2,180 / 2,518
第2180話 暇だと色々考えてしまう
しおりを挟む
ブラウニーを引連れてきたアマレロに、こっぴどく注意をされたが、最終的に納得してもらえた俺は、ブラウニーたちが準備してくれたミルクティーを口に運ぶ。お願いした通りに甘い。でも、いつもと違う気がする。美味しいけど違う。
「アマレロ、いつも飲んでいるのと違う気がするけど、何か変えたのか? 美味しいんだけど、いつもと違うからビックリしたんだが」
「ご主人様の舌は、私たちが想像している以上に、味覚をしっかりと感じられていますね。今回は、紅茶もミルクも変えていないです。変えたのは、甘味となる物ですね。砂糖やハチミツを使ってないんですよ」
ん? その2つを使わずにここまで甘くなるのか? 新しい砂糖とかそういう事か?
「精製した砂糖とかではないです。前に作り方を教えていただき、みんなで作った甘味料ですよ。ですが、甘みと旨味を引き出すために、少し時間がかかってしまいました」
作った? 作れる甘味料……何かあったっけ?
「お忘れかもしれないですが、麦芽糖ですよ」
麦芽とデンプンを煮て作るあれか。それがここまで美味しいのか? 前に食べた時は、美味しいは美味しいけど、紅茶に合う感じじゃなかった気がするんだけどな。
「麦芽糖自体の作り方は変えてませんよ。デンプンを取り出す芋と、不純物を追加したことでこの味が出てるんです。ただの麦芽糖だけでも、料理に問題なく使えますが、研究したこちらの麦芽糖の方が、色々なモノに合うんですよね。物によっては、普通のやつの方がいいものもあるのですけどね」
甘味料も色々あるから、最適な物が料理によって変わるのは納得できる。もっと言えば、砂糖で言えば上白糖と三温糖が分かりやすい違いだろう。前者は精製して白くしている。雑味をとったものだ。それに対して後者は、雑味が含まれるが深い味わいになる物だ。
他にも、ハチミツは代表的なものだろう。ハチミツを作っている場所や花の種類で、まったく風味が変わるのだ。同じ甘みだったとしても、その風味が違うとまったく別のものに感じられる。ハチミツとはそういった不思議な甘味なのだ。
じゃぁ、クイーンハニービーの王蜜はどうなのか? 作り方は良く分かっていないが、ハニービーたちが集めてきた物の中で上質な物を女王蜂が自ら加工するらしい。ミツバチとは、微妙に生態系が違うようだ。
最初は、ミツバチと同じで女王蜂が食べる物だと思っていたが、ローヤルゼリーは甘くないので、早い段階で違うものだと分かっていたが、王蜜については本当に良く分からなかったのだ。
普通のハチミツと味が違うのは、女王蜂が加工する過程になんかあるのだろうと考えている。
話はさておき、何故雑味があると美味しく感じるのか。
アクセントになる、深みが出る等、色々な意見があるがその中に、人間の舌は均一な味を感じるより、不均一な味を感じる方が美味しく感じるという物がある。
あくまで主観的な話になってしまうが、卵かけご飯をしっかりと混ぜるより、中途半端に醤油などを混ぜて口に入れる方が美味しく感じないだろうか? 個人的な話をすると、卵とご飯はしっかり混ぜて、醤油をまばらにかけて食べるのが好きだ。
卵かけご飯の全体をしっかり混ぜるのであれば、そこに少しふりかけ等をかけても美味しく感じるものが多いと思う。卵かけご飯には納豆が一番合うと思っている俺なので、人とは味覚がズレているかもしれないけどな。
それはさておき、その雑味が美味しく感じる秘訣なのだとブラウニーは言っている。
実際に美味しいので文句は無いが、デンプンに雑味を入れるってどうやったのかが気になるところである。完全に精製するわけではなく、手を抜いて精製しているってことかな?
それにしてもミルクティーが美味い。特に今日のミルクティーは、紅茶とミルクを合わせたモノではなく、ミルクで紅茶を煮出しているので、ミルクのコクも強い。
俺が作った東屋の下に、いつの間にかライブキッチンでもするのか? と思えるような、豪華なキッチンが出来上がっている。鉄板系の料理は迫力がある物も多いので、子どもたちに人気だったりするんだよね。今日の食事はここで作ったりするんかね?
少し寝転がりたくなったので、エアーベッドを敷き詰めて寝転がった。適度な弾力がまた気持ちいんだよな。
寝転がりながらブッ君で本を読んでいると、何やらにぎやかな声が聞こえてきた。ウルとミーシャたちを先頭に、治療師たちの子どもも一緒にここへ向かってきているようだ。
子どもたちにはとーたんと呼ばれ、他の子どもたちにはシュウ様と呼ばれる。かしこまる必要は無いと思うのだが、治療院付きの勉強を学べるところで、俺の呼び方まで教えているのだから修正するわけにもいかず、呼びたいように呼ばせている。
母親たちにも、様付けをするように教えられているようで、子どもたちに様付けされるのはむずがゆいが、我慢するしかなかった。
ミリーたちに言ったら笑われたけど、いつ奴隷に落ちてもおかしくないし、死んでもおかしくない状況から救ってもらった人間としては、それくらいは当たり前だろうとのことだ。ヤリ方を変えれば、宗教だって簡単に作れるんじゃないかだってさ。
誰がそんな面倒なことするもんかね。
その子どもたちもここに来たのは、何かあるのだろうか? 俺がゴロゴロしているのには、誰もツッコまないのはよく訓練されている証拠だろうか?
誰かが、領主は領民を守るためにお金を集め政をする。領民は領主が領地内で自由にふるまうことができる。とかいうことを言っていたっけ? 自由にふるまっていいとは言うが、責務を果たさずに金だけ集めて、領民を虐げているバカな領主は、領主失格だとか言ってたんだよな。
だから俺は、休みの日はぐーたらする姿を普通に見せている。初めはグリエルたちに怒られたけど、時と場合を考えれば見なかったことにしてくれるようになった。
今いる東屋は、その条件をクリアしているので、こういう風にダラダラできるというものである。
ウルやミーシャたちは来なかったが、シンラが来たのでそれにつられてプラムとシオンも近くに来ている。
どうやらオヤツを作るらしく、準備された鉄板に火が入れられている。シンラたちには専用の机が準備され、他の子たちは椅子に座って各々楽しそうに話している。
何を作るのかと思ったら、クレープを作るみたいだ。街中で歩きながら食べるタイプの物ではなく、フォークとナイフで食べるような、少しオシャレなクレープだ。果物も一緒に焼いたりして、香り付けのリキュールのような物もまで使っている。
ガッツリ食べるわけではないので、このくらいがちょうどいいな。
っと、朝は取り合いしていなかったのに、おやつは取り合いするんかい!
「アマレロ、いつも飲んでいるのと違う気がするけど、何か変えたのか? 美味しいんだけど、いつもと違うからビックリしたんだが」
「ご主人様の舌は、私たちが想像している以上に、味覚をしっかりと感じられていますね。今回は、紅茶もミルクも変えていないです。変えたのは、甘味となる物ですね。砂糖やハチミツを使ってないんですよ」
ん? その2つを使わずにここまで甘くなるのか? 新しい砂糖とかそういう事か?
「精製した砂糖とかではないです。前に作り方を教えていただき、みんなで作った甘味料ですよ。ですが、甘みと旨味を引き出すために、少し時間がかかってしまいました」
作った? 作れる甘味料……何かあったっけ?
「お忘れかもしれないですが、麦芽糖ですよ」
麦芽とデンプンを煮て作るあれか。それがここまで美味しいのか? 前に食べた時は、美味しいは美味しいけど、紅茶に合う感じじゃなかった気がするんだけどな。
「麦芽糖自体の作り方は変えてませんよ。デンプンを取り出す芋と、不純物を追加したことでこの味が出てるんです。ただの麦芽糖だけでも、料理に問題なく使えますが、研究したこちらの麦芽糖の方が、色々なモノに合うんですよね。物によっては、普通のやつの方がいいものもあるのですけどね」
甘味料も色々あるから、最適な物が料理によって変わるのは納得できる。もっと言えば、砂糖で言えば上白糖と三温糖が分かりやすい違いだろう。前者は精製して白くしている。雑味をとったものだ。それに対して後者は、雑味が含まれるが深い味わいになる物だ。
他にも、ハチミツは代表的なものだろう。ハチミツを作っている場所や花の種類で、まったく風味が変わるのだ。同じ甘みだったとしても、その風味が違うとまったく別のものに感じられる。ハチミツとはそういった不思議な甘味なのだ。
じゃぁ、クイーンハニービーの王蜜はどうなのか? 作り方は良く分かっていないが、ハニービーたちが集めてきた物の中で上質な物を女王蜂が自ら加工するらしい。ミツバチとは、微妙に生態系が違うようだ。
最初は、ミツバチと同じで女王蜂が食べる物だと思っていたが、ローヤルゼリーは甘くないので、早い段階で違うものだと分かっていたが、王蜜については本当に良く分からなかったのだ。
普通のハチミツと味が違うのは、女王蜂が加工する過程になんかあるのだろうと考えている。
話はさておき、何故雑味があると美味しく感じるのか。
アクセントになる、深みが出る等、色々な意見があるがその中に、人間の舌は均一な味を感じるより、不均一な味を感じる方が美味しく感じるという物がある。
あくまで主観的な話になってしまうが、卵かけご飯をしっかりと混ぜるより、中途半端に醤油などを混ぜて口に入れる方が美味しく感じないだろうか? 個人的な話をすると、卵とご飯はしっかり混ぜて、醤油をまばらにかけて食べるのが好きだ。
卵かけご飯の全体をしっかり混ぜるのであれば、そこに少しふりかけ等をかけても美味しく感じるものが多いと思う。卵かけご飯には納豆が一番合うと思っている俺なので、人とは味覚がズレているかもしれないけどな。
それはさておき、その雑味が美味しく感じる秘訣なのだとブラウニーは言っている。
実際に美味しいので文句は無いが、デンプンに雑味を入れるってどうやったのかが気になるところである。完全に精製するわけではなく、手を抜いて精製しているってことかな?
それにしてもミルクティーが美味い。特に今日のミルクティーは、紅茶とミルクを合わせたモノではなく、ミルクで紅茶を煮出しているので、ミルクのコクも強い。
俺が作った東屋の下に、いつの間にかライブキッチンでもするのか? と思えるような、豪華なキッチンが出来上がっている。鉄板系の料理は迫力がある物も多いので、子どもたちに人気だったりするんだよね。今日の食事はここで作ったりするんかね?
少し寝転がりたくなったので、エアーベッドを敷き詰めて寝転がった。適度な弾力がまた気持ちいんだよな。
寝転がりながらブッ君で本を読んでいると、何やらにぎやかな声が聞こえてきた。ウルとミーシャたちを先頭に、治療師たちの子どもも一緒にここへ向かってきているようだ。
子どもたちにはとーたんと呼ばれ、他の子どもたちにはシュウ様と呼ばれる。かしこまる必要は無いと思うのだが、治療院付きの勉強を学べるところで、俺の呼び方まで教えているのだから修正するわけにもいかず、呼びたいように呼ばせている。
母親たちにも、様付けをするように教えられているようで、子どもたちに様付けされるのはむずがゆいが、我慢するしかなかった。
ミリーたちに言ったら笑われたけど、いつ奴隷に落ちてもおかしくないし、死んでもおかしくない状況から救ってもらった人間としては、それくらいは当たり前だろうとのことだ。ヤリ方を変えれば、宗教だって簡単に作れるんじゃないかだってさ。
誰がそんな面倒なことするもんかね。
その子どもたちもここに来たのは、何かあるのだろうか? 俺がゴロゴロしているのには、誰もツッコまないのはよく訓練されている証拠だろうか?
誰かが、領主は領民を守るためにお金を集め政をする。領民は領主が領地内で自由にふるまうことができる。とかいうことを言っていたっけ? 自由にふるまっていいとは言うが、責務を果たさずに金だけ集めて、領民を虐げているバカな領主は、領主失格だとか言ってたんだよな。
だから俺は、休みの日はぐーたらする姿を普通に見せている。初めはグリエルたちに怒られたけど、時と場合を考えれば見なかったことにしてくれるようになった。
今いる東屋は、その条件をクリアしているので、こういう風にダラダラできるというものである。
ウルやミーシャたちは来なかったが、シンラが来たのでそれにつられてプラムとシオンも近くに来ている。
どうやらオヤツを作るらしく、準備された鉄板に火が入れられている。シンラたちには専用の机が準備され、他の子たちは椅子に座って各々楽しそうに話している。
何を作るのかと思ったら、クレープを作るみたいだ。街中で歩きながら食べるタイプの物ではなく、フォークとナイフで食べるような、少しオシャレなクレープだ。果物も一緒に焼いたりして、香り付けのリキュールのような物もまで使っている。
ガッツリ食べるわけではないので、このくらいがちょうどいいな。
っと、朝は取り合いしていなかったのに、おやつは取り合いするんかい!
0
あなたにおすすめの小説
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
どうしてこうなった道中記-サブスキルで面倒ごとだらけ-
すずめさん
ファンタジー
ある日、友達に誘われ始めたMMORPG…[アルバスクロニクルオンライン]
何の変哲も無くゲームを始めたつもりがしかし!?…
たった一つのスキルのせい?…で起きる波乱万丈な冒険物語。
※本作品はPCで編集・改行がされて居る為、スマホ・タブレットにおける
縦読みでの読書は読み難い点が出て来ると思います…それでも良いと言う方は……
ゆっくりしていってね!!!
※ 現在書き直し慣行中!!!
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる