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第7章 マックート村の新領主
第219話 二人目の出禁
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「じゃあ、エルフの代表者を招いて、就任パーティを開こう。エルフの村には後で俺が行くとして……先ずはノーマとメリッサだな」
ノーマに来賓を招いてのパーティを開く旨を伝え、メリッサに料理の準備を依頼する。
「あ、あの、御主人様。いつ頃、何人くらい来られるのですか?」
「んー、訳あって、大勢招くつもりはないんだ。最低三人、多くても五人くらいじゃないかな」
「なるほど。じゃあ、私一人でも大丈夫そうですね」
「あぁ。だけど、来賓が全員エルフだから、出す料理はイロナに相談した方が良いかもな」
「え? そうなんですか!? そ、そのパーティはいつ頃開かれるんですか?」
「これからエルフの村へ話に行くんだけど、今日明日って事はないから大丈夫だ。日程が決まったら、また一緒に街へ食材を仕入れに行こう。あと、料理についてはエリザベスがサポートしてくれるはずだ」
それからイロナとエリザベスに、メリッサのサポートをするように伝えて、再び領主代行の部屋へと戻ってきた。
「ヘンリー! パーティの件だが、可愛い女の子を連れてくるように、先方へ伝えてくれよ」
「ヘンリー君。パーティだけど、若い男性を連れてきてね。先生からの、お、ね、が、いっ!」
エリザベスがメリッサの所へ行くため部屋を出た途端、父さんとパメラのコンビからイラっとさせられたけど、
「誰を連れて来るかは先方次第だけど、それより子育て支援施策について話をしよう」
努めて平静を装い、二人と本来議論すべき話に持っていく。
すると、待ってましたと言わんばかりに、二人が息を合わせて喋り出す。
「ヘンリー、待っていたぞ。その件についてはパメラさんと熱い議論を交わしてな」
「そうねー。というわけで、これを見て頂戴」
「ふっふっふ。きっとヘンリーも気にいるはずだ」
そう言って、パメラが何かを取り出し……って、それは!
「にーに。にゃーにゃ!」
「そう。ユーリヤちゃんの言う通り、にゃーにゃ……猫耳カチューシャの茶色バージョンだよ」
「暇だったから、先生がヘンリー君の部屋を物色していたら、これと同じ黒色の物を見つけたの。だから、ヘンリー君も猫耳が好きみたいだし、お父様に茶色の猫耳を作ってもらったの」
そう言って、猫耳カチューシャを頭に着けたパメラが両腕で胸を挟むようにして、変なポーズを作る。
「というか、勝手に俺の部屋へ入って何してんだよっ! だいたい、俺はそんな物……あ!」
思い出したっ!
かなり前に、猫と意思疎通出来るようにする魔法を教えてもらった時だ。
魔術師ギルドの講師が猫耳幼女最高って叫びながら、ユーリヤに猫耳カチューシャをプレゼントしていた。
まさか、そんな物が出てくるなんてっ!
俺も既に忘れていたカチューシャを、ユーリヤがちゃんと持っていて、しかもこの屋敷の部屋にしまって居たとは。
「ヘンリーも気に入ったみたいだし、じゃあ、早速量産するか」
そう言って一方的に父さんが立ち上がったので、慌てて止める。
「待った! 俺は気に入った訳じゃないぞ。ただ、そういうのもあったなって思い出していただけ……というか、そもそも人の部屋を勝手に漁るなよっ!」
「違うわ。先生は、一教師として生徒であるヘンリー君がエッチな物を持っていないか、不純異性交遊をしていないか、風紀チェックをしたのよ」
「アンタ、さっき暇だったからって、自分で言っただろうがっ!」
後でマーガレットとクレアに言って、父さんだけではなく、パメラも三階に入れないようにしてもらおう。
父さんは女性陣を守る為だけど、俺自身を守る為にパメラを防いだ方が良さそうだ。
「それよりも、俺から案があるんだけど……この村に学校を作ろうと思うんだが、どうだろう」
「学校? ヘンリー、どういう事だ?」
「そうよー。先生は、せっかく学校を離れてグータラ――じゃなくて、子作りに専念出来そうなのに」
パメラ……子作りを目的にされても困るんだが。
「二人とも聞いてくれ。先ずは、この村に基礎学校を作ろうと思うんだ。父さん……基礎学校と言えば、何歳の子供が通う学校だ?」
「六歳から十二歳……な、何だと!? 学校を作れば、ユーリヤちゃんみたいに、天使のような幼女が集まってくるのか!?」
「更に言うと、この村の周辺にも学校が無いらしいから、村の外からも子供が集まってくるぞ」
「――っ! す、素晴らしいっ! ふふふ、これで幼女が、幼女が……」
一先ず、父さんの熱意を向けられた。
ただ俺は、子供と言っただけで、女の子とは言っていないけど。
「ヘンリー君。先生はショタじゃないから、子供に興味は無いんだけど」
「パメラ、よく考えてみてくれ。基礎学校には、授業参観に運動大会、発表会と父兄が見に来る事も多々あるだろう。そこにはイケメンの父兄も来るだろうし、諸事情で母親が居ない家庭もあったりすると思うんだが」
「――やるっ! やるわっ! 先生はこの村で基礎学校の教師をするのよっ! うへへっ、男。男よ……」
一先ず父さんとパメラを説得したので、子育て支援施策として学校作りを進める事にした。
ノーマに来賓を招いてのパーティを開く旨を伝え、メリッサに料理の準備を依頼する。
「あ、あの、御主人様。いつ頃、何人くらい来られるのですか?」
「んー、訳あって、大勢招くつもりはないんだ。最低三人、多くても五人くらいじゃないかな」
「なるほど。じゃあ、私一人でも大丈夫そうですね」
「あぁ。だけど、来賓が全員エルフだから、出す料理はイロナに相談した方が良いかもな」
「え? そうなんですか!? そ、そのパーティはいつ頃開かれるんですか?」
「これからエルフの村へ話に行くんだけど、今日明日って事はないから大丈夫だ。日程が決まったら、また一緒に街へ食材を仕入れに行こう。あと、料理についてはエリザベスがサポートしてくれるはずだ」
それからイロナとエリザベスに、メリッサのサポートをするように伝えて、再び領主代行の部屋へと戻ってきた。
「ヘンリー! パーティの件だが、可愛い女の子を連れてくるように、先方へ伝えてくれよ」
「ヘンリー君。パーティだけど、若い男性を連れてきてね。先生からの、お、ね、が、いっ!」
エリザベスがメリッサの所へ行くため部屋を出た途端、父さんとパメラのコンビからイラっとさせられたけど、
「誰を連れて来るかは先方次第だけど、それより子育て支援施策について話をしよう」
努めて平静を装い、二人と本来議論すべき話に持っていく。
すると、待ってましたと言わんばかりに、二人が息を合わせて喋り出す。
「ヘンリー、待っていたぞ。その件についてはパメラさんと熱い議論を交わしてな」
「そうねー。というわけで、これを見て頂戴」
「ふっふっふ。きっとヘンリーも気にいるはずだ」
そう言って、パメラが何かを取り出し……って、それは!
「にーに。にゃーにゃ!」
「そう。ユーリヤちゃんの言う通り、にゃーにゃ……猫耳カチューシャの茶色バージョンだよ」
「暇だったから、先生がヘンリー君の部屋を物色していたら、これと同じ黒色の物を見つけたの。だから、ヘンリー君も猫耳が好きみたいだし、お父様に茶色の猫耳を作ってもらったの」
そう言って、猫耳カチューシャを頭に着けたパメラが両腕で胸を挟むようにして、変なポーズを作る。
「というか、勝手に俺の部屋へ入って何してんだよっ! だいたい、俺はそんな物……あ!」
思い出したっ!
かなり前に、猫と意思疎通出来るようにする魔法を教えてもらった時だ。
魔術師ギルドの講師が猫耳幼女最高って叫びながら、ユーリヤに猫耳カチューシャをプレゼントしていた。
まさか、そんな物が出てくるなんてっ!
俺も既に忘れていたカチューシャを、ユーリヤがちゃんと持っていて、しかもこの屋敷の部屋にしまって居たとは。
「ヘンリーも気に入ったみたいだし、じゃあ、早速量産するか」
そう言って一方的に父さんが立ち上がったので、慌てて止める。
「待った! 俺は気に入った訳じゃないぞ。ただ、そういうのもあったなって思い出していただけ……というか、そもそも人の部屋を勝手に漁るなよっ!」
「違うわ。先生は、一教師として生徒であるヘンリー君がエッチな物を持っていないか、不純異性交遊をしていないか、風紀チェックをしたのよ」
「アンタ、さっき暇だったからって、自分で言っただろうがっ!」
後でマーガレットとクレアに言って、父さんだけではなく、パメラも三階に入れないようにしてもらおう。
父さんは女性陣を守る為だけど、俺自身を守る為にパメラを防いだ方が良さそうだ。
「それよりも、俺から案があるんだけど……この村に学校を作ろうと思うんだが、どうだろう」
「学校? ヘンリー、どういう事だ?」
「そうよー。先生は、せっかく学校を離れてグータラ――じゃなくて、子作りに専念出来そうなのに」
パメラ……子作りを目的にされても困るんだが。
「二人とも聞いてくれ。先ずは、この村に基礎学校を作ろうと思うんだ。父さん……基礎学校と言えば、何歳の子供が通う学校だ?」
「六歳から十二歳……な、何だと!? 学校を作れば、ユーリヤちゃんみたいに、天使のような幼女が集まってくるのか!?」
「更に言うと、この村の周辺にも学校が無いらしいから、村の外からも子供が集まってくるぞ」
「――っ! す、素晴らしいっ! ふふふ、これで幼女が、幼女が……」
一先ず、父さんの熱意を向けられた。
ただ俺は、子供と言っただけで、女の子とは言っていないけど。
「ヘンリー君。先生はショタじゃないから、子供に興味は無いんだけど」
「パメラ、よく考えてみてくれ。基礎学校には、授業参観に運動大会、発表会と父兄が見に来る事も多々あるだろう。そこにはイケメンの父兄も来るだろうし、諸事情で母親が居ない家庭もあったりすると思うんだが」
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