾んでるぞ」
「鬼が賢いのはもうよーく分かったから。」
ざくぐちゃ!
「出ました、ざくぐちゃ!お懐かしい!」
「お喧しい」
ざくぐちゃざくぐちゃ
「2連続ざくぐちゃー!決まったー!」
「いやー、もはやプロです!プロザクグチャーです!」
ざくぐちゃざくぐちゃざくぐちゃ
「3連続ざくぐちゃ!もう神の領域です!」
「乗るな乗るな。調子に乗るな。」
「…あれ、けっこー減ってきたんじゃない?」
「3連ざくぐちゃのおかげだね」
…びーっ びーっ びーっ…
「なした」
「分からん」
どしどしどしどし…
「もしやあれは…」
「第10話で出てきた鬼ロボ!」
「そーゆー言い方をするんじゃない!!」
「あと、鬼ロボって何だよ。」
「鬼のロボだよ!!」
「それは分かるよ!」
「いっぱいいるねー」
「10体ぐらいかなー?」
「すごいねぇ」
「強そうだねぇ」
「嬉しそうにゆーなっちゅーに」
「はぁ…。」
「…やるか」
「おー」
たったったっ…
「斬光丸なめんなよ…!」
がりがりがり…
ぎぃぃぃぃ…!!
「うるせー!やめろー!」
「ガ…ガ…」
ぶんっ☆
↑この効果音は、主にパンチや金棒みたいな、
大きな物理攻撃の時に出るよん☆
「っぶな!」
びゅごぉぉぉ…!
「やべぇ」
「一撃で吹っ飛ぶな、こりゃ」
「ちえあき、1回だけお願いします」
「…よかろう」
「憑依!」
「…えー、どーしよっかなー。
…よし!必殺!
ウォーターフロー・エターナル!!」
ずどーん!
「ダセぇ!」
「ダサいな」
「あーうるさいな、ダサいよ!」
「…あのー、それは効かないと思うよ」
「何で」
「多分防水だと思うから…」
「ウォーターフローは水流、エターナルは、永遠、永久 という意味をもっている。水魔法だな。」
「毎度毎度ありがたい」
がしゃ…がしゃ…
「何体か、吹っ飛んだ衝撃でぶっ壊れたな。」
「はぁ……」
「龍之介、落ち込むな。怒るぞ」
…びびびびびび…
「誰だ、屁ぇこいてんの」
「うん、絶対違うね」
「何か、鬼ロボ達の方から聞こえるな…」
「悪い予感がする」
「悪い予感がした時点でもう悪いよね」
「勘づいたところで何も出来ぬのが生き物の悲しい所だ」
「ちえあき、やっぱりかっこいいな」
「名言的な?」
…っどーん!
「なんか来た!」
「ミサイル的な⁉」
「ミサイル的な‼」
どっかぁーん☆
「ミサイルやべーぞ!!」
「逃げろ!」
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