スキルが覚醒してパーティーに貢献していたつもりだったが、追放されてしまいました ~今度から新たに出来た仲間と頑張ります~

黒色の猫

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8話・雑務クエスト 1

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 次の日の朝、いつもならダンジョンへ行くのだが、今俺はベッドの上で寝転んでいた。

「今日から何をするか…」

 目的であったLVあげも、80代後半くらいまで上がったし、オークションに、使う予定のお金も大分貯まってきている。
 このまま、オークションがあるまで同じ行動を繰り返すのなんだかなぁと思ってきた。

「ま、寝ててもしょうがないか…」

 俺は、朝御飯を食べてから街中をブラブラしてみる事にした。
 あてもなくブラついていたつもりだったが、気づけば、冒険者ギルドへと足がむかっていた。

「久々に、クエストでも受けてみるか…」

 そう思い俺は、そのままギルドにむかって歩く。
 ギルドについてから、クエストボードを見てみたが、今俺が受けられるランクのクエストで、特に目を引くようなクエストはなかった。

「ランクを上げるべきか…」

 俺がそう口にすると、

「セウンさんは、ランクをあげたいんですか?」

「ん?」

 急に、声をかけられたので、振り返るとリセさんが立っていた。

「リセさんですか。まぁ、そんな所ですね」

「そうなんですね。なら、こちらのクエストがおすすめですよ」

 そう言って、リセさんは1枚の依頼書をクエストボードから剥ぎ取り、手渡してきた。
 手渡された依頼書を見てみると、その依頼書は、ランクフリーの依頼書だった。
 そこに書かれていた依頼内容は、

「お店の手伝いですか?」

 平凡なクエストだった。

「はい、そうです」

「どうして、これがおすすめなんですか?」

 なぜこのクエストを勧めてくるのか聞いてみると、リセさんは、少し体を寄せ、小声で教えてくれた。

「セウンさんは、Eランクの冒険者なので、Dランクになる為には、討伐系のクエストだけでなく、こういう雑務系のクエストもある程度受けて置かないといけないんです」

「そうなんですか?」

「そうなんです!!」

 リセさんは、首を縦に振りながらそう答える。
 そう言えば、こういったクエストを受けた事なかったな。
 てか、それよりも、

「それを、俺に教えても良かったんですか?」

「普通なら教えられない内容なんですが、一定の冒険者なら皆さん知っている事なんで、そこまで問題ではないですね」

「そうですか… ありがとうございます、リセさん。なら、このクエストを受けたいと思います」

「かしこまりました。では、受付の方まで一緒に来て下さい」

 俺は、リセさんの後に続き、受付にむかい、先ほど勧められたクエストを受ける。
 クエストを受けた後は、そのお店の詳細な場所を聞いてから、俺はギルドを後にした。
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