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48話・説明
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ラスの決意は固そうなので、俺はラスにあれをする事にした。
「なら、ここじゃあれだから場所を変えようと思うんだけど、声がなるべく漏れない部屋とか知ってるか?」
「いえ、知らないですね」
「だよな…」
たぶん、あれを使ったら、大きな声が出ると思うから騒ぎにならないように、声の漏れにくい部屋が良かったんだがな…
「なら、シェーンに聞いてみようか。もし、部屋がない場合は、悪いけどここを出て別の場所でしようと思うんだがいいか?」
「はい、大丈夫です。だけど、どうして声の漏れにくい場所でするんですか?」
少し不思議そうに聞いてきたので、
「さっきも言ったけど、あれをするとかなり痛いから、そのせいで、叫んでしまうかもしれないからな、その為だ」
「そ… そうなんですね」
少し怖じ気づいたようだが、決意のこもった目は変わらないので、とりあえずシェーンを探す事にした。
◆
シェーンはすぐに見つかった。
「シェーン今いいか?」
「どうかしましたか、セウンさん」
「あぁ、それが…」
俺は、ラスに頼まれて、シェーンたちにもやったあれをする為に、なるべく声の漏れにくい部屋を探している事を伝えた。
「どうだ?」
「そうですね… 確か、フィアンマ様なら、音の漏れないようにするアイテムを持っていた筈ですが、持ち出しは厳禁ですね」
「そうか…」
フィア婆様に頼んで、そのアイテムを貸して貰うか、それともラスに言った通り、ここを出てからあれをやるか、どうしようかなと思っていると、ふとある事を思い出した。
「そう言えば、シェーンは、結界魔法って使えなかったっけ?」
「はい。セウンさんのおかげで使えるようになりました」
「なら、その魔法で音を漏れにくくするものとかないか?」
「セウンさんの言う通り、結界魔法の1つに、遮音結界と言うものがあるみたいなんですが、まだ結界魔法のLVが低いので覚えてないですね… すみません」
「謝らなくて大丈夫だよ、シェーン」
「はい。それで、どうしますか?」
「そうだな…」
手っ取り早くすませたいし、フィア婆様なら能力について話してもいいかと判断し、
「なら、そのアイテムを貸して貰えないか、フィア婆様に… 「私がどうかしたのかい、セウン」」
そう後ろから声をかけられる。
声で、誰であるかは分かっていたが、一応振り返り確認してみる。
声の主は、思っていた通り、フィア婆様だった。
「ちょうど良かったです、フィア婆様。お話があるんですが、今いいですか?」
「あぁ、構わないよ。それで、どうしたんだい?」
俺は、声を漏れないようにするアイテムを貸して貰えないか聞いてみる。
「貸すのはいいけど、何か理由でもあるのかい?」
やっぱり聞いてきたので、それについて説明する。
「なら、ここじゃあれだから場所を変えようと思うんだけど、声がなるべく漏れない部屋とか知ってるか?」
「いえ、知らないですね」
「だよな…」
たぶん、あれを使ったら、大きな声が出ると思うから騒ぎにならないように、声の漏れにくい部屋が良かったんだがな…
「なら、シェーンに聞いてみようか。もし、部屋がない場合は、悪いけどここを出て別の場所でしようと思うんだがいいか?」
「はい、大丈夫です。だけど、どうして声の漏れにくい場所でするんですか?」
少し不思議そうに聞いてきたので、
「さっきも言ったけど、あれをするとかなり痛いから、そのせいで、叫んでしまうかもしれないからな、その為だ」
「そ… そうなんですね」
少し怖じ気づいたようだが、決意のこもった目は変わらないので、とりあえずシェーンを探す事にした。
◆
シェーンはすぐに見つかった。
「シェーン今いいか?」
「どうかしましたか、セウンさん」
「あぁ、それが…」
俺は、ラスに頼まれて、シェーンたちにもやったあれをする為に、なるべく声の漏れにくい部屋を探している事を伝えた。
「どうだ?」
「そうですね… 確か、フィアンマ様なら、音の漏れないようにするアイテムを持っていた筈ですが、持ち出しは厳禁ですね」
「そうか…」
フィア婆様に頼んで、そのアイテムを貸して貰うか、それともラスに言った通り、ここを出てからあれをやるか、どうしようかなと思っていると、ふとある事を思い出した。
「そう言えば、シェーンは、結界魔法って使えなかったっけ?」
「はい。セウンさんのおかげで使えるようになりました」
「なら、その魔法で音を漏れにくくするものとかないか?」
「セウンさんの言う通り、結界魔法の1つに、遮音結界と言うものがあるみたいなんですが、まだ結界魔法のLVが低いので覚えてないですね… すみません」
「謝らなくて大丈夫だよ、シェーン」
「はい。それで、どうしますか?」
「そうだな…」
手っ取り早くすませたいし、フィア婆様なら能力について話してもいいかと判断し、
「なら、そのアイテムを貸して貰えないか、フィア婆様に… 「私がどうかしたのかい、セウン」」
そう後ろから声をかけられる。
声で、誰であるかは分かっていたが、一応振り返り確認してみる。
声の主は、思っていた通り、フィア婆様だった。
「ちょうど良かったです、フィア婆様。お話があるんですが、今いいですか?」
「あぁ、構わないよ。それで、どうしたんだい?」
俺は、声を漏れないようにするアイテムを貸して貰えないか聞いてみる。
「貸すのはいいけど、何か理由でもあるのかい?」
やっぱり聞いてきたので、それについて説明する。
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