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③【ぼっち】さっそく、子ネズミ認定される
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皇子のキラキラが、まだ残留してて僕はボーと座っていた。
「オホン、ゴホン」僕の後ろで咳払いが聞こえると、ハッと我に返る。
振り返ると、さっきの案内役の人が僕の側に来て立っていた。
「コールと申します。今から、緑星宮へご案内致します」そう言うと、丁寧に頭を下げる。
「や、やめてください。頭をあげてください。わ、私はただのおまけです。ド庶民です。敬語も結構です」僕はワタワタ手を振りながら必死に話す。
「”ド庶民”・・・クックックッ・・プププ」コールと言う名の案内役は肩を震わせた。
(何?ここの人達って、笑い上戸なの??)
「す、すいません。私も”ド庶民”です。ですが、あなたはおまけであろうと、招かれし異世界人。デリク皇子のお客様なので、敬語は当然です」
「わ、私が皇子のお客?ですか・・・」
「はい、国王陛下があなたの事は皇子に任せると仰いましたし、先程、皇子からあなたを緑星宮の客間へご案内するようにと仰せつかりましたので。皇子のお客様です」
「緑星宮って、もしかして・・・」
「はい、デリク皇子の住んでいらっしゃる離宮です」
(やっぱり・・・)
「あの、そんな皇子様の離宮とか、とんでもないです。私はお城の端っことか隅っことか、屋根裏部屋とかでもかまわないので」
「フフ、私の一存では給わりかねます。後で、皇子様に直接お申し出ください。取り敢えずお疲れでしょう、緑星宮でごゆっくりしてください」そう言うと、綺麗な笑顔で僕を促した。
(有無を言わさぬキレイな笑顔が怖い・・・)
そう、僕に笑顔が向けられることなど、ほとんど無い。高校に入学して半年になるけど、一日でこんなに喋ったのは久しぶりかも。っ、疲れる。
「さあ、どうぞ」コールさんに案内され部屋を出て廊下を進み、階段を下りて行くに従って行きかう人がどんどん増えて行く。擦れ違う人が皆、奇異な者を見るような目で見つめて来る。
話掛けようと近寄って来る人達を綺麗な笑顔で切って捨てて行くコールさんは凄いと思う。僕はただただ、フードを深く被り小さくなってコールさんの後ろにひっつく様に隠れて進んだ。
―コール―
コールは案内をしながら、時々客人を振り返った。後ろをカルガモの親子よろしくくっついて来る。
先程、久しぶりにデリク皇子の明るい笑い声を聞く事が出来た。兄上である、トートリス様が国王陛下になってから、痛くない腹を探られ続け深い憂慮の淵に沈まれて久しい。
見るからに怪しい老婆だが、直に接すると、なる程と思われる。なんとも、子ネズミのような可愛らしさがあるお人柄だ。ついつい、からかったり、思わず庇ってさしあげたくなる。
行き交う人々は、王城に似つかわしくない草臥れたフードを被った老婆を不思議そうに眺めたり、目を顰めてたりして注視して来る。中には、問い掛けようとして来る者もいて、その度に老婆がビクッと震えるのが、なんだか可笑しい。本当に人が苦手なようだ。それに皆が憧れる王宮暮らしも要らないと言う不思議な老婆だ。
でも、本当に老婆なのかな?皇子も気が付いておられるだろうが、声がくぐもっていてハッキリとはしないが老婆の声にしては不自然だ。比較的若い声だと思う。
まあ、異世界人だから我々とは違う所が多々有るのだろうか。
―デリク―
目の前の巫女を見ながら、先程の老婆とは随分と性格の違う異世界人だと心の中でひっそり思った。
現国王である兄上は、もう、巫女様にデロデロだ。そして、どうやら巫女もその事を分かっていて陛下を振り廻しているきらいが有る。大神官とて例外では無い様だ。
まずは、国内の浄化に努めて貰わなければならないのに、一向にそちらへと話しを振る素振りも見えない。困った事だ。
「デリクと仰るのよね皇子様?トートリスには城内を案内して貰ってから、私の住むこの精霊宮をもっと豪華で私に相応しい家具とかに換えて貰う事にしたんだけど、デリクには街を案内して貰いたいの。これから、ドレスや宝石が一杯いるでしょう。それと、お目見え儀式があると聞いたけど、その時に、舞踏会も開いて欲しいのよ。ドレスを着て舞踏会に出るのが女の子の夢なのよ」
もう、呼び捨てを許されたのですか兄上。おまけに、私まで呼び捨てか・・・許した訳では無いのだが。まだ、年若い巫女なのである程度は仕方ないとしても、これでは巫女の仕事が務まるのか危惧してしまう。
先程の老婆が子ネズミなら、巫女は孔雀か?私は子ネズミの方が好ましく思える。孔雀の鳴き声はうるさくて敵わないな。
「申し訳ないがクロサキ様。あなたを御呼びしたのは巫女としてこちらの世界で責務を果たして頂きたいからです。それに巫女様は大神殿に所属するもの。ドレスは必要有りますまい。今までの巫女様達は神殿で女神様にお仕えする為、皆白いローブをお召しになられていた」
「あら、白いローブは儀式の時だけにすればいいわ。それに、普段はトートリスがドレスを着て良いと言ってくれたわ。ねぇ、そうでしょう、トートリス?」彼女はそう言うと、横に座っている兄上にしな垂れ掛る。ご丁寧に、その腕に自分の腕を絡ませる。婚姻前の淑女に有らざる行為だ。
「うん。そなたの好きに致せ。・・・デリク、国王である私が良いと言ったのだ。口を挟むな」巫女に笑い返した後、私の方を睨んで来た。
「申し訳ありません、国王陛下。そのような話合いがなされていたとはつゆ知らず、お許しください」
「全く、巫女様の方が大事であるのに、呼ばれるまで来ないとは、王族にとっては由々しき問題だぞ」
「もちろん、このエッカート王国にとって、巫女様の存在は掛け替えのない物です。ですが、あの老婆は巫女ではありませんが、異世界人。巻き込んだ責任は取らなければならないと愚考したまでです。それに、巫女様には、陛下や大神官殿が付いておられましたので」
「あら、落ちぼっちの世話をしていたの?彼なら一人でも大丈夫よ。ぼっち大好きだもの」
「彼?老婆は男なのですか?」
「・・・そう、あのままなのね・・・まあ、どっちでもいいんじゃない?おじーさんだろうが、おばーさんだろうが」
「”落ちぼっち”とは、どう言う意味ですか?」
「落ち星だから、落ちぼっち。ぼっちは友達がいない根暗な奴のことよ。それより、トートリスの話を聞いたでしょ、私を街に案内してね」
(どうやら、”落ちぼっち”とは別称のようだ。自分より目上の者を別称で呼ぶとは・・・。それに、老婆の事を最初は知らぬげに振舞っていたのに、この様子では知り合いのようだ。巻き込まれた老婆の心配より、自分のドレスの心配か。このような心根で、果たして女神様の心に副って神事が行えるのだろうか・・・)
+++++++++
④【ぼっち】―魔女認定される―魔女の呪いで大ピンチ
「オホン、ゴホン」僕の後ろで咳払いが聞こえると、ハッと我に返る。
振り返ると、さっきの案内役の人が僕の側に来て立っていた。
「コールと申します。今から、緑星宮へご案内致します」そう言うと、丁寧に頭を下げる。
「や、やめてください。頭をあげてください。わ、私はただのおまけです。ド庶民です。敬語も結構です」僕はワタワタ手を振りながら必死に話す。
「”ド庶民”・・・クックックッ・・プププ」コールと言う名の案内役は肩を震わせた。
(何?ここの人達って、笑い上戸なの??)
「す、すいません。私も”ド庶民”です。ですが、あなたはおまけであろうと、招かれし異世界人。デリク皇子のお客様なので、敬語は当然です」
「わ、私が皇子のお客?ですか・・・」
「はい、国王陛下があなたの事は皇子に任せると仰いましたし、先程、皇子からあなたを緑星宮の客間へご案内するようにと仰せつかりましたので。皇子のお客様です」
「緑星宮って、もしかして・・・」
「はい、デリク皇子の住んでいらっしゃる離宮です」
(やっぱり・・・)
「あの、そんな皇子様の離宮とか、とんでもないです。私はお城の端っことか隅っことか、屋根裏部屋とかでもかまわないので」
「フフ、私の一存では給わりかねます。後で、皇子様に直接お申し出ください。取り敢えずお疲れでしょう、緑星宮でごゆっくりしてください」そう言うと、綺麗な笑顔で僕を促した。
(有無を言わさぬキレイな笑顔が怖い・・・)
そう、僕に笑顔が向けられることなど、ほとんど無い。高校に入学して半年になるけど、一日でこんなに喋ったのは久しぶりかも。っ、疲れる。
「さあ、どうぞ」コールさんに案内され部屋を出て廊下を進み、階段を下りて行くに従って行きかう人がどんどん増えて行く。擦れ違う人が皆、奇異な者を見るような目で見つめて来る。
話掛けようと近寄って来る人達を綺麗な笑顔で切って捨てて行くコールさんは凄いと思う。僕はただただ、フードを深く被り小さくなってコールさんの後ろにひっつく様に隠れて進んだ。
―コール―
コールは案内をしながら、時々客人を振り返った。後ろをカルガモの親子よろしくくっついて来る。
先程、久しぶりにデリク皇子の明るい笑い声を聞く事が出来た。兄上である、トートリス様が国王陛下になってから、痛くない腹を探られ続け深い憂慮の淵に沈まれて久しい。
見るからに怪しい老婆だが、直に接すると、なる程と思われる。なんとも、子ネズミのような可愛らしさがあるお人柄だ。ついつい、からかったり、思わず庇ってさしあげたくなる。
行き交う人々は、王城に似つかわしくない草臥れたフードを被った老婆を不思議そうに眺めたり、目を顰めてたりして注視して来る。中には、問い掛けようとして来る者もいて、その度に老婆がビクッと震えるのが、なんだか可笑しい。本当に人が苦手なようだ。それに皆が憧れる王宮暮らしも要らないと言う不思議な老婆だ。
でも、本当に老婆なのかな?皇子も気が付いておられるだろうが、声がくぐもっていてハッキリとはしないが老婆の声にしては不自然だ。比較的若い声だと思う。
まあ、異世界人だから我々とは違う所が多々有るのだろうか。
―デリク―
目の前の巫女を見ながら、先程の老婆とは随分と性格の違う異世界人だと心の中でひっそり思った。
現国王である兄上は、もう、巫女様にデロデロだ。そして、どうやら巫女もその事を分かっていて陛下を振り廻しているきらいが有る。大神官とて例外では無い様だ。
まずは、国内の浄化に努めて貰わなければならないのに、一向にそちらへと話しを振る素振りも見えない。困った事だ。
「デリクと仰るのよね皇子様?トートリスには城内を案内して貰ってから、私の住むこの精霊宮をもっと豪華で私に相応しい家具とかに換えて貰う事にしたんだけど、デリクには街を案内して貰いたいの。これから、ドレスや宝石が一杯いるでしょう。それと、お目見え儀式があると聞いたけど、その時に、舞踏会も開いて欲しいのよ。ドレスを着て舞踏会に出るのが女の子の夢なのよ」
もう、呼び捨てを許されたのですか兄上。おまけに、私まで呼び捨てか・・・許した訳では無いのだが。まだ、年若い巫女なのである程度は仕方ないとしても、これでは巫女の仕事が務まるのか危惧してしまう。
先程の老婆が子ネズミなら、巫女は孔雀か?私は子ネズミの方が好ましく思える。孔雀の鳴き声はうるさくて敵わないな。
「申し訳ないがクロサキ様。あなたを御呼びしたのは巫女としてこちらの世界で責務を果たして頂きたいからです。それに巫女様は大神殿に所属するもの。ドレスは必要有りますまい。今までの巫女様達は神殿で女神様にお仕えする為、皆白いローブをお召しになられていた」
「あら、白いローブは儀式の時だけにすればいいわ。それに、普段はトートリスがドレスを着て良いと言ってくれたわ。ねぇ、そうでしょう、トートリス?」彼女はそう言うと、横に座っている兄上にしな垂れ掛る。ご丁寧に、その腕に自分の腕を絡ませる。婚姻前の淑女に有らざる行為だ。
「うん。そなたの好きに致せ。・・・デリク、国王である私が良いと言ったのだ。口を挟むな」巫女に笑い返した後、私の方を睨んで来た。
「申し訳ありません、国王陛下。そのような話合いがなされていたとはつゆ知らず、お許しください」
「全く、巫女様の方が大事であるのに、呼ばれるまで来ないとは、王族にとっては由々しき問題だぞ」
「もちろん、このエッカート王国にとって、巫女様の存在は掛け替えのない物です。ですが、あの老婆は巫女ではありませんが、異世界人。巻き込んだ責任は取らなければならないと愚考したまでです。それに、巫女様には、陛下や大神官殿が付いておられましたので」
「あら、落ちぼっちの世話をしていたの?彼なら一人でも大丈夫よ。ぼっち大好きだもの」
「彼?老婆は男なのですか?」
「・・・そう、あのままなのね・・・まあ、どっちでもいいんじゃない?おじーさんだろうが、おばーさんだろうが」
「”落ちぼっち”とは、どう言う意味ですか?」
「落ち星だから、落ちぼっち。ぼっちは友達がいない根暗な奴のことよ。それより、トートリスの話を聞いたでしょ、私を街に案内してね」
(どうやら、”落ちぼっち”とは別称のようだ。自分より目上の者を別称で呼ぶとは・・・。それに、老婆の事を最初は知らぬげに振舞っていたのに、この様子では知り合いのようだ。巻き込まれた老婆の心配より、自分のドレスの心配か。このような心根で、果たして女神様の心に副って神事が行えるのだろうか・・・)
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