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幼さの檻
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律はご主人様のマンションのソファに座り、首輪と足首の鎖の重さをまだ感じていた。昨夜の鞭の痛みは薄れていたが、背中の赤い痕は消えず、触れるたびに熱を帯びるようだった。部屋は静かで、窓の外の喧騒は分厚いカーテンに遮られ、まるでここだけが世界のすべてのように思えた。律の心は、ご主人様の言葉と視線に縛られ、どこか浮遊しているような感覚だった。
ご主人様が部屋の奥から戻ってきたとき、手には大きな黒いバッグが握られていた。律の視線がそれに引き寄せられる。ご主人様はバッグを床に置き、律を見下ろして口元に薄い笑みを浮かべた。
「律、俺はお前のその幼い顔が大好きだ。中学生どころか、もっと小さい子にすら見える。今日はその見た目をちゃんと活かしてやるよ」
「え…どういう、こと…?」
律の声は小さく、緊張で震えた。ご主人様がバッグを開け、中から取り出したものに律の目が釘付けになった。赤と白の体操服、短いブルマ、そして…小さなランドセル。さらには、黄色い園児服と、それに合わせた小さな帽子まで。律の心臓がドクンと跳ねる。
「ご、ご主人様…これ…」
「黙れ、犬は勝手に吠えるな。着ろよ、律。まずは体操服からだ」
ご主人様の声は低く、逆らえない響きがあった。律は立ち上がり、震える手で制服を脱いだ。裸になると、首輪と鎖が一層目立ち、羞恥が律の肌を熱くする。ご主人様の視線が全身を舐めるように動き、律は思わず目を逸らした。
「目を逸らすな。俺の許可なく動くなよ」
「は、はい…ご主人様」
律は体操服に袖を通し、短いブルマを履いた。サイズはぴったりで、まるで律の体に合わせて作られたかのようだった。白い体操服は薄く、肌が透けそうで、ブルマは太ももを強調し、律の幼い見た目をさらに際立たせた。ご主人様が一歩近づき、ランドセルを律の背中に背負わせる。小さな赤いランドセルが、カチャリと音を立てて固定された。
「ふん、完璧だな。まるで小学生のサッカー少年だ。律、この姿で俺にどうしてほしい?」
ご主人様の声には、どこか楽しげな響きがあった。律は顔を真っ赤にし、言葉に詰まる。羞恥と期待が混ざり合い、頭がぼんやりする。
「ご、ご主人様…僕…」
「ハッキリ言えよ、律。犬はご主人様の望みをちゃんと伝えるんだ」
「…躾けて、ください…ご主人様の…犬に、してください…」
律の声は震えていたが、心からの懇願だった。ご主人様は満足そうに笑い、律の顎を掴んで顔を上げさせた。
「いい子だ。じゃあ、始めようか。まずは…体育の授業だな」
ご主人様が部屋の奥から戻ってきたとき、手には大きな黒いバッグが握られていた。律の視線がそれに引き寄せられる。ご主人様はバッグを床に置き、律を見下ろして口元に薄い笑みを浮かべた。
「律、俺はお前のその幼い顔が大好きだ。中学生どころか、もっと小さい子にすら見える。今日はその見た目をちゃんと活かしてやるよ」
「え…どういう、こと…?」
律の声は小さく、緊張で震えた。ご主人様がバッグを開け、中から取り出したものに律の目が釘付けになった。赤と白の体操服、短いブルマ、そして…小さなランドセル。さらには、黄色い園児服と、それに合わせた小さな帽子まで。律の心臓がドクンと跳ねる。
「ご、ご主人様…これ…」
「黙れ、犬は勝手に吠えるな。着ろよ、律。まずは体操服からだ」
ご主人様の声は低く、逆らえない響きがあった。律は立ち上がり、震える手で制服を脱いだ。裸になると、首輪と鎖が一層目立ち、羞恥が律の肌を熱くする。ご主人様の視線が全身を舐めるように動き、律は思わず目を逸らした。
「目を逸らすな。俺の許可なく動くなよ」
「は、はい…ご主人様」
律は体操服に袖を通し、短いブルマを履いた。サイズはぴったりで、まるで律の体に合わせて作られたかのようだった。白い体操服は薄く、肌が透けそうで、ブルマは太ももを強調し、律の幼い見た目をさらに際立たせた。ご主人様が一歩近づき、ランドセルを律の背中に背負わせる。小さな赤いランドセルが、カチャリと音を立てて固定された。
「ふん、完璧だな。まるで小学生のサッカー少年だ。律、この姿で俺にどうしてほしい?」
ご主人様の声には、どこか楽しげな響きがあった。律は顔を真っ赤にし、言葉に詰まる。羞恥と期待が混ざり合い、頭がぼんやりする。
「ご、ご主人様…僕…」
「ハッキリ言えよ、律。犬はご主人様の望みをちゃんと伝えるんだ」
「…躾けて、ください…ご主人様の…犬に、してください…」
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「いい子だ。じゃあ、始めようか。まずは…体育の授業だな」
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