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一話 どうしてこうなった
しおりを挟む俺は運島 縋 今日で二十歳の会社員だ、会社帰りに自分を祝う為のケーキを買って家に帰って来たところだ
会社は至って普通のどこにでもある様な中小企業だ、平穏な生活は送れているがいまいち刺激が無くつまらない生活になってしまっている、だが平和だしおおむね満足している
そんな生活をしている縋の楽しみが頑張った自分への褒美として美味しい物を買って食べる事だ。
そして今日は俺の誕生日だ、仕事を頑張った事と誕生日が合わさっていつもよりもかなり高い一欠片 二万以上するホールケーキを買い、帰路に着いた
「フォォォ!!美味そうーー!!」
今俺は家の中で誕生日を祝う為のケーキを食べようとしている所だ、独り身の俺にとってホールケーキだとかなりデカいが何日かに分けて食べ切るつもりだ
「じゃあいっただっきまーす!」
そう言って一口目を食べようとした瞬間だった、脳内に警告音の様な電子音が響き渡る
(ジジジジザジジジジザーザー!!ザーザサザー!ピーピーピー)
(うわっ、!?!何だこれ、火災報知器か!?うわっ!なんだってんだよ!!?とととと取り敢えず警察と救急車も呼んだ方が良いのか!?クソッせっかくケーキ買って来たのに食べれずじまいか!でも焼け死ぬよりはましだ!)
走って外に出ようと走り出したその瞬間
(ピーピー、ザー、『覚醒者』に選ばれました、スキルを付与します。『十二騎士』の特殊条件を満たしました、スキル『ランダムダイス』を付与します。言語能力を適合化させます)
「うぅ、おぇっ…」
その機械音を聞いた瞬間、強烈な吐き気と共に意識が落ちた。
「う、うぅ、何だ、何がどんなってんだ…うぅ寝落ち…したのか?にしても変な夢だっ…えっ?はぁ?えぇ!?!?えぇぇぇぇぇ!!!!?な、なななななななんだここは!?」
俺は地面にうつ伏せの状態で目を覚ました、場所は白を基調として金で各部を彩った荘厳美麗な中世ヨーロッパの王宮の様な場所だった
地面には巨大な15メートル程もある幾何学模様が紫と緑、赤で光り輝き天井と両横の壁にも同じ様な幾何学模様が描かれていた
口元には意識が落ちる前に感じた強烈な吐き気の影響で胃液が逆流していた
そして…目の前には
「十二騎士様、ようこそいらっしゃいました」
金髪の髪が光を反射して輝く、美しい女性が居た
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