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第316話 川の中にいたモノは!?
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「はぁはぁ、追ってきてはいないな。それにしても最後のあれは何だったんだ?大した感じじゃなかったけど、背筋がこう、ゾワッとしたあの感じ、それで体から何かが少し抜けたような違和感」
「ご主人様、あれは恐らく魔力に直接ダメージを与えている感じですね。確認すればわかると思いますが、私たちの魔力からすればニから三パーセントってところだと思います。これが一般的なAランクの冒険者では、多分ニ十からニ十五パーセントはもっていかれる攻撃ですね。倒すのに魔力使っていたらニ匹で打ち止め、三匹目で魔力が空になって気絶しますね」
「んーむ、俺たちでも三十匹前後で魔力が尽きて気絶する可能性があるってことか、あの爆発力? がどのくらいの範囲に効果を及ぼすかもわからんしな。あれって本当に魔物なのかな? ドロップ品誰かみた?」
俺の問いに誰も首を縦にふる者はいなかった。多分あれは魔物じゃなかった。じゃぁなんだったんだろうか? 非実体の何かを使ったトラップの類だろうか?
「あいつらは動かないから放置して遠回りをしよう。あいつらにかまっている時間がもったいないし、ただでさえ霧で時間がかかっているのに無駄な時間を過ごす必要はない」
あいつらは今の所追ってきてないのだ、そのまま放置していこう。
今日はいつもの半分くらいしか進めなかったな。いつも通りの野営を行っている。結局霧から出る前に今日は日が暮れてきてしまった。このまま進行するのは無理と判断して野営にしたのだ。今日は夜番組は交代で結界を張って、安全を確保することも夕食時に決まっている。
朝になっても襲撃は無かった。それより昨日は五メートルも先が見えなかった霧が、今朝はきれいさっぱり消えていた。あれは何だったんだろう?
分からないものを深く考えていても意味がないので、気持ちを切り替えて森の中を進んでいく。
やはり敵のランクがおちてきているのは間違いない。Aランク相当の魔物からの襲撃を受けていたが、その中にBランク相当もちらほらあらわれてきたのだ。
多分森の中心部? といっていいのか、その場所から離れてきた結果だろう。ただ出てくる魔物はやはり新しく登場してくる魔物はいなかった。もうちょい進めば新しい魔物も出てこないかな? と期待はしてみる。
十日目・十一日目・十ニ日目と過ぎていくが魔物が弱くなっていくこと以外、特に変わった事も無かったが、十三日目にがらって様子が変わった。
一瞬森を抜けた! と錯覚するような風景が見えたのだ。森の中を幅の広い、ニ十メートル程ある川が流れていたのだ。しかも深く川の流れも速い。
この水がどこから来てるか気になりはするが、調べようとすれば森の中を探すことになるわけで気にするだけ無駄という結論にたどり着いた。確かちょっと前にも同じような結論にたどり着いたものがあった気がするな?
みんなで川を渡る手段を考えていたが、普通に土魔法で橋をかければいいのでは? という結論にいたった。ただどんな橋を作るかの検討に時間がかなりかかってしまったのだ。
川の流れが速いうえに深いので、川底から橋まで伸ばす支柱タイプは断念することになった。となるとこれだけ長い橋を作るには、いわゆる逆さのUの字のように橋の下側はアーチ状にするやり方がベストだろう。
という事で橋の大体の形を嫁達みんなで作ってもらい、俺はそこにクリエイトゴーレムをかけて橋状のゴーレムを完成させる。魔核をいくつか使い強度と修復機能をプラスした。もし誰かに魔核が一つでも外された場合は橋が自壊するように設定してある。
「ご主人様にかかれば橋もこんなに簡単にできてしまうんですね。水の都みたいな街も簡単に作れそうですね!」
「ライム、ほめてくれるのは嬉しいんだけど、橋の原型を作ったのは君たちでしょ? 俺はそれにスキルを使っただけに過ぎないよ。でも、水の都はおもしろそうだね。ディストピアの人口が増えたら隣にある湖にそういった街を作るのもおもしろそうかもね」
ライムの意見を聞いて新しい街の構想が頭の中に浮かんできた。
橋を途中まで渡って川の中を覗いてみると、そこそこでかい魚影が確認できたので、索敵を川の中に向けてみる。
サイズで言うと一メートル程あるだろうか? それにしてもこの川幅の川魚で一メートルって、なかなかすざましいサイズだな。味が気になったので釣ってみようという話になった。
素材は柔軟性の強いミスリル銀のみでつくったロッドに、DPで召喚したリール、糸は余っているスパイダーシルクにクリエイトゴーレムを使って頑丈にしたものを使い、針はアダマンタイトで作った大物用の物を使用した。餌は森の中でとった肉を使用してみる事にした。
流れが速いので釣るのに苦労するかと思われたがニ投目を投げた瞬間、強いひきがきた。
「フィーーーッシュ!!」
俺の上げた声に妻たちがびっくりして振り返った。おっと、この世界では通じないネタだったか? ってそんな余裕はない! ステータスで強化されている力を使っているのに全然引き上げられない。俺がヒットさせてから十分くらいしたところで、針がとれてしまった。
「あ~ばらしちゃったか」
「シュウ君、魚がかかった時にあの掛け声みたいなのは何ですか?」
疑問に思っていたのかミリーが、俺に質問を投げかけてきた。
「あ~俺の国では魚がかかった時に言う掛け声みたいなものかな?」
とりあえず納得してくれたようだ。それにしてもなんで釣り上げられなかったんだろう? バットステータスでもついてたかな。
おぃ! スキル欄にNEWとでかでか新しいスキルが追加されていた。しかもLvニになっている。失敗してもLvが上がるシステムだから悪くないかな? DPでそのままLv十まで上げてみた。
スキルの説明にLvによってステータスにマイナス補正がつくとのことだった。これのせいでステータスをフルにいかせなかったのだろう。生産系ではないので、すきをDPであげられるのだ。
気を取り直して三投目!
っと! いきなりヒットがあった!
「フィーーーッシュ!!」
ステータスをフルにいかして、一気に釣り上げる! 今回は有り余る力を使って一瞬で釣り上げることができた。
「よっしゃー! 釣れた!」
「ご主人様! 油断してはだめです!」
シュリからの警告が飛んできたので、釣った魚を見ると俺をめがけて突っ込んできている。口もでかく俺の頭くらいは入りそうな大きな口だ。
油断していた、俺の前に盾を構えて現れた。一撃で切り伏せると、ドロップアイテムにかわってしまった。こいつって魔物だったのか……
「ご主人様、あれは恐らく魔力に直接ダメージを与えている感じですね。確認すればわかると思いますが、私たちの魔力からすればニから三パーセントってところだと思います。これが一般的なAランクの冒険者では、多分ニ十からニ十五パーセントはもっていかれる攻撃ですね。倒すのに魔力使っていたらニ匹で打ち止め、三匹目で魔力が空になって気絶しますね」
「んーむ、俺たちでも三十匹前後で魔力が尽きて気絶する可能性があるってことか、あの爆発力? がどのくらいの範囲に効果を及ぼすかもわからんしな。あれって本当に魔物なのかな? ドロップ品誰かみた?」
俺の問いに誰も首を縦にふる者はいなかった。多分あれは魔物じゃなかった。じゃぁなんだったんだろうか? 非実体の何かを使ったトラップの類だろうか?
「あいつらは動かないから放置して遠回りをしよう。あいつらにかまっている時間がもったいないし、ただでさえ霧で時間がかかっているのに無駄な時間を過ごす必要はない」
あいつらは今の所追ってきてないのだ、そのまま放置していこう。
今日はいつもの半分くらいしか進めなかったな。いつも通りの野営を行っている。結局霧から出る前に今日は日が暮れてきてしまった。このまま進行するのは無理と判断して野営にしたのだ。今日は夜番組は交代で結界を張って、安全を確保することも夕食時に決まっている。
朝になっても襲撃は無かった。それより昨日は五メートルも先が見えなかった霧が、今朝はきれいさっぱり消えていた。あれは何だったんだろう?
分からないものを深く考えていても意味がないので、気持ちを切り替えて森の中を進んでいく。
やはり敵のランクがおちてきているのは間違いない。Aランク相当の魔物からの襲撃を受けていたが、その中にBランク相当もちらほらあらわれてきたのだ。
多分森の中心部? といっていいのか、その場所から離れてきた結果だろう。ただ出てくる魔物はやはり新しく登場してくる魔物はいなかった。もうちょい進めば新しい魔物も出てこないかな? と期待はしてみる。
十日目・十一日目・十ニ日目と過ぎていくが魔物が弱くなっていくこと以外、特に変わった事も無かったが、十三日目にがらって様子が変わった。
一瞬森を抜けた! と錯覚するような風景が見えたのだ。森の中を幅の広い、ニ十メートル程ある川が流れていたのだ。しかも深く川の流れも速い。
この水がどこから来てるか気になりはするが、調べようとすれば森の中を探すことになるわけで気にするだけ無駄という結論にたどり着いた。確かちょっと前にも同じような結論にたどり着いたものがあった気がするな?
みんなで川を渡る手段を考えていたが、普通に土魔法で橋をかければいいのでは? という結論にいたった。ただどんな橋を作るかの検討に時間がかなりかかってしまったのだ。
川の流れが速いうえに深いので、川底から橋まで伸ばす支柱タイプは断念することになった。となるとこれだけ長い橋を作るには、いわゆる逆さのUの字のように橋の下側はアーチ状にするやり方がベストだろう。
という事で橋の大体の形を嫁達みんなで作ってもらい、俺はそこにクリエイトゴーレムをかけて橋状のゴーレムを完成させる。魔核をいくつか使い強度と修復機能をプラスした。もし誰かに魔核が一つでも外された場合は橋が自壊するように設定してある。
「ご主人様にかかれば橋もこんなに簡単にできてしまうんですね。水の都みたいな街も簡単に作れそうですね!」
「ライム、ほめてくれるのは嬉しいんだけど、橋の原型を作ったのは君たちでしょ? 俺はそれにスキルを使っただけに過ぎないよ。でも、水の都はおもしろそうだね。ディストピアの人口が増えたら隣にある湖にそういった街を作るのもおもしろそうかもね」
ライムの意見を聞いて新しい街の構想が頭の中に浮かんできた。
橋を途中まで渡って川の中を覗いてみると、そこそこでかい魚影が確認できたので、索敵を川の中に向けてみる。
サイズで言うと一メートル程あるだろうか? それにしてもこの川幅の川魚で一メートルって、なかなかすざましいサイズだな。味が気になったので釣ってみようという話になった。
素材は柔軟性の強いミスリル銀のみでつくったロッドに、DPで召喚したリール、糸は余っているスパイダーシルクにクリエイトゴーレムを使って頑丈にしたものを使い、針はアダマンタイトで作った大物用の物を使用した。餌は森の中でとった肉を使用してみる事にした。
流れが速いので釣るのに苦労するかと思われたがニ投目を投げた瞬間、強いひきがきた。
「フィーーーッシュ!!」
俺の上げた声に妻たちがびっくりして振り返った。おっと、この世界では通じないネタだったか? ってそんな余裕はない! ステータスで強化されている力を使っているのに全然引き上げられない。俺がヒットさせてから十分くらいしたところで、針がとれてしまった。
「あ~ばらしちゃったか」
「シュウ君、魚がかかった時にあの掛け声みたいなのは何ですか?」
疑問に思っていたのかミリーが、俺に質問を投げかけてきた。
「あ~俺の国では魚がかかった時に言う掛け声みたいなものかな?」
とりあえず納得してくれたようだ。それにしてもなんで釣り上げられなかったんだろう? バットステータスでもついてたかな。
おぃ! スキル欄にNEWとでかでか新しいスキルが追加されていた。しかもLvニになっている。失敗してもLvが上がるシステムだから悪くないかな? DPでそのままLv十まで上げてみた。
スキルの説明にLvによってステータスにマイナス補正がつくとのことだった。これのせいでステータスをフルにいかせなかったのだろう。生産系ではないので、すきをDPであげられるのだ。
気を取り直して三投目!
っと! いきなりヒットがあった!
「フィーーーッシュ!!」
ステータスをフルにいかして、一気に釣り上げる! 今回は有り余る力を使って一瞬で釣り上げることができた。
「よっしゃー! 釣れた!」
「ご主人様! 油断してはだめです!」
シュリからの警告が飛んできたので、釣った魚を見ると俺をめがけて突っ込んできている。口もでかく俺の頭くらいは入りそうな大きな口だ。
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