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第5章 新たな試練
第102話 久しぶりの魔術師ギルド
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ルミから逃げるようにしてテレポートを使うと、学校の魔法訓練室に居た。
どうやら無意識の内に、一番良く来る場所を行き先に選んでいたらしい。
(って、しまった。ルミに鉱物を探す魔法があるかどうか聞くのを忘れてた)
『ですね。しかしルミさん自身はドワーフの事を特に何とも思っていないみたいだったので、話せば協力してくれるんじゃないですかね?』
(まぁな。けど、その見返りに時空魔法を教えろって言われそうだしな)
『あー、それはあるかもしれませんね』
そもそも時空魔法なんて、俺には教えようにも教えられない。
というか、むしろ俺に召喚魔法以外の魔法の使い方を教えてくれよ。
ちゃんと授業に出ているのに、上達している感じが全くしないのだが。
『ところで、ヘンリーさんの知り合いに精霊魔法が得意な方は居られないんですか?』
(人間で精霊魔法が得意な人? んー……あ、魔術師ギルドの講師とか。いや、でもやっぱナシ。鉱物を探している間、オッサンがずっとあの服なんだろ? 無理だ)
『じゃあ、女性なら良いんですか?』
(そうだな。女性ならまだ良いけど、精霊魔法が得意な女性って……あ、そうだ。魔法大会の初戦で当たった精霊魔法使いの三人組。三人とも可愛くてエロかったし、文句無しだな)
『そうですか。で、その方々はどちらに居られるんですか? お名前は?』
(え? 名前かぁ……顔と露出していた身体の事は良く覚えているんだけどな。あー、ホント戦いのどさくさに紛れて、おっぱいを触りたかったなぁ)
『あの、それはもう変態とかじゃなくて、痴漢の域なんですが。犯罪ですよ?』
犯罪だなんて人聞きの悪い。
あくまで戦いの最中における事故だというのに。
けど、肝心の女の子たちの名前が分からないのは困った。
明日学校で探し回っても良いけれど、あまり時間もかけたくないしな。
『あの、ヘンリーさん。精霊魔法と言えば、仲の良い女の子が居るじゃないですか』
(仲の良い女の子? エリーの事か? でもエリーは精霊魔法を使えないぞ?)
『いえ、エリーさんではなくてですね。その……なんと言いますか、胸が小さ……』
(あ、ソフィアの事か。確かにソフィアは精霊魔法を得意としているよな。家は知らないけど、魔術師ギルドに行けば居るかもしれないな)
『胸が小さいという言葉で思い出すって酷くないですか?』
先に胸が小さいと言ったのはアオイなのに、どうして俺が悪い事になるのだろうか。
理不尽さを感じつつテレポートを使って魔術師ギルドへ移動する。
そういえば、ここへ来るのはアオイの魔法で訓練室を壊して以来だな。
『また、そうやって私の事を苛めるんだから』
アオイの戯言を聞き流して、魔術師ギルドの精霊魔法の部屋へ移動するが、
「ソフィアさん? 今日は来ていないよ?」
残念ながら今日は来て居ないらしい。
しかし、どうでも良いけど、どうしてこの魔術師ギルドでは、精霊魔法を学びたがる男性が居るのだろうか。
いくら女性のエロい服装が見られるとはいえ、自分も同じ格好をしなければならないのに。
……いやでも、あの服を着ればエロい服装の女の子を眺められるというのなら、迷うところではあるが、アリかもしれないな。難しい所だ。
ソフィアが居なかったので、一旦アタランテたちを待たせている食堂へ戻ろうと、建物の外へと急いでいると、
「おや? 確か君は、前に一度来た事があるよね?」
「え? まぁ、そうですね」
「そうだよね! 見覚えがあると思ったんだ。そうそう、それでさ。僕が授業で教えている『猫と意思疎通が出来る魔法』に興味は無いかな? 今、生徒募集中なんだよね」
どこかで見た事がある気もするオッサンが声を掛けてきた。
確か、前に来た時も似たような話をされた気がする。
おそらく、汎用魔法の講師なのだろう。
「いえ、急いでいるので……って、猫と意思疎通が出来る魔法!?」
「え? そ、そうさ。あの可愛い猫ちゃんと会話が出来るようになるんだよ。どうだい? 興味が湧いて来たかな?」
「すみません。その魔法って、どれくらいの時間で習得できますか?」
「それは君のセンス次第かな。早ければ一日で習得出来るかもしれないし、遅ければ一月くらい掛かるかもしれないね」
(アオイ。猫と意思疎通する魔法って、獣人族の村を探すのに役立つと思わないか?)
『そうですね。やってみる価値はあると思います。それに、獣人族の件がなくても、私が個人的に話を聞きたいです』
(そういや、前にもそんな事を言っていたな。じゃあ、一旦ユーリヤの様子を見て、話を聞きに戻ってこようか)
「分かりました。是非教わりたいのですが、外で友人が待っているので少し話をしてきても良いですか?」
「もちろん。じゃあ、私はそっちの汎用魔法教室に居るから」
「了解しました。では、後ほど」
汎用魔法講師に一礼し、テレポートの魔法を使う為にギルドを出ようとすると、
「……よっしゃぁっ! 久々の猫好きの同士だっ!」
後ろから歓喜の声が聞こえてきた。
オッサン、俺は魔法を教えて欲しい訳で、猫好き談議がしたいんじゃないからな?
どうやら無意識の内に、一番良く来る場所を行き先に選んでいたらしい。
(って、しまった。ルミに鉱物を探す魔法があるかどうか聞くのを忘れてた)
『ですね。しかしルミさん自身はドワーフの事を特に何とも思っていないみたいだったので、話せば協力してくれるんじゃないですかね?』
(まぁな。けど、その見返りに時空魔法を教えろって言われそうだしな)
『あー、それはあるかもしれませんね』
そもそも時空魔法なんて、俺には教えようにも教えられない。
というか、むしろ俺に召喚魔法以外の魔法の使い方を教えてくれよ。
ちゃんと授業に出ているのに、上達している感じが全くしないのだが。
『ところで、ヘンリーさんの知り合いに精霊魔法が得意な方は居られないんですか?』
(人間で精霊魔法が得意な人? んー……あ、魔術師ギルドの講師とか。いや、でもやっぱナシ。鉱物を探している間、オッサンがずっとあの服なんだろ? 無理だ)
『じゃあ、女性なら良いんですか?』
(そうだな。女性ならまだ良いけど、精霊魔法が得意な女性って……あ、そうだ。魔法大会の初戦で当たった精霊魔法使いの三人組。三人とも可愛くてエロかったし、文句無しだな)
『そうですか。で、その方々はどちらに居られるんですか? お名前は?』
(え? 名前かぁ……顔と露出していた身体の事は良く覚えているんだけどな。あー、ホント戦いのどさくさに紛れて、おっぱいを触りたかったなぁ)
『あの、それはもう変態とかじゃなくて、痴漢の域なんですが。犯罪ですよ?』
犯罪だなんて人聞きの悪い。
あくまで戦いの最中における事故だというのに。
けど、肝心の女の子たちの名前が分からないのは困った。
明日学校で探し回っても良いけれど、あまり時間もかけたくないしな。
『あの、ヘンリーさん。精霊魔法と言えば、仲の良い女の子が居るじゃないですか』
(仲の良い女の子? エリーの事か? でもエリーは精霊魔法を使えないぞ?)
『いえ、エリーさんではなくてですね。その……なんと言いますか、胸が小さ……』
(あ、ソフィアの事か。確かにソフィアは精霊魔法を得意としているよな。家は知らないけど、魔術師ギルドに行けば居るかもしれないな)
『胸が小さいという言葉で思い出すって酷くないですか?』
先に胸が小さいと言ったのはアオイなのに、どうして俺が悪い事になるのだろうか。
理不尽さを感じつつテレポートを使って魔術師ギルドへ移動する。
そういえば、ここへ来るのはアオイの魔法で訓練室を壊して以来だな。
『また、そうやって私の事を苛めるんだから』
アオイの戯言を聞き流して、魔術師ギルドの精霊魔法の部屋へ移動するが、
「ソフィアさん? 今日は来ていないよ?」
残念ながら今日は来て居ないらしい。
しかし、どうでも良いけど、どうしてこの魔術師ギルドでは、精霊魔法を学びたがる男性が居るのだろうか。
いくら女性のエロい服装が見られるとはいえ、自分も同じ格好をしなければならないのに。
……いやでも、あの服を着ればエロい服装の女の子を眺められるというのなら、迷うところではあるが、アリかもしれないな。難しい所だ。
ソフィアが居なかったので、一旦アタランテたちを待たせている食堂へ戻ろうと、建物の外へと急いでいると、
「おや? 確か君は、前に一度来た事があるよね?」
「え? まぁ、そうですね」
「そうだよね! 見覚えがあると思ったんだ。そうそう、それでさ。僕が授業で教えている『猫と意思疎通が出来る魔法』に興味は無いかな? 今、生徒募集中なんだよね」
どこかで見た事がある気もするオッサンが声を掛けてきた。
確か、前に来た時も似たような話をされた気がする。
おそらく、汎用魔法の講師なのだろう。
「いえ、急いでいるので……って、猫と意思疎通が出来る魔法!?」
「え? そ、そうさ。あの可愛い猫ちゃんと会話が出来るようになるんだよ。どうだい? 興味が湧いて来たかな?」
「すみません。その魔法って、どれくらいの時間で習得できますか?」
「それは君のセンス次第かな。早ければ一日で習得出来るかもしれないし、遅ければ一月くらい掛かるかもしれないね」
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(そういや、前にもそんな事を言っていたな。じゃあ、一旦ユーリヤの様子を見て、話を聞きに戻ってこようか)
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「もちろん。じゃあ、私はそっちの汎用魔法教室に居るから」
「了解しました。では、後ほど」
汎用魔法講師に一礼し、テレポートの魔法を使う為にギルドを出ようとすると、
「……よっしゃぁっ! 久々の猫好きの同士だっ!」
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