389 / 2,518
第389話 帝国の騒動終了!
しおりを挟む
「さて、今の自分の立場が理解できたかな? 皇帝くん?」
「こんなことをしていいと思ってるのか!? 私は皇帝だぞ!!」
「帝国って実力主義なんだよな? 俺はこの国の人間じゃないけど、俺の方が強いんだから、こういう状況になってもしょうがないんじゃね?」
「小僧は何もわかってないな、この国が実力主義でも、ランキングを決めるきちんとした試合があるのだ! 貴様らみたいな数人での強襲・不意打ち・闇討ちなどで得た勝利など、この国で何の意味も持たんのだ!」
「そんなことは知らん。俺は暗殺されそうになって、怒ってるわけだ。暗殺されそうになったんだから、それ相応の仕返しがあっても不思議じゃねえよな? お前たちはディストピアが欲しいからって、やりすぎたんだよ。それに今のお前は俺の命令には、逆らえない状態だって気付いてるか?」
「何馬鹿なこと言っている? 私がこの国で一番偉いのに、なぜお前の命令など聞かなければいかない?」
「黙れ!」
「ふざけt……ん~ん~!!!!」
「きちんと効果は出ているみたいだな。俺の暗殺を命令したのはお前か?」
「……ちが、う」
「じゃぁ、誰が殺すように言った?」
「……しん、た、く、があったのだ」
「あの神たちが主導したのか、お前はそれに従ったってことか?」
「そう、だ」
「お前が命令しているようなもんじゃねえか! 神のせいにするなよ、お前が神託通りに命令しなければ、こんなことにならなかったのにな。もう一つ、お前はディストピアにちょっかいかけて、何をしたかったんだ?」
「いい武器が多いと聞いた。ドワーフも多く品質の高い武具や魔道具も多かったから、その街が欲しかったのだ。地下通路によって街同士がつながっているんだ。安全に行き来できて、樹海の素材が手に入る街なんて他にあるわけないだろ? 私が欲しがるのも必然だ!」
「ふ~~ん、もういいや、ここにいる全員に命令する、これから先俺たちの街に、不利になるようなことは一切するな、不利になるようなことを知った際には全力で止めよ」
隷属魔法で俺に縛られているので、誰も反論することができない。この先もずっと有効になるので、誰かを介して悪巧みをすることもできないし、俺たちに不利になることを知った場合は、全力で防いでくれるだろう。
「あ、それ以外はあくどい事じゃなければ、特にこちらから縛ることはしないよ。くれぐれも迷惑をかけるなよ? でも、皇帝の側近と勇者は連れてくから! 文句は一切受け付けない、以上!」
これで帝国でしなきゃいけないことは全部終わったな!
「あの……私たちの拘束は、解いてくださらないのでしょうか?」
おっと、いけねえな! 目の覚めた文官も全員手を縛ったままだったな!
「みんな適当に数人の縄を解いてやってくれ、解いてもらった人間が他の人間の縄をってやればすぐだろ?」
近くにいた五人の文官の縄をほどいて解放すると、その五人が次を、次は十人で……と繰り返していき、全員解放となった。
ごめん、嘘ついた。俺の前にいた皇帝だけは、まだ簀巻きの状態だったわ。縄じゃなくてワイヤーで簀巻きにされていたので、俺の命令をきちんと聞いて解放しなかったのだ。
「早く私を解放しろ!」
ここにきても、偉そうな感じが抜けないな。まぁ今回で会う事もほとんどなくなるだろうし、放置でいっか。うざかったら命令すれば、多少ましになるだろうしな。
「あ、皇帝、お前に限っては暴力禁止な。トレーニングや試合、戦闘なんかは許可するけど、それ以外で力を使うのは禁止。トレーニングや模擬試合で、八つ当たり的なのも禁止な! 俺がいなくなってからなら、こいつの拘束を解いてもいいぞ」
俺はそう指示をしてから広場を後にする。次に行く場所はインペリアルガードと勇者がいる、サキュバスたちの場所かな。この十五人を連れて帰らなきゃいけないんだよな。どうやって連れていくか?
「な~な~、連れて帰る十五人をどうやって運ぶのがいいか案ないか?」
「簀巻きのまま馬車の中に入れとけばいいんじゃない? レベルの高い人間なら一週間くらいなら、飲まず食わずでも死なないらしいよ?」
綾乃が俺の質問に答えてきた。
「死なないのはいいんだけど、馬車が汚れるかな? って思ってな」
「馬車の荷を積むところの代わりに、檻をつけてみたら?」
「なる程! 馬車は移動するためにずっと使ってたから、それ以外の物を運ぶこと考えてなかったわ」
「ご主人様、普通はキッチンを運ぶより、罪人を檻で運ぶことの方が一般的ですよ」
「気のせいだ! あ、簀巻きにしてるなら、安物の幌馬車でも十分か? 俺たちの馬車に使ってる軸なんかを使えば、速度出しても問題ないしな。召喚するから、みんな準備はじめてくれ」
みんなが動き出す中、綾乃はどうしていいか分からず、立ったままで固まっている……違った、
「ねぇ! あなたも私と同じ能力があるの? しかもこんな大きなものを作り出すなんて! 私の存在意義がなくなる!」
「お前さ、ダンマスについて何か聞いてないのか?」
「んにゃ、なんにも」
「簡単に説明するぞ。ダンマスはDPってのを貯めて、それを消費して色々なものを召喚できるんだ。小説にあるような、ダンジョン内に長くいさせたり殺したりすると手に入るあれだ」
「なるほど! でもそのDPっていうのは、無駄遣いしてもいい程沢山ゲットできるの? それだとダンマスの方が有利な気がするけど?」
「普通のダンマスはやりくりに苦労しているだろうな。俺はちょっと抜け道を発見して、荒稼ぎしてるからこの程度は使っても何の問題もない!」
「何それ? チート? 私の存在意義なくない?」
「それは大丈夫だ。DPを大量に稼いでるとは言っても、世界の相場に合わせてDPが必要になってくるみたいだから、最近よく使っているミスリルとかが、品薄になってるんだよね。
高いからDPで出すのは控えているし、ダンジョンに取りに行くのも、時間がないから行ってないし。鉱石が出せるなら、それは楽だからたすかるんだが? 無理なのか?」
「それなら問題ないわね! 魔力があれば出せる素材ね!」
「後は、ポーションの素材とかも出せるなら、仕事はたくさんあるぞ!」
「私の仕事は決まりそうね! この国にいた時と大して変わらないけど、あんたの街の方が断然良さそうね!」
「それができるなら、メイドの嗜みを一通り覚えてもらってから、他の事を決めようか」
「えっ!? 私は素材出してるだけで、食っちゃ寝してればいいんじゃないの?」
「んな馬鹿なことあるか! それだけじゃ仕事にならんだろうが、といっても多少戦闘訓練してレベル上げて、スキルも覚えてもらう予定だから、それが終わるまではたいした仕事はないぞ」
「どんな事させられるんだろう……」
眉間にしわを寄せてめっちゃ悩んでるみたいだけど、ディストピアにつけば変わるだろう。綾乃には言ってはいないが、素材づくり以外はしてみたいことをやらせるつもりだ。
「こんなことをしていいと思ってるのか!? 私は皇帝だぞ!!」
「帝国って実力主義なんだよな? 俺はこの国の人間じゃないけど、俺の方が強いんだから、こういう状況になってもしょうがないんじゃね?」
「小僧は何もわかってないな、この国が実力主義でも、ランキングを決めるきちんとした試合があるのだ! 貴様らみたいな数人での強襲・不意打ち・闇討ちなどで得た勝利など、この国で何の意味も持たんのだ!」
「そんなことは知らん。俺は暗殺されそうになって、怒ってるわけだ。暗殺されそうになったんだから、それ相応の仕返しがあっても不思議じゃねえよな? お前たちはディストピアが欲しいからって、やりすぎたんだよ。それに今のお前は俺の命令には、逆らえない状態だって気付いてるか?」
「何馬鹿なこと言っている? 私がこの国で一番偉いのに、なぜお前の命令など聞かなければいかない?」
「黙れ!」
「ふざけt……ん~ん~!!!!」
「きちんと効果は出ているみたいだな。俺の暗殺を命令したのはお前か?」
「……ちが、う」
「じゃぁ、誰が殺すように言った?」
「……しん、た、く、があったのだ」
「あの神たちが主導したのか、お前はそれに従ったってことか?」
「そう、だ」
「お前が命令しているようなもんじゃねえか! 神のせいにするなよ、お前が神託通りに命令しなければ、こんなことにならなかったのにな。もう一つ、お前はディストピアにちょっかいかけて、何をしたかったんだ?」
「いい武器が多いと聞いた。ドワーフも多く品質の高い武具や魔道具も多かったから、その街が欲しかったのだ。地下通路によって街同士がつながっているんだ。安全に行き来できて、樹海の素材が手に入る街なんて他にあるわけないだろ? 私が欲しがるのも必然だ!」
「ふ~~ん、もういいや、ここにいる全員に命令する、これから先俺たちの街に、不利になるようなことは一切するな、不利になるようなことを知った際には全力で止めよ」
隷属魔法で俺に縛られているので、誰も反論することができない。この先もずっと有効になるので、誰かを介して悪巧みをすることもできないし、俺たちに不利になることを知った場合は、全力で防いでくれるだろう。
「あ、それ以外はあくどい事じゃなければ、特にこちらから縛ることはしないよ。くれぐれも迷惑をかけるなよ? でも、皇帝の側近と勇者は連れてくから! 文句は一切受け付けない、以上!」
これで帝国でしなきゃいけないことは全部終わったな!
「あの……私たちの拘束は、解いてくださらないのでしょうか?」
おっと、いけねえな! 目の覚めた文官も全員手を縛ったままだったな!
「みんな適当に数人の縄を解いてやってくれ、解いてもらった人間が他の人間の縄をってやればすぐだろ?」
近くにいた五人の文官の縄をほどいて解放すると、その五人が次を、次は十人で……と繰り返していき、全員解放となった。
ごめん、嘘ついた。俺の前にいた皇帝だけは、まだ簀巻きの状態だったわ。縄じゃなくてワイヤーで簀巻きにされていたので、俺の命令をきちんと聞いて解放しなかったのだ。
「早く私を解放しろ!」
ここにきても、偉そうな感じが抜けないな。まぁ今回で会う事もほとんどなくなるだろうし、放置でいっか。うざかったら命令すれば、多少ましになるだろうしな。
「あ、皇帝、お前に限っては暴力禁止な。トレーニングや試合、戦闘なんかは許可するけど、それ以外で力を使うのは禁止。トレーニングや模擬試合で、八つ当たり的なのも禁止な! 俺がいなくなってからなら、こいつの拘束を解いてもいいぞ」
俺はそう指示をしてから広場を後にする。次に行く場所はインペリアルガードと勇者がいる、サキュバスたちの場所かな。この十五人を連れて帰らなきゃいけないんだよな。どうやって連れていくか?
「な~な~、連れて帰る十五人をどうやって運ぶのがいいか案ないか?」
「簀巻きのまま馬車の中に入れとけばいいんじゃない? レベルの高い人間なら一週間くらいなら、飲まず食わずでも死なないらしいよ?」
綾乃が俺の質問に答えてきた。
「死なないのはいいんだけど、馬車が汚れるかな? って思ってな」
「馬車の荷を積むところの代わりに、檻をつけてみたら?」
「なる程! 馬車は移動するためにずっと使ってたから、それ以外の物を運ぶこと考えてなかったわ」
「ご主人様、普通はキッチンを運ぶより、罪人を檻で運ぶことの方が一般的ですよ」
「気のせいだ! あ、簀巻きにしてるなら、安物の幌馬車でも十分か? 俺たちの馬車に使ってる軸なんかを使えば、速度出しても問題ないしな。召喚するから、みんな準備はじめてくれ」
みんなが動き出す中、綾乃はどうしていいか分からず、立ったままで固まっている……違った、
「ねぇ! あなたも私と同じ能力があるの? しかもこんな大きなものを作り出すなんて! 私の存在意義がなくなる!」
「お前さ、ダンマスについて何か聞いてないのか?」
「んにゃ、なんにも」
「簡単に説明するぞ。ダンマスはDPってのを貯めて、それを消費して色々なものを召喚できるんだ。小説にあるような、ダンジョン内に長くいさせたり殺したりすると手に入るあれだ」
「なるほど! でもそのDPっていうのは、無駄遣いしてもいい程沢山ゲットできるの? それだとダンマスの方が有利な気がするけど?」
「普通のダンマスはやりくりに苦労しているだろうな。俺はちょっと抜け道を発見して、荒稼ぎしてるからこの程度は使っても何の問題もない!」
「何それ? チート? 私の存在意義なくない?」
「それは大丈夫だ。DPを大量に稼いでるとは言っても、世界の相場に合わせてDPが必要になってくるみたいだから、最近よく使っているミスリルとかが、品薄になってるんだよね。
高いからDPで出すのは控えているし、ダンジョンに取りに行くのも、時間がないから行ってないし。鉱石が出せるなら、それは楽だからたすかるんだが? 無理なのか?」
「それなら問題ないわね! 魔力があれば出せる素材ね!」
「後は、ポーションの素材とかも出せるなら、仕事はたくさんあるぞ!」
「私の仕事は決まりそうね! この国にいた時と大して変わらないけど、あんたの街の方が断然良さそうね!」
「それができるなら、メイドの嗜みを一通り覚えてもらってから、他の事を決めようか」
「えっ!? 私は素材出してるだけで、食っちゃ寝してればいいんじゃないの?」
「んな馬鹿なことあるか! それだけじゃ仕事にならんだろうが、といっても多少戦闘訓練してレベル上げて、スキルも覚えてもらう予定だから、それが終わるまではたいした仕事はないぞ」
「どんな事させられるんだろう……」
眉間にしわを寄せてめっちゃ悩んでるみたいだけど、ディストピアにつけば変わるだろう。綾乃には言ってはいないが、素材づくり以外はしてみたいことをやらせるつもりだ。
2
あなたにおすすめの小説
人の才能が見えるようになりました。~いい才能は幸運な俺が育てる~
犬型大
ファンタジー
突如として変わった世界。
塔やゲートが現れて強いものが偉くてお金も稼げる世の中になった。
弱いことは才能がないことであるとみなされて、弱いことは役立たずであるとののしられる。
けれども違ったのだ。
この世の中、強い奴ほど才能がなかった。
これからの時代は本当に才能があるやつが強くなる。
見抜いて、育てる。
育てて、恩を売って、いい暮らしをする。
誰もが知らない才能を見抜け。
そしてこの世界を生き残れ。
なろう、カクヨムその他サイトでも掲載。
更新不定期
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~
楠富 つかさ
ファンタジー
ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。
そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。
「やばい……これ、動けない……」
怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。
「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」
異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!
ダンジョン作成から始まる最強クラン
山椒
ファンタジー
ダンジョンが出現して数十年が経ち、ダンジョンがあることが日常となっていた。
そんな世界で五年前に起きた大規模魔物侵攻により心に傷を受けた青年がいた。
極力誰とも関わりを持たずにいた彼の住んでいる部屋に寝ている間にダンジョンが出現し、彼はそこに落ちた。
そのダンジョンは他に確認されていない自作するダンジョンであった。
ダンジョンとモンスターにトラウマを抱えつつもダンジョン作成を始めていく。
ただそのダンジョンは特別性であった。
ダンジョンが彼を、彼の大事な人を強くするダンジョンであった。
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる