【R18】支配と快楽の檻で

ましゅまろ

文字の大きさ
33 / 91

33.沙耶の形

しおりを挟む
家に帰ると、沙耶は何も言わず蓮を寝室へ連れていった。

 いつもの大きなベッド。
 そこに立たされると、蓮の心臓が早鐘のように脈打つ。

 「おいで」

 沙耶が小さく呼んだ。

 蓮は無言で沙耶の前に歩み寄る。
 沙耶は蓮の腰にそっと手を回し、短パンのベルトを外した。

 「今日は一日よく我慢したわね。ちゃんと街で、私に恥ずかしい顔を見せずに」

 「……はい」

 短パンが床に落ち、沙耶は鍵を取り出して貞操帯を外した。
 冷たい金属が離れると、そこに急に生々しい熱が戻る。

 「これも」

 次に沙耶は蓮をベッドに膝立ちさせ、後ろに回るとゆっくりとバイブを引き抜いた。

 「っ……」

 小さな吐息が零れる。
 抜かれた奥はまだ敏感に痺れていて、自然に脚が少し震えた。



 沙耶はクローゼットから黒い細身のベルトを取り出した。
 そこには艶のあるシリコン製のペニスが装着されている。

 沙耶は慣れた手つきでそのベルトを自分の腰に固定すると、鏡の前で少しだけそれを揺らした。

 「ほら、見て?」

 「……沙耶さん……」

 いつも沙耶に抱かれるときと違い、今は沙耶が“男の形”を持ってそこに立っていた。

 それを目にしただけで、奥がずんと熱を帯びる。

 沙耶は自然に微笑み、そのまま蓮の顎を掴んだ。

 「ベッドに四つん這いになって。腰を高く上げて」

 「……はい……」



 蓮は大きなシーツの上に手をつき、顔を赤くして腰を持ち上げた。

 沙耶はその後ろに立つと、そっと臀を撫でる。

 「今日はこれで、いっぱい可愛がってあげる」

 「……はい……」

 沙耶は指にローションをとり、後ろをゆっくり撫でるように押し広げた。

 「もう何度も私に開かされてるから、すぐ入るわよね」

 「……はい……」

 自分でそう答えるのがたまらなく恥ずかしくて、でも同時に甘い熱が奥から滲む。



 沙耶はペニバンの先にたっぷりローションを塗り、その先端を蓮の入り口にそっと当てた。

 「……力抜いて」

 ゆっくりと、でも決して優しすぎない強さで押し込まれる。

 「っ……あ……」

 少しずつ奥へ滑り込んでくる異物感。
 冷たいのにすぐに熱を帯びて、奥の柔らかいところを押し広げる。

 「ふふ……ちゃんと咥えてるわね」

 沙耶が腰を動かすたび、奥がきゅうっと締めつけた。

 「ん……っ……」

 蓮の背筋が波打つ。



 やがて根元まで呑み込むと、沙耶はゆっくりと腰を引き、小さく突き込むようにして奥を確かめた。

 「どう? 気持ちいい?」

 「……はい……っ……」

 その答えに沙耶は満足そうに微笑み、腰を少し強く打ちつけた。

 「っ……あ……」

 狭いそこを何度も擦られるたび、頭の中が真っ白になる。

 沙耶は両手で蓮の腰をしっかりと抱き、何度も浅く深く揺らしながら、ずっと蓮の奥を責め続けた。



 「可愛い声……もっと聞かせて」

 「……沙耶さん……っ……あ……」

 呼ぶだけで沙耶は腰を少し強く押し込み、その度に奥の敏感なところが痺れた。

 何度も小さな絶頂を繰り返すうちに、シーツに爪が食い込む。

 「……まだイかせない。もっと中を形に覚えさせるわ」

 「っ……はい……」

 沙耶の声は冷たいようでいて甘く、どうしようもなく身体を震わせた。

 何度も、何度も奥を突かれ、その度に自然に涙が零れた。



 やがて沙耶は動きを緩め、蓮の背にそっと身体を預ける。

 「……蓮、好きよ」

 その一言だけが、すべてを肯定してくれる気がした。

 「俺も……沙耶さんが……好きです……っ……」

 沙耶は微かに笑い、そのまま腰を強く打ちつけて、蓮をまた奥から甘く震わせた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

朔望大学医学部付属病院/ White Dictator

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
White Dictator______通称:『白衣の独裁者』 <ホワイト・ディクテイター> ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ 圧倒的な「実力」と「技術」で捩じ伏せ・現場を支配する凄腕たち。 ___ ごく僅かな一瞬の隙も逃さない神手の集まり。

月弥総合病院

御月様(旧名 僕君☽☽‪︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。 また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。 (小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。 カレンと晴人はその後、どうなる?

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

『続・聖パラダイス病院』

菊池昭仁
現代文学
『聖パラダイス病院』の続編です。こんな病院なら入院生活も悪くはありません。

借金した女(SМ小説です)

浅野浩二
現代文学
ヤミ金融に借金した女のSМ小説です。

熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)

MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。

処理中です...