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16話・力の差
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まさか、現実でスライムの合体を目に出来るとは思わなかったので、少し感動してしまう。
「って、感動している場合じゃなかった!!」
パンパンッ
自分の頬を叩き、すぐ動けるように、気合いを入れ直す。
その間に、セウンさんめがけて、火の玉や石の塊が飛んできていた。
てっきりそれを躱す物だと思っていたのだが、セウンさんは躱す素振りもみせずに直撃してしまった。
「セウンさん!!」
私はすぐセウンさんの元へ駆け出しそうになったが、
「大丈夫だから、休憩していていいぞ、ラス!!」
すぐに待ったをかけられる。
魔法が直撃したセウンさんは、かすり傷一つ負った様子もなくそのまま2本目の刀を振り下ろしていた。
その後も、セウンさんが怒涛の勢いで、変わった色のスライムを倒していく。
セウンさんのちゃんとした戦闘を見たのは始めてだったが、その凄さに唖然としてしまう。
しばしの間、その光景に目を奪われてしまい、
「やっぱり、私とは比べ物にならないくらい凄いな…」
私との力の差を改めて感じ、少し落ち込んでしまう。
だけど、すぐに、
「ダメダメッ!!」
と弱気な気持ちをかき消すように、更に力を込め、自分の頬を叩く。
「ここに来た理由を思い出すのよ、ラス!! 私だって、少しずつでも強くなってるんだから!!」
そう自分を鼓舞する。
「よし、もう大丈夫!!」
今は、落ち込んでいる暇じゃないと、気持ちを切り替える。
それよりも、少しでもセウンさんの動きを見て、何か学べる事はないかと、セウンさんに視線を移した所で、
「悪い、ラス。1匹そっちに行ったから、相手を頼めるか!!」
とセウンさんの声が耳に届く。
それが、今の私にとって、何だか頼られているような気がして、
「はい、任せて下さい!!」
何としても、それに答えるという意思を込め、そう返事する。
そして、すぐ目の前に、紫色のスライムが現れた。
◆
俺は刀を引き抜き、瞬動術で、1番近くにいた上位種のスライムに近付き、剣を振り下ろした。
普通のスライムならその一撃で、倒す事が出来るのだが、上位種になると、核をずらし避けてくる。
俺はすぐ、ずらした核めがけて、逆の手の刀で二撃目を与えようとしたのだが、他の上位種のスライムから、毒液や魔法が一斉に飛んでくる。
本来なら、避けたり躱したりしないといけないのだが、俺には睡眠の霧がある為、それらを無視して、刀を振りかぶった。
振り下ろす前に魔法が当たり、それを見たラスが叫び、俺の方へ向かって来ようとした為、それを止めてから、刀を振り下ろし、1匹目の上位種スライムを倒した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(訂正)
剣 → 刀 に訂正してます。
「って、感動している場合じゃなかった!!」
パンパンッ
自分の頬を叩き、すぐ動けるように、気合いを入れ直す。
その間に、セウンさんめがけて、火の玉や石の塊が飛んできていた。
てっきりそれを躱す物だと思っていたのだが、セウンさんは躱す素振りもみせずに直撃してしまった。
「セウンさん!!」
私はすぐセウンさんの元へ駆け出しそうになったが、
「大丈夫だから、休憩していていいぞ、ラス!!」
すぐに待ったをかけられる。
魔法が直撃したセウンさんは、かすり傷一つ負った様子もなくそのまま2本目の刀を振り下ろしていた。
その後も、セウンさんが怒涛の勢いで、変わった色のスライムを倒していく。
セウンさんのちゃんとした戦闘を見たのは始めてだったが、その凄さに唖然としてしまう。
しばしの間、その光景に目を奪われてしまい、
「やっぱり、私とは比べ物にならないくらい凄いな…」
私との力の差を改めて感じ、少し落ち込んでしまう。
だけど、すぐに、
「ダメダメッ!!」
と弱気な気持ちをかき消すように、更に力を込め、自分の頬を叩く。
「ここに来た理由を思い出すのよ、ラス!! 私だって、少しずつでも強くなってるんだから!!」
そう自分を鼓舞する。
「よし、もう大丈夫!!」
今は、落ち込んでいる暇じゃないと、気持ちを切り替える。
それよりも、少しでもセウンさんの動きを見て、何か学べる事はないかと、セウンさんに視線を移した所で、
「悪い、ラス。1匹そっちに行ったから、相手を頼めるか!!」
とセウンさんの声が耳に届く。
それが、今の私にとって、何だか頼られているような気がして、
「はい、任せて下さい!!」
何としても、それに答えるという意思を込め、そう返事する。
そして、すぐ目の前に、紫色のスライムが現れた。
◆
俺は刀を引き抜き、瞬動術で、1番近くにいた上位種のスライムに近付き、剣を振り下ろした。
普通のスライムならその一撃で、倒す事が出来るのだが、上位種になると、核をずらし避けてくる。
俺はすぐ、ずらした核めがけて、逆の手の刀で二撃目を与えようとしたのだが、他の上位種のスライムから、毒液や魔法が一斉に飛んでくる。
本来なら、避けたり躱したりしないといけないのだが、俺には睡眠の霧がある為、それらを無視して、刀を振りかぶった。
振り下ろす前に魔法が当たり、それを見たラスが叫び、俺の方へ向かって来ようとした為、それを止めてから、刀を振り下ろし、1匹目の上位種スライムを倒した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー作者より(訂正)
剣 → 刀 に訂正してます。
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