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30話・頼み事
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俺の足は、ギルドではなく銭湯へむかった。
どうやら銭湯は、珍しい事に24時間営業だった。
俺は、いつもより念入りに体を洗い、湯船に浸かり体を伸ばす。時間が早い事もあってか、今は俺の貸切状態だ。
「やっぱり、デカいお風呂はいいな…」
疲れは、 睡眠で殆んどないのだが、やっぱり癒される。
のんびりと浸かった後、着替えを済まし、心地よい風にあたりながら、歩いて冒険者ギルドへむかった。
冒険者ギルドでは、いつものように素材(言語理解の指輪(獣語)以外)を売却し、代金は後日受け取りになったので、そのまま宿屋に戻った。
「お、帰ってきたね。おかえり、セウン。」
「ただいま、おばちゃん」
「怪我なんかは… 無さそうだね」
「はい」
「ご飯は、どうするかい?」
「いただきます」
「はいよ。すぐ、用意させるよ」
そう言うと、おばちゃんは奥に引っ込んだので、俺は近くの椅子に腰かける。
アイテムボックス内は、時間の経過がないから弁当もほんのり温かいが、やっぱり出来立てを食べたかったりする。すぐに、おばちゃんは戻ってきた。手には、熱々の料理が乗っているトレーを持っている。
おばちゃんから、料理を受け取り、俺は早速食べる。
少し火傷をしつつも、あっという間に食べ終わり、おじさんにも挨拶し、おばちゃんに俺宛の客が来ることを伝え、部屋へと戻り横になる。何だか、横になるのも久しぶりな感じがした。この3日間、休憩は座るくらいで、横になってなかったので、当たり前と言えば、当たり前か。
「さて、アイテムでも出しておくか…」
俺は、起き上がり、アイテムボックスに眠っていたアイテムを取り出す。このアイテムは、盗賊から奪っ… じゃなくて、頂いたアイテムだ。
何故アイテムを取り出しておくかと言うと、それは、昨日の夜まで遡る。
◆
今日の夜の遠話の相手は、マオからだった。
洞窟内だと、本当に昼夜が分からない為、何気に助かっていたりする。
マオ曰く、今は、夜の21時位なので、今まで通りだとたぶん明日の早朝頃には、10階層へ到達する予定だ。
だから、先延ばしにしていた事を済ます為、
「そうだ、マオ。明日って予定あるか?」
マオの予定を聞く。
『明日かの? 調べ物も一区切りついたから、特に予定はないのじゃ。でも、それがどうかしたのかのぉ?』
「なら、頼みたい事があるんだけど?」
『頼みたい事? 何じゃ?』
「マオって、鑑定使えるだろ? だから、盗賊たちから頂いたアイテムを調べてみて、良さげな物があったら、オークションに出品しようかと思ってな」
『なるほど。儂は、構わないのじゃ!!』
「本当か。なら、頼むな、マオ」
『任せるのじゃ!!』
その後、マオに俺が泊まっている宿屋を教えたり、マオが来てくれる時間を決め、遠話を終了した。
どうやら銭湯は、珍しい事に24時間営業だった。
俺は、いつもより念入りに体を洗い、湯船に浸かり体を伸ばす。時間が早い事もあってか、今は俺の貸切状態だ。
「やっぱり、デカいお風呂はいいな…」
疲れは、 睡眠で殆んどないのだが、やっぱり癒される。
のんびりと浸かった後、着替えを済まし、心地よい風にあたりながら、歩いて冒険者ギルドへむかった。
冒険者ギルドでは、いつものように素材(言語理解の指輪(獣語)以外)を売却し、代金は後日受け取りになったので、そのまま宿屋に戻った。
「お、帰ってきたね。おかえり、セウン。」
「ただいま、おばちゃん」
「怪我なんかは… 無さそうだね」
「はい」
「ご飯は、どうするかい?」
「いただきます」
「はいよ。すぐ、用意させるよ」
そう言うと、おばちゃんは奥に引っ込んだので、俺は近くの椅子に腰かける。
アイテムボックス内は、時間の経過がないから弁当もほんのり温かいが、やっぱり出来立てを食べたかったりする。すぐに、おばちゃんは戻ってきた。手には、熱々の料理が乗っているトレーを持っている。
おばちゃんから、料理を受け取り、俺は早速食べる。
少し火傷をしつつも、あっという間に食べ終わり、おじさんにも挨拶し、おばちゃんに俺宛の客が来ることを伝え、部屋へと戻り横になる。何だか、横になるのも久しぶりな感じがした。この3日間、休憩は座るくらいで、横になってなかったので、当たり前と言えば、当たり前か。
「さて、アイテムでも出しておくか…」
俺は、起き上がり、アイテムボックスに眠っていたアイテムを取り出す。このアイテムは、盗賊から奪っ… じゃなくて、頂いたアイテムだ。
何故アイテムを取り出しておくかと言うと、それは、昨日の夜まで遡る。
◆
今日の夜の遠話の相手は、マオからだった。
洞窟内だと、本当に昼夜が分からない為、何気に助かっていたりする。
マオ曰く、今は、夜の21時位なので、今まで通りだとたぶん明日の早朝頃には、10階層へ到達する予定だ。
だから、先延ばしにしていた事を済ます為、
「そうだ、マオ。明日って予定あるか?」
マオの予定を聞く。
『明日かの? 調べ物も一区切りついたから、特に予定はないのじゃ。でも、それがどうかしたのかのぉ?』
「なら、頼みたい事があるんだけど?」
『頼みたい事? 何じゃ?』
「マオって、鑑定使えるだろ? だから、盗賊たちから頂いたアイテムを調べてみて、良さげな物があったら、オークションに出品しようかと思ってな」
『なるほど。儂は、構わないのじゃ!!』
「本当か。なら、頼むな、マオ」
『任せるのじゃ!!』
その後、マオに俺が泊まっている宿屋を教えたり、マオが来てくれる時間を決め、遠話を終了した。
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