スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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6話・登録

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 ~次の日~

 僕たち4人は、街にある冒険者ギルドへむかっていた。カリーナさんも一緒について来てくれる予定だったが、4人だけで大丈夫である事を伝えると、途中で別れ、買い物をしに行った。
 もうそろそろ、冒険者ギルドが見えてくる筈だ。冒険者ギルドは、木と石造りの2階建ての建物だ。僕は、冒険者ギルドの近くまで行った事はあっても、中に入った事はないので、少しドキドキしている。

「中ってどんな所なんだろうね?」

「さぁな…」

「楽しみだぜ!!」

「そうですね、僕も少し気になります。」

 そんな話をしながら、冒険者ギルドへたどり着いた。
 ユーベルを先頭に、冒険者ギルドの中へ入っていった。
 ギルドの中に、入ると鼻をつくような臭いがする。
 右側に、冒険者たちが何かを食べたり飲んだりしていた。少し顔の赤い大人たちもいたので、たぶんあそこが、酒場になっているのだろう。たぶんこの臭いは、お酒の臭いなんだろう。
 そして、左側に受付のような場所がある。
 受付には、綺麗な女性たちが、冒険者の相手をしていた。僕たち4人は、今日はあそこに用がある。
 僕たちは、受付にむかった。
 周りの目にさらされながらも、僕たちの順番がやって来た。

「あら、可愛らしい子たちね。私は、冒険者ギルドの受付を担当している、ジュリアよ。今日は何をしに来たのかしら?」

「冒険者登録をしに来た」

 ユーベルが代表して、答えてくれる。

「君たち、4人全員でいいのかしら?」

「あぁ」

「分かったわ。なら、まずは、この紙に必要な事を書いて貰ってもいいかしら? 文字が書けないから、私が、代筆するわよ?」

「…文字くらい書ける」

 ユーベルは、紙を受け取り書いていく。

「あら、そう賢いのね? 後ろの坊やたちはどう?」

「あ、僕は書けます」

 僕も紙を受け取り、名前や年齢など必要な事を書いていく。

「あら、君も賢いのね?」

「すみません、僕たち2人はまだ、書けないので、お願いしていいですか?」

 ベンたちは、たまにしかカリーナさんの授業を受けていないので、まだ文字を覚えきっていない。

「分かったわ。なら、質問していくから答えて頂戴ね」

 そうして、4人分書き終わると、

「なら次は、この機械に1人ずつ触れてくれるかしら?」

「分かった…」

 ユーベルから順番に、言われた通りに機械に触れていく。その機械に触れると、何か吸い取られる感じがした。

「これで登録は完了よ。はい、これ冒険者カードよ。魔力を流してみて?」

 カードを受けとる。カードの周りは、銅のようなもので加工されていた。
 言われた通りに、魔力を流すと、カードに何が映し出される。

 名前:セウン
 冒険者ランク:Fランク

 と、書かれていた。

「次は、冒険者についての説明に、入るわね。」

「ちょっと、待ってくれ!!」

 ユーベルが、待ったをかける。

「ん、何かしら?」

「その話は、皆で聞かないといけないのか?」

「う~ん、別に、そう言う決まりはないわね?」

「そうか… なら、俺が代表して1人で聞いてもいいって事だな?」

「まぁ、そうなるわね。」

 ユーベルは、振り返り、僕たちに、話しかける。

「今言った通り、俺が代表して話を聞くから、お前たちは、荷物もちに行って貰ってもいいか?」

 ユーベルは、そう僕たちに言ってくる。
 まぁ、この後、元々合流する予定だったし、別にいいかな。

「僕は、大丈夫だよ」

「俺も、いいぜ。元々、長い話を聞くのは苦手だから、願ってもないことだぜ!!」

「僕も、それでいいです」

 僕以外の2人も、問題ないみたいだ。

「それじゃあ、ユーベル、また後でね」

 そう言ってから、ユーベル以外は、冒険者ギルドを後にして、カリーナさんと合流する為、手分けして探し始める。
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