132 / 453
閑話・シェーン視点 3
しおりを挟む
私たちは、孤児院へたどり着いた。
「入り口は、こっちです、セウンさん」
「あぁ」
入り口から、中へ入るとすぐに子供たちが駆け寄ってきた。子供たちの声で気づいたのか、シビルさんが、中から出てきた。
シビルさんに、挨拶し、セウンさんを紹介して、フィアンマ様がいるかどうか尋ねたが、食糧調達と言う名の肉狩りに行っているとの事だった。
まぁ、そろそろお昼時だし、それもそうか…
フィアンマ様が、帰って来られるまで、中で先に昼食の準備でもさせて貰おうかと思った所で、フィアンマ様が帰ってきた。
肩には、お肉が入っているであろう袋抱えて、こっちに歩いてきた。
フィアンマ様に、挨拶した所で、セウンさんに気づいたのか、
「なんだい、今日は婿でも見せに来たのかい? そりゃあ、おめでたいねぇ」
とんでもない事を言ってきた。
私は、一瞬で顔が真っ赤になったのを自覚する。
その間に、セウンさんが、フィアンマ様に話しかけていたので、耳を傾けた瞬間に、いい一撃を貰ってしまった。
「そうだよね… 私なんかが… いやでも、少しくらい夢をみても… は… はい!!」
セウンさんに呼ばれ、正気に戻る。
どうやら、フィアンマ様からお肉を受け取ったようなので、フィアンマ様から、厨房を貸して貰えるかどうか尋ね、許可を得たので、セウンさんと一緒に、厨房へむかった。
◆
昼食は、たくさんのお腹ぽっこりの子供たちを作って、終了した。
お腹ぽっこりの子供たちの大半が、眠ってしまっていたので、別室に寝かせる方と皿の片付けの2つに別れる事になった。
私も、セウンさんと子供たちを運ぼうかと思ったが、フィアンマ様から、
「シビル、セウンは、子供たちを移動させておくれ。私は、シェーンと一緒に、皿の片付けでもしておくよ」
その一言で、私は皿の片付けをする事になった。
そもそも、手伝いに来てたんだと思い出し、特に反論せず、フィアンマ様と皿を運び、洗い始める。
「ねぇ、シェーン?」
「どうしました、フィアンマ様?」
「セウンは、あぁ言っていたけど、本当はどうなんだい?」
「…どうとはいったい何でしょうか?」
「そのままの意味よ」
「セウンさんが言った通りです…」
「なんだい、本当だったのかい。でも、シェーンは、セウンの事好きなんだろ?」
私は、突然の事に、危うくお皿を落としそうになる。
「な… 何を仰ってるんですか、フィアンマ様!!」
「あれ? 違うのかい?」
「いや… そういう訳ではないのですけど…」
「ふふ、そうかい。それにしても、セウンとは何処であったんだい? この前、来てくれた時には、話を聞かなかったと思うんだけどねぇ」
「それは…」
私は、簡単にセウンさんとの出会いの話をフィアンマ様に話した。
「入り口は、こっちです、セウンさん」
「あぁ」
入り口から、中へ入るとすぐに子供たちが駆け寄ってきた。子供たちの声で気づいたのか、シビルさんが、中から出てきた。
シビルさんに、挨拶し、セウンさんを紹介して、フィアンマ様がいるかどうか尋ねたが、食糧調達と言う名の肉狩りに行っているとの事だった。
まぁ、そろそろお昼時だし、それもそうか…
フィアンマ様が、帰って来られるまで、中で先に昼食の準備でもさせて貰おうかと思った所で、フィアンマ様が帰ってきた。
肩には、お肉が入っているであろう袋抱えて、こっちに歩いてきた。
フィアンマ様に、挨拶した所で、セウンさんに気づいたのか、
「なんだい、今日は婿でも見せに来たのかい? そりゃあ、おめでたいねぇ」
とんでもない事を言ってきた。
私は、一瞬で顔が真っ赤になったのを自覚する。
その間に、セウンさんが、フィアンマ様に話しかけていたので、耳を傾けた瞬間に、いい一撃を貰ってしまった。
「そうだよね… 私なんかが… いやでも、少しくらい夢をみても… は… はい!!」
セウンさんに呼ばれ、正気に戻る。
どうやら、フィアンマ様からお肉を受け取ったようなので、フィアンマ様から、厨房を貸して貰えるかどうか尋ね、許可を得たので、セウンさんと一緒に、厨房へむかった。
◆
昼食は、たくさんのお腹ぽっこりの子供たちを作って、終了した。
お腹ぽっこりの子供たちの大半が、眠ってしまっていたので、別室に寝かせる方と皿の片付けの2つに別れる事になった。
私も、セウンさんと子供たちを運ぼうかと思ったが、フィアンマ様から、
「シビル、セウンは、子供たちを移動させておくれ。私は、シェーンと一緒に、皿の片付けでもしておくよ」
その一言で、私は皿の片付けをする事になった。
そもそも、手伝いに来てたんだと思い出し、特に反論せず、フィアンマ様と皿を運び、洗い始める。
「ねぇ、シェーン?」
「どうしました、フィアンマ様?」
「セウンは、あぁ言っていたけど、本当はどうなんだい?」
「…どうとはいったい何でしょうか?」
「そのままの意味よ」
「セウンさんが言った通りです…」
「なんだい、本当だったのかい。でも、シェーンは、セウンの事好きなんだろ?」
私は、突然の事に、危うくお皿を落としそうになる。
「な… 何を仰ってるんですか、フィアンマ様!!」
「あれ? 違うのかい?」
「いや… そういう訳ではないのですけど…」
「ふふ、そうかい。それにしても、セウンとは何処であったんだい? この前、来てくれた時には、話を聞かなかったと思うんだけどねぇ」
「それは…」
私は、簡単にセウンさんとの出会いの話をフィアンマ様に話した。
4
あなたにおすすめの小説
お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~
志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」
この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。
父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。
ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。
今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。
その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。
スキルが農業と豊穣だったので追放されました~辺境伯令嬢はおひとり様を満喫しています~
白雪の雫
ファンタジー
「アールマティ、当主の名において穀潰しのお前を追放する!」
マッスル王国のストロング辺境伯家は【軍神】【武神】【戦神】【剣聖】【剣豪】といった戦闘に関するスキルを神より授かるからなのか、代々優れた軍人・武人を輩出してきた家柄だ。
そんな家に産まれたからなのか、ストロング家の者は【力こそ正義】と言わんばかりに見事なまでに脳筋思考の持ち主だった。
だが、この世には例外というものがある。
ストロング家の次女であるアールマティだ。
実はアールマティ、日本人として生きていた前世の記憶を持っているのだが、その事を話せば病院に送られてしまうという恐怖があるからなのか誰にも打ち明けていない。
そんなアールマティが授かったスキルは【農業】と【豊穣】
戦いに役に立たないスキルという事で、アールマティは父からストロング家追放を宣告されたのだ。
「仰せのままに」
父の言葉に頭を下げた後、屋敷を出て行こうとしているアールマティを母と兄弟姉妹、そして家令と使用人達までもが嘲笑いながら罵っている。
「食糧と食料って人間の生命活動に置いて一番大事なことなのに・・・」
脳筋に何を言っても無駄だと子供の頃から悟っていたアールマティは他国へと亡命する。
アールマティが森の奥でおひとり様を満喫している頃
ストロング領は大飢饉となっていた。
農業系のゲームをやっていた時に思い付いた話です。
主人公のスキルはゲームがベースになっているので、作物が実るのに時間を要しないし、追放された後は現代的な暮らしをしているという実にご都合主義です。
短い話という理由で色々深く考えた話ではないからツッコミどころ満載です。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~
ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??
公爵家三男に転生しましたが・・・
キルア犬
ファンタジー
前世は27歳の社会人でそこそこ恋愛なども経験済みの水嶋海が主人公ですが…
色々と本当に色々とありまして・・・
転生しました。
前世は女性でしたが異世界では男!
記憶持ち葛藤をご覧下さい。
作者は初投稿で理系人間ですので誤字脱字には寛容頂きたいとお願いします。
屋台飯! いらない子認定されたので、旅に出たいと思います。
彩世幻夜
ファンタジー
母が死にました。
父が連れてきた継母と異母弟に家を追い出されました。
わー、凄いテンプレ展開ですね!
ふふふ、私はこの時を待っていた!
いざ行かん、正義の旅へ!
え? 魔王? 知りませんよ、私は勇者でも聖女でも賢者でもありませんから。
でも……美味しいは正義、ですよね?
2021/02/19 第一部完結
2021/02/21 第二部連載開始
2021/05/05 第二部完結
新作
【あやかしたちのとまり木の日常】
連載開始しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる